その思い・・・誰がつなぐ?どうつなぐ?

20160414

落合鶴牧商店街の「カフェ グリーン」さんにおじゃまして来ました。ずっと行きたいと思っていたお店の一つ。「地域で子育てを支える」というお題で議論してみようという集まりがあり、顔を出し、ついでに?というか、こっちがメンイ・・・手づくりのおいしいお料理をいただいてまいりました。諏訪商店街のタマラボさんが昨年末に閉店してしまい、団地内近隣商店街のおしゃれなカフェがなくなり寂しい思いをしていた私にとって、この場所は新たなオアシスのような存在!って思いました。

お店のオーナーでお料理をしてくださるのは地域にお住まいの佐藤さん。「ここで生計を立ててやっていく」となるととっても難しいとお話をされていて、やはり経営は決してラクチンなわけではなく、様々な工夫をされているお話しも伺いました。そもそも大規模大々的な宣伝もできないため、お店を知ってもらうのは口コミ。浸透させ、地域に根付いたお店になっていくためにはまだまだ3年では足りないとの実感をお持ちのようでした。単にカフェを経営することだけではなく、地域の人をつなげ、ここでホッとできる場を提供していきたい・・と子育ての経験も踏まえて悩んでいるママや子どもたちに対する’ママ目線’がとても優しい佐藤さんの話を伺って、やや涙腺緩んでしまいました。

仕事しなければならない、忙しい、でも子育てもちゃんとやりたい、子どもにも関わってあげたい、なるべく添加物のなく栄養満点でバランスのいい食事を出したいけれど、そこまでこだわって調理できる時間がなくてどうしてもお惣菜を買ってしまう・・・その気持ちすごく理解ができる私ですが、同じような葛藤の中で日々をやりくりしているママたちのサポート・・・欲しい!って私は思います。桜ヶ丘ではご近所つながりを活かして、「おかえりごはん」という取組みも始まっていることを知りました。「子ども食堂」とはまた一味違った取組みのようです。要注目♪

それにしても、働かざる者食うべからず・・・ではないですが、私の世代やもっと若い世代は将来に対して非常に不安感が高い。「保育園落ちた。死ね。」・・・・多摩市にも そんな気持ちでいるママたちがいるよね・・・という話題にのぼる一方で、「子どもにとってママの存在の大きさ」にも話題が及び、私も自分の子 育てを振り返ってしまいました。「子育てを頑張りすぎて」・・・親も子も苦しむことって少なくないですね・・・きっと。

おいしいお食事とハードな議論・・・ということで、女性の活躍推進についてもは、「働け!」と強制されるような印象、子どもが小さいときは一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っている人たちの気持ちは尊重されないんだろうか・・・という意見等なども出ていました。ホント、その通りですよね。一人ひとりの生き方が尊重されるようになっていく、そのための仕組みや制度が必要ですよね。

というわけでこうした取組み、そこにある思いがつながっていくこと・・・少しずつみんなの「できる」を持ち寄る・・・もっと何かカタチにできそうなのになあ・・・そんな話し合いの場でした。参加者は子育て関係、高齢者をサポートするような職場で仕事をされている方などを中心。みなさんが「ケア」に関わって、実際に活動されていることが共通項です。話し合いで終わらせないためにどうするか?ここが肝ですよね。焦らず少しずつ。

20160415

一ヶ月遅れで・・・バースデーケーキをいただく。生クリームを胸焼け手前まで食べる・・・このさじ加減と言うか塩梅がなかなか良いのですね。自分の気分や体調と相談しながら、ケーキバイキングで「おいしいまま」終了させるコツと言うか・・・。おいしくいただきました♪