今日は、「戦争させない多摩市議会議員有志の会」の第一回目学習会でした。「安保法案ちょっと待って?」「安保法案反対」という気持ちのある議員が集まって街宣活動など実施してきましたが、国会での法案採決の後、活動が一時休止・・・・しかし、やっぱりこのまま停止してしまうのではなく、継続していくこととなり、この機会にみんなで学んじゃおう!・・・という企画です。有志の会に参加していない自民党系、公明党の会派の皆様にもお声をかけてみましたが、残念ながら参加はいただけず、ちょっと残念。
学習会の内容は「憲法を学ぶ」・・・ということになあ・・・。
というわけで、各地域で絶賛開催している憲法カフェのダイジェスト版でとてもわかりやすく「立憲主義」のことを解説してくださり、私たち議員一同、「武井さんのように市民の皆さんに話すことができたらなあ。」と思ったわけです。難しいことを小難しく伝えることは誰でもできるのですが、難しいことをわかりやすく伝えるというのはとっても難しいことなんです。非常に明解な解説に私たちが自学自習で学び、何となく知っていたこと等もクリアになったのではないかな?と思える内容。
「立憲主義って何ですか?」
実は、知っているようで・・・この言葉をわかりやすく説明しなさい!なんて言われると、正直言葉に詰まってしまう気がしませんか?憲法を守らなければならないのは誰ですか?憲法が縛っているのは誰?憲法と法律の違いは何?・・・学んでいるようで学んでいないというか、知っているようで知っていないというか・・・そんな気がしませんか?何となく知ったイメージで世の中にある情報を受け止めていることが少なくないような・・・・
もう一度学び直すことって、復習するだけでもとても大切。今日の憲法カフェを通じてますます確信してしまいました。ぜひ、憲法カフェに集ってほしいな。集う人を一人でも多く広げたいなあと思います。正しく理解することから始めなくてはいけないと思うので。まず、憲法に書いてあることを私たちがもう一度確認をして、それから、今・・・政治の現場で起きているさまざまなこと、国会で繰り広げられている論戦?見直してみる。私もまだまだ勉強しないとって思います。
戦争反対と唱える自由もあれば、戦争に賛意を唱える自由も今は保障されている・・・でも、これが当たり前ではない状況になったらどうしよう?・・・「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」の皆さんが訴えているのは、両者の自由をちゃんと確保できる社会を守るということなんです。やや誤解も多く、護憲派弁護士の集まりではないか?とも言われるようですが、決してそうではないと武井さんもおっしゃっていました。私たちにとって自由が守られるってどんなことなんだろう?
実は突きつけられているのはココなのかもしれませんね。そもそも「自由」ってどんなことなのか?・・・ってことも同時に考えるべきことかもしれませんが。多摩市内で憲法カフェやってみたいというかたご連絡いただければ、セッティングなどいたしますので、お声かけくださいね。