基地協議会理事会/パルテ

多摩サービス補助施設の一部が多摩市区域なので、全国市議会議長会基地協議会に所属をしています。基地や関連施設が立地する自治体の議長さんたちで構成されている協議会。会長は佐世保市議会議長です。主に何をやっているかと言えば、いわゆる「基地交付金・調整交付金」につき拡充(今は拡充と言うより、減額しないことを求める)が最も大きな活動の柱で、あとは基地や関連施設の受入れに伴う諸課題(一番分かりやすいのは騒音)などの調査を行い、必要な対策を国に求めていくことですね。多摩市の場合は確か2500万円くらいが基地交付金だったかな。市域に占める受入れ面積によりけりこの額が大きく変わってくる。年間の財政運営において、基地交付金など収入の部分が柱の一つになっている自治体もありそうですね。会長職を引き受けておられる市議会の顔ぶれからも、なるほど…と思えます。東京都では福生市議会議長は相談役として役職を担っておられます。多摩市議会は「理事」をお引き受けし、年数回の理事会に出席するのが私の仕事です。今日は88回目の理事会でしたが、北海道から南は九州地方からの理事の皆さんが集結し、「今年度の要望活動」に対する確認が行われました。ここで確認された要望書を地元の国会議員に陳情するというか、要請行動を行いましょう…と意識合わせをしたというわけです。

しかし、東北やら石川県方面やら、もちろん関西方面から参加された議長さんも今は日帰りが当たり前だそう。新幹線などができて便利になったとおっしゃっていましたが、朝早くに出発して、夜に帰着する…民間企業でも日帰り出張は当たり前なのかもしれませんが、ハードだなあと思います。議長さん方、ご年配な方も多いので、ホント体力勝負の仕事なんだなと思います。私の場合はそうした面では恵まれた環境にあるのだなと感じつつ帰路に着きました。

 

今日は、基地協議会に出席する前にパルテノン多摩・周辺施設整備等特別委員会にも出席しました。この間、いまいち腑に落ちていないというか、どういうことなのかが合点されていない「都市計画変更」「都市計画事業認可」のことが話題にし、理解を深めていくための時間でしたが、しかし目論み通りに理解が深まったかと言えば、まだよくわからないところがある、明確にならない(現段階では東京都とも調整などをしていないため明確にできない)部分がありすぎて、「ムムム…」という感じです。まだ、みなが理解して…すっきりという状況にはなっていない雰囲気でした。さらには、「市の考え」として、自らの主張を前面に押し出した説明になっていたため、「いや、そういうわけではなくて」「そんなことを聴きたいわけではなくて」と心の中で思いながら、話しを聞いていた議員さんもいたようですね(昨日の委員会の様子=動画)。委員会を進めていくというのもなかなか難しそうです。合意形成をとりつけていく、丁寧なやりとりをいかに重ねることができるか、議論を空中分解させないための采配に注目が集まっていて、市民の方からも「大丈夫なの?」とご心配の声をいただきました。「大丈夫にするしかないですよね。」というのが私の答えですが…。

「パルテ、どうする?」

私たちはパルテノン多摩を「パルテ」と短縮して呼んでいますが、これって市民にも通用するのかしら?とか思った昼下がり。

 

ところで、近隣…府中駅前再開発ビルに新しい施設がオープンしますね!今、パルテノン多摩の大規模改修でも考えているような構想が駅直結で実現するようです。見学に行かないと。加えて調布駅も再開発でトリエがオープン予定。さ、多摩市は?…と。下向いていても始まらないですね!ヒントや知恵はいろいろあると思っています。あとはそれをどう具現化していくかだけ。