補正予算は可決。明日は休会になりました。

今日は補正予算の審議などがありました。特に、これといって、大きな争点になるような問題もなく可決。個人的には小林憲一議員が質問をしていた「緊急輸送道路の沿道建物の耐震化」のことが気になりました。これは都の緊急輸送道路ネットワーク網を完備していくための事業です。緊急輸送道路は多摩市内では川崎街道、多摩ニュータウン通り、鎌倉街道、旧鎌倉街道がネットワークに組み込まれています。その沿道で対象となる建物(旧耐震基準で建築されたもの)は12棟。そのうち、今後、耐震化に取り組んでいく建物は4棟とのことでした。今回はそのうち1棟が工事に着手していく運びになったため計上されたということ。所有者の合意形成など、既存建物の場合には手続きには一定の時間も要します。耐震補強をするにもなかなか難しいとする事情を抱えた建物もあるとの話でした。今朝、大阪では地震が発生したので、他人事とは思えないですね。行政としても該当の建物については耐震化を進めていくサポートをして行かねばならないと考えています。

それから、市長が現在の副市長の任期満了と共に、新たな副市長人事を提案し、こちらも全会一致で同意されましたので7月以降、現企画政策部長が副市長としての任務にあたることとなります。しっかりと市政運営の要として手腕を発揮してほしいなあと期待しています。

さて、週末…ファミリーシンガーズの演奏会に出かけ、子どもたちのすばらしい歌声に触れてまいりました。「すべての子どもがどこかの場面で主役になれるように台本をつくっています。」とする合唱団を主宰されている髙山佳子先生のご挨拶に感激しました。戦争がなく平和な社会を望む私たちの心をディズニーの音楽で表現してくださいました。とてもすばらしい子どもたちの声が心にしみいりました。

私はこの土日、娘の陸上の大会で南大沢の上柚木公園陸上競技場まで行ってきました。とてもいいフィールドのように見えました。やっぱり、駐車場が必要なんだなあって思いました。駐車場は満車マークでなかなか停めるところがなく苦労しました。子どもたちの頑張る姿を見るために応援にいらっしゃっているご家族の皆さんも多く、そしてまた、何と言っても多摩地区全域から陸上部のアスリートたちが集まってくるというのはなかなかすごいこと…初めて大会観戦をした私にとっても貴重な経験で、スポーツ施設の維持のこと、活用されるための場所づくりのことなどなど考える時間にもなりました。諏訪中生が頑張っていたり、多摩市の学校の子どもたちの出番などを追いかけて応援することができました。子どもたちの清々しい姿を見ることができてよかった。

そして、私、愛宕かえで館のフラワーコンサートにも足を運びました。今年はコミュニティセンターの小さな演奏会などの情報をチェックして足を運んでみようと思っています。パルテノン多摩には足を運べなくても、近所であれば気軽に足を運べるし、そこでプロの演奏家の皆さんの奏でる音に触れることができる。

パルテノン多摩などのステージとは違って、ほんとにほんとに身近に感じることができます。バイオリニストが演奏をしながら、テーブルの間を回ってくれたりして・・・生の「音」を耳元で聴くことができるという感じ。ステージから響く音とは違う楽しみが持てるなあって思います。そしてまた、曲の紹介、作曲家のエピソードなどのトークもあり。途中でカフェブレイクがあり、その間も、バイオリンの「魂柱」の話しも聞くことができて充実したひとときでもありました。私の大好きなブラームスのハンガリー舞曲を聴くことができて大満足でした。

このコンサートはパルテノン多摩の音楽家派遣事業として行われているもの。大切なことだなって思います。やっぱり、パルテノン多摩まで足を運ぶと言うと結構一大事ですし、「日常の中の非日常」というのか、いつものコミセンがコンサート会場になるって素敵なことだなあって思うのでした。会場はもちろん一流のステージとは音の響きは異なりますが、そのことはさておきでいつものように精魂込めて演奏をしてくださる音楽家の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱい。

梅雨空がいつまで続くのかなあ…と思いますが、それとともに地震の被害がこれ以上にならないようにと祈るばかりです。突然の揺れとのことで、本当に怖いですね。地域での地震の備えはもちろんのこと、それぞれ自分でできる備えはやっておかねばという思いを一段と強くしています。市民のみなさんにも「備え」をもっとお願いしていかないといけないですね。昨日の午後、多摩市もちょっと大きめに揺れを感じましたよね。

議会は今日の議事がスムーズに運んだので、明日は休会となりました。明日は溜まっているニュースの作成など作業を進めないとね…と思っています。