9月定例会 のらりくらり作戦か?!

20160905

今日の最後に順番がまわって来たけれど・・・・もう先週の遠藤ちひろさんからの、今日のトップバッターの伊地知恭子さんからの引継を受けて、パルテノン多摩の大規模改修と多摩センター活性化の質問でしたけれど、まあまあ予定通りというか、想定内の「のらりくらり作戦」により、ものすごいグッタリさせられました。ホント、「THE 公務員」・・・・ってうちの会派では失笑しましたが、議会で答弁する立場を得るためには、「のらりくらり作戦」を企てる力量も問われるのでしょうか?

多摩センターの活性化については、アクションプランを作成してほしいなあと思っていて、その必要性はちょっとは感じてくれているようですが、しかしどのように実行されていくのかな?と思います。パルテノン多摩の大規模改修のことについては、今後の市民参画の取組み予定について私が質問したことに対する市長の答弁には入っていなかったはずの「無作為抽出のアンケート」が突然、提案もしないうちから実施することになっていたりと・・・・なんか、何をやるべきで、何ができていなくて、そして何を同今後進めていくかの順位づけなんかもてんやわんやで無茶苦茶で、整理しきれいていないのではないか?・・・と思えるような状態でしたね。

ただ、今後のパルテノン多摩を運営する担い手として、多摩市文化振興財団をどうするのかしら?と思っていたことについては、今後も継続して担ってもらうことが「自然」(当然・・・ではないところに注意なんだけれど)という答弁が引き出せ、それについては12月定例会までには市民(議会)に報告できるような状況をつくる約束をしてもらったのは良かったかも。あとは、パルテノン多摩の大規模改修をスタートとして始まるのが「多摩センター地域活性化プロジェクト?」なんだか「多摩ニュータウン多摩センター地域再生プロジェクト?」なんだかよくわかりませんが、多摩センターエリアの活性化への取組みだと考えていますが、全庁的に横断的に取り組むところの責任者は「副市長」とする回答?決意表明をしていただいたので、現段階では「スケジュール通りに進めていく」と爆走していく取組みの行方をしっかり監視していきたいと思います。

大規模改修費にかかるコストが80億円。これは、パルテノン多摩という建物を安全安心に使用し続けるだけでなく、多摩センターの活性化にも貢献できる建物にするためのハード改修費用も含まれているわけで、ある意味・・・この施設改修がなぜ多摩センター活性化につながっていくのか?という設計思想なども聞いていかなければならないですね。その上で、改めて金額の妥当性も含め、見極めていく必要もあり、議会でも議論していく必要もあれば、市民とも議論し合って、「最適解」導き出していかないと。

今後、パルテノン多摩をどうやって運営していきたいのか?ここでどんなことを実施していきたいのか?・・・という事業計画づくりもしていく必要があり、これに対して意見を下さるアドバイザーも欲しいところ。とにもかくにもやらなきゃいけないことが多方面にも広がっていて、もう、なんか収集つかなくなるくらいになりそう。ちゃんとついていかないといけないなあ議会が・・・議員が・・・・。それよりまえに、庁内の取組み体制は万全なのかも心配ですね。なんか、パルテノン多摩大規模改修の担当セクションだけが「孤独に奮闘している」ように見えているので。

一応、組織体制としては「応援体制」を組んだところ?組み始めた?とする答弁はあったけれど、このまま脇目も振らずに突進していくのはやや危険かと・・・・。正確な情報の伝達、そして理解、納得から合意へ・・・・ここもまた一定の時間がかかります。今日のところは、「現行示されているスケジュールの中でやれるだけのことはやる」という気合(もあるのかないのかわからなかったけど、とりあえず、そういう気持ちでやるんだろうということで)で進んでいくんだなとは感じたものの、「急いては事をし損じる」ってこともあるからね♪・・・・と思った夕刻。

それにしても・・・「のらりくらり作戦」の思うつぼにならないようにしないといけないわ!・・・・と改めて、闘う準備と自己研鑽をつまねばならないことを自覚させられ、それはそれで良しとしましょう・・・・。しかし、この期に及んで・・・あの答弁と言うのは「仕事できてません。ちゃんとやってません。」って表明したいわけではないはずなのにって思えるほど、いただけなかったわ・・・。「これからやります。」「今後しっかり検討していきます。」「これから整理します。」って、今頃そんなこと言っていていいの?それで、ホントに間に合うと思っているの?