「にぎわい」って何だ?!

こうしてキティちゃんに三越のお買い物袋の組み合わせも・・・見納めになっちゃうかなと思って、しばらく眺めておりました。私もシャッター押しているし、きっとファンの一人に見えたはず♪・・・やっぱりキティちゃんかわいいし、みんな囲んでいるし、サンリオピューロランドから帰り道の子どもも「もう一回、夢の世界」に出会えた気分になれて、この気持ちが継続したまま、京王多摩センター駅から電車に乗れるのは嬉しいことだなあって。

多摩センターの活性化とかにぎわいとか・・・今日は温かく、人通りもあって、結局、どこを捉えて「活性化」「にぎわい」って言うのかな?言えばいいのかな・・・って思ったりしました。「にぎわい」とは・・・非常にほわんとした便利言葉かもしれません。

目的さえ定まっていれば、パルテノン多摩にも人は足を運びます。今日は大ホールで玉川大学吹奏楽部の定期演奏会が行われていましたが、老若男女で熱気あふれていました。入口には町田市消防団のお花が飾られていました。いわゆる三越前の十字路のところにも、今日まで「サンリオひなまつり」でキティちゃんの顔出しパネルが置いてあって、小さい子どもだけでなく「キャー!」って駆け寄っている姿も見たりして、閑散としていて寂しいとか錆びれているという状況でなかったことは確かです。

今日は「たま広報」の発行日でしたね。市長施政方針の骨子が掲載されていました。その中で「持続可能で質の高いまちづくりの取組みを市民協働ですすめていく」とありました。そのための基盤として「市民の皆さんとの情報共有をしっかり進めていく必要があります」と書いてありました。同意します。

でも、具体的にどんな仕組みを取り入れるのか、市長はあらゆる世代に分かりやすく正確に情報が伝わる取組みを進めるとしていますが、どんなことを思い描いているのでしょうか?

周りの人には少しずつ話をしていますが、私は氷見市に学んでほしいと思います。氷見市の「市民の声、市民要望公開システム」・・・これは「持続可能で質の高いまちづくりの取組みを市民協働ですすめていく」基盤として必要不可欠です。もちろん土地柄も違う。いわゆる地域自治組織の在り様が異なっていることは容易に想像できますが、しかし、私たちにも必要な基盤だと確信します。こうした具体的なイメージを持って市長は語っているのかどうか気になっています。

「にぎわい」についても同様です。市長が思っている「にぎわい」って何だ?って思ったりします。私は思います。開発途上で空き地だらけの土地が広がっていれば・・・そこに住宅が来たり、企業が来たり・・・空き地がなくなり建物が出来てくることが「「活性化」あるいは「にぎわい」になるなって。でも空き地はいつしかなくなり、建物だらけになると・・・それまでの「活性化」とか「にぎわい」の指標や基準を変更余儀なくされる。そして、イベントも同じです。最初は物珍しくて、人が来たかもしれないけれど、いつしか飽きられてしまえば、そしてまた、定着してしまえば・・・それでおしまい。

今、多摩センターってどんな状況だと捉えているのか。それすら、議論をし、市長(行政)と議会では共通認識が図られていないのだと思っています。「パルテノン多摩を都市活性化の装置」にしたいと説明されています。それが意味するところは具体的には一体何なのか。問い詰めても、「なるほど」って思える答えが出ないことが大規模改修でズンズンと進めている既定路線に「ちょっと待って」と立ち止まりがかかってしまう理由です。もちろん、その答えを出すために行政だけでなく、議会も一緒に知恵を寄せ合う必要がある。もっと言えば、行政や議会で考えるのではなく、今さらながらですけれど・・・さらに市民も巻き込んで考えようよ!・・・というよりか、考える必要があるのではないか?って思っています。さ、明日からまた月曜日始まります。頑張りますか!