2010年12月31日
しなやかな強さを!
あと30分で2011年です。私の心に残る風景をおさめた1枚です。小学校の頃に転んだ場所。ケイドロ?ドロケイ?をした場所。急斜面で危ないんですが、この危なさが子ども心にはたまらない!
さぁ・・・どこでしょう?ずーっと向こうの階段の上の方に希望の光が見える気がします。ちょっといい写真だと勝手に思っています。
一歩一歩、大切に階段を上りました。懐かしいこの場所を久しぶりに歩きました。あんまり歩いている人いないんだろうなあと思いながら。とっても急なので、高齢者などには不向きです。危険な場所かもしれません。
ここは・・・諏訪2丁目です。ようやく建替え組合が設立されて、いよいよ全国初、最大規模の建替えプロジェクトが本格化します。私がかつて遊んだこの場所もこの風景も・・・・新しくなるんだろうなあ・・・とちょっと寂しいかも。
今日はある方に・・・・「しなやかな強さを!」とアドバイスをいただきました。議員になって9年目が終わろうとしています。新年あけると・・・4月に迎える改選を目指して、活動が本格化します。何のために活動をしてきたのか、何のために活動を続けるのか・・・やっぱり原点を見失わず、もう一度自分自身を見つめ直すことが必要だと感じています。
「しなやかな強さ!」・・・新年の抱負に決めました。
2010年12月28日
年末を迎えて
クリスマスイブに議会が終わり。体調下降気味でサンタクロースを待っていた娘には願いどおりのプレゼント。そのおかげで週末休んで、今日が保育園最終日でした。
私は・・・・日曜日の西東京市議会議員選挙結果に、ものすごく考えさせられて、選挙の怖さ、有権者の反応、政権政党に所属しているということの責任を感じさせられて、心がとても重たくなってしまう・・・・。
というわけで年末。年賀状をようやっと注文したり、お掃除をしたり、レポートを作成したり・・・西東京市の選挙結果を受けて、他自治体の議員さん、または新人で立候補予定の方から、支援者の方からも心配の連絡をいただいたりして・・・しっかりと頑張らなくちゃ!・・・・というよりも、何だか選挙の怖さに身震いが。
多摩市の市議選で問われるのは、市長が交代してからの一年がどうだったのか・・・ということで、国政での政権交代とその風景が何となく重なりすぎてしまうのがなぁ・・・とため息。がんばらなくっちゃ!それに市長にもしっかりとリーダーシップとってもらわなくっちゃ・・・そのための檄がちゃんと市長に通じていればいいけれど。
それにしても、いまどきの子どものおもちゃは素晴らしい。シルバニアファミリーなども私の時代よりもものすごいグレードアップしていて、その充実ぶりに感心する一方で・・・・こんなにも全ての準備が整っていると、遊びの知恵や工夫なども持ち方が物の無い時代とは違うんだろうなあと思ってみたり。物がそろい過ぎない方が子どもにはいいかもしれません。その中で育まれる想像力がありそうです。なので、適度な不足感が子どもにとっては必要なものかも・・・と思いながら、おもちゃ売り場を歩いたクリスマスでした。
2010年12月15日
バランスを欠く議論ではなく。
今日は子ども教育常任委員会。パルテノン多摩、アクアブルー(総合福祉センター)、八ヶ岳少年自然の家の来年4月以降の指定管理者を決定の議決に先立っての条例審査、それから国の保育制度改革に対する意見書の提出を求める陳情の審査が行われました。
委員会などで議論をしていてつくづく感じ、そしてまた考えさせられているのは「議会の役割って何なんだろう?」ということ。議会基本条例を制定したからなおさらかもしれませんが、「議会が責任を持った議論をする」とか「全市的な視点で物事考える」ことを徹底追及するとなれば、党利党略とか、自己保身とか脱皮して・・・・独り善がりにならないで公平に、公正に、そして冷静に・・・・と意見交換や協議をじっくりと積み重ねていくことがますます求められ必要になります。
特に今日は保育制度改革に対する意見書の議論をしながらそう思いました。陳情者は国が現在進めている「子ども・子育て・新システム(案)」に対する危機感から、「現行保育制度を守る」という視点での意見書提出を求めていました。確かに私も「保育制度を守る」という観点を真っ向から否定するわけではありません。ただ、私は「現行保育制度」がその水準でいいのか?という視点も持つべきであって、今の保育制度を守ることを求めてしまってもいいのだろうか?今よりももっといい制度設計を目指すことができるなら、「現行保育制度を死守」とするよりか、具体的に「現行制度内容の改善点」も示しながら、保育制度の拡充と国の示している‘新システム’とやらに物申した方がいいのではないか?と思ったのです。
国の制度改革が現行制度を改悪するものだ!と鼻から決めつけることは避けたい・・・というのは民主党が政権をとっているから言うわけではありませんが、今の制度改革の一つの目玉になっている「幼保一元化・一体化」については、保育制度改革の視点のみで考えるべきではないでしょう。学校教育法=幼稚園に対する改革の視点も同時に議論をし、そしてまた、保育所にも幼稚園にも通っていない子どもたちへの視点も入れ込みながら考えていくべき内容。保育制度だけが守られればいいということにはならないと考えるのです。
なので、「保育制度改革に対して」だけ国に意見書を出すのでは不十分。多摩市議会として出すべきは、「子ども・子育て・新システム(案)」全体に視野を広げた中での意見とすべきだと感じました。なので、今日はそのことを主張して・・・・委員会として私たちの任期中・・・・来年3月議会には何らかの意見書をあげていくために調査?勉強会?意見交換をするとの合意にたどり着くことができました。委員長には議論をまとめてもらって感謝です。
陳情者の立場のみを考えれば、ストレートに要望を受け止めて意見書提出に結び付けることができたら良かったのかもしれませんし、そうすることが簡単だったかもしれません。が、やっぱり議会としてはもっと大きな視野で捉えたいというのが私の意見。このことが陳情された皆さんにどう受け止められただろう・・・・と思いながら、協議を終えたのでした。
「閑話休題・余話」 請願や陳情とか・・・・地域から気運、ムーブメントを醸成していこうということで、例えば政党中央本部などから地域それぞれの議員などに意見書ひな形みたいなものが提示されることも少なくありません。自治体議会から意見書をあげる動きは国を動かすため、国会での審議などをスムーズに展開させていこうとする動きを創るために各政党などが意図的に行うこともあります。もちろん市民団体が各自治体議会に働きかけをしながら、国に声を届けていこうとする市民運動型のものありますが、それはゴクゴク稀で、多くの場合は中央からのトップダウンで地域で対応している場合も多いです。
何はともあれ、私としては例えば現行制度そのものを見たって面積基準とか人員配置の基準とか「今のままでいいの?」と感じる部分もなきにしもあらず。そもそも国が決めてしまうことってどうなの?と思うこともあれば、これらの基準を決めたのはいつの昔のこと?・・・という風にも思います。「落ち着きのない子どもたちが増えている」なんてことが言われている昨今・・・ますますますます手厚い人員配置も必要です!
多摩市は他自治体よりも随分と手厚く保育の質の維持や向上を目指して取り組んでいることは事実で、もちろん中には「まだまだ不十分」との指摘もあるとは思いますが、私自身は今の中では精一杯やっているし、他自治体に比べれば評価してもいいと考えています。ですので、多摩市のような自治体が「より地域に裁量を持たせ、より実態に合った子育て施策を展開させる」という視点で国から権限をある程度委ねられることは希望があり、可能性もあるなと感じますが、これがスタンダードではないことが悲惨なのです。つまり、安易に国が制度改革を進め、各自治体に裁量を委ねてしまったとき、そこに当然見えてくるだろう「差違」をどう受け止めるのかが問われるのです。
そんな観点も含めて、私たちは議論していきたいものです。多摩市では「保育制度の改革」云々とは別としても保育の質を担保していくための「多摩市基準」ガイドラインを策定する必要性を認識していて、すでに三鷹市の「保育所ガイドライン」などの調査をしているのだとか。
とりあえず、多摩市としてはていねいに進めていきたいと考えていることが確認できてよかった。地域主権というのはさまざまな分野において「多摩市基準」「TAMAガイドライン」を要請するもので、これらなくしては取り組みを進めることすらできないとも言えます。
阿部市長が掲げる地域主権、市民主権、市民自治の実現は「多摩市基準」の策定から始まりそうですね。ということで、つまりは「多摩市基準」なるものを決めるとすれば、そこに大いに議会も加わり、一緒に議論をしなければいけないということとなります。
「脱・ひとりよがり」
これが私たち議員に求められる古くて新しいキーワードになるに違いないと・・・独り善がりに思っていたりする夜でした。何のために議論をするのか・・・自分の意見を相手にわからせるためではなく、自分が相手の意見を理解するために議論をする・・・という視点が大事かもなあと。何事にもやっぱりバランスが大事。
2010年12月14日
20年後のことを考えて・・・と言われても。
今日は朝一番で会派で明後日から2日間の日程で開催される特別委員会に先立ち、「第5次基本構想」についてのヒアリングを行いました。
第5次基本構想・・・というのは、来年度からスタートする多摩市のまちづくりのベースになる考え方のこと。実は地方自治法改正の議論では基本構想(総合計画)策定に対する義務については撤廃とされているものの・・・国会での審議が宙ぶらりんになっているのが現状のよう。なので、とりあえず指針としての基本構想やら総合計画を策定するというのが多摩市の方針になっています。
ということで、今回の基本構想はなんと!20年のビジョンを描き、将来都市像を「みんなが笑顔 いのちにぎわうまち 多摩」となっています。
でも、20年後・・・私・・・・53歳・・・・・一体どんな社会になり世の中になっているのかが全く想像できず。想像力がないだけかもしれませんが、20年後の都市像・・・・これを実現するために一体何をどうすればいいのか・・・・・。
いまいち、悩みのどん底に陥りそうな感じ。
ちなみに今の第4次基本構想では「市民(わたし)が主役のまち・多摩~夢と希望をかなえる“手づくり”ステージのまち~」が将来都市像に掲げられていて、その実現期限は・・・・今年度末。
どうでしょうか?市民の実感は?そうなっています?
・・・・という疑問がふつふつと心に浮かんでは消え・・・・・浮かんでは消え・・・・としているので、ますます明後日から議論することになっている第5次基本構想なるものの必要性と意味と意義に100%納得することができず、釈然としないのです。特別委員会では1人発言時間が10分間になっているのですが、十分な議論を尽くすともなれば10分そこそこでは何ともならなそう。
多摩市には自治基本条例があって、とても立派な前文がありますし、これさえあれば十分とも思いますが、やっぱりそういうわけにもいかないのでしょうか?
私たちが暮らす多摩市は、太陽の光あふれる、緑豊かなまちです。
私たちは、ここに集い、あるいは生まれ育ち、学び働き、暮らし、生涯を終え、それぞれの歴史を刻み、文化を育んでいます。
私たちは、先人の英知とたゆまぬ努力によって発展してきた大切なこのまちを、より暮らしやすくするとともに、次の世代へ引き継ぐために、ともに力をあわせて自ら築いていかなければなりません。
そのためには、市民が、市民の手で、市民の責任で主体的にまちづくりにかかわることが大切です。
このため、私たちは、一人ひとりの人権を尊重しつつ責任を分かち合うとともに、誰もがまちづくりに参画することによって、私たちのまちの自治を推進し、それぞれの持つ個性や能力がまちづくりに発揮される地域社会の実現をめざし、ここに多摩市自治基本条例を制定します。
もう一度、基本構想を読み返したり、5年間の財政見通しの資料、人口動態に関する資料などにも目を通して見たのですが、考えれば考えるほど・・・「20年後」がわからなくなってきます。というよりかわかりたくないなあという気になっているのかもしれませんが、とにかく財政見通しで言えば、税制改正その他もあり読み切れない部分があるとしても・・・来年度から予測されている財源不足に一体どうたいおうするのかとブルーな気持ちになるのが正直なところ。「笑顔と言われてもねえ。」・・・・多摩ニュータウン60年を刻んだ我が街はどうなっているのかを考えてみるだけでも少々気持ちが重苦しくなったりして。
でも、その重苦しさを克服するために、何か対策を立てなくちゃいけない!そのために汗かかなくてはいけない!ということなのでしょう。
と言っても、やっぱり「20年後、私・・・53歳」をイメージすることに心理的ハードルがものすごい高かったりするのです。
2010年12月09日
今日は一休みで。
昨日は予定していた議事進行が速やかに進んだので、今日は休会になりました。なので、私はポスティングと夕刻には民主党の街頭宣伝活動を。
で、午前中は何をしていたかと言うと・・・ひたすら片づけ&掃除。
実は、これはかなり気分転換。「また、使うかもしれない。」とか「また、見るかもしれない。」とか「いつかまた着るかもしれない。」という気持ちを抑え込んでは、ひたすら一定期間使わなかったと思われるものを「捨てる!!」。
整理整頓の極意は「捨てる」。これができるかどうかで大きく違ってくるのだそうです。結構、整理整頓には時間もかかりますが、やり始めればとても楽しい作業で、あっという間に時間が過ぎるのです。それでいて、自己満足なのですが達成感もあります。
というわけで、掃除は「ママの趣味」ということになっています。
「すぐ、捨てちゃうんだもん。まあ、いいけどさあ。ママったら、もぉー。」
「でも、ちゃんと片づけないと何でもある場所がわからなくなっちゃうし。」
との会話が続く我が家には「けん玉ブーム」が到来しています。秘かに練習してしまいました。でも、子どものときの方が上手だったなあ。
明日は総務委員会があります。傍聴に行く予定です。
2010年11月19日
一般質問の作成とか。
今日は一般質問の作成をしなければいけないと情報収集に。市役所に出かけて、ヒアリングをして、それからまた市民の方にお会いしてヒアリングをして、電話をしたりして・・・・夕方近くにパソコンに向いて入力作業をしていたら、なぜかパソコンがフリーズしてしまったり。「風邪をひくのは私だけで十分!」と思いながら、「こんな時に故障しないでね~。」などと言い聞かせながら、作業続行中・・・。
途中で保育園にお迎え、家事の時間があって、ようやっとまた再開。そして夜を迎えています。でも、まだ質問項目が頭の中に散らかっているので整理整頓しないといけません。
明日は北諏訪小学校の展覧会。国際交流センターの「国際フェスタ」と阿部市長のタウンミーティングが企画されているようなので、そちらにもできたら顔を出したいなあと思っているのですが、久方ぶりの来客もあるので、時間の余裕がどこまであるかなあと考えているところです。
そう、今日も職員の災害時の参集訓練が行われていたようです。自宅から徒歩で歩いてきたという職員に出会いました。多摩市内に住んでいる職員は少ないので、みんなものすごい遠方から歩いてきているのかと思うと・・・・天気が良くて救われるよなあ・・・よかったとなんだかこちらまでホッとします。とはいえ、天候はいつどんな時でも選ぶことはできませんが。
それにしてもあっという間に年末まで一ヶ月半となりました。信じられない。12月定例会が直前だというのも、来週月曜日には市長からの定例会前の議案説明会、そして一般質問通告書の〆切が水曜日と慌ただしい日程が迫り、「いよいよだなあ。」と感じていますが、何をしたのかしていないのかがわからないままに時間だけが過ぎていく気がして怖いくらい。
クリスマスにサンタクロースと年末のイベントに向けて、我が家ではツリーを飾ったところです。街中はイルミネーションなどクリスマス・冬モードに入っているので、いつもより早くツリーを飾り準備万端なのです。ツリーを飾ったり、家の中の飾り物をクリスマスモードにチェンジしたりするほんの少しの時間が私にとっては気分転換になっています。
2010年11月17日
「お蔵入り」している成果物
職員といろいろと意見交換をしている中で・・・・時々古い記憶の話が出てくることが。多摩市では児童館は今後も直営施設として運営する方向が示されているので、ちょっぴりそこに関心を寄せながら、話を伺っています。今、あり方について議論がされているとかされていないとかっていう話も。
で、あるところで聴いたのが「児童館のあり方について、プロジェクトチームがまとめた報告書があるはず。」ということ。
早速、担当に問い合わせてみたところ、すっかりと埃もかぶらずに綴じられて保存文書にはなっていたのかもしれませんが、平成16年9月に「児童館・学童クラブ運営検討委員会」報告書がやっと発掘されたところです。
その内容を見てみると、これがまた素晴らしい内容。「当時、確か現場の職員たちがまとめたものだ。」と聞いていたわけですが、「この内容が実践されていたら。」と思うようなことばかり。なぜなら、厚生労働省の社会保障審議会少子化対策特別部会の昨年の議論でも「児童館」が話題になっているのですが、それに先んじている内容、さらには杉並区でも「児童館等のあり方検討報告書」が平成18年12月にまとめられているわけですが、はるかそれにも2年も先んじて多摩市では議論されていたわけです。多摩市の場合と杉並区の場合で異なるのは、おそらく多摩市の報告書は現場職員のワーキングチームだけで取り組んだ内容、杉並区の報告書によれば利用している市民なども参加をしながら報告書をまとめているところ。つまりは最終成果物の位置づけとして、杉並区の場合は市民が参加している以上「お蔵入り」させることはできない、でも、多摩市の場合は単なる内部検討にすぎないので「それはそれ」として片づけてしまっても市民は誰も気がつかない・・・となるのでしょうか?
