いつもの一歩から。

さわやかな季節。多摩中央公園の木陰がやさしい。3連休から土曜日と日曜日と・・・何らかの用事で多摩センターに通いつめ、子どもたちの笑顔にたくさん出会うことができました。そして、今日は臨時議会でした。私たち議員にとっては前半2年が終わり、折り返し地点を迎え、実質、後半2年のスタートです。

それにあたり、ちょっぴり思い切ってしまいました。それは議長選に立候補するということ。最終的には、私が引き受けざるを得ないんだなと思ったので、覚悟を決めました。ここに至るまで、かなり悩ましく、綴りきれない思いが存在しています。

所属をしている会派(改革みらい)は、多摩市議会では最大会派なので、「立候補すること=議長になること」。かなりの気持ちの整理したつもりです。一般質問ができない立場になること、パルテノン多摩大規模改修問題についても継続して特別委員会に関わることができないこと(もちろん傍聴はできます)などなど・・・。これから正念場を迎えるなと思ってきたパルテノン多摩の改修問題、そこから連なる多摩センターの活性化、図書館本館再整備など諸課題に全力投球しなくっちゃ!…と気合いを入れ直していましたので、「議長」の立場からこの問題にどう向き合っていけるのか、正直、今はまだ見えていません。まずは、議会全体の議論をどう大事にしていけるか?ここに注力することが求められることでしょう。少なくとも私なりに思い描いていた後半2年間の議会活動と議員活動のイメージはガラリ変わることだけは確かです。

「質問しなくなって、本当にいいの?」とも気にしてくださる方もおられまして・・・「そう、そうなんですよね。」と思わず同意してしまいそうになったり、また、「議長に就任、おめでとう」温かいお言葉もいただいていますが、とても複雑な思いを噛みしめている自分がいたり…まだまだ覚悟と決意が甘すぎるかもしれない。

さあ、でも、後ろは振り返らず、あとは前に進むのみ。自分自身の議員活動などを振り返って、とりまとめた所信表明(20170508議長所信表明文)を原点にしていこうと考えています。副議長には三階道雄議員が就任して下さいましたが、穏やかな人あたりで、周りにもとてもよく気を配ってくださる方なので、とても心強く感じています。最初から「失敗するかどうか」を考えることは私らしくないので・・・。いつもながらの一歩から足を踏み出してみたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします!