一昨日、出席した「多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会」の要請行動で、さいたま新都心へ。国土交通省関東地方整備局へ行ってまいりました。今年度は多摩市議会議長は会計監事を仰せつかっているので。
電車で行ったほうが多分、楽かもしれない…と思いましたが、公用車で朝8時に市役所を出発し、約2時間ほどかけて到着。議長にならなければ行くことのない場所で、今まで一度も行ったことのない場所なので、これもまた勉強だなと思いつつ…。
大きなビルが立ち並び、立派でした。要請行動は促進協議会会長の高野府中市長と副会長の北浜稲城市議会議長と私、そして、各市の部長さんがズラリと並び、後ろには関係職員さんたちが控える中…行われました。道路部地域道路調整官の方に要請文を手渡ししただけの話です。調整官からは「ぜひ、財務省への要望をしっかりお願いします。ただ単に、橋梁など老朽化対応のみならず、発災時対応にも欠かせないインフラであることを強調してください。」とのアドバイス。実は、明日は高野府中市長をはじめとする事務局をやっている府中市の皆さんで財務省への要請行動をしてくださいます。整備促進に向けては「現場はしっかりと進めていきたいと考えているとはいえ、財務省はなかなか渋いんです。」と国土交通省の現場と財務省との間の折衝がなかなか厳しい…と調整官。
国の借金を思えば、そりゃ大変だろうな…と思いつつ、調整官の方からお話も伺い、約15分の面会時間は終了。一大仕事の終了となりました。
帰りの途中で公用車のドライバーさんと議会事務局長と一緒に昼食をとりましたが、市役所に戻ったのは14時ごろ。高野府中市長は「こうした地道な要請行動が大事ですから、これからも一つよろしくお願いします。」とのことでしたが、しかし、大変だなと。こうした要望要請活動を地方からも中央官庁のある東京までやってきて行っている全国自治体の市長さんや議長さんの苦労?を思えば、まだ、移動距離も短くて恵まれていると言えるかもしれませんね。
ある意味、今日はいつも以上に「議長のお役目」を感じました。行き帰りに4時間かけて、面会時間15分あまりという…それでもこうしてお伺いを立てるというか、要請をすることが重要なんだと…。
ところで、関東地方整備局の入居している合同庁舎に置かれた自動販売機のペットボトルや缶ジュースの値段が破格すぎて驚き。ペットボトルは80円、缶ジュースは80円…なぜこんなに安いんだろう?これが謎のまま帰宅したので、理由を知りたい。またいつか調べよう。今日は要請行動にプラスして「自動販売機に謎」を持てたので良し。しかし、くたびれた一日でした。