これ、ものすごい「もったいない話」。
従前は「職員は宝」「職員の英知を結集する」ということを‘耳にタコ’くらいに聞かされていたのに、職員の英知とも言える内部検討報告書が全く日の目を見ないでそのままになっているとしたら、「英知の結集」、苦労の泡・・・・ひいては、「どうせやっても無駄」なんてことになれば職員のモチベーションが下がり、落ち込むことは目に見えています。
というわけで、平成16年9月当時から考えてみれば、担当課長も数名は交替しているわけで、当たり前のことですが、今の課長さんも「知るわけがない」、なおかつ今の部長さんだって交替しているから「知るわけがない」というわけで、とりあえず、私は封印されていた成果物である「児童館・学童クラブ運営検討委員会」の報告書についてまずは目を通してもらうことをお願いしなければと思っています。忙しいさなかに目を通すということを必須にするためには「議会での質問」が一番。なので一般質問で少し採り上げてみるかなあと検討中。
今回12月定例会からは議会基本条例に基づいて、いよいよ市長等が反問権を行使して、議員に対して回答を求めることができるような活発な意見交換が期待できる?!なので、一般質問の準備をするにしてもちょっと念入りさが必要。そう思うと・・・一般質問を作成する議員にも緊張感がありますね。市長には「人を選んで」反問せぬようにお願いしなければなりません。(笑)
2010年10月26日
墓守娘の話。
買ったばかりに近いプリンターが朝から故障。ヘルプセンターにアクセスしてわかること全ての手立てを施したのに・・・復旧せず。点検に出さないと。
こんな時にどうしてもプリントアウトしたいものがあるのがめぐりあわせ。全くついていないなあという一日の始まりでした。
今日は中高の後輩である寺尾紗穂ちゃんと会いました。彼女は2歳、1歳の娘の子育てをしながら、3人目の出産を2ヶ月後に控えているのに、シンガーソングライターとして活躍中です。境遇がちょっぴり似ていて、彼女も一人で子育て中のママ。文才もあり、とても芸術肌の彼女は哲学的で話がとても奥深く・・・・。私たちはお互いに長女ということもあり・・・子育ての話もあり、「墓守娘」の話題まで。墓守娘の話題では「母が重くてたまらない」ということになるわけですが、自分自身やまたは自分たちの娘たちの立場にも当てはめて考えられることかもしれない・・・ということです。
とはいえ、実際に、まだまだ墓守などを頼まれるような段階にはありません(ときっと両親も私も思っている)ので切実感はいまいちですが、今の時代、「立派なお墓は要らない!」と考える人たちも増える中で、「お墓のかたち」も「先の世代への敬意」とか、特に特定の宗教を持っていなくても自然と気持ちの中に生まれる歴史への畏怖とか、その在りようが変わっていくのかもしれません。墓守という大げさなものではない違った形が主流になっていくのかも。
何はともあれ、「親子関係のあれこれを思う時、子育てには終わりがない。」との彼女の表現は本当に言い得ていて、まだまだ6年目のママなんて序の口で、これでへこたれるわけにはいかないですね。それぞれ人生の選択肢はさまざまですが、女性にとって子育てをする=母親になるということはやっぱり素敵なことだと思うのでした。
それにしてもプリンターがなおらず、ずっとガチャガチャとしています。不良品を買わされた気がして腹立たしい夜。プリンターで始まった一日は、なかなかなおらないプリンターにますますがっかりした夜で終わりました。
2010年10月04日
ついてない・・・というか何というか・・・。
今朝はいつもどおりに永山駅での遊説でした。で、気合いを入れて早起きをすればよかったのですが、携帯電話のアラームをいつもどおりに4時過ぎにセットしておいたので、予定通りに起きました。でも、何となく寒いし・・・と思いながら、布団から出られずに・・・・・そのまま眠ってしまった私。
でも、体内時計は素晴らしいもので、30分ほど眠った後・・・「あれ、アラームがもう一回鳴るはずなのに・・・・。」・・・鳴っていないので不思議だと起き上がりました。それで携帯電話で時間を確認しようかな~って思ったら、何と何と・・・・液晶が壊れているではありませんか!
つい30分前にアラームが鳴った時には全然正常だったのに・・なぜ?全く記憶にないのです。かなりブルーになりながら、朝遊説に。ついてないから、やっぱりついていなくって、近所に住んでいる方から、この間同じ場所で演説していて初めて怒られてしまいました。
で、一応8時で終了して、そそくさと自宅に戻り、もう一度、携帯電話に電源を入れ直したのですが、やっぱり復旧は無理。10時の開店と同時に急いでドコモショップに行ったわけです。
ドコモのお姉さんは「あら、これはストラップか何かが挟まって、強い力で押されていますね。液晶に亀裂が入っていますでしょ。」
とのこと。つまり、液晶が壊れた・・・というか、私が液晶を壊した・・・ということのようです。一体私、あの30分間の睡眠の間にどうしてしまったのかしら?「あーあーーー。」と思いながら、決算特別委員会のまとめなどのため、資料を整理するために定例会終了後の市議会へ。やっぱり、議会がないと市議会フロアはシーンとしています。
昼休みをはさんで、午後は教育委員会の傍聴。教育長が辞職願を出す段取りになっていたので、その確認はもちろんのこと、それ以上に・・・私としては定例会で学校給食に関する陳情(ほぼ同様の内容で教育委員会に提出されていたものはあえなく採択されず)が採択されていたのでその報告、さらには学校給食異物混入に対する言及もあるのではないかと期待しての傍聴でした。
結果は・・・・教育長の件については「非公開!」とのこと。順序的には後の議題を先に審議して、最終最後で傍聴者など関係者を会議室から追い出して?・・・いやっ、退室させてから、何かが行われた模様です。
そして、学校給食に対しては、次回の教育委員会で「改めて詳しく議会での議論など指摘も含めて報告します。」とのことになっていて、以上終了・・・・と傍聴に行った甲斐があるとは思えないような状態でした。
これまた、ついてないなあって思いました。いろいろな用事をセレクトしながら、傍聴しようと決めている私にとっては「選択ミス」だったかもしれない。でも、今日の教育委員会・・・傍聴者5名は私含めて、全て議員でした。
さて、土曜日に開催された市民による行政の事務事業評価(いわゆる国の事業仕分けとは一緒にしないでもらいたいと強調されているようだが、市が行う事業仕分けと言った方がイメージがつかみやすくわかりやすい)。行政が提示した8つの事業評価に加えて、市民の委員会が4つをセレクトすることになっていました。今日問い合わせたところ市民が選んだのは以下のもの。
①社会福祉協議会の助成について
②高齢者の電話代助成について
③観光事業について
④公民館で行っている講座などのことについて
なぜ、これらを選んだのかなど議論の過程が見えないのが残念。で、この4つの項目についても正式名称というよりは、ヒアリングをした時に課長が応えてくれた内容です。
私・・・今回の委員会を全4回とも傍聴できたらよかったのですが、残念ながら、次回次々回と傍聴できないのです。でも、何とか市民が選んだ上記4つの項目の議論については見に行けそう。これについては会派でも役割分担をして傍聴しなければいけなさそうです。
2010年08月24日
悩ましい夏は続く・・・。
今日は出かける用事がいくつかあったのに・・・・とびひっ子にお付き合いの一日でした。アトピーっ子にとって天敵の汗→汗疹→とびひ・・・という循環です。右手及びつけね×左肘・腕が終わったかと思うと、左手及びつけね×右肘・腕という組み合わせ・・・さらには転んで怪我したところにまで面白いほどに飛ぶのは名前の通り。右手で左肘・腕をかきかき、左手で右肘・腕をかきかき、、、、ということで、順繰りにとびひごっこになっています。
私が小さかったころにも‘とびひ’はありましたが、ここまでひどくはなったことがありません。肌に引っかき傷・・・どうしようもない痒がりですが、小学校1年生になり、そういうことを言われることが恥ずかしいみたいです。
いずれにせよ、残暑厳しく。毎日願うのは脱・とびひ生活・・・。
体が痒い・・・という感覚。アトピーではない私には自分の子どもの訴えであっても一体どのくらい痒くてたまらないのかもわからず。でも、寝ていても・・・・あまりの掻きように私が目を覚ましてしまうくらい。
「ママ、アトピーじゃなかったらよかったのになあ。」
掻くのを「我慢しなさい!」と注意すると、「我慢できないよ~。」と大泣きすることの繰り返しを経て、今では「早く治ってほしいなあ。だからチョコレートは食べない。」とスーパーマーケットでお菓子の棚を眺める6歳は今年の夏も保育園の楽しい楽しいプールへの参加率は半分・・・・「プールできない。」ことにも最初は悲しくて泣いていたのに、今では「今日は、プールは無理だね。」と自分で言い聞かせることができるようにもなった成長ぶり。
「治ったら、アクアブルーに行こうね♪」
アクアブルーはアトピーの子どもにも安心。プールの水に塩素を大量に入れなくてもいい装置設備が導入されているのです。これは某議員の実現力?!感謝しています。(2年前のブログにも報告あり)
アトピーの子どもが増えていること。アトピーの子どもは気管支が弱く、喘息も併せ持っていることも多いそうです。子どもたちの健康問題。かつては成長とともに治ったとされるアトピーも治りにくくなっている・・・その原因は?
