9月議会 第3回定例会開会です。

朝顔がモリモリ咲き始めています。蕾も…。うれしい朝を迎えて、今日から定例会です。いつもどおりのスタートで、開会して書報告などが行われた後に、一般質問。

岩崎議員の「香害対策」からはじまり、伊地智議員の「図書館再整備と図書館政策」、小林議員は「地域の課題と障害者の健康診断」、菅原議員の「介護保険制度」。いずれも、ていねいな事前調査やヒアリングを重ねられたうえでの質問をなさっているなあと感じました。

将来への展望を尋ねる質問について、「確定的なことを述べるのは難しい」とする答弁があり、「なるほど、上手いこと言うな」と思ったり。個人的には伊地智議員への質問の中で、図書館全体のありかたにつき「唐木田図書館の(窓口)業務委託」と「東寺方図書館の嘱託職員のみ(フォローに入っている正職員もいますが)の運営」について、改めて評価と見直しの時期に来ていると認識しているとする教育長の第一答弁を聞くことができてよかった。この件は、明日、大野議員も同じ視点で質問するとおっしゃっていましたが、いつまでたっても試行状態にある「唐木田図書館の(窓口)業務委託」に対して、しっかりと答えを出してほしいと思っています。きっと「業務委託をやめる」とする答弁は「確定的なことを述べられない」とする趣旨のもとで断言はしてもらえないと思いますが、「改めて評価と見直しの時期」ということで、「具体的な時期は方法は検討してまいります」ということでしたので、個人的には「では、一体いつまでに検討を終えるのか?」を聴いてほしいですね。

4月の補欠選挙で当選された菅原議員はかつて市議としてもベテランの大先輩として活躍されていた記憶が鮮明。復活しても切れ味の良さは変わらず。ケアマネージャーとして現場を知る立場から、介護保険制度の問題点に対して的確に質問されていました。「ロマンのある発想」で健幸都市の実現のためにも介護の現状に心を寄せるべきということには同感ですが、ただ、介護保険制度は、国の規格通りに運営することが求められる(暗に強いられる)制度でもあり、’ロマン’なんてものとはほど遠いところで日々の業務をこなすだけで精一杯なのでは?と思います。大事なことは、職員さんたちが介護の現状に心を寄せるということ、そのためには現場に出向き、現場を見ることなのかなとは感じてますが。

今日は一般質問は4名でしたので、比較的早めに終了。その後、健康福祉常任委員会での打合せがあり、「(仮称)多摩市手話言語・障害者のコミュニケーション保障条例」についてが話題でしたので、同席させていただきました。障害当事者のみなさん、支援団体の皆さんの声をもっと拾い上げていくべきとする委員会外からの議員からの意見があり、アンケート調査などを実施する予定です。委員会で実施するとは言え、議会として行うことになるため、議論の内容については把握しておいた方が良いかなと思いまして。16時前から話し合いをしたのに、終わったのは19時前。さらにそこから議会事務局職員も作業をするということでしたので、作業終了まで見守りました。委員長も最終確認が必要だと作業の状況をチェック、私はチェックが終わるまで待機しておりました。

さて、明日からの今週いっぱいまでは一般質問が続きます。一日5名ずつ登壇する予定です。今回から一般質問の通告書本文を市議会ホームペジに掲載しています。