今日もパルテノン多摩♪

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私らしい性格と言うか、「こだわる」としつこいだけなんですけれど、相変わらずの「パルテノン多摩」話題です。今日は市議会ウオッチングの会が主催した集会に参加してまいりました。「パルテノン多摩の大規模改修に対し、市民が率直に思っていることを討議し合おう」という試みだったのだと思います。でも、行政からも副市長を筆頭にした担当部長、課長たちも参加!

フツウ?

何がフツウなのかってよくわかりませんが、この類の集会に行政の職員さんたちが顔を出すことは少ない。なおかつ、渦中に置かれている「パルテノン多摩」のことであり、さらにもっと言えば、どちらかというと大規模改修に対し否定的な、消極的な意見が飛び交うことも何となく予測でき、想定できるような会合。でも、プライベートな感じで副市長も参加するという点について、必要以上の評価をするつもりはありませんが、阿部市政の「姿勢」が体現されているような気もします。正直、顔を背けず、こうした場にも堂々と出席し、そしてまた、参加者でグループ討議になった時にも一緒にテーブルについて熱心にメモを取っている姿勢・・・・これは私は「すごく前向き!」と受け止めました。たぶん、こうした職員さんたちの姿って他自治体を見ると珍しいのではないでしょうか?多摩市しか知らなければ、評価するにも難しいのかもしれませんが、祝日にこうした場に足を運んでくる多摩市役所の姿勢を私は素直に評価すべきと感じます。

「大規模改修についてはもっと説明をしなければならない」「このご時世に約80億円というのは未来にツケを残すのでは?」・・・「文化や芸術の拠点とか発信をすると言っているけれど、市民は本当にそれを求めているのか?」「政策には優先順位があるのではないか?」などなど・・・。

現在進めている公共施設全体の見直し議論とも並行していることと整理しきれていないこと、多摩センター全体のグランドデザインが描ききれていないことへの指摘は私も頷ける点もありました。ちなみに私の次回の一般質問は、再び「パルテノン多摩と多摩センター全体の未来図」に関する議論の進捗状況を問い質していく予定なのですが、まだ質問項目を考え中です。

 

私は・・・・こう思っています。 「もし、お金に余裕があったら・・・・?パルテノン多摩の大規模改修は何の問題もなくそのまま実施していいのか?」

 

で・・・・私は、仮にお金に余裕があっても、現状のパルテノン多摩のまま、従来通りの運営、なおかつ何の発展性も感じさせない在りようを認めることはできない!って心底思っているのです。

 

「では、なくしちゃえば?廃止しちゃえば?」

 

確かにそれも選択肢かもしれませんが、私の中にはその選択肢はありません。もちろん大規模改修費用がどのくらいであるのか?そこは慎重に見極めていくことが必要であり、今、市民がざわついている「約80億円にも上る!」と一人歩きする数字については、なるべく費用を抑えるプランを提出してほしいと考えています。そして「安かろう悪かろう」みたいな工事にしては困りますし、「ちょっと無理したほうが、後々を考えると良かった」と思えるような点に対しては、その内容をきちんと説明し、お金をかけたほうがいいとも考えたりします。ただ、避けたいのは、業者さんの言うとおりにしてしまうこと、現在の利用者だけの意見になびいて使用勝手を決めてしまうこと・・・・何と言うか、やっぱり「こういう利用の仕方をしていこう、させていこう、そのために仕掛けを工夫していこう!」というデザインがないまま大規模改修の内容が決まっていきそうな危惧と不安・・・・持っています。

しかし、何となく今日の会場の雰囲気から・・・・ちょっと残念だったのは、私は「パルテノン多摩」には磨かれていない可能性があるような気がするのですが、そのことはあまり理解されないのかなあ?・・・ということ。

廃止することはもしかすると簡単かもしれないけれど、本当にそれで未来の多摩市、まちの発展はありますか?考えられますか?・・・って思う時、ここにもっと人が集まって、行き交って、交流できるような拠点が求められているはず・・・そして、市民もですが、市外からも人を呼んでこれるような場所にできるようにしたいし、しなければならない!と思うのですね。栄枯盛衰・・・とは言え、「やっぱり多摩市が枯れてしまうのは悲しい」。

 

「パルテノン多摩、やっぱり大規模改修してよかった」と思われるようにしたい。そのために提案をしていきたいと考えています。

もちろん、私・・・今の進め方には賛成しがたいところもあります。何せ、すべき議論が全くすっ飛ばされて・・・基本計画策定の議論が先行している気がするので。そして、基本計画策定に関わっているメンバーの皆さんからの意見が一体どこにたどり着いていくのか・・・が見えてこないから。きっと本来は「そもそもパルテノン多摩って必要なの?」・・・何のために?みたいな根幹の議論に時間をかけるべきなのでしょうね。議会でもまだまだそこまでには至っていないというか、個人的にはあれこれ議場でも述べてはいるものの、議会として意見が集約され,収斂されているとは言えません。このあたりは改めて確認も含めて、今後の取組みがどうなっていくか要注目です。

 

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トレーノ・ノッテ・・・4階の喫茶コーナーです。中からは入りづらい。外からも、何となく暗がりになっていて・・・近寄りやすいとは言えない。でも、ここ・・・先日パルテノン多摩のキッズファクトリーで「多摩焼」をやっていましたが、その作品が展示されていました!

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親子で作品づくり。しかも「多摩ニュータウンの土」も含有している土からの作品。記念ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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それとは別に・・・実はトレーノ・ノッテさんのところでは多摩焼が販売されているんですよ♪ぜひご覧ください。「多摩焼」を長年リードしていらした水野さん!・・・「これを多摩市のちょっとしたお土産品にしたい」っておっしゃっていましたが、小さい作品はちょっとしたプレゼントに喜ばれるかな。そんな夢・・・応援できるパルテノン多摩になればいいのに。キッズファクトリーならぬ、シニアファクトリー♪

 

さて、最後・・・。この間、写真を撮り忘れていた多摩中央公園の公衆トイレです。暗くて鬱蒼としている感じもあるんですが、実は、かなりデザインされた建造物なんですよね。わかります?男子と女子トイレの間のところに木が植わっていて・・・・なんか、この光の加減が結構素敵だったりします。いちいちに「おしゃれ」といえば「おしゃれ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

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と・・・今日もそんな一日と、あとは地域へ一部ポスティングも実施しました。「議員さんはお盆休みとかあるんですか?」と尋ねられましたが、「休みにしよう!」と心に固く決めれば休みになりますが、そうでもしない限り・・・結局・・・いつもナンヤカンヤ「休みなし」です。

 

今日は山の日。私は登山はしませんが、多摩中央公園で木々の中を歩きながら、木漏れ日を感じることができ、心地よい一日でした。