一日…都内へ出張…。

2月7日。

北方領土の日。

…先日の東京都での大会に続い、今日は「北方領土返還要求全国大会」へ。会場の国立劇場は入り口で厳重なセキュリティチェックがあり、入場するまでの列…。大型バスなどでいらっしゃるグループもあり、とてもにぎやかでした。

「ぜひ、いらいてください」…だったのかどうかはわかりませんが、参加人数の関係もあり、強烈なお誘いがあったそうです。残念ながら、総理大臣が登場する式典前に次の予定があり、退席してしまいましたが、あとからインターネット上では・・・

 安倍晋三首相「平和条約問題は私とプーチン大統領が終止符を打つ」 北方領土返還大会で(2018.2.7 12:59 産経ニュース

となっていました。

国立劇場も大規模改修工事に入るとも聞いていましたので、そちらの方にも興味関心が向いておりました…。外見からはやっぱり「改修工事の必要性」がわからない。

そして、引き続きの全国市議会議長会基地協議会の理事会と総会でした。

総会では防衛問題研究家の桜林美佐さんの講演もあり、その後、基地協議会の決算、次年度予算も含めた活動方針や事業計画が承認されました。役員改選もあり、青森県三沢市議会議長さんが新たに会長に就任されました。この2年間は長崎県佐世保市議会の市岡議長さんがつとめておられ、私も佐世保市にはご縁があるもので、基地協議会の会合でお目にかかると、いつも穏やかな笑顔でご挨拶下さるのです。覚えていただいてとてもありがたく、うれしく思います。

次年度も基地関連施設が立地している自治体に対し交付される基地交付金、調整交付金は今年度並みを維持。多摩市の場合には約2600万円が交付されています。ちなみに隣の稲城市は多摩市の約10倍…こちらは「固定資産税の代替的な財政補給金」として交付されるものなので、いわゆる米軍サービス補助施設(多摩弾薬庫跡地)に対し、稲城市域の面積が広大であることを物語っています。

また、基地周辺対策経費(これは「特定防衛施設交付金」で、多摩市は対象になっていない)についても報告がありましたが、次年度から「NHK受信料免除」がなくなることについて質疑が出されました。会計検査院からそうした名目での支出は望ましくないと指摘を受けたとのことでしたが、「基地で飛行機(戦闘機)の騒音とともに暮らしている住民の立場を考慮した対応が求められる。」「あなたたち、ここに一回暮らしてみたらわかる。」と声をあげた議長さんの気持ち…きっと市民の皆さんの複雑な思いを代弁されたのだろうと思ったわけです。

自分の「まち」だけを見ていては解決できない問題、自分のところだけが良ければいいと言い切れない問題。こうした場でシェアしながら、考えていくことの必要性も感じつつ、総会終了後にはちょっとした意見・情報交換会として懇親会が開催されたので参加して、帰路に着きました。

 

千葉県木更津市の斉藤高根議長さん。それから、栃木県下野市の岩永博美議長さん。下野市議会議員は今度の4月に改選を迎えるそうで、岩永議長さんは引退されるとのこと。お若く見えるのですが、お歳を伺えば79歳とのことで…びっくり!議員をされている方は本当に若々しいといいますか、みなさんお元気ですね。また、お酒強い方が多いというイメージもありますが。岩永議長さんは熊本、私は父が長崎…「岩永」を見れば九州に違いないというのはその通りですね。「○永」と「永」がつく名前は九州方面出身者が多いと聞いたことがあります。「松永」「福永」「富永」…などなど。

 

そんなこんなで、一日を都内で過ごし、多摩市に戻ってくると「あーーーーーーーーーー、空が広い!」と思いますね。私はやっぱり多摩市の居心地の方が好きですね。