気分だけは’秋’…。

今週末は市内各神社で例大祭が行われます。私は議長として案内状をいただいている乞田八幡神社と落合白山神社へ。それ以外の神社さんにも足を運んでみたい気もありますが、それはまた来年以降にします。以前にも書いたことがありますが、「議長」という肩書きは時に個人の動きを拘束するというのか、ごく個人の関心や興味で動いたとしても…「議長が…」と見られることも多いという非常にわずらわしさのあるものでもあります。

乞田八幡神社は神輿70周年記念式典があり出席させていただきました。昭和でいえば23年、戦後復興の時代に「自由、平和」の訪れを実感し始めた地域の皆さんが、「もっと明るいことをやろう。元気になることをやろう。」という想いによって、つくられたものだとか。そんなエピソードは式典に出席して初めて聞くことができた貴重な話。神社が所有していた杉の木(森があった)を売り、その後、その山(土地)も売却して資金作りをしたそうです。当時23万円だったと伺いました。それを大事に大事に70年間担ぎ続けてきたというだけですごい。今回の秋祭りを終え、メンテナンスに出すとのことでした。

今では、こちらの例大祭については、隣接する多摩市の子育て総合センターたまっこの「秋祭り」とも一緒に開催。

実は毎年…この日は北諏訪小学校で「子どもの王国」が開催されるため、なかなか足を運べずにいたのですが、今回は他の公務とも重なり、地元の行事は’ごめんなさい’をして、「たまっこ秋祭り」も見学をさせていただきました。神社では神輿の会「青友会」のみなさんが焼きそばの屋台、地元の青少年問題協議会第三地区委員会のみなさんがかき氷やフランクフルトを販売し、親子連れで大賑わい。そして、青友会の方を先頭にした「子ども神輿」は写真やら動画をとる大人たちに囲まれながら、子どもたちがうれしそうに「わっしょい!」と声を出しながらの担いでいました・・・とても人気で、担ぎたい子どもたちが多いので2回行っていました。

お囃子の皆さんの演奏など、「たまっこ秋祭り」の来場者の皆さんが、地元のお祭りにも触れることができる機会にもなり、とてもいい交流空間が広がっていると感じました。

話は変わり…毎年、9月の第2週目と言えば、こちらもバッティングしているのが島田療育センターの「わいわい祭り」です。これもいつもはなかなか足を運べず、議長としてお招きをいただいているからこそ伺うことのできるイベントでもあります。今年は最後の見どころでもある花火までしっかりと見てまいりました。グランドで和太鼓の演奏を聴きながら、暗くなるのを待ちます。

最後のナイアガラ(これは職員さんたちが一生懸命、配線など設置しているようです)は見ごたえがあるというのか、ものすごく明るくなり、感激してしまいました。

数年以上ぶりに、お会いできた方がいらっしゃり・・・パルシステム(私も加入しているが)のチラシで「フードドライブ」の案内が入っていたので、はじめて足を運んだとおっしゃっていました。こうしたお祭りをやっていることも知らなかった。来てよかった。と感想を述べておられました。また、地域で子育てを頑張っているママにも会うことができました。「地域に開かれた地域にしていこう」と考えのもと取組んでおられる空気感のあるお祭りだったと思います。利用者の皆さんだけではなく、多くの方が訪れていると感じました。

また、桜ヶ丘中央商店会で毎年開催している定番のハートフルコンサート。本名陽子さんの出番まではいることができなかったのですが、多摩中学校の生徒の皆さんの発表まではしっかりと拝見させていただきました。14回目を重ねるコンサートです。感激したのは、一番最初の出演者アーティストのハイ・コさんが「風の谷のナウシカ」を歌ってくださったこと。私、この曲ものすごーく大好きなものですから!「歌詞がすばらしい!」子どもの頃、すごく心を打たれた曲のひとつ。