「空気と水と食べ物」
という説明を聞いたことがあります。全部全部、地球環境に関する問題です。昔には戻れないからなあ・・・・。暑い夏、強い紫外線・・・・どうしてもエアコン・・・・そんな生活を考えさせられます。
2010年08月09日
「そりゃあ、いろいろあるって。」
今日は毎週定例の永山駅の朝遊説にも関わらず、どうしても目ざましに気がつけず、自分だけで行動するなら間に合う時間でも・・・・どうしても子どもの準備が間に合わない!・・・・・と活動を断念。
どうしてアラームに気がつかなかったんだろう・・・・と朝からつぶやいていたら6歳が一言・・・・「仕方ないよ。いろいろあるよ。」
こんな一言にギョッとした朝でした。
10時からは予定通りに会派での打ち合わせ。来週は豊中市と池田市に視察を予定しています。あとは一般質問の通告を考える時期にもなっているので、それについても意見交換を・・・・と思ってはいるものの、なかなかテーマ設定が難しく、「あー、どうしましょう。」と会派3人でため息。私はやっぱりもう一度、図書館と給食センターの問題についておさらいも兼ねて市長の考え方、教育委員会の考え方を確認したいなあと思っています。
午後からは知人と出会い、情報交換。戻って、お弁当を作ってから、夜の会議に。今日は民主党の支部の会議だったのですが、いよいよ来年の統一地方選挙のことも視野に入れた話題も。私は今の任期で議員9年目が終了・・・・しみじみと随分歳を重ねたなあと思うのです。最近、お会いする市民の方にも「えーっ、もう20代じゃないのね!」なんて驚かれたりするのですが、とっくに・・・順調に歳だけは一年一年重ねています。それに比例して、経験その他も積み重なって色んな意味で「厚く」なっていたらいいんですけど。。。
明日は青少年問題協議会地区委員会のデイキャンプ。去年と同じく高尾わくわくビレッジに行きます。
2010年08月05日
選挙で応援した市長を支えるという立場
今日は会派として市長に情報交換を申し入れ、約1時間ほどいろいろと意見交換をしました。次の定例会のこともあるし・・・・。
事前に情報交換をして、何か私たち会派が自分達の要求を突きつけるとか・・・そんな要望要求型で議員から市長への陳情をしたわけではありません。特に唐木田図書館の民間委託化問題など、市長は就任当初から、少なくとも6月定例会の私の一般質問に対する答弁の段階では、「慎重に検討する」という態度を表明していて、民間委託化については新設図書館ではなく、既存館でトライすべきだという意見を述べてはいたものの、方針確定はしていなかったので、最終的な方向性を今日は絶対に確認しようと思っていました。
結論的に言えば、この間で時折、市長の本音を掴みたいとアクセスしていた私が予測していた通りに「予定通りに進めることでGOサインを出さざるを得ない」ということ。つまりは唐木田図書館は当初予定通りに民間事業者への一部業務委託(市長に言わせれば、一部と言うのは物は言いようのレベルで、ほぼ丸投げの全面委託に近い・・・とのことですが)で段取りを進めていくようです。9月定例会の補正予算では関連費用を計上することとなりました。委託する民間事業者の選定などなど。
紆余曲折ありながらも、最終的に方針が確定したことはホッとするものです。もしかしたら、唐木田図書館は予定通りの開館ができないかもしれない可能性も視野には入れていました。その意味では予定通りの開館は地域の方々の期待に沿った対応ができることにもなり、ある意味では胸をなでおろした感が強いです。
市長は活字メディアへの思い入れは人一倍。ものすごい読書家でもあるので、本当に豊かな知見知識をお持ちであることは確かです。公共図書館の役割について、もう一度、過去の歴史の経過も含めたビジョンの策定、図書館を支える人材の育成、そしてまた海外の図書館事例では障害者の雇用の場になっている場合もあり、多摩市の図書館が幅広い見地から地域活性化につながり、まちを元気にするような一拠点に進化発展けてほしいとの思いをお持ちのようでした。そのためには何よりも支える人材確保が課題です。
というわけで、市長の意見については「なるほど」・・・・と感心したとしても、そしてまた、市長がどれだけどれほどの思い入れがあったとしても、最終的には教育委員会の意向で‘チョン’と蹴飛ばされてしまえば終わってしまうのが現実。いくら市長や議員(議会)が物を申しても、教育委員会は独立を主張して、政治的中立!とされてしまえば・・・・それまでの話だったりするのが何とも虚しいです。
だから、教育委員会の在り様がいかほど重要なのかを思い知るわけです。予め根回ししているのではないか、事前に口裏合わせているんじゃないか・・・・と傍聴席の市民からも簡単に(バレバレで。わかりやすく)悟られてしまうような現況を大きく変えていくような、そんな起爆剤こそが必要なんですが。という意味で、私は教育委員会大改革を求めなければいけないと強く強く思っているところです。
それにしても、選挙で支援をした市長が当選し、就任するということの意味をしみじみ感じさせられるのは・・・「ちゃんと与党的立場で頑張って!」なんというエールをいただくことが少なくないから。これは私にはこれまで全く経験なかったこと。私の返答は・・・・「あっ・・・はい。」。
「市長を支える立場って大変なんだよ。苦労も多いよ。それだけの責任があるんだ。」と聞かされながら、前市長の‘与党様’方のつぶやきを時折耳にしてきた私ですが、今度は私が同じ思いを抱くようになりそうだと予感・・・・でも、今はまだ嵐の前の何とか・・・というレベルですが。
これまで苦労をしてきた与党的立場議員さんの言えない辛苦を始めて体感を持って理解できるのかもしれないと思っています。でも、本当は市長には与党的立場議員とか野党的立場議員とか・・・というレッテル付けをしたり、仕分けをしたりするのではなく、公平な姿勢でそれぞれ議員に向き合ってほしいなって思います。
今のところ・・・阿部市長はそういう意味では公平な感覚で議会と向き合っているような気がしています。そのスタンスは明らかに今までの古びた政治手法とは異なると感じますが、古びた手法を求める議員がいる限りは、市長はそこに引きづられていくのかな・・・とか私がしなくていい心配をしてしまうのは、やっぱり応援した人物が市長になったからかも。
選挙で応援して当選に押し上げた責任って軽くない。日に日にその実感が増す今日この頃。いろんな意味で政治の情報公開を求めてきたわけですが、情報公開×説明責任が全うできる体制、本当の意味での平場での議論ってどんな感じなのでしょう。今日のある意味でプライベートに近い、ざっくばらんな意見交換・・・何も決定はせずに「よもやま話」だったわけですが、こうして市長と議員(会派)などが直接に議場ではない場所で意見交換している風景は当たり前といえば当たり前。でも、やっぱり「ガラス張り」と主張する市民の方にとっては理解の得られにくい風景なのかもしれません。政治をわかりやすく、透明度高いものにしていく・・・その意味を自問自答。。。。猛暑の盛り・・・・解答得られる前に思考停止気味です。
2010年07月28日
片づけ休み。
一週間が意外とバタバタ過ぎてしまったので、今日は中休みです。また週末もイベントなど出かけなければならず、とにかく家の片づけがたまりにたまっている・・・という感じです。
私はとにかく気持ちをさっぱりさせるためには物を片づけること、捨てること、整理することだと思っていて、とりあえず図書館に寄付できそうな書籍類を眺めました。以前からずっと感じていることですが、政務調査費で購入した本などは議会図書室などに置くことができないかとか思います。議会図書室は図書購入費もほとんどないと言っても同然で、物置状態になっています。新着図書と言っても雑誌が中心ですし、ほとんどハードカバーなどの書籍は購入する財政的な余裕も得ていないのが現状です。政策を勉強する拠点としての図書館にするならば、相当なるテコ入れが必要。
議会基本条例でも議会図書室の充実と位置づけられているものの、それをきちんと裏づけられる条件が整備されていない。
これ、何とかしたいなあ。
我が家の本棚は半分以上が子どもの書籍。私の本は全て段ボールに保管してあり、一部新しく購入したものだけが本棚にちょっと。だからもしも議会図書室が私の本を受け入れてくれるとすれば、さっさか対応できるんだけどなあ。
と片づけ休みの一日ですが、もちろんその間には市民からの問い合わせを受けて、担当課に情報収集の協力を依頼したり、市民からの留守電に対応したりしながら、来年の市議選に向けた政策づくりをしていました。今日の担当課への依頼は廃プラスチック中間処理施設の稼働状況がわかるデータが欲しいというもの。すぐに取り纏めしてある記録から情報提供いただいて助かりました。そういえば、エコプラザ多摩協議会の状況も聞きにいかなくちゃ・・・とか。一人ではやっぱりやりきれないことだらけだと思いながら、一日を終えました。あっという間に週末で8月を迎えます。一般質問のテーマもそろそろ決めなければいけないころ。図書館問題も給食問題も・・・決着がつくのかつかないのか・・・またこれを取り上げないといけないかなあ。
暑さのために・・・語尾がため息調子になっています。
2010年07月21日
動物愛護
知人から夜遅くに連絡が。今日はたまたまその時間に起きていたので、連絡をとってみると・・・・。
「どこかで、子ネコたちを保護してくれないだろうか?多摩市のどこに相談をしたらいいの?」
とのこと。彼は永山駅の階段で母ネコと子ネコを見つけてしまったと。子ネコはどうやら今日生まれたようだ・・・・と。
「多摩市で相談できるところ?市民生活課?・・・私が知っているのは、避妊と去勢手術のことくらい。」もともと私はどちらかと言えば、動物愛護だけれど動物は苦手な口。忘れもしない小学校1年生くらいの時、ようやく乗れるようになった補助ナシ自転車の後ろを白い犬に追いかけられた思い出から始まって、とにかく先立つのは「怖い」という思い。友人に言わせれば「あんたの方がよっぽど怖いとのこと。」ですが、私は犬を見たら、実は追いかけられそうな気がするし(子犬でも)、猫についても苦手意識が先立つので、どうも仲良くなれなかったりします。
けれど、ドックセラピーなど動物セラピーの効用についてはちょっとだけ関心があり、なるほどペットを家族という人の気持ちを理解できる気はします。
さて、話を戻すと、ネコを見つけてしまった彼は自宅にも別に動物を飼っているので、どうしても自力では保護は出来ないと話、多摩市が保護してくれるとしたら、里親探しはやるし・・・・・と困り果てての電話です。永山駅前の交番にもお願い行ったそうですが、剣もホロロ・・・「対応できません。」と言われたのだと。
うーん。どうすれば?
と思い出すのは、5月にベルブ永山で見た「犬と猫と人間と」のドキュメンタリー映画。これを見て、動物愛護を何とかしないといけないと思ったものの、多摩市レベルの自治体での対応ではなかなか難しいと感じたこと、東京都には動物愛護センターがあり、多摩支所が日野市にあることを知ったのでした。一度尋ねてみて多摩の実態を調べてみなくてはと思いつつ、後回しにしていたわけですが、そんなときの連絡。私まで一緒に困ってしまったのですが、ものすごく身近な生活課題の一つとも言えることですね。
私も明日の朝に、一度・・・親子ネコの現場に足を運んでみるつもりです。知人はこの暑さで朝まで越せるかどうかをとても心配していました。途中で相談いても答えも編み出せず、明日の朝に動物愛護協会などへの対応をしなくては・・と知人は話していましたが、この蒸し暑い夜。いのち授かったネコが気になります。知人によると、とても警戒心が強い母親(子どもを守る母は強い)・・・あまりにも警戒心が強すぎて子ネコを食べてしまう場合もあるとの話です。知人は缶詰を購入し、とりあえず置いてきたようですが・・・・。
2010年07月14日
5年ぶりの健康診断。
今日は5年ぶりに健康診断を受けてみました。議会費には毎年、議員の健康診断のための予算が計上されています。職員の健康診断と合わせて、希望者が受診することができます。希望者・・・ということなので、全員が受けるものではなく、健康診断に要する費用についても26名分ではなく19名分くらいで計上されていたような気がします。「どうして全員分計上しないのか?」って随分前に尋ねたことがありますが、「全員が健康診断を受けることはないから。」という返答があったことを記憶しています。なるほど、議員の健康管理はやっぱり自分自身で・・・・・となるのでしょう。
他の自治体の議員さんに尋ねてみると、「自分自身の健康状態がばれるので、市の健康診断を受けたくないと拒否する人も多いのよ~。」という話。議員にとって体の不具合というのは致命傷。それが市の職員にばれたくないという発想・・・・思いにも寄らないことでしたが、そういう考え方もあるのだと思いました。
今日は「腹囲」の計測がありましたが、これはいわゆる‘メタボ’健診の項目なのでしょうか。腹囲の計測が何の意味を持つのだろうかと思ってしまいました。あとは通常通り、胸のレントゲンと尿検査と採血、聴力、視力、身体測定にあとは心電図・・というスタンダードなメニューでしたが終わるまでに随分時間がかかりました。
市役所の健康診断は「女性優先」「男性優先」時間が決まっていて、自分の業務の都合でその時間帯に受診するようになっているのですが、そのせいか希望者が殺到すれば受付までに長蛇の列ということになります。長蛇の列のひそひそ話によれば「こんなに並んだことはない。」とのことでしたが、受付するまでに30分以上も並んでいて感じたことは・・・・並ばないようにできないの?ということ。30分も並んでいる時間って‘のんびり’すぎるのではないかと私は感じたわけです。少なくとも業務中抜けだして・・・ということを考えるならばの話ですが。私の場合もあとの予定が入っていたので、あまりにも待ち時間長くて落ち着かなかったのですが、一部の時間帯に受診希望者が殺到しなくてもいいような対応を考えることはできないものなのでしょうか・・・・?って思いました。
なぜって・・・・スーパー縦割り組織=市役所の現状。ですから、担当者が不在になるということは、間違いなく彼もしくは彼女の仕事について、仮に市民からの問い合わせがあった場合には「回答応答不能」状況になること間違いないからです。
というわけで、長蛇の列に並びながら、これもまた組織運営にも関わるような問題になるのかもねえと思いを巡らせつつ・・・・少々待たせ過ぎだと気をやきもきしながらの健康診断でした。結果に影響ないといいけれど。
2010年07月12日
また、ここから。
参議院議員選挙が終わりました。民主党全体ににとっては厳しい結果でしたが、東京選挙区だけを見れば、2議席を維持することができてホッとしているというのが正直なところです。
今日は朝は永山駅での定例遊説を行いました。「残念だったね。」と声をかけてくださる人も。「焦ってはいけないんだよ、もう少し長い目で見ないと。」と温かい言葉かけをしてくださった方も。ありがたい限りです。
私たち自治体に所属している議員にとっては、今回の選挙が終わったら・・・・いよいよ、来年の市議選へ・・・・というレールが敷かれているところがあり、ある意味でプレッシャー。選挙のことばかり考えて、選挙活動に追いまくられるような日々は健全と言えない気がしてしまいます。今回の参院選挙の結果を受けて、衆院解散を求める声も早速高まってきそうな様子ですが、「政権交代から政権安定へ」という願いが実を結ばなかったことは本当に残念なことです。
実は、このことは目を転じてみて多摩市議会にも言えることかもしれません。前市長時代から・・・・今の阿部市長にしてみても、決して盤石とは言えない政治状況があることは否めないからです。拮抗しているからこそ生み出される緊張感があるのは望ましいとも言えるかもしれませんが、「政策よりも政局」と議員が東奔西走するのを見ている市民がどれほどに不信感を抱き、政治に愛想尽かしてきたか・・・・。結局は市民を置き去りにしているパワーゲームに市民生活の向上は望めないことを市民は既に体得している気がします。
何はともあれ、「また、ここから。」そんな気持ちです。近所で参院選ポスターの掲示協力を下さった方のもとに足を運びました。ポスターをはがすためです。「本当に残念な結果だったわね。でもまだまだ諦めないで、これから頑張ってね。」と励ましの言葉をいただいて、疲れがちょっとだけ癒されました。
で、こんな時はやっぱり‘かりんとう’の登場!やはり、食べ比べてみれば、天然酵母使用のパンがイースト使用のものよりも美味しいのと同様に、天然酵母使用のかりんとうはその味わいがとても深い。旭製菓のかりんとうは絶品。
2010年07月06日
マニフェストがあっても、ありませんと言うしかない?!
