ポップカルチャーの観光地へ。

20170117

 

比較的透明度の高い空の向こうに富士山を見つつ、中野ブロードウェイへ。こちらポップカルチャーの観光地として知られる場所ですね。今まで足を運んだことがなかったのですが、ご縁をいただいて・・・・。

20170117_120170117_2

ちょうど今月9日の朝日新聞の「ひと」でもご紹介されていた丸山清人さんの個展へ。丸山さんはいわゆる・・お風呂屋さんの壁画「ペンキ絵」・・・「銭湯画」を1万枚以上も描かれてきた絵師さんです。すでにお風呂屋さんも過去の歴史的財産・・・文化遺産になってしまうかもしれませんが、多摩市でも1軒だけ営業されていたお風呂屋さんも数年前に廃業されましたね。絵師さんもそうした時代にあり、今ではもう全国に2名しかおられないのだとか。(ちなみに丸山さんは日野市にお住まいだそう)

ペンキで描いているというところがまたすばらしく。微妙な色合いもすべて熟練の技から生み出されるものであり、アクリル板に描かれた作品が小さなギャラリーにいくつも飾られておりました。日本人と言えば・・・桜・・・満開の桜の向こう側に見える富士山が描かれた一枚を見て・・・私は「早く春が来てほしい」と思ってしまいました。我が家のお風呂にはどうやら似合わないのですが、ギャラリーでは展示即売もされていて、「お風呂に飾ることもできる」いくつもの作品に「売却予定」の予約が入っているのもわかりました。

小さなギャラリーで一回りするの、時間としてはあっという間なのですが、3周もしてしまいました。まだ来週月曜日までやっているのでよかったらぜひ!(リトルハイ

そして私・・・中野ブロードウェイには初めて足を運びましたので、こちらもまた限られた時間しかなかったのですが、ぐるぐると見物してまいりました。なるほど!・・・「ポップカルチャー」と思いながら、懐かしい数々の玩具や絵本などなど見入ってしまいました。

 

そう、ポップカルチャーは外務省ホームページでも力強く発信されている日本の文化なのです!・・・そして、思い出しました・・・・こちら。もしかすると、多摩センター活性化?私たちの街の文化発信のヒントにもなりそうか?!すでにポップカルチャーは文化庁も「緊急提言」でちゃんと位置づけをするレガシーになるべき存在なのでした!多摩市からちょっと離れて、「考えふける」時間も大事ですね。多摩市がポップカルチャーの観光地になることは考えにくいかもしれませんが、でも仮にもそうなるとすれば・・・整然とした街並みとポップカルチャー・・・・このちょっぴり違和感ある組合せもまた魅力につながったりして・・・・。海外から、アジアから中野ブローウェイに足を運ぶお客様もちらほら見かけましたし・・・多摩市も第○のポップカルチャー聖地をめざす?!・・・・「街の雰囲気に合わない」と言われてあえなく撃沈すると思われますが・・・。