今日は仕切り直しでスタートしている「パルテノン多摩・周辺施設整備等特別委員会」でした。議会案として検討している図書館との合築などに関し、実現可能性等の調査中です。調査委託をしている事業者の方と検討内容のヒアリングなど。全部で4パターンほど検討しているのですが、スケジュール、費用などもざっくりとでも明らかにするにはまだしばらく時間がかかりそう。委員会メンバーも情報収集をするなど精力的に動いています。傍聴者の方にはご遠慮いただいていて、何とも申し訳ない気持ちになっています。実際に、今日も会議があることをご存じの市民の方が傍聴にいらっしていたのをお断りしました。今回の調査委託の契約にあたっては、もう少し委託内容含めた仕様書に工夫が必要だったのかもしれないと今、思っています。「市民の傍聴」に対する決め事を予めしておけば、傍聴者をお断りすることもなかったのかもしれません。
「開かれた議会」と逆行しているとの指摘もいただいています。個人情報などを扱うような場面ではなく、議員もそれぞれ前向きに一生懸命取り組んでいるので、その様子を見ていただくことに躊躇う必要はないかなと感じます。こうした委託業務に議会が取組むのもはじめてのことなので、動いてみてわかること、発見できることばかりです。
午前中にパルテノン多摩の件について委員会は終了。6月定例会に向けた議案説明を経て、タブレット研修会でした。議場に集まり、みなで機器操作を…。みながタブレットをネット接続して不具合はないのか?なども検証しなければなりません。なにせ、接続が無線LANいわゆるWi-fi環境にはなっておりません。工事をするとすれば予算が約400万円かかり、そこまでは難しい…と。
議案書、議会に配布されていた「紙」の資料がなくなっていく。用紙節約につながること間違いなしでしょう。となると、これは行政側(せめて市長以下理事者)にも…と導入となり、議場でみんながタブレット端末の操作を駆使する時代も来る日も近い?
しかし、全員が活用もするようになれば、エライ騒ぎになりそう。みなが一斉にインターネットへの接続するとフリーズしてしまうとか…?そういう事態は起きないのかしら?ネット環境整備は今後の課題になりそうです。ちなみに議員一人当たり月々3GBまでの使用となっているので、「『通信量チェッカー』をまめにしようしてほしい」と。これまた、通信量を意識するのも意外と億劫かも。
事務局の職員にも手助けをしてもらいつつ…。
タブレットに初めて触れるという議員の皆さんは、おそるおそる画面にタッチ…。「うー」となっている方には、若い職員さん、議員が個別にレクチャー。
「これは、慣れるのには大変だ。」とため息混じりも聞こえていましたが…。他市議会での先進事例を見れば、最初はハードルが高くても、すぐに慣れて、サクサク利用できるようになり、みなが使いこなせるようになるようです。楽しみですね。
多摩市議会でもせっかくのタブレット導入なので情報発信力を高めていきたいと考えていますが。例えば、市議会のフェイスブックページなど運用するともなれば、結構、またいろいろルール決めからして大変か?!議会事務局にも大いに協力をしてもらう必要がありますので、そこは要調整になるでしょうか。さて、どうなるやら。今日は箱からIpad出してみましたが、またもう一度箱に片付けました。明後日くらいから使おうかな。意外と、持ち歩くというのも大変で、カバンが重たくなりますね。