昨日に引き続き、今日も町田の事務所から電話かけ。選挙運動として認められているのが電話による投票・支援依頼活動です。支持者の方などに紹介いただいた先などに電話をかける活動です。電話をかける当てがない場合には、電話帳で片っ端からかけていく場合もあります。電話で有権者の方とお話をすると、ものすごくダイレクトな反応が返ってきます。ここは、駅などで街頭宣伝しているのとはまた一味違った緊張感があります。顔の見えない相手と話すのは私はあんまり得意ではありません。
夕刻には永山駅でビラ配り。こちらは頒布できるビラも限定されています。こちらの活動には「地域の働く皆さん」にもご参加いただきました(いわゆる地域の労働組合で活動されている方のことを「地域の働く皆さん」と表現しています。)。でも、このビラだけでは民主党の政策のことは全くわからないので、詳細を知りたいとおっしゃる方にはマニフェストの冊子をお渡しすることが必要です。ところが、マニフェスト冊子についても配布することは認められていないのです。駅前で街頭宣伝活動をしている場合には可能ですが、それにしても有権者が自らもらいに来る、主体的に受け取る分にはOKだとされていて、積極的な配布行為には気をつけなければならないのです。ですので、単なるビラ配布をしている場所では、いくら有権者の方が「欲しい。」と願っても、お渡しできないという制約があります。
公職選挙法というのは、市民の立場に立って書かれている法律なのかどうか・・・・。そもそもこれだけインターネットの時代になっているにもかかわらず、それさえも使用に制限制約があって、全く時代にそぐわないと思います。そんな中でインターネット選挙解禁の先頭にたってきた「日本の笑顔を作りたい!」としているある候補は・・・・音声ブログにて日々の更新を行っています。法律のすき間での活動なんだとか。
それにしても、「マニフェストありますか?」と言われ、「あっても、ないんです。」と変な頓珍漢な答えをするしかない状況はやっぱりおかしい・・・・。投票日まで残すところあと活動はあと4日。明日は七夕です。毎年保育園からもらってくる短冊に・・・今年も願い事を書きました。願い事の内容は・・・ヒミツ。
2010年07月02日
疲れにはやっぱり‘かりんとう’
私の父はとても‘かりんとう’好きで、かりんとうが「デザート」とか言いながら、食後に食べるようになって随分経ちます。その影響から、私もすっかり、かりんとうが大好物になり、駄菓子類はあまり家には置かないようにしているのですが、どうしても‘かりんとう’だけは、秘密の戸棚にしまっておかなければ(最近、いろいろわかってきた5歳に見つからないように)寂しくなります。
というわけで、最近のおすすめは・・・多摩センターの千歳屋でしか見たことにない「煉蜜かりんとう」です。これはとても味が濃厚です。たぶん、油分も糖分もたっぷりだと思います。普通感覚だと、数個いただけば満足すると思いますし、もしかすると1個で十分とギブアップするくらいに‘こってり’なのですが、私は・・・・気をつけておかなければ一日に必要なカロリーをかりんとうだけで半分以上摂取しかねない・・・というくらいハマっています。
しかも、こう暑いとますます‘かりんとう’の油っこさとしつこさを敬遠しがちかもしれませんが、私の場合は暑さ寒さは関係なく、いつでもどこでも、やっぱり‘かりんとう’は最高で、私にホッとするひとときを思い出させてくれる癒しの品。今日もやっぱり‘かりんとう’をお供にしながら、街宣活動をしてしまいました。疲れた時のチョコレートよりも、私にとっては効果絶大です。
今日は朝は大塚駅に出没しました。豊島区の地元の議員の皆さんが街頭宣伝活動をしているところにおじゃまして、法定ビラを配った後、豊島区、練馬区内をまわって、最後は文京区に到着。文京区で地元の都議・区議の方々に候補者カーを引き渡しお役目は終了。久しぶりに早帰りでした・・・・というか、引き続き、多摩センターで待ち受ける党活動に合流したのでした。党活動と言っても、選挙期間中なのでマイクなど音声を活用しての宣伝活動には一定の制限があります。ですので、肉声でマニフェストを配布したのですが、「何なの・・・マニフェスト?!」と言われたころに比べれば、本当に定着したなあとしみじみ思います。いまや「マニフェスト」無き選挙は考えられないくらいに市民権を得ているなあと思います。
選挙戦も一週間がちょうど過ぎたところで、中盤戦。少々中だるみの時期かもしれませんが、これからが後半戦。気を引き締めていかねばならないと思います。駅前にいると叱られたり、批判をされたりもしますが、無関心で素通り、無視されるよりは、よっぽどいいと感じます。私たちにとって一番の恐怖は「無関心」ということだと思っていますので。
何はともあれ、明日もまた‘かりんとう’と一緒に行動します。
2010年06月07日
市民が議会に参加するということ。
議会運営委員会がありました。明後日から始まる定例会の日程確認です。一般質問は議長を除く25名全員が行います。全員が必ず一般質問を行うのが当たり前とされる多摩市議会・・・・珍しいようです。他の自治体の議員と話すと、毎回毎回一般質問を行う・・・・しかも全員!というのは類いまれな例だとされます。・・・・知っている行政職員は「大変だなあ、毎回毎回の答弁書作成・・・。」と多摩市の職員に同情の声を聞くこともあります。
さて、議会運営委員会では議会基本条例の具体的運用規則などの検討が大詰めを迎えています。でも、なかなか最終的な合意点を見つけるのが難しいのが実情です。傍聴規則などは言葉の表現を若干柔らかく、傍聴者を取り締まるというような上から目線ではなく、傍聴者同士がお互いに傍聴する権利を尊重し合うという視点で文言を修正し、何とか成案に。また、市民が議会に参加するためのツールとしてのパブリックコメント、アンケートなどの実施はもちろん、議会報告会(年1回以上の開催)、出前委員会などの実施を定めたルールもほぼ確定したところです。
でも、実は・・・・これが一番の目玉かもしれなかった「委員会における市民の発言」という点において議論が分かれています。私、民主党TAMAは委員会中に傍聴している市民を含めて、政策提案などをした市民が発言を申し出した場合(議事運営の関係上、予め発言したい旨を届ける必要がある)には、委員長の裁量において、発言者の人数や発言時間を制限したらいいのではないか?・・・つまりは、委員長の力量に委ねていけばいい!という提案をしています。運用ルールで具体的に人数や発言時間を決めることの方が却ってまどろっこしくなりそうで、人数や発言時間ともに制限することの根拠がない方が説明がたたない気がするからです。
そうはいっても、全ての委員長にその力量が発揮できるのかがわからない・・・という懸念材料がどうやらあるらしく、最終形としては発言者の人数は「政策提案などを行った人」に限定する方向になりそうです。もちろん政策提案を行った人=1名(団体であればその代表者)になりそうです。ちなみに、もともとの議論のたたき台となっている素案では発言者の人数は3名で、4名以上になった場合には抽選にしておくこと、さらには発言時間は3分以内をめど・・ということでした。今日の議論の中では発言者の人数を1名と限定するわけなので、発言時間についてはもう少したっぷりと十分に説明ができるくらいの時間(と言っても10分くらいか?!)を考えてもいいのではないか?という意見も出ましたが、共産党会派が発言者の人数をたったの1名だけと限定することに難色を示したため、再度、協議することとなりました。
私は会派としての見解は持ちつつも、具体的運用ルールがなければ進んでいかないので、妥協点を模索していたわけですが、共産党会派の‘こだわり’・・・・わかる気がします。
市民が参加する議会にしていくために、より窓口を広げていこう、ハードルを下げていこう、選択肢を増やしていきたいと考えているわけですが、「市民」というものに対する考え方の違いがさまざまあるようです。性善説ばかりに立って考えない方がいい、市民にも色んな人がいるんだから・・・・といつもにおわされながらの議論が進んでいます。
議会基本条例を制定してきた歩みで議論されてきた「市民に開かれた議会」「市民参加しやすい議会」「市民に親しみの持てる議会」・・・・などなど、色んな形でコンセプトが打ち出されてきたわけですが、「こんな閉じられて、市民のことを信頼していないかのような議会(議員)では、議会基本条例も絵にかいたモチになっちゃうね!」なんて皮肉を言われてしまいました。これは傍聴席からの意見です。
午前中に委員会が終わったので、午後からは会派の打ち合わせ。特に補正予算に対する会派としての見解をどうまとめていこうかと議論しています。明後日から議会がスタートしてしまいますが、議会日程と並行しながら、補正予算に関する調査を進めなければいけません。色々と疑問点も少なくないので。「前市長の路線を踏まえつつ」という阿部市長の方向性をきちんと確認しなければならなそうです。
2010年06月02日
数合わせの限界。
今朝は朝から・・・どうやら両院総会が行われるようだ・・・というニュースが届いたので、一体どうなるやら・・・と思いながら外出。ニュースなどを見ている方から連絡をしていただき、「首相が辞任。」と。テレビの中継番組もあったようで、それを見れなかったのはとても残念。私はその間、「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」の上映会があり、チケットをいただいていたのでそちらに行っていたのでした。
この映画のサイトからあらすじを読んでいただいたとおりの内容。岩手県沢内村(現在の西和賀町)での地方政治家深沢晟雄の生涯を描きながら、今の社会に、今の政治に、大切にすべき価値を原点を見直すことを訴えている映画です。いのちを守るということ、そこに果たすべき政治の役割を考えさせられる映画です。私は大好きな女優さんの一人であるとよた真帆が出演していたので、それだけで満足。
それにしても国政については一昨日の社民党の連立内閣離脱の際に「政策よりも数合わせの限界」とタイトルの付いた日経新聞の一面にドッキリ・・・・これって、何となく多摩市政にも通じることで言えることかもしれないと思い当たるようなことが出てきそうだから。今はまだ夜明け前?嵐の前の静けさ?・・・・なぜか・・・私・・・・「阿部市長をあんまり攻めないように。」とか「いじめないように。」なんて言われるのです。
でも、数だけで押し切って物事を決めていくやり方は好きではないし、これからはそんな時代ではないと思っているのですが、「それは単なる理想論。」と先日もあっさりと言いきられたっけ・・・・。やっぱり民主主義は最終最後は多数決なので「数」・・・「数」・・・どこまでも「数」の勝負で、少数派が物を言っても知らぬ存ぜぬになってしまうのでしょうか?
少なくとも多摩市政のレベルではそんなことにならないようにしていきたい。私はそういう政治を目指したいなって思います。
夕刻には蓮舫さんの選対会議。参院選については粛々と進めるしかありません。「ここからきちんと立て直していかないといけない。」と蓮舫さん。蓮舫さんはママ議員。子どもたちとの時間をどうやってやりくりしてきたんだろう・・・って、またいつかゆっくりとお話聞いてみたいなと思っています。
2010年04月20日
「一市民」に戻る日。
渡辺幸子市長が今日で退任。やはり、最後は見送らなくちゃ!とばかりに退庁セレモニーにかけつけました。うちの5歳がどうしても「見たい!」「行きたい!」というので、テーブルに飾れる用の小さなブーケを準備しました。持ちきれないくらいの花束を受け取りながら、市役所の玄関で市民、職員、議員など等、一人ひとりに挨拶をし、最後は「職員として38年間を過ごす(定年を迎える)予定だったのに、思ってもみないような立場、職責を与えていただいた市民の皆さんに感謝したい。」と力強く述べられました。・・・市長が引退を決められて以後、さまざまなところで述べられているのが「一市民に戻って、まちづくりに関わりたい。」ということ。・・・でも、しばらくは骨休めを・・・というのが誰しもが思うことでしょうね。
私にとっては同じ大学同じ学部ついでに同じ学科の大先輩=渡辺さん。しかも女性初の市長ということで、その苦労話など時間たったいつかに後輩として取材してみたいなと思います。うちの5歳が保育園に入る前の乳児の頃、どうしても・・・と預け先もなくて特別会議室で行った会派説明(定例会前に行われていた市長と会派での意見交換会)に連れて行ったことがあるのですが、その時にも、嫌な顔一つせず「私も子育てをしていたころ、休日に子どもを連れて市役所に来て、仕事をしたことあったのよ~。」と子育てママの苦労を共有できたこともまた女性市長だったからだと振り返っては感謝するものです。
例えば電車やバスの中で子どもが突然泣き出して困る気持ち、焦る気持ち等々・・・・「こっちの方がよっぽど泣きたくなる!」というような冷や汗かいてしまう子育てママの気持ちを理解してもらえるって本当にありがたいこと。イライラしているおじさん(男性)ににらまれたり、「子どもを乗せるな!」ということを言われたりしたこともあるわけですが、その点、やっぱり同性は気持ち分かってくれる気がします。(って男性は同じような気持ちを子育て中に味わったことが少ないのです。)
それと同様に働きながら子育てをする女性の苦労というのは女性であるからこそわかる部分もあると思っているので、そういう点ではいろんな場面で私の子育てを気遣ってくれていた市長がいたことはありがたかったことです。
というわけで、市長×議員という関係性での距離関係と、先輩×後輩という関係や一市民×一市民という渡辺幸子さんと私との関係も切り口によってはさまざま。明日以降の渡辺市長にはやっぱり注目してしまうのでした。
ところで、今日は午前中に都内へ。NPOほっとポットの藤田孝典さんのお話を伺ってきました。早速、藤田さんのブログにも活動報告が。生活保護の問題はとても難しい。自立支援って単に生活を立て直しすればいいというで完結せず、就労先を見つければそれで安心というわけではなく・・・・さまざまな問題が複雑に絡み合っているから。今日もそのことが指摘され、生活保護を担当している福祉事務所のマンパワー向上など課題だと再認識させられました。「子どもの貧困」・・・これこそ解決していかないといけないし、「防貧」の視点で取り組めることに力を入れないといけない。そのためには「教育」なんだと思っています。加えて、日本では全く機能していない職業訓練に力を入れた施策展開も必要です。でも、何しろまずは「教育」。
それにしても藤田さん、27歳という若さでこの活動をたち上げているというパワーはすごい。志の高さを感じさせられました。「地道な努力」が地域を変える力になる・・・・ってそう思いました。
今日の学習会の企画は自治体青年政策ネットワーク(JISSEN)によるもの。存在は知っていて、以前からご案内はいただいていたのですが初参加でした。全国の同世代の地方議員によって構成されている会なのですが、各自治体で奮闘している同世代に会うと励みになります。元気をもらえた一日でした。
2010年04月19日
さわやかな朝が始まり。
週末、真冬も真冬に逆戻りで積雪も・・・・。天候不順は暮らしに影響を与えます。体調崩しやすいのというのは人間だけではなく、動植物も。
それに比べて今日はまぶしくて気持ち軽やかになる朝でした。ようやく日常活動に戻り、永山駅での朝遊説を(市民から見れば、選挙だろうが日常だろうが、やかましく感じるのは同じかもしれないが)してから、知人の紹介で、中央大学の後輩に当たる女子学生に会うこととなり、今後の進路のことなども含めて1時間くらい。
その後、日野税務署に確定申告に行きました。毎年、政党への寄付というかたちで‘党費’を納めているので、年度末になると「寄付控除」の申請が必要になります。実は今までずっと申請を怠っていたので、ここへ来て初めて・・・・・3年分まとめての申請をしました。税務署の職員の方はとても親切。申告書など書いたこともなかったので、いい学習になりました。源泉徴収票は確定申告をするときに必要な書類で原本提出させられるものだと初めて知ることができました。
ところで、昨日はファミリーシンガーズの定期演奏会に足を運びましたが、ちょうど私のシートの前列が来賓席で市長やパルテノン多摩の理事長さんなどそうそうたる顔触れがお座りに。市長というのはやっぱり雲の上の存在というか、「こんなに近くに市長が座っている~。」ということで子どもたち喜んでいました・・・・それはさておき。
渡辺市長はパルテノン多摩の事務局長としても活躍された時代があり、ファミリーシンガーズの方々との交流も長きにわたるようですね。プログラムに飛び入り?で市長への感謝状贈呈が行われ、子どもたちの寄せ書きが手渡される場面がありました。ちょっと感動する場面でもありました。隣の席にいた我が娘は力いっぱい拍手していました。もちろん、彼女も「市長さん!」と大喜びしていた一人。
女性とか男性とか・・・性別の違いで判定するのはおかしいのかもしれませんが、やはり女性市長というのは子どもたちにとっては親しみやすい存在の気がします。そして、周りに溶け込みやすいというか、なじみやすいというか・・・・・それも人柄なのかもしれませんが、いろいろな場面で‘花’をそえるとなれば、やっぱり男性よりも女性の方が得意だと思います。そのことを改めて感じた一場面でもありました。
渡辺市長は明日が任期最後の一日。「お見送り」のセレモニーは17時15分から。そして阿部新市長の「初登庁」セレモニーは明後日の午前10時から。
2010年04月14日
応援した市長が当選するということ。
今日は午前も午後も市民の方にお会いして、色々とご意見を伺いました。地域で根ざして暮らすということの意味を考えさせられました。色んな考え方や価値観を持つ市民がいるということをお互いに認め合わなければ「排他的」な地域になってしまう場合もあります。地域のつながりをそれなりに維持していくためのリーダーシップは必要だと思いますが、「お山の大将」的であっては上手くいかない場合もあると思います。それは組織運営のことでも共通して言えることかもしれません。
ところで、応援した市長が当選するということはどういうことなんでしょう?・・・今日も「頑張ってくださいね。」と声をかけられたのですが、「市長と一緒に頑張ってください!」という言葉・・・なかなか解釈が難しい。
選挙で応援した応援されたという関係を保持することだけに傾倒してしまうと、単なる惰性と馴れ合いで動いていきそう。市長自身がどんな考え方を持ち、市政運営を進めていくのかにも関わってきますが、つい先ごろまでの「是々非々」とは少々異なった立場になりそうです。「民主党がしっかり市長をサポートしなくちゃ!」とおっしゃる方もおられるのですが、それもまたスッと心に落ちない言葉。サポートの仕方を考えていかねばならないのでしょうね。
「市長を応援しているし、支えているから責任感があるし、よっぽど我々の方が厳しいことを市長に言ってるんだよ。」と聞かされてきたわけですが、本当にそんな関係になれるのでしょうか?・・・・ここってかなり微妙。民主党は民主党は・・・と言われても、議会内議席数だけで見れば、やっぱり私たちはようやく3つ目の議席を確保できたという弱小会派であることは変わりがないし。
新市長の就任は4月21日。議会運営の在り方も大きく変わっていくのかどうか?議会主導で地域政治が変わるというよりは、他の自治体を見ていても首長主導型で地域政治が変わっていく方が多いわけなので、議会基本条例に魂を込めていく意味では議会も奮闘しなければならない一方で、市長がどんなスタンスで議会や議員と対置するのかにかかっている部分も多い。どうなるやら?
