会派で江戸川競艇場に行ってまいりました。私が議員になった頃は、1年に1度くらいは全議員(に近い人数?)で江戸川競艇場に行く機会があり、見学視察などをさせていただいた記憶もあります。
でも・・・実は「江戸川競艇場には行ったことがない」という議員の方が多くなっていると思いますし、私の会派でも7名のうち3名しか実際に足を運んだことがないという状況でした。私は改選前に三市収益事業組合の議員をやっていたご縁もあり、ちょっとだけ江戸川競艇場のことにも詳しくなれましたが、多摩市が関わっている一部事務組合であり、収益事業とは言え、場所柄的にも全く身近とは言えない競艇場を意識することは「知らなければほぼゼロに等しい」のではないか?と思うのでした。
江戸川競艇場ではユニークなアートミュージアムがあり、見学ツアーをやったりとファンを増やす努力をしていたり、あるいは施設改修なども行い、「レディースルーム」を設けたり、禁煙喫煙の場所を分ける、入場料にランクをつけて、ゆったり観戦できるシート、カラオケルームなどもあり・・・と工夫もされています。今は電話投票などもできるため、実際に競艇場まで足を運ばなくてもレースに参加することができ、来場者としては横ばいか減少傾向になっているのが現状。
平日昼間・・・ということもあったのかもしれませんが、やはり、私たちが場内を見学させていただいた際にも「ほぼ女性の姿は見当たらず」というのは、何となくイメージ通り・・・なところでしょうか?
ところで、三市収益事業組合の運営事情についても説明をいただいたのですが、収益の中から多摩市が受け取っている配分金は2000万円。しかし、そのうち1000万円は「基金」の取り崩しにより対応しているとの話でした。基金も過去からの収益を積立してきたものであり、それを取り崩して配分金にあてることは何んら問題なし・・・とする理屈もあるやに思うわけですが、しかし、公営競技(ボートレース)の運営から完全撤退の道をひいていくことは正直困難であることを考えると、財政運営上「一定の基金」を確保しておくことが望ましいと思われます。今後の、三市収益事業組合の運営と言うか、経営をどう考えていくか?実は私たち多摩市議会でも少しは意識していかねばならない気がします。
モーターボートが目の前を通過するときの音は・・・・たまーに聞く分には、非日常で、珍しい感じもあり、心地よいですよ。嫌いではありません。