12月定例会 補正予算可決。

朝晩の冷え込みがホント身体に染み入る季節です。先日、金曜日は補正予算の審議があり、もちろん・・・全会一致で可決しています。別の場所でお会いした市民の方が「全会一致の弊害を感じている。」という意見をいただいて、考えさせられます。

さて、市役所ロビーでは「税に関する書道コンクール」の作品が飾られていて、目に飛び込んできてかなりのインパクトでした。ちょうど、補正予算の審議が終わり、市税収入などへの質疑も出されていたので余計に…。こうした書道コンクールを通じ、子どもたちは「税」をどう学んでいくのかしら?とも思いました。私が小学生の頃、「消費税」がまだなかった時代。消費税導入を議論していた国会風景だけが脳裏に焼き付いているのですが…。今はお買い物に行く時には必ず「消費税」と目にしますし、子どもたちのくらしでも「税」という言葉は小さいころから身近かなあと思います。

ところで、議会には「質問」と「質疑」があり、補正予算の場合は「質疑」です。なかなかコレ…違いを意識するのが難しいものですが、一般的には「質疑」には自分自身の意見が入ってはいけないと言われています。なので、一般質問は自分の意見や価値観を存分に盛り込んで発言ができるという意味で議員にとっては「晴れ舞台」となるわけです。

議長としては「質問」「質疑」を区別して、議事整理しなければならないかな…と思いつつ、よほど逸脱しない限り、議員さんの発言を途中で遮るというのも気がひけるというか、議長でない頃の自分を思い浮かべると、「他人のことを言えないな。」という反省もしつつで、上手な捌きをする難しさを実感しております。まだまだ技術不足…。隣で議事進行している局長もやはり「議員さん」には遠慮もありますし、温和な局長は「ピシ!」と斬ることはしませんしね。

夕刻から、多摩中央警察署で秋の全国交通安全運動に伴う優良運転者等の表彰式がありました。質疑の進捗など、議事進行によっては欠席かなと思っていましたが、無事に会議を終えたので、出席。警察署の建物というのは、行くだけで緊張します…。多摩中央署の管轄は稲城市と多摩市ですので、それぞれの市長と稲城市は北浜市議会議長さんも来賓でご一緒させていただきました。こうした式に出席をすると、私も「運転マナーに気をつけないと!」と思います。

昨日は、北諏訪地区の青少年問題協議会に出席して、午後は娘の学校の保護者会へ。いまどきの子どもたちの生態を掴むのは本当に難しい。携帯電話にスマホに、SNSに…。ため息。