私は新市長が示したマニフェストの内容にまずは具体化を求めていかなくちゃと思っています。なぜなら、その実現可能性を探っていくとしたら、現段階で示されているものはお世辞にも具体的とは言えないので。具体的になっていないと、議会としても対応のしようがないですね。たぶん職員も。
明日は議会運営委員会。議会基本条例の運用を進めるための具体的方策をルール化することが議題です。
2010年04月13日
くたびれ度合い。
とにもかくにも疲労の蓄積がドカーッと爆発したのか、昨日よりも今日がキツイ・・・選挙終了後2日目です。
たまりたまっていた家事を含めた雑用雑務をしていたら、あっという間に夕方になりました。夜は、こちらもようやく開催できたとばかりに、民主党23区総支部の会議がありました。支部長=くしぶち万理さんですが、報告によれば、多摩市の選挙結果を幹事長(小沢一郎さん)に報告をしたところ「よくやった」とほめていただいたのだとか。補欠選挙でのトップ当選は素晴らしい成績で、市長選挙での勝利についてもこの逆風の中でよく勝ち取ったということらしい・・・・。
結果オーライはその通り。でも、得票率やら、票の中身の分析こそが必要で、それこそが重要。
それにしても、このくたびれ感はいつになく・・・・。市民の方からの話を聞いてもらいたい・・・との依頼がいくつかあって、選挙活動を理由にお待ちいただいていることもあるので、明日からはまた日常業務に戻らないと。
久しぶりにグリナード永山に出かけたら、閉店してしまったお店があったり、多摩センターにも足を運んだら、映画館の下のところにローソンがオープンする予定になっていたり・・・・。選挙のときって市内のあちこちを街宣カーに乗りまわるので一見行動範囲が広がるけれど、肝心な街中の状況には疎くなっている感じ。
2010年04月02日
春の嵐と春の風と春の冷たさ。
せっかくの花が咲き切らないうちに舞い散っている花びらをあちこちで目にしました。今日の天気は何だかひどかったなあと・・・・。
選挙が近づいて、駅前などもさらに賑やかになっています。ただ煩いだけなのかもしれませんが。
いよいよ明後日に告示を迎える市長選挙と市議会議員の補欠選挙。盛り上がっているのはごくごく一部の関係者のみ・・・という感がしてならないのですが、チラシを自分から受け取りに来てくださる若い方がいると嬉しいですね。
運転免許がない私は行動範囲がとても狭いのが正直なところ。でも選挙近づくと街宣車に乗って全市域をあちこちと動き回ることができるのがとても楽しい。今日は乞田川の桜並木と大栗川の桜並木と両方楽しむことができました。
やっぱり桜はいいなあ。明日は「お花見日和」になりそう。毎年思うことですが、入学式までギリギリ咲いていてくれているといいなあと。
私は「花より団子」というのはその言葉通り、「花を見ているより団子を食べる方がいい」という意味でしか考えていなかったのですが、つい先ごろ・・・いろはかるたに学びましたが、これはとても奥が深い解釈があり「風流より実利を選ぶこと。外観よりも内容を選ぶことのたとえ。」ということなんですね。
というわけで、最近、以前に紹介したことのある「きなこキャラメル」に引き続く、ヒット商品が! 味覚糖の「特濃ミルク きな粉」です。今のところ、まだ駅のキオスクでしか見つけたことがないのです。これを一粒食べると、元気回復します。明日もこの一粒に助けられて選挙告示前を乗り切りたいと思います。
2010年04月01日
新年度になりました。
気がついたら4月。一昨日に市議会が終わり、昨日からすっかりと週末からスタートする市長選挙と市議会議員補欠選挙モードにスイッチを切り替えました。
午前中からというか朝の駅前での宣伝行動から、午前から午後と引き続き宣伝活動=宣伝車乗車・・・ということで、ルート案内をしたり、マイクでのアナウンスをしたり・・・でも、宣伝車については、選挙の告知も合わせていると割り切っていますが、やはり騒音になっているのではないかと冷や冷やしながらやっているのが事実です。
今日はとても春らしい風が吹いていた一日。乞田川沿いの桜が開花。強い風に揺れる枝の淡いピンク色に心が和みます。本当はゆっくりと乞田川沿いを歩いたり、市内の公園を散策したりしたいですが、今年の‘桜’は気がついたころには桜吹雪・・・になっていそう。一年で最も好きな季節ですが、今年は残念。
市長選挙について、民主党は阿部ひろゆきさんの推薦をしています。阿部さんの応援をしている議員はみんな考え方がバラバラ・・・・政策もバラバラ・・・・と言ってもいいかもしれません。そういう批判もいただいています。でも、違う意見や考え方を乗り越える議論をしていかなけれないけない・・・という覚悟はあるのかも。討議する議会・・・を標榜している議会に所属する議員としては当然のことかもしれません。意味ある討議ができているのかどうかは別としても、「違い」を強調するばかりではなく、「違い」を乗り越えていくための妥協(という言い方を毛嫌いする人もいるが)することは必要ですし、調整調和点を見い出していくことの方がますます求められますし、そのために協議と議論を積み重ねなければならないと思います。
・・・「何とバラバラの意見を持っている議員たちが集まっているんだ!」という疑問の答えになっているでしょうか?このような回答をすると「理想と現実があるなあ・・・議員たちなんて何も議論しないじゃないか」と言われるのですが。
2010年03月25日
真冬に逆戻り・・・・
朝から本当に寒くて、底冷えする一日。小学校の卒業式でしたが、体育館の冷たさは結構体に堪えます。
小学校の卒業式のスタイルというのは変わらないですね。卒業生は門出の言葉を述べ、在校生代表として出席している5年生はお祝いの言葉を述べる・・・・私も全く同じことをやったなあと思い出します。しかも、同じ場所で。私が卒業したのは20数年前なのに、ほとんど変わらぬ形式で行われている理由って何かあるのでしょうか?卒業式の内容について標準モデルのようなものが示されているのかしら?と思いながら、毎年この日を迎えている私です。
校長先生の言葉で紹介された中原中也の詩がありました。(ちなみに次のⅠのパートのところだけでした。)
生ひ立ちの歌 中原中也I
幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました少年時
私の上に降る雪は
霙のやうでありました十七ー十九
私の上に降る雪は
霰のやうに散りました二十ー二十二
私の上に降る雪は
雹であるかと思われた二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪と見えました二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました……
II私の上に降る雪は
花びらのやうに降つてきます
薪の燃える音もして
凍るみ空の黝む頃私の上に降る雪は
いとなびよかになつかしく
手を差し伸べて降りました私の上に降る雪は
暑い額に落ちくもる
涙のやうでありました私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して 神様に
長生きしたいと祈りました私の上に降る雪は
いと貞節でありました
この詩を味わうには卒業生はもう少し経験を積み重ねることが必要かもしれませんね。かなり「大人向け」かもしれません。記憶をたどり、私の卒業式など・・・あの当時に校長先生などが述べていた言葉を思い出そうとしてもなかなか思い出せずにいるのと同じように、いつかこの詩のことを思い出す卒業生がどのくらいいるのかなあ。少なくとも同じ場にいて先生の話を聞いている大人たちにはピンと響くものがあるのではないかと思います。校長先生の言葉というのは奥深いなあと・・・・これは小学校のみならず、このような式典に出席するたびに思うことです。
今日は午前中の式を終えてからは、すっかりと選挙モードになっているので宣伝活動を手伝ったり、会議に出たり・・・市長選挙も市議補欠選挙もだんだんと盛り上がってきたと感じたいのですが、残念ながらまだまだ市民の間に選挙があることそのものが浸透していないかも。ただ、選挙ポスターの掲示板がそろそろ準備されているようで、街中で見かけましたが。
2010年03月18日
市長選挙のこと・・・とか。
昨日の総務常任委員会で平和市長会議への加盟についての報告がありました。タイミングとして市長退任のこの期に及んでという気もしないわけではありませんが、否定するものではありません。日本国内でも加盟しているところはまだまだ少数派。ここに日本国内半分以上の地方自治体が加入していくともなれば、平和に向けた社会全体のありようも変わってきそうですね。「平和都市宣言」のように単なるスローガン的なものとは異なって、世界中都市との連帯を組んでいこうという考え方は壮大なだけ、手をつなぐという意味の大きさを感じるのは私だけでしょか?
今日の議会は厚生産業常任委員会でしたが珍しく議題はなく、行政からの報告事項を受けて終了したようです。明日は生活環境常任委員会ですが、委員会以外のメンバーはおそらく午前中は地元地域の中学校の卒業式です。
ところでパルテノン多摩の評議会がありました。同じ時刻には多摩みらいの会が主催する市長選挙に向けた集会もありました。いつもならば、評議会開催の時刻は館内がひっそりとしているのですが、今日は集会への参加者があり、ホールにも電気が灯り温かかったです。市長選挙までもう20日ほど。「投票日がゴールではなく投票日がスタートになる!」という元気な候補予定者の声が聞こえていました。
話を戻して・・・・ パルテノン多摩は4月から新たな組織に衣替えします。そこで評議会も今日が最後の開催で、そのまま解散です。財団法人→公益財団法人となるのですが、まあ、その手続きやらにものすごく大変だったようですが何とか4月に間に合ってよかった。事業展開についても、色々と工夫を重ねようとの努力は感じられます。今週末土曜日から、「開発の記録~資料に見る多摩ニュータウン~都市計画決定から45年-今、見つめる多摩ニュータウン開発の記録」という企画展がはじまります。これはなかなか見ごたえがありそうな企画で楽しみです。
それにしても多摩市の市長選挙の盛り上がりというか、注目度はいかほどなんでしょう?駅前での反応もあまり感じられず、市民の政治離れなのか、期待低下なのか・・・・色んなことを思いながら、チラシ一枚一枚を手渡ししたいとお配りしています。手ごたえはこれからなのでしょうか?
2010年02月18日
盛り上がらない選挙・・・。
日野市も町田市も週末日曜日が投票日。でも、この寒さ冷たさとオリンピック放映で街には全く人がいなくてシーンとしています。投票率が本当に心配です。多摩市長選挙、2人目の候補者が名乗りを上げました。
盛り上がりに欠けてしまう選挙戦。昨日は鶴川駅前に国会議員が応援弁士での街頭宣伝がありましたが、街の空気全体として「もう、政治はうんざり」モードにスイッチが入っている気がしてなりません。
そんな中・・・我が家には私の生活ぶりを心配した父が上京し、孫のお世話係をしてくれているのですが、「留守番してくれているだけでありがたい。」ということで・・・・家事負担が減るわけではないのがトホホだったりします。それでも夜まで安心して預けられる先ってなかなかないので、やっぱりこんなとき実感するのは「子育ての社会化」って限界があるということ。街宣活動、選挙カーのアナウンスをしているときに「ママ、いつ帰ってくる?早く帰ってきて。」という電話もかかってくれば、電話口の向こうで、爺にちょっと叱られてギャーギャー号泣して電話もかかってくるし・・・・。私の責任って何だろう?なんて思いながら、あと今日を含めて選挙戦も2日間!・・・乗りきらないと!という感じです。
体力的にというよりは、精神的にきつくなるのがこの時期。やっぱり子どもへの我慢を強いているという気持ち・・・無意識に・・・。こんな気持ちになっている女性・・・もちろん男性もかもしれませんが、お母さんやお父さんたくさんいると思うのです。ワークライフバランスが言われているけれど、現実はそうなっていない。子育て中のお母さん、お父さんが「子ども」視点にたった働き方ができるといいのになあと思います。子どもに何でもかんでも合わせるとか、子どもを甘やかすとかそういう意味ではなくて。
それにしても盛り上がらない選挙・・・終盤戦・・・大丈夫かなあ。お天気の心配はどうやら払拭されることだけが救い。
2010年01月29日
美味しいものを探す。
ここのところ、何だか慌ただしく過ぎていて、鼻風邪がなかなか良くならずにいます。鼻声が一週間も続いたのは新記録くらいかも。加えて、私は眼がたぶんあまり強くない方なので、ストレスがすべて眼に集約される感じ・・・・眼の周りの乾燥(って年齢のせい?!)が相俟ってなのか眼鏡をかければごまかせるものの、赤いプチプチが全体的に。乾燥予防のクリームなどを駆使して何とか治そうと思ったのですが、クリームを顔全体に広げるに便乗して、プチプチがところどころに飛び火するんです・・・・・という状況は眼科に駆け込んで治療薬を処方されてようやく沈静化しました。
でも、プチプチの名残があるので、シミにならないのかが本当に心配で、これからホワイトニングしなければならない!なんて考えてインターネットを調べていたらあっという間に1時間。・・・・また目を酷使してしまって悪循環・・・・眼科の先生は「眼を疲れさせないように。」との一言を忘れないようにしないと。
というわけで、最近、私のストレス解消法というか、私の楽しみは「美味しいもの」探し。美味しいものに出会うと笑顔になれるというのはきっと誰しもの共通点だと思うのですが、そんな私の「美味しいもの」探しというのは、どこかに美味しい食事をいただきに出かけるわけではありません。スーパーに陳列されているお菓子の「かりんとう」と「甘納豆」の棚を見ること。「値段の割に・・・・・」という一品を見つけだすことが喜びだったりするのです。
で、私はまた今日も紫芋ケンピを片手に帰宅したのでした。週末もこまごまと仕事が入っていますが、あまりセカセカしないように楽しみたいと思います。
2010年01月09日
ともに乗り越える力
何となく忙しなく余裕と冷静さを欠きつつ・・・・。
「一体、民主党は市長選挙どうするのか?」なんていう問合せもいただいています。市議会議員補欠選挙については減らした1議席を必ず取り戻したいと方針が確定していているのに、市長選挙への対応が全く見えないことに心配をされている方の声だと受け止めています。市政に対するご意見は様々です。でも私たちは4年前の市長選挙でも現職市長を応援していないことだけは明らか。そのスタンスに変更余儀なく迫るような理由はありません。そのことだけは事実です。
昨日は都議会議員選挙を通じて面識のある労働組合の方からお声をかけていただいたので、「せっかくの機会」・・・とばかりに、その団体の「旗びらき」なるものに出席しました。「さらに厳しい環境をともに一致団結して乗り越えていこう!」という気合いは・・・政治的にいえば今夏の参議院議員選挙に向けられていて、民主党に対する期待の大きさを肌で感じました。その期待崩れにならないように・・・と念ずるのみ。一端の民主党地方議員ではどうこうもしようのないことのほうが多いのは確かで、国の動向により、あっという間に自分たちも吹っ飛んでなぎ倒されてしまうわけでしょうから・・・・。
「自民党があまりにもひどすぎたから、自民党を選べなかっただけ。」
って結構良く言われるんです。
今日は快晴のもと、民主党TAMA事務所も日ごろからご近所としてお付き合いも深い、自立ステーションつばささん、毎年恒例のお餅つきに加えていただきました。新品のせいろで蒸したもち米をぺったんぺったんとつくのですが、杵は大きさが3段階準備してあり、それぞれが自分に合った重さの杵でお餅をつくことができました。去年痛めた左肘の完治は程遠く、重いものをもつことは控えているので私は見学しかしませんでしたが、杖でやっと歩けるおじいちゃんも打ち出の小づちのような小さな子ども用の杵でぺったんぺったん、車いすの若者も介助者を隣にしてぺったんぺったん・・・・みんなが思いを込めてお餅をつくのっていいなあ・・・・と思えた昼下がりでした。いつも自立ステーションつばさの皆さんにお会いして思うのはここには「ともに乗り越える力」があるなあということ。今日のお餅つきでもそのことを感じました。「共生」とか「ノーマライゼーション」とか言うことは簡単でも実践できる人、実践できる地域をつくるまでには時間がとてもかかること。自立ステーションつばさが存在している住宅街の一角・・・・見えないけれど支える力もたくさんある気がしてなりません。そしてその力を育んできた時間もあるんだろうなあと思うのです。
自立ステーションつばさが企画している市民企画講座。関心のある方はぜひご参加ください。まずはともに考えるところから!
