9月議会 補正予算は賛成多数で可決。

昨日、白山神社は「鎮座400年記念大祭」でしたので、交通安全のお守りを購入しまして、さらなる安全運転、無事故無違反としっかりとお祈りもしてまいりました。白山神社は今回の記念大祭に合わせて、子ども神輿が復活しました。神社の皆さんは地域でも看板を設置し、自治会の回覧でも告知をしたようですが、「どのくらい子どもたちが集まってくれるのか心配」だったそうです。「よかったら、ぜひ、見にきて!」とお声かけもいただき、そしてまた、松田大輔議員からも「見ておくといいかも。」とお誘いをいただきましたので、午前中には記念大祭の式典、そして午後からの子ども神輿もご一緒させていただきました。

前日までの心配は当たらずの大盛況。小学校低学年以下のお子さまを対象にしていたそうですが、子どもたちは50人近くはいたのではないか?と思います。神社で準備をされていたお揃いのハッピを着用し、何と言っても子どもたちにとっても恐らく「初めて!」の体験だったと思いますのでドキドキだったはずです。最初は「わっしょい!」と声を出すことができずに、緊張した面持ちでしたが、段々と終わりに近づくころには先導する大人とも息がぴったり!「わっしょい!わっしょい!」とビルの間に声が響くようになっていました。松田議員も後方で支援に入っておられましたが、これが終われば、「仲間と一緒に他の神社に担ぎに行く!」と話されていまして、すっかり神輿スタイルとなっておりました。

白山神社から、グリーンライブセンターの横を通過して、パルテノン多摩の正面へ、そこからパルテノン大通りを下って、ココリア前の広場から今度はサンリオピューロランド方面へ。周辺でくつろぎ中の皆さんからの注目を浴び、そしてまた親子連れからは「いいなあ!」という声もあり、一行は多摩美術大学美術館のところから再び白山神社へ戻る…という極めて安全な歩行者専用道路を担ぐコースでした。途中で休憩を取りながら約1時間をかけてまわったのですが、子どもたちには十分すぎるくらいのドキドキとワクワクの旅になったのでは?。担ぎ手の子どもたちを見守る保護者の皆さんの姿もあり、とっても賑々しく、いい雰囲気のまま白山神社まで戻ることができました。戻って、担ぎ終った時の子どもたちの笑顔を見ているだけで、うれしくなります…ということで、何十年ぶりかに復活した子ども神輿…来年にも続くといいなあ。とてもおめでたい場面に立ち合えたことは私にとってもいい思い出になりました。

ということで、今日の市議会では補正予算、昨年度決算について、教育長人事案件などが主な内容でした。補正予算では「マイナンバーを活用した各種証明書のコンビニ交付」を開始するための予算(多摩市は来秋から、まずは住民票と印鑑証明書から交付開始)に対し、修正案が提出されましたが、結果的には否決されまして、原案可決となりました。ちなみに修正案は共産党と生活者ネット・社民の会派から提出されたもの。両会派のみなさんは修正案が否決されたので、原案も否決に回りました。それ以外の会派は「原案可決」でした。私たちの会派は修正案に対しては賛成はしないで一致、原案については賛否両論あったものの、いろいろ議論をした末に原案可決で一致させました。

個人的にはパルテノン多摩の大規模改修に関する基本設計実施設計の予算に対する質疑が一つも出なかったことに驚きました。きちんと確認しておくべきことはなかったのかしら?とは思っていたのですが、一般質問などでも取り上げていた議員さんがいたからそれはそれで良かったのか…。今回の補正予算は、パルテノン多摩の大規模改修以外にも、図書館本館再整備、旧東永山小学校跡地と永山駅前のUR所有土地を交換をめざすための土地鑑定評価…という感じで、かなり重大な重要な内容が含まれていたので、もう少し質疑が活発に行われるのかなと思っていましたが、予想よりは静かだったというのが印象です。

昨年度決算については来週から始まる予算決算特別委員会に付託されます。教育長は清水哲也教育長の続投の提案でしたのでこちらも全会一致でした。固定資産評価委員の人事の提案もありましたが、こちらも可決。滞りなく議事は進んだので、明日は休会となりました。でも、明日もいろいろ打合せなどもあり、10時からは議会運営委員会が開催される予定です。