公園についての意見交換会。

公園に看板。意見交換会をやるそうです。「各地域内の公園の施設(主に遊具)を中心に意見交換」とのこと。かっこないにある「主に遊具」という点が妙に気になります。仮にも「主に遊具」であるなら、子どもたちにはどんなかたちで意見を聞いていくのかしら?と。平日昼間だと遊具で遊ぶ子どもたちは参加できないわけで…。

ホームページを見てみると、Webアンケートもやると書いてありました。11月1日からです。どんなアンケート内容であるかわかりませんが、意見交換会には参加できない方もアンケートのぞいてくださるとうれしいです。さらには回答して下さればもっとうれしいですが。いずれにせよ、公園に手づくり看板が立ててあって、意見交換会の告知をきちんとしていこうとする姿勢を感じますね。協力したいなと思います。

一方、改めて公園をぐるりと眺めてみれば、何と言う・・・・看板の多いこと。そしてまた「○○は禁止」という看板であるところが、見ようによっては感じ悪いわけですが、それくらい公園にはいろいろな形で苦情が殺到する場所であることもわかります。「子ども声がうるさい」という苦情はさすがにないと思っていますが、利用者のマナーの問題については、やはり私たち自身も考えなければいけないことですね。マナーの悪さが目についた瞬間、その場で注意し合うような関係性がなかなか生まれにくい地域社会になり、市役所には苦情が届き、そして立て看板がつけられる…居心地悪い公園になりやしないかと思うくらいに理想とはかけ離れていく感じです。残念。昔に比べて、立て看板が増えた気がするのは私だけでしょうか?

それこそ、周りを見回すと、「ごみを捨てるな」「ポイ捨て禁止」も含めて、いろいろなかたちで「禁止事項」がたくさん目に入るような気がします。時代環境ですかね…。考えさせられる今日この頃です。

さて、議会の動きを少しだけ。パルテノン多摩の大規模改修に向けては、議会内の意見をまとめていくために議員どうしお互いに会話したりとか、ちょっと顔を合わした時に意見を交わしたりなど一歩前進させていくための動きが活発です。個々の議員あるいはそれぞれの会派が主張し合うだけでは意見は対立するだけになることはいずれも重々承知なので、どこで折り合えるのか、合意点(妥協点)を見出していくことが必要です。こうした状況を他市の議員さんにお伝えすると驚かれるのですが、譲歩し合いながら「よりよい」を探っていくことは多摩市議会だと自然と行われます。市民の方からはなかなか見えてこない議会の状況かもしれませんが。「議員さんって、もっと何か偉そうなのかと思ったし、政党とかの意見を主張しあっているだけと思ったけれど、全然違うんですね。」と初めて議会を傍聴して下さった方に声をかけてもらえたのはとてもうれしいことでした。

副市長が私のところに来るたびに「チーム多摩市議会って議長はかねてから主張していることでしょう。だったら、ちゃんとまとめてね。」とおっしゃるわけですが、私がまとめようまとめようとしなくても、それぞれの議員が「今、目指さなければいけないこと」を意識し、その方向で前向きな姿勢で議論していると私は考えています。あともう少し時間はかかりそうですが、「議会が行政にケチをつけて」なんてことはありませんで、誤解ないことを願うばかりです。

10月も末になりました。いい季節なのに雨ばかり。たまには「秋探し」に行きたいなあ。