2009年11月17日
真冬の寒さ・・・
雨が降り、突如真冬がやってきて・・・・。寒暖の差に身体が追いつかない感じもありますが、そうも言っていられず。
今日と言えば自殺白書が閣議決定したニュースが報道されていましたが、学生・生徒が自ら命を断つ・・・増えていることが明らかになりました。
<asahi com 2009年11月17日11時13分>
鳩山内閣は17日、「09年版自殺対策白書」を閣議決定した。08年中の自殺者は3万2249人で前年より844人減ったが、学生・生徒(小学生を含む)は99人増え、統計をとり始めた78年以降最多の972人となった。学生・生徒の自殺は03年以降、増加傾向にある。前年比11.3%増で、サラリーマンなど職業別の集計の中で唯一、増加した。自殺の理由(1人あたり複数)が特定された中では、学業不振や進路の悩みなど学校問題が337人、うつ病など健康問題が284人、家庭問題が81人だった。
学生・生徒の自殺は全体に占める割合は大きくないものの、いじめを苦にした自殺や連鎖的な傾向が見られるなどの問題があると白書は指摘しており、子どもが悩みを打ち明けたいときに打ち明けられるシステムづくりが重要だとしている。
自殺者は03年の3万4427人をピークに、11年連続で3万人を超えた。職業別では無職1万8279人(56.7%)、サラリーマン8997人(27.9%)、自営業3206人(9.9%)、学生・生徒972人(3.0%)だった。
年代別の自殺者数は、50歳代が6363人(19.7%)と最多で、60歳代5735人(17.8%)、40歳代4970人(15.4%)。40~50歳代男性の自殺理由の約4割が経済・生活問題だった。(高橋福子)
ここでも指摘されているように、「子どもが悩みを打ち明けたいときに打ち明けれるシステムづくり」・・・必要ですね。でも、子どもが悩んでいるのかどうかを察してあげる周囲の環境があるのかないのか・・・これも大事です。とはいえ、先日のこととなりますが長年にわたり、子どもたちの自立支援に取り組んできた経験のある方にお話を伺ったのですが「子どもって真実を語らないんだよね。」ということを教えていただき心にぐさりと刺さったのですね。とても重い一言。子ども自身の表現力不足のことではありません。「語れない真実が存在している。」ことを念頭に置かなければ自立支援を進めていくことができないとの経験からくる事実だと受け止めざるを得なかったのですが、そこまで体得し、子どもに寄り添って支援できる大人ってどれほど存在しているのだろう?・・・・もちろん、保護者の役割抜きには語れないわけですが、「親には言えない。」と口を閉ざしてしまう場合も決して少なくありません。そんな時、保護者以外の大人では・・・・どうでしょうか。例えば学校に関わっている多くの大人も存在していますが、どうなんでしょう?
報道されたニュースに、今回の一般質問テーマにする「児童虐待」のこととの関連深さを感じたわけですが、子どもの声はまさに「声なき声」。子どもたちは今の社会にどう向き合っているのでしょうね。昔も今も変わらないのは無邪気な姿・・・とも思う一方で、子どもたちが向き合わなければいけない社会状況を大人としてどう説明することができるのだろう?・・・なんてことを思う今日この頃です。
2009年11月15日
陽だまり。
先週は一週間びっしりと動き回っていた感じで、ついに金曜日は完全オフになってしまいました。と言っても、一般質問の通告書を考えていて・・・なかなか進まないので、次に調べることなどを考えてみたりして一日過ごしました。それにしても寒さが身体に刺さるようになってきました。どこまで薄着で頑張れるか・・・とやってみようと思っていますが、もう既に・・・通称「ババシャツ」手放せないって感じでもあります。
今日はぽかぽか陽気でした。週末・・・乞田ふれあい館のところの公園に出かけていくのですが、ちょうど永山と多摩センターの中間あたりにあるので歩くのにもちょうど良く。あの広場にはアスレチックがあり、子どもたちのお気に入り。とてもにぎやかなので・・・・「どうして、あそこにはたくさんの子どもたちがいるんだろう?」とうちの子もぽつりと漏らしていたのが印象的です。何ともまあ、子どもらしいような子どもらしくないような指摘をするので驚きました。確かに、市内の他の公園にも行くのですが、活気が違うのは明らか。子どもの声がない公園でブランコに乗るよりも、順番待ちはするけれど子どもたちの声で賑やかな公園の方が楽しいのでしょうね。きっと。
それにしても今日の陽だまりは本当に気持ちがよく、夕方近くになっても寒くならずに「子どもは風の子」でわりと遅くの時間まで公園はにぎやかなままでした。
ぼーっと子どもたちの遊んでいる姿を見ながら・・・またここで私は一般質問の通告書を思い浮かべたりしていて、なかなか仕事とプライベートの境界線が「くっきり」できずにいるところ・・・ギアチェンジが下手で不器用な性格ですね。でも、最近は子どもたちに関する資料などから浮き彫りにされてくる子どもの生活実態など・・・深刻な状況を抱えている子どもたちのことが頭に浮かぶことが多いです。「一人ひとりの子どもの育ち」を社会で支えると言っても、現実的には社会でも支え切れていない状況もあるし。
明日からまた一週間始まります。12月議会に向けた議案説明は水曜日に予定されています。衆議院議員の逢坂誠二さんのメルマガが届きます。末尾は必ず・・・「さあ、今日もしっかりと前進します。」・・・この一言で元気をもらう私です。
2009年11月10日
戦没者追悼式
午前中に戦没者追悼式があり、出席しました。会場はヴィータホール。市長からの式辞、参列者の黙祷、そして議長、都知事(代読)、多摩市遺族会会長からの追悼の辞が述べられたのち、献花・・・これが式次第です。毎年行われている追悼式なのですが、私が出席をしたのは去年が初めてで今年が2度目。全国版で開催されている追悼式典の様子はテレビなどを通じてご存知の方も多いかと思います。なので、多摩市が改めて・・・・地域での追悼式を重ねて行う必要があるのかなあ・・・と考えたりもしていて、今までは出席していなかったのです。でも、「参列もしないで意見は述べられないのでは?」と言われたことや、「市長の戦没者追悼式での式辞」が議会で話題になったこともあり、昨年初めて出席したのでした。
多摩市の追悼式への参列者は決して多いとは言えません。式辞などでも「戦争を経験された方が高齢を迎えられている」ということが述べられるわけですが、「参列したくても参列できない」方々もおられるようです。この追悼式はこのまま毎年開催され続けるのだろうか?意味や意義を感じないとするわけではなく、「戦没者を追悼し平和を祈念するひととき」をきちんと持っていくことも必要だと思っていますが、その在り方については今のままでいいかどうかは議論のあるところだと感じないわけでもありません。
でも、戦争体験やそれで家族を失った方の悲しみの深さ・・・昨年の式では涙をぬぐっていた男性の方が印象に残っています。今日はたまたま式が終わってから都内の会合に参加しようと電車のホームで待っていたら・・・・会場を飾っていた生花(終わった後希望者に配られる)を手にした女性二人から声をかけられました。姉妹なんだそうですが、「これから、戦争で亡くなったお兄様のお墓にお参りしようと思っている。」と話をしてくださり、「5歳のとき、戦闘機が頭上を飛び交っていた記憶と、黒い布地で光が漏れないようにした電球のしたでずっと縮こまっていたこと、防空壕の中にいた記憶が今でも思い起こされる、」と伝えてくださったのでした。
追悼式に参列される方々の思いを直接受け止めた一瞬の出会いでしたが、「(高齢になると)私たちもいつまで追悼式に行けなくなるかもしれないわねえ。」と白い菊のの花に目をやりながら、ぽつりと述べられた一言がやっぱり印象的だったのでした。
そういう意味で・・・参列者の数を考えてもこれから縮小傾向にならざるをえない追悼式の在り方持ち方を考えていくことは避けて通れない気がするのでした。
2009年11月05日
パブリックコメントのありかたにパブリックコメントして欲しい。
市民参画の一手法として位置付けられているパブリックコメント。市が計画策定など最終決定する前の段階で原案や素案を提示し、市民からの意見を聞く方法でずいぶんと定着してきたような気がします。
でも、いつからどんな内容に対してパブリックコメントが行われているのか・・・・市民からの意見をもらおうとしているわりには、そのことが周知されていない場合も多いです。今日5日は「たま広報」発行の日。今回は「みんなではぐくむ 地域のこどもたちのために」ということで、「多摩市教育振興プラン」のことが1面になっていて、パブリックコメントが行われるということだったので、早速に‘原案’なるものを拝見しようとホームページにアクセス・・・ところが、またトップページのトピックスには「募集告知」が掲載されていないのです(少なくとも今日現在)。
なので、ぜひご関心のある方はこちらから→パブリックコメント(本文・データを合わせたら90ページくらいにものぼるので読み込もうとするとかなり大変・・・)
つい先日も学校給食センターの運営のありかた=学校給食業務の一部民間委託化について、ホームページの奥底に沈んでひっそりと意見募集されていたことに「まさか作為的ではないと思うけれど?」なんて担当課に申し入れたところ・・・・即座にトップページのトピックス掲載事項に格上げし、「募集告知」をしてくれたのですが、それと同様に・・・・今回もまた・・・・。
たま広報の1面を飾った「10年後を展望し、多摩市の教育の基本となる(仮称)『多摩市教育振興プラン』」ってかなり重要な計画だと思うのですが、これまたひっそりと意見募集されているのですよね・・・・・。今日現在、公式ホームページトップの「募集告知」には都市計画における建築物の高さの最高限度(絶対高さ制限)の指定方針(案)や諏訪複合施設の愛称募集や福祉オンブズマンから総合オンブズマンへの移行について他各種審議会などの市民委員の公募があるわけですが、それと並べて当然の事項だと感ずるのは私だけ?!
パブリックコメントの実施とたま広報とホームページとまたはその他の媒体による周知方法には一定のガイドラインがないのかしら?
あれだけ大々的にたま広報で意見募集したいと周知しているわけなので、作為的に意図的に・・・・意見募集していることが知られないように・・・なんてことではないと思っているのですが。
いずれにせよ、私・・・・パブリックコメントのありかたについてパブリックコメントをしたらどうかしら?と思います。どうせ実施したところで市民からの意見は数本しかないし・・・とその有効性なども問われるパブリックコメントですが、でも、私は意見を出す出さないは別にしても「市の動きが見える」だけでも大事だと思うのですね。「こんなことに取り組んでいるんだ。」とか「こういうこと考えているんだ。」というのを知ってもらうことも大切ですし。
というわけなので、教育委員会が10年後まで見据えた大計画を作ろうとしているわけなので、ないがしろにするわけにはいかないはず。改善を求めたいと思います。
2009年10月10日
3連休の過ごし方。
北諏訪小学校の運動会が中止→来週の土曜日(17日)に延期となりました。新型インフルエンザの流行拡大を防止するためというのが延期理由。学級閉鎖ではなく学年閉鎖になっているので延期やむなし。先週の青少年問題協議会地区委員会では数クラスの学級閉鎖ということであれば、予定通り運動会を決行するということでしたが、やはり難しかったのでしょう・・・・。新型インフルエンザ対応については公式ホームページでも学校の状況が随時更新されています。
ところで、週末3連休も半分仕事で半分プライベートな過ごし方になってしまうので、昨日をすっかり一日休日とし、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に行ってきました。ちょうどベルギー展が開催されています。ここの美術館がいいのは「広さ」。5歳を連れていくのにはちょうどいい広さです。子どもがちょっと飽き飽きしそうな瞬間に出口にたどり着けるのがいいですね。
久しぶりに絵画展に足を運びましたが、たまーに違う気分になれるというのはいいものです。いろいろ・・・一枚の絵を見ながら、絵の向こう側を想像するというのは楽しいものです。最後にはもちろん・・・「ひまわり」。この絵を見るとなんだか元気もらえる感じです。
この週末は市内でもさまざまなイベントが。
毎年恒例になってきた「多摩くらふとフェア2009」
同時に開催される別イベントですが同じく多摩センターでは「多摩センターハーヴェストフェア2009」がありますし、10月10日は体育の日ですかから「快汗スポーツDAY」など。結構楽しめます。
2009年10月07日
立場が違えば。
ここ3日間連続して同じ内容に言及するわけですが、またまたサンリオピューロランドの件では議会事務局長からお電話をいただいてしまいました。
企業イメージのダウンにもつながりかねないとの多大なるご心配があるようですが、もし仮にもそうであれば・・・・企業さんの方から私の方にクレームなり何なりいただくことになりますし、その時にはもちろん誠実に対応したいと考えています。局長からいただいたご指導に基づき、昨日のブログではきちんと訂正をさせてもらったと考えているのですが、あれは局長の意図とは全く反するようで「上塗りしているだけだ」などとさらなるご注意をいただいたのでした。
私自身は微妙なところなのかもしれませんが、決して企業イメージを傷つけるようなことはしていないと考えています。「まちの活性化に力を貸してもらいたい。そのために行政をあげて協力をするので、ぜひわが街に来ていただけませんか!」なんてお声がかかること・・・・素晴らしいことですよね。それに、そのことで迷う・・・というのは、どこかに迷わせる材料があったということなはず。「いえいえ、多摩市!」と即答できなかったのはどうして?!と私は思います。そうすぐに返事ができなかった企業側を責めますか?・・・・私は、違うような気がします。「もっといい条件の場所」があれば、誰しもそちらに目移りするのは当然のこと。どんなことがあっても淘汰されない市役所とは違い、企業であれば「よりよい」を求めていって不思議はありません。
多摩市で存在し続けることの意味や意義があればこそ・・・。
企業側にとって「多摩市ブランド」って?ということをまさに考えさせられる話題の一つですよね。
局長からいただいたご心配も理解できないわけではありませんが、私は決して企業側を批判したり、貶めたりするために書いているわけではなく、むしろ多摩センターの活性化やまちづくりという視点で考えた時の多摩市の取り組み姿勢に重きおいています。なので、局長と私とは立場と考えが違うので「これ以上・・・お話をしたところで歩み寄れない」という双方の理解のもと・・・ちょっとしたブログ騒動はこれにて終了ということです。
立場が違うと物の見方が違う・・・そういう点でも今回の一件は「役所的発想」×「岩永ひさかの発想」の差異を如実に示しているものです。私としては事後報告であり、途中経過をあれこれと書き綴って混乱させているわけでもなく、結果オーライになったことに胸をなでおろし、そして市民の方に‘私が’伝えていきたいことにブログを活用しているだけの話です。
ところで、学校給食センターに対する意見募集の件。公式ホームページ上で「多摩市長及び副市長の政治倫理条例【概要】(案)」と並んで、トップページより市民意見募集が告知されています♪
速やかなる対応。ありがたいことです。しかも、意見募集の期間についても10月末までに延長されていました。常に市民の立場から考えた情報告知が必要ですね。さまざまに行政情報をインターネット上で配信せねばならず、その集約整理は大変そうですが、少なくとも「市民意見募集」という限りにおいては、「意見ください!」という姿勢を全面的に押し出さねば意味がありませんから。
2009年08月28日
来週から定例会です。
朝夕は涼しくなってきましたが、しかし昼間の陽ざしはまだまだ恐怖。街宣カーに乗車をしているだけでも日焼けします。「あら、全然焼けてないわね。」なんて言われる時もありますが、これでも結構日焼けしています。
今日は午前中は議会運営委員会があり、終了後から、決算特別委員会に向けた準備会(=理事会)が開催されました。昼休みをはさんで終わったのは14時すぎ。どちらの会議も「オブザーバー」なので、モチベーションがあがらないのが正直なところ。議会運営員会では淡々と定例会の日程が決まり、決算特別委員会の準備会でも「議会における事業評価」について評価シートと評価対象にする事業が決まりました。
今年の評価シートは行政が作成している「事業カルテ」並みに詳細に記入する欄があります。事業カルテの場合は一人の職員が自分の担当している事業のみについてを作成していると思うので、一人が作成するカルテの枚数はそれほどでもないと思います。でも、議員となれば違います。今年は全部で13事業を評価することにしました。会派の人数が少ない、1人会派の場合には13事業分全てに評価シートを作成しなければなりません。かなりの時間を割いて取り組まないといけないだろうなあ・・・と思うくらいに記入するのに苦労しそう。
と言うくらいに評価シートの内容が昨年度までよりも大幅に改定されました。決算特別委員会が始まる前の段階で1次評価を行い、特別委員会の審査を経て、改めて2次評価という形で最終評価を行うというのが形式です。これは去年と同様。しかし、単に点数だけを示しても意味がなく、なぜ、その点数をつけたのかという「理由」が重要だということで「コメント重視」の評価表になっているのが今回の特徴です。なので、記入するのにかなりの労がかかるだろうと思っています。こんな時、大会派の方が役割分担できていいなあなんて思ったりします。自分自身・・・興味関心の薄い分野の事業などはコメントできるかしら?と心配にもなるくらい。でも、これを機に「勉強する」ことができてラッキー、視野の広がりにつなげられると受け止めていますが・・・・。
それにしても、来週火曜日から定例会なんて信じられないですね。モードは選挙?!一般質問の順番は多摩市議会公式ホームページで確認できます。
明後日が投票日です。今日は少し暇があったので?!さっさか期日前投票に行ってきました。駅前期日前投票所の雰囲気を見たかったので。桜ケ丘のヴィータ内の市民活動情報センター内に設置されたところで投票しました。お買い物途中などに気軽に立ち寄れるのはやっぱりうれしいですね。でも、もっともっと期日前投票を宣伝したいものです。駅前などに効果的な宣伝でも出せないのかしら?と思います。駅前での期日前投票は今日で終了。明日は市役所隣の西会議室でのみ期日前投票が可能です。
そう言えば、あわせて行われる最高裁判所裁判官国民審査ですが、本当に審査できているのでしょうか?って思わずにはいられません。とりあえず、私はこちらのホームページで確認はしましたが。
2009年08月14日
夏休みモード。
ここ2日ほど・・・BLOGの更新をしていなかったので「どうしたのですか?」とご心配のメールをいただき恐縮です。勝手に夏休みだと思っていますが、お盆に多摩で過ごしている市民の方を捕まえて・・・話を聞いたり、あとは宣伝カーにも乗車をしたり・・・・。
街の中は人影少なく、車も少なく・・・本当に「ひっそり」という言葉がぴったり。「ひっそり」が終われば、今度はけん騒真っ只中になり、来週18日火曜日からは選挙戦がスタートします。町田市・多摩市をエリアとする東京第23選挙区について言えば、人口が多摩市よりも3倍ほどの町田市がやはり選挙戦の舞台という感じがしてしまうのですね。都議選のときはさすがに稲城市・多摩市で多摩市の方が稲城市よりも人口も多く、こちら手動で選挙戦が展開していったわけですが、そこから比べると気持ち的には何となく甘くなっていたりして・・・・?!
というわけで、たまにはBLOG更新をお休みしてみたりと少し夏休みモードに切り替えてみました。今年は雨天延期でせいせき多摩川の花火大会も実施されました。議会では花火大会の運営状況が話題になってきましたが、その結果報告をまた見てみないとと思っています。毎年、市民のボランティアの方が花火大会当日翌日と「ごみ」ボランティアをなさっています。今年も当日にはごみの分別案内、翌日朝には片付け清掃に地域やボランティアの方が関わったと聞いています。毎年のことですが、ありがたいことですね。
大なり小なりイベントごとをやって一番大変なのは「ごみ」・・・「ごみ」の状態が市民社会のレベル?・・・・不特定多数のものすごい塊で人が押し寄せる花火大会などは想像すれば・・・・というわけです。
「自分の家の庭さえ、きれいに手入れされてればいい」振舞いというのは気持ちは全くに理解できないというわけでもありません。公衆トイレの使い方一つとっても当てはまることです。
明日は終戦記念日です。忘れかけ、風化していく、記憶に遠のいていく・・・年々そんな気がします。明日の過ごし方を考えています。戦争を子どもたちにどう伝えていけるのだろうか?想像でしか語れない私の説得力はいまひとつだなあと常に思っています。
とある場所で「みんなの世界」という絵本に出会いました。この絵本は大人のためにあるような気がしました。手に取れる機会があれば、一度目を通す価値のある1冊だと感じます。
2009年07月27日
熱帯雨林気候のようで。
突如の大雨・・・。いつだったか一生懸命暗記していた「熱帯雨林気候」みたい。「雨降って地固まる」というような「雨」ではないのが特徴ですね。私は「あめ、あめ、ふれ、ふれ、母さんが~♪」と歌いたくなるような雨は嫌いではないのですが、この暴雨には勘弁・・・・「雨って怖い」とすら思いながら、窓の外を見つめてしまいました。
今日は・・・願ってもない休息日?となりました。我が家に「とびひ」girl がいたもので、病院に連れて行き、保育園に行くには少しまだ感染も心配かもしれないということで一日自宅療養をしていたからです。保育園の楽しみと言えば「プール」・・・しばらく「プール」も汗を流す「シャワー」もお預けになるということは・・・・「汗×アトピー」の悪循環?!・・・・やや危惧をしています。アトピーというのは、もともとの体質もあるわけですが、やっぱり地球環境の問題と大きくかかわっているようですね。大気汚染やら塩素の入っている水道水やら・・・いろいろなものが複合的な要因となって回復するのが難しくなっていると聞いています。かつて(と言ってもかなり昔だと思うが)は小学校卒業するくらいになり、体力がついてくれば次第に自然治癒していたのがアトピーだったそう。でも今は自然回復力に委ねられないのは環境汚染があるからで、車の排気ガスやら何やらと都会の場合には大気の悪さに紫外線が本当に皮膚には良くないんだそうです。
ところで、私は昨日、仙台を日帰りしました。総選挙に向けて活動をなさっている石山けいきさんの集会にお招きをいただいたからです。都会とは全く異なる課題を抱えている地域の事情、特に農業を立て直していく必要があることなどひしひしと感じました。多摩で「農業」を語ってもピンとこないわけですが、「おにぎり王子」の石山さんが語る農の政策、実感がこもっていました。「農業を守る」こと、日本の農をしっかりと再生していくことが必要なんだとそう思いました。後継者不足に悩んでいる農家の方々・・・意外と「都会から就農を希望する若者を受け入れる」ことへの抵抗感は少ないようで、若い力を求めているような気はしました。都会からの若者があの農作業に耐えられるかどうかは別として。
「農業は楽しい。農業で稼げる。」
そんな状況を作らなければ、日本の食卓を守ることができないのかもしれません。石山さんのお話によれば今は農家も「育てる手間のかからない品種」に切り替えていくような傾向もあるそうです。たとえば「お米」一つとっても、宮城の場合には「ササニシキ」「ひとめぼれ」が生産量としては多いそうですが、お寿司にぴったり適している「ササニシキ」は育てる手間がかかるので避けられつつあり、生産量が減っているのだとか。農家の人手との兼ね合いもあるのかもしれませんが、稼げない農・・・手間暇惜しんで手塩にかけてじっくり育てていかねばならない品種を手掛けるというのが厳しくなっているのでしょう。自らも農を勉強中という研究者の石山さんに私たち世代の「農」の問題を考えるリーダーになってもらいたいと思っています。(対する候補予定者が現職の世襲議員ということで、楽な選挙戦ではないそうですが)
その集会で同席をした神奈川県選出の牧山ひろえ参議院議員はこれまたとっても知的で素敵!「先生」と呼ばれることにどっぷり馴れてしまった議員先生にはどうしても壁と抵抗を感じてしまう私ですが、心閉ざさず話すことのできた国会議員さんでした。
というわけで、石山さんの集会に参加をして思ったことは「とにかく日本のものを選んで食べなくちゃ!」ということ。私たち消費者が少々高くても日本で生産されたものを選び、いただくことが日本の農を守ることにつながるということ。「日本の食卓」守らなくちゃ!ですね。この集会に参加するためについ先だって改訂版が発行された多摩市の農業振興計画を隅々まで読んでみたわけですが・・・・随分と立派な計画であることだけはわかりました。
2009年07月22日
議会基本条例のつくりかた
多摩市の議会基本条例のことについて聞きたいとの問い合わせをいただいたので、これまでの経過をちょっとだけ復習をしてみました。
すでに全国では63の自治体で議会基本条例が制定されているようですね。多摩市議会が取り組みをスタートしてから2年余りですが、私たちよりも後発でスタートしたところが続々と制定し終えているとの状況もあります。時間をかければいいというものでもないかもしれませんが、あっという間に条例を完成してしまっている他の議会での制定過程にかなり関心があります。こちらがひと段落して、余裕余力があれば、他市の議会基本条例の制定過程について調べてみたい気がします。
きっと、いろいろな制定過程があるのだと思いますが、概ねどこの自治体議会でも市民からのパブリックコメントを集めているようです。現在、私たち多摩市議会でも市民から寄せられた意見や提案をどのように活かすことができるのかと考えていますが、それにしたって13名の特別委員会のメンバーがそれぞれに意見を述べ合った上で回答することにしていて、回答一つ作成するのにもかなりな時間を要するというのが現況です。
たぶん・・・「ていねい」にやろうと心掛けている結果なんだと考えています。何に対して「ていねい」なのかと言えば、「多数決で議決するのではなく、全会一致で議決をし、制定をしたい」という暗黙の了解のもと、全議員の意識合わせんみも時間をかけているということだと思います。必要性を感じている人たちが荒療治的、急進的に多数決にて制定することも決してできないわけではありません。しかし、多摩市議会はこと議会運営に関しては常に常に「合議制」の原則に基づいており、今回の議会基本条例についても我が市議会の伝統である「全会一致」を重んじているということになるのでしょうか?
ここで気になるのが、先々のことになるわけですが、制定する時は全会一致で。では内容に見直しが迫られたときなどの条例改正についてはどうなるのでしょう?
ここでもやっぱり「全会一致」原則が優先するのかどうか・・・・?
実は、このあたりが結構気になる部分だったりするのは、理想的な方向で条例が改正されるのであればいいわけですが、ある意味で後ろ向きな方向で条例改正しようとする勢力が頭をもたげてときにはどうなるのかな?なんて思うわけです。そんなこと案ずる方がおかしいのかもしれませんし、先んじて考える必要もないのかもしれませんが、議会基本条例は「議会のため」「議員のため」に制定するものではなく、「市民はどんな議会であってほしいか」「市民にとって役立つ活動のできる議会」を目指し、実現するために制定するためなのでその原則をきちんと確認しておく必要があるだろうなと感じます。
でも、改めて思ったことは・・・・うちの市議会のメンバーって非常に忍耐強く粘り強い・・・・ということ。これは別に自画自賛でも手前みそで言っているわけでもなく、他市の議会基本条例の制定過程と決定的に違うところは「かけている時間」ではないかと思うくらいに、時間をかけていることは確かです。とは言え、傍聴席から見ていると「無駄な消費」になっているのかもしれませんね?!・・・・そのくらいいろんな考え方の人いて、合意形成するのは大変だということの証・・・・・議会に限らず、市民社会も同じことですね。「議会は市民社会の縮図です」。
2009年06月18日
議会運営委員会
今日の議会運営委員会は最終日の議事運営を決定することが主な議題。そちらは念のための確認というレベルなのでさっさか確定。
ところが、次の定例会の日程を決める段になり、図らずも活発な???意見交換に。次、3ヶ月後の9月開催の定例会では決算特別委員会を開催することになっていますが、その期間を5日にするのか6日にするのかでちょっとした見解のズレ。
もともと多摩市議会の決算特別委員会は5日間でしたが、昨年から‘議員どうしの意見交換’を実施するということで1日追加して6日間にしました。「そこで、今回もどうしますか?」というのを協議したのです。
私の主張は「去年のような議員どうしの意見交換にしかならないのであれば(正直言って、意見交換の必要性はあまり感じられないし)、5日間でいい。もし意見交換を本当にしようと思うのであれば1日だけ追加するのではなく、2日でも3日でももっと必要十分な日にちを取るべき。」というもの。
他に5日論を主張した会派のご意見は「そもそも意見交換なんて必要がない。」「(職員の負担などもあるし)6日ではなくて5日にすべき。5日の間で意見交換もするのであれば工夫した運営をすればいい。」
6日間論は「意見交換という試みは意義があった。意見交換で合意形成をするところには至らなかったけれど、傍聴者にはそれぞれ各会派の意見の違いが浮き彫りになり好評でもあった。」「5日間は質疑をしっかりとしたい。5日間の中で意見交換をするとなると質疑の時間を短くすることも考えなければならないので、1日追加すべき。」「昨年初めての試みなのだから、これをしばらく続けていくことが必要ではないのか。」
などというもの。
確かに、傍聴者には「意見交換対象事業」になったものに対する各会派の立場見解が発表されていくので面白かったのかもしれませんね。そこを否定するものではありません。しかし、そもそも、議員どうしの意見交換を行う目的は「意見交換対象事業」に対し、議会としての評価を一本化させ、市長にその評価を突き付けるため。でもそれってかなりな至難な技であることが去年の試みで十分に実証されたと思っています。
私たち多摩市議会は現在のところ、約50事業くらいを各会派ごとに評価しているのですが、「各会派でバラバラに評価をしたところで、それらをどう受け止めればいいのかよくわからない」というのが行政側のご意見。それはご尤も。「議会としての評価」をしていかなければ、行政が都合の悪い会派の意見には耳を塞いで終わるだけに過ぎないのは当然のことです。
そんなわけで、私は「議員どうしの意見交換」と言っても、昨年の場合はたった1日しかなく、しかも時間制限があり・・・・・各会派もしくは個人が持論を展開し、主張し合っただけの話で何の議論もできなかったので、そうであるならば、1日増やしたところであまり生産性もなく、意味やら意義を感じられないというのが意見。やるなら、もっと徹底的に意見交換して「各会派の意見発表会」にならないようにするべきと考えています。もちろん、やり続けることで少しずつ進化させていける・・・とのご意見もあることは承知ですが、そのためにも1日と言わずもっと日数を増やしましょう!と思います。
実は、議会運営委員会では期間を決定するだけで、決算特別委員会の運営については、これまた「理事会」というものを設け、決算特別委員会の委員長と副委員長を中心にして「どんな議事運営にしていくのか」を決めることとなっています。でも、まだ「理事会」が正式にも設置されているわけでもないために、とりあえず日程だけ決めましょうというのが今日の議題。本来は「理事会」で協議され、そこで必要な日程を想定してから、議会運営委員会で最終的な日数の確保ができれば今日のような議論が起きるわけもありません。何の問題もないわけです。(物事の手順を違えていると言えば違えていますね。)
ところが、そうなっていないために、「とりあえず6日間を確保しておけばいいのではないか。もし6日間必要なければ5日間にして、余った1日は休憩すればいい。」との本末転倒とも感じずにいられないご提案も出る始末。中庸の意見であるようで、随分と「おかしな意見」でもあります。
結局、最終的にはさまざま意見を出し合った結果「5日間」となりました。この期間で意見交換が行われるかどうかはまだ未定ですが、「議会運営委員会には重みがあり、権威がある。議会運営委員会が5日と決めたら5日なんだ!」などと発言する方もおられました。
ちなみに去年の決算特別委員会「議員どうしの意見交換」への私の感想などはこちらとかこちら。
それから、今日は出前委員会でも傍聴者から「上手くない幕の内弁当のよう」だと批判のあった議員の一般質問について改善提案も出ました。発言時間が一人35分は長すぎる。だらだらやっていても仕方がないので、もっと効率的に進められるようにすべき。・・・というのです。実は多摩市議会の先例集によると一般質問の発言時間は発言者が20名であれば「一人35分」、21名以上の場合は「一人30分」となっているようですね。おまけに、「一問一答形式」になっているけれど、実は「再質問は2回まで」というのも決まっている・・・・とのご指摘もありました。
「先例に倣う」ということは確かにそうなのかもしれませんが、そもそも「先例」を見直すということも考えられるのかもしれませんね。各会派・議員が合意すれば先例変えることはおかしなことではないので。
と、私、、、、再度、多摩市議会先例集を家に持ち帰り、「枕」にして寝てしまいました。(あー寝ている場合じゃないですね。見直していないといけない!)
2009年05月27日
議会前の慌ただしさ。
一般質問が6月定例会の初日に順番が巡ってくるなんて・・・・とどうやら準備がいまいちな時ほどくじ運がいいらしい。
都議会議員選挙まで50日をきったので、市役所から一歩外に出ると頭の中は「選挙」モードで、とかく職業病でやたらと事前ポスターと呼ばれる候補予定者の宣伝が目について仕方がない感じ。どうやらこの選挙区もほぼ立候補予定者が出そろったようですね。自民党1名、民主党1名、生活者ネットワーク(民主党推薦)1名、そしえ共産党1名で2議席を争うことになりそうです。民主党と共産党が新人候補。
というわけで、頭の中のスイッチを「議会モード」に切り換えていかないと・・・・ってことで午前中は選挙に向けた会議で午後から教育委員会に一般質問に関連したヒアリングをして意見交換。今回の質問の主眼は多摩市教育委員会がやっている事業内容云々を細かに聞きたいというよりも、私個人的な感想としては多摩市の教育委員会は「迷走」している感じなのできちんとした方針を示してもらうことが主眼。答弁者は当然に、「教育長」と思っているのですが、どこまで教育長が答弁してくれるのかが楽しみ。市長も教育長も通告書の第一質問を受けて、予め準備されている「答弁書」を読むだけは読むのですが、その後の再質問については「部長」が答弁して当たり前という体制になっているのが多摩市議会の場合。当然に「部長」がその後の質問をフォローして答弁するのかもしれませんが、私としては「教育長」に答弁を求めていきたいと思います。
答弁者を指名するのは「議長」ですので、ここで議長にもその采配がどうなるのか期待したいところ。発言者が「市長」を指名しても、「部長」が答弁することを認めてきたわけですが、肝心なところで「市長」が逃げ腰で部長もしくは副市長が答弁するというのは、やっぱりおかしい。なので、議長の発言者への指名を的確にとお願いしておかないと。
今までの議長さんには恐れ多くもそんなお願いはできなかったのですが、折戸さんにはお願いしやすい。「何か気がついたことがあったら言ってちょうだい。」とお声をかけていただいているので、早速お願いしてみようかと思います。
それにしても慌ただしい議会前。というのは明日は6月定例会前の議会運営委員会ですが、明後日は臨時議会。公務員の一時金、いわゆるボーナスについて削減するという提案の審議が行われます。6月1日までに議決をしなければならないので急遽の開催です。ボーナスの削減についてですが、これについてはあらかじめ予算化されているものでもあるので、言ってみれば・・・・削減して‘浮いた’分をどのように取り扱うのかしら?なんて思ってしまいます。
来月になると議会基本条例素案についての地域出前説明会もスタートします。日程は下記の通りです。6月5日の市広報が出るのと同時に素案が公表されると思います。私個人的には別に今の段階でホームページくらいには掲載していてもいいのではないかと感じるわけですが、それでは情報格差への配慮不足なんでしょうね。
◆地域への出前説明会(多摩市議会「議会基本条例制定をめざす特別委員会」)
6月6日(土)18時~20時 愛宕かえで館 Bグループ
6月7日(日)10時~12時 関・一つむぎ館 Cグループ
6月7日(日)14時~16時 TOMハウス Bグループ
6月7日(日)14時~16時 乞田・貝取ふれあい館 Cグループ
6月7日(日)18時~20時 ゆう桜ケ丘 Cグループ
6月14日(日)14時~16時 貝取こぶし館 Bグループ
6月20日(土)19時~21時 ひじり館 Aグループ
6月25日(木)19時~21時 諏訪地区市民ホール Aグループ
6月26日(金)19時~21時 総合体育館 Aグループ
Aグループ 安藤邦彦 遠藤めい子 折戸小夜子 平野勝久
Bグループ 今井三津江 小林憲一 萩原重治 向井かおり
Cグループ 岩永ひさか 菊池富美男 白田満 住田啓子 橋本由美子
2009年04月16日
「あっ・・・・そう。」
私たち議員の任期もちょうど残すところ2年。多摩市議会は2年ごとに人事の改選をすることになっているので今日の午前中に行われた代表者会議で残りの任期に所属する委員会などの決定が行われました。とりあえず、常任委員会についてですが、私は「議員の専門性」を高め、議会総体の力を上げていくことを思うと、2年ごとに人選入れ替わることにも疑問だったりしますが、現行のならわしをすぐに変えることも難しいのが実情。なので前例踏襲で、従来どおりの会派ごとに「席取り」が行われました。
民主党TAMAとして常任委員会で選んだのは総務、健康福祉、子ども教育の3常任委員会。席だけ確保しているのであとは会派内で誰がどこに所属するのかを決めることとなります。なので、もちろん私は迷わず文教常任委員会改め「子ども教育常任委員会」にしました。つい先だっての定例会で、常任委員会それぞれの担当事項を見直し、文教常任委員会には教育委員会に所属する分野、文化スポーツに所属する分野に、「子ども青少年部」に所属する分野が追加されました。私にとっては願ったりかなったりで「子ども分野」を今まで以上に全体的に捉えやすくなったこと間違いありません。
なので、後半2年間の活動が楽しみです。ちなみに民主党TAMAは他の2名の議員も私と同様に引き続き現在所属の委員会にそのまま席を置くこととしました。
ところで、人事と言えば・・・・議長、副議長ポストについてもどうなるのかが巷の多摩市議会通の間でも話題になっていますが、基本的には4年任期の議長たちのポストも2年ごとに交替することになっているならわしは変更せず。さらに、その選挙についても従来通りに行われる模様。ちなみに従来通りの選挙と言うのは「水面下でのやりとり」が当然に行われるような手法で、来月15日に臨時議会があり、そこで決定するわけですが、それまでの間に・・・・会派間や議員間で2つのポストに誰を?という点で熾烈なせめぎあいが行われるというわけです。
まあ、多摩市の場合には議長、副議長(場合によっては議会選出の監査委員まで)は2年交替ということですが、自治体によっては1年交替になっているところもあります。ここは自治体ごとの勝手なルールによっているわけです。それにしても特段に理由があるわけではなく、2年経ったら「一身上の都合」により辞職をして次の人に席を譲る・・・・というやり方・・・・・・議長席の魅力・・・・・・・きっと神々しいポストなのでしょうね。それに見合った人物が座らなければならないはずですが・・・・・・・・・・。
議会人事がどうなるのかの行方はこれからが勝負?!詳細など動きは改めて時期がしたらご報告します。
最後に、私が「あっ、・・・・・・そう。」と思ったことを書きます。
というのは、午後一で会派の代表者が集まって予算修正案に関連する内容の話を聞くとのことで、こちら代理出席をしました。すると、副市長からは修正が行われたことに伴う影響の説明が。単なる事実経過の説明と素直に受け止めればいいのかもしれませんが、「議会の修正に従った事務処理に余分に郵送費用がかかった。もう一度説明の資料等作り直す必要があり職員の業務が増加した。問い合わせ対応等が例年よりも多くて職員が残業を強いられている等など・・・・・」・・・・・なんだか修正した議会のせいでトンデモナイことになっていると言わんばかりな雰囲気に「一体、この場は何のために設定されたものなわけ?」「議長はどういう意図で私たちを集めたわけ?」とチンプンカンプン状態。
もちろん質問らしい質問もなく30分ほどで終わったわけですが、議会の修正を粛々と受け止めて業務をこなす・・・・・そこには「しなくていい苦労」があることも否定はしません。とは言え、その苦労をさせているのは議会なの?!
本当・・・・不可思議。
「あっ・・・・・そう。」
としか受け止めようもなし。会議召集の意図、真意を測りかねるってこういうことだよなあ・・・・・午後貴重な30分間は一体何のための時間だったのだろうか?わざわざ別の予定に時間調整をして、代理出席した私の時間は一体何だったの?
2009年04月08日
前厄なんですって。
今年で32歳。女性は33歳が厄年とのこと。見た目が本人の気分以上に相当に痛々しく不憫に感じさせるもので、心配してくださった市民の方が川崎大師に御参りしてくださったと。本当にありがたく、多少不自由でもくよくよもしていられないとの思いです。「感謝する」ということを改めて考えさせられる今日この頃ですが、何事も「感謝」の気持ちが原点にあってはじめてスタートできることを確認しています。
今日は午前中に議会改革特別委員会前の打ち合わせをしました。委員長と、私(副委員長)と議会運営委員会の委員長の3人に議会事務局長と課長。局長と課長は人事異動で着任したばかり。正直言って、ここ数日間ですべてを把握しきることは難しいでしょうね・・・・課長は私たちの会話を熱心にメモ取りするので精いっぱいという感じでした。議会事務局の仕事、とりわけ日常的に議員と接点の多い職務の局員は「議員それぞれのパーソナリティを掴む」ということが必須。局長や課長は否が応でも日常的にすべての議員とのコミュニケーションが求められるので、事務局員以上に個々の議員の個性、特性に対応できるスキルが必要になるでしょう。議会は「人間動物園みたいな場所」などと揶揄する意見を聞いたことがありますが・・・事務局長が動物園の園長さん?
新しい局長の議会改革に対するご意見ですが「コスト的にも効率的にしていかないといけない。」との強いご認識がある模様。情報公開と言えば、やはり議事録・・・でも、議会の活動が活発になるとそれに比例して議事録作成費用も増加する・・・・この経費が結構バカにならないし、速記録の確認作業の事務負担も増えたりするのが実情で、去年は議事録について途中で工面することが迫られたのも事実・・・・「別に新しいことをしようとしているわけではなく、議会の活動が増えているだけの話で、別に否定することではないし。」・・・・というのは正当な意見なわけですがどうやら事務局長は「これ以上、議会の会議が増えると困る。」と内心では思っているような口ぶりに、委員長が「そうなんだよなあ・・・痛し痒しの面もあるよなあ。」とその気持ちを代弁するかのようなフォロー。
インターネット中継をすれば、もっとクリアに市民にも議会が見えるようになると思いますが、画像映像の記録とともにやはり書面での記録を残すことは必要ですし・・・・議会費だって贅沢は(していないけれど)言っていられない状況に我々も葛藤のはざまに立たされている?!
それから、局長によれば「行政は以前よりも努力して多くの資料を作成して、議会にも市民にも情報公開している・・・・」と言うわけで、議員が公開されたり、提供されている資料を使いこなすことができていない現状もあるとの一面を指摘されました。職員は議会からの資料請求に時間を割かれている現状もあり、議員が既存の資料その他でもっと勉強することで、職員の苦労も軽減できるという含意であると理解します。でも、行政から公表されている情報を鵜呑みにしてはならないことも頭に留めておかねばなりませんし、そういう意味では提供されている情報を見極めるための詳細情報を知りたいとの議員の要求には答える必要もあるでしょうし、「これだけの情報が公表されているんだから。」ということを理由に議員が遠慮をするのもおかしな話。
また、局長は行政が情報公開を進めてきていると言いますし、実際にはそうなんでしょうが、市民が欲しいと思っている情報が提供されていなければ、せっかくの努力も評価されない結果になり、報われないこととなるのも事実。
この問題ひとつとっても、考えれば考えるほどに山ほどの課題が・・・・・。
というわけで、そろそろ今年度の議会活動について、自分自身の年間計画をたてないとなあという感じです。
2009年03月31日
それぞれに主張はあって当然。
昨日の会議の結果を受けて、HP、ブログをお持ちの議員さんはそれぞれに立場からの主張をされているようですね。「あの議員さんのブログには・・・・」などと市民の方がわざわざお伝えくださり、ありがたいことです。当然のことだと思います。みなさんそれぞれの立場、自分の主張を貫かれ、それに基づいて理屈をつけて説明を果たすことは当然のことだと思っています。
それに対して、裁定を下すのは市民ですから。修正案に賛成した議員、市長の再提案通りに可決をしたかった議員、そしてあらゆるこれまでの状況を踏まえて退席をした議員もいました。それぞれ市民の方々がその判断を評価するのだと思います。
しかし結果は一つ。来年度予算に対する議会の意思は「修正案可決」だったということです。議会の結論については例え、自分自身が下した判断と議会全体の判断が一致をしていなかったとしても、どの会派どの立場の議員であってもきちんと責任を持たねばならないと思っています。議会で決めたことは賛否の立場はあっても「全員で決めたこと」と受け止めて、新年度からの多摩市政運営について議会の役割と機能を果たしていけたらと考えています。
市長のメッセージも掲載されています。こちらもあわせてご覧ください。「行政としては戸惑う内容」もあるのかもしれませんが、そこは議会の意思を真摯に受け止めて執行を進めていくのが市長の役割であると思います。僅差であったなどと書いてありますが、仮にも市長提案が僅差であってそのまま議会で可決された場合に市長自身がどのような態度をとってきたのかを考えてみることの必要なのかもしれませんね。
民主党TAMAの予算の意見討論など明日には掲載できるようにしたいと思っています。
2009年02月25日
寄附条例という打上げ花火。
明日から定例会。今日は午前中に総合福祉センターまで出かけました。ちょうど総合福祉センターまつりのオープニングで和太鼓の演奏が聞こえていました。私は・・・と言えば、今日は一般質問の準備で民間委託の時期が4月から7月に変更する「ひまわり教室」のことについて通園児の保護者の方々からお話を伺いました。民間委託をすることは決定事項として受け入れざるを得なかった状況から今日に至るまでの思い、今後に対する不安など伺いました。民間委託を進める方向性は決してマイナスではないと考えてきた私としても、ここで新たな一歩を踏み出すところで転ばないようにフォローしていく責任があると考えているので、一般質問でいくつかの懸念事項に対する行政側の取り組み姿勢を確認する必要がありそう。
ところで、今朝の朝日新聞の多摩版には久しぶりに大きめの多摩市関連の記事が掲載されていました。「寄附金条例」の制定という見出しでした。新聞報道によれば、どうやら「市民に寄附を積極的に呼びかけるため」が目的に制定されるもののよう。この打上げ花火ですが、どのくらい大きな音が響くんでしょう?まだ議会でも議論されていませんし、制定されるかどうかも今は確約できませんが、市長が3年前から職員とともにあたためてきた構想のようなので、議会でも大いに議論をしてみたいものです。これは総務常任委員会での議論になるので、加われなくって残念。委員会はぜひ傍聴しないとと思っているところです。
多摩市は先日も書いたように、東京都内26市の中でも市民の寄附が最低ランクに位置しているのだとか。この条例制定でせめてブービー賞くらいには格上げになるのか?!よくわかりませんが、もともと多摩市が・・・というよりも日本社会そのものに「寄附文化」が根付いていないわけです。
というわけで、こんな団体が誕生しています。日本の寄附文化を革新することをミッションにしているようですね。今後注目していきたいと思っています。日本ファンドレイジング協会
明日の定例会初日は市長の施政方針演説があります。来年度、市長は任期最後の集大成の一年に入りますし、それこそ2010年の市長選挙を視野に入れているのかな~・・・