たま市議会だより。

今月5日に市議会だよりが発行されております。今年度から大きさを変更し、内容も一新しています。議会だよりのコンセプトに「読み物風にする」ことも加わっており、従来のものとは少し毛色の違う内容になっているかなと思います。特に宣伝しているわけではありませんが、他の自治体議会から問い合わせがあり、視察調査にいらっしゃる方が少しずつ増えております。

今日は栃木県さくら市議会議会広報委員会のみなさんがお越しになりまして、意見交換しました。市議会に常設で「議会広報」を担当する委員会を置くところも増えつつありますね。議会からの情報発信が重視されており、せっかく発信するからには「よりよい」をめざそうという意識の高まりだとも思っています。議員は個々人の情報、言ってみれば「自分のこと」を発信することには従来からも熱心だったかもしれませんね。でも、「議会のこと」もちゃんと発信していかねばならないという意識を持ち、「議会だより」の大事さにも着目し、「従来通り」から脱皮しようとすることは大きな進歩だと思います。私が議員になった頃には考えられない意識変化。

そんなことで、多摩市議会も本当は「議会広報」についても正式委員会にしたほうがいいなと思っていますが、今はまだ「編集チーム」になっております。議会運営委員会副委員長の小林憲一議員がもうかれこれ10年以上も「議会だより改革」に取組んで下さり、その成果としての「議会だより」の刷新!小林さんが雑誌の編集をされていた経験を存分に生かしながら、メンバーを率いて下さっています。人材が大事。しかし、懸案事項は…小林さんにかわり、編集作業が出来たり、これまたかれこれ10年以上も変わっていない、「議会ポスター」(定例会の案内をコミセンなどに貼らせてもらっています)のレイアウトに携われるような人材の継続です。多摩市議会だよりにぜひご注目下さい!

さて、さくら市議会の議会広報委員会の皆様とは和気藹藹に意見交換もでき、私たちの取組みが参考になったかどうかはわかりませんが、パルテノン多摩にもお立ち寄りいただき、次の視察先、町田市議会へと向かわれたようです。若手市議会議員の会でご縁のある福田克之議員がいらっしゃり、名物「温泉パン」のおみやげをいただいてしまいました。ありがとうございます。

昼下がりはパルテノン多摩小ホールへ。しますえ・よしおさんのコンサートです。「しますえ・よしお?」という感じですよね。シャンソン歌手さんです。知り合いの方が「ぜひ!」とのことで、「たまには・・・・」と足を運びました。チケット完売、満員御礼!・・・その盛況ぶりにびっくりしました。口コミ中心にチケットを販売していったはず。すごいですよね・・・そのパワー。

しかも、お伺いしましたら、「ぜひ、多摩にいらしてもらいたい!歌っていただきたい!」との思いを持つお二方で「こすもすの会」を結成し、このコンサートを企画したのだとか。大ホールだとチケットを売るのは難しいかもしれないけれど、でも小ホールならできるかもしれない…とドキドキしながら、しますえさんと一緒にお話を進めたとのことです。

ホント、ビックリ。パルテノン多摩を運営する財団が企画、主催をし、どんなにか美しいチラシをたくさんばらまいても閑散としていて、人が入らないコンサートなどがあるというのに、この盛況ぶり!!!

やっぱり、市民ってすごい!。。。「ツボ」を知っているんですよね…きっと。パルテノン多摩の使い方としても「いい勉強」になりました。

コンサートが終わってから、ようやく今月のニュースの印刷。両面印刷ですので、意外と時間がかかります。終わったら22時くらいに。それでも予定していたことが全部完了してスッキリ。今月のニュースも「議会だより」PR号になっております!永山駅でもボチボチお配りしますので、ぜひお声かけください!