なぜ、情報を発信するか?

いよいよ衆院選…足音近づく…ポスター掲示板。昨日の最終日に選挙については補正予算が提案され、総額9,235万円でした。もちろん、これは全て国費で賄われるとは言え、私たちの税金。9月1日現在の人口は148,782人ですから、1票あたり620円ですね。投票できない娘の1票も私が投票できればいいのにな…と思いますね。確か、有権者数は昨日現在で約12万5千人と答弁していたはずなので、有権者一人当たりにすると1票あたり739円です。全国だと約640億にも上ると言われていますので、すごい金額です。投票に行き、1票を投じるということの意味、その重み…伝えていきたいなと思います。

昨日以来、私が考えているのは「なぜ、情報発信するのか?」ということで、議会のホームページは「なんてわかりにくいのか?」というところあたりから検討しないとと思っています。議会ホームページに掲載している情報のことが話題になったことをきっかけに、「議員はみな私たちのホームページを見ていない」ということを改めて確認することができたからです。私もほとんど見ていませんでしたが、最近はちょっと見るようにもしていて、「ここには何が書いてあるの?」とチェックしたりしています。今回話題になったのは委員会活動の報告ページですが、そもそも情報の掲載をチェックしている人もいなければ、見て下さっている方もほとんどいないのではないか?と思われます。これ、私が議会基本条例制定をめざす特別委員会の副委員長だった時から始めたものなんですよね。ずいぶん古い時代のこと…。その時代にはタブレット端末などなかったわけですし、SNSなんて言葉すらなかったような気もします。議会でもSNSをしようしていこうという話しについては、あまり性急に進めることは避けたいと思っておりますが、一応来年の4月をめどにという話しになっています。ずいぶん気の遠くなる話ですが、一応前向きに取り組む方向になっているので、「もっと早く」とせっつくのはやめようと思いますが、それでも時間がかかり過ぎですね。民間企業だとアウトだと思います。

「何のために発信するのか?」…というそもそも論のところも結構大事だったりして、そこを確認しながら、取り組むことも大切ですね。せっかく情報発信するのだから、「届く」ようにしなければなりません。単に「情報を掲載すればいい」という姿勢であれば、見る人も少ないのではないか?と思います。知ってほしいから情報を発信するのであれば、それなりの心得で情報を載せていかなければならないでしょう。見た目も大事。アリバイ作りで「掲載してあります」にしたいのであれば、話は別ですが。

せっかくの情報媒体も活かされていないとすれば、本当に残念。市の公式ホームページ、市議会の公式ホームページ。図書館などなど含めて、全て市民の税金で運営しているわけですから。そこに想いを馳せて、情報発信をしていくべきだと考えています。魅力的な情報発信ができるといいなと思っております。市議会も改めて情報発信の在り方など考えていく必要があると思います。考え始めればいろいろやることが多く、ホント、仕事量が増えるな…というか、事務局の仕事を増やしてしまうな…とのあたりで、私個人としては葛藤しつつ…少しずつでも改善できるところには取り組んでいきたいですね。

ぜひご意見等お寄せください!(hisaka_box@yahoo.co.jp)