「緊急事態条項」を学ぶ。

 

 20160203

今日は多摩市議会議員の有志にて「緊急事態条項」について勉強会。たまたまタイミングよく、前日毎日新聞夕刊の特集記事にコメントされている小口幸人弁護士が講師にお招きすることができました。基礎的なことをきちんと学んでいくことの必要性を感じながら、今日学んだことをきちんと人にも話せるようにならなくちゃと思った次第です。

「学んだことを人にも伝えられる」よう…ここって、常に意識をしていることです。

ここは多分、議会での質疑応答などでも同じことが言えるわけで、議員も問われ、そしてまた答弁する側の部長さんたちには特に求められるところですね。議会質問などの調整に来るのは課長や係長・・・でも答弁に立つのは部長・・・・事前に意見交換をしていた時には「理解が深まったかな」と意思疎通できたと思っていても、実際の答弁を聞くと「ええっ!」と思うことも多々あるので。

議員の場合には自分の興味関心の領域については深堀していく・・・ことも可能ですが、人事異動がある職員さんたちはやっぱり大変ですね。特に畑違いや、はじめて分野のところにポーンと異動させられた部長さんたちは議会答弁の前に必死に勉強するらしいです(たぶん)。のんびりしていた時代とは違い、目まぐるしくいろいろな状況が変化していくので、かつて携わったことのある分野であっても、当時と今とでは全く取り組んでいることも違えば、内容も異なっているということは珍しくありません。大変ですね。

さて、「緊急事態条項」のこと。国会での論戦も、テレビなどでも討論などを見ていても・・・何かどこか雲の上の出来事のような感覚でしか受け止められなかったり、他人事のようにしか目に映らなかったり・・・難しいことだなって先入観を持ってしまいがちな話題。まずは、意識をちょっと変えていくというか、向けてもらうというか・・・ここが大切かな。でも、そこが最難関で、なかなか難しいのですが・・・・。夏には参院選挙ですね。政治を身近にすると言いながらも、なかなかそこに一石を投じきっていないな・・・私・・・と思った夜でした。