なつやすみ風…。


「山の日」に対する認識が薄かったです。でも、3連休なんですね。久しぶりにゆっくり休めるかと思ったのに、まあ、いろいろありすぎて、休暇へのモチベーションが下がっております。

ちょうど休暇に入る前日は所沢市議会の総務経済常任委員会のみなさんが多摩市に視察にいらっしゃいました(写真)。「公共施設総合管理計画について等」…。議長は視察団の皆さんへの歓迎の挨拶をしたら退席するのが普通なのですが、私は他市からいらして下さった方がどんな観点で多摩市の取組みに関心を寄せ、視察地として選ぶことになったのかが気になります。そのため、できるだけ何もない限りは、せっかくいらして下さった皆さんと同席したいなあと考えております。

議会事務局で視察受入れを担当している庶務課の係長は「議長がいると、説明員(担当者)が緊張しますので…」と遠慮がちに助言くださるのですが・・・。確かに、説明する職員さんたちは、議長が同席するなんて、「それって、監視?」くらいの気持ちになるかもしれませんね。でも、視察に来る議員さんたちは、例えば「議会や議員の反応は?」あるいは「議会ではどんな議論があったの?」みたいなことも気になると思います。ただ単に事務的な取組みや事業内容を聞くだけでなく、表面的な説明だけでは見えてこないものが垣間見えるとき、「なるほどねえ」とストンと心で理解できることも多いんです。

そんなことで、所沢市議会の皆さんとも「公共施設の維持管理」問題を中心に和やかに意見交換をし、私にとっても有意義なひとときを過ごすことができました。全国的に見れば、やっぱり多摩市は学校の統廃合や公共施設の再配置問題などに積極的に取り組むグループに入っているなと感じました。もちろん、その評価、あるいは成果は別としても…。所沢市議会の皆さんとのやりとりから、市民との合意形成が難しいことはもちろんのこと、最終的には首長のリーダーシップが大事であることに共通の気づきがありましたね。

そういえば、私が議長に就任してから3カ月が過ぎ、いつもだとこの時期は次の定例会に向けた一般質問の準備をしているなあと思いおこしています。議長になると一般質問をやらないので、そのかわりにできることを探していかないと…実は心の中では、一般質問をやらないと今まで自分なりに磨いてきただろう感覚が鈍りそうなので不安です。今日は来月配布するニュース原稿を早々書き上げました。でも、いつ印刷に行けるだろう・・・とスケジュール帳とにらめっこしております。明日は最後のなつやすみ風を過ごそうと思っていますが、何をするかは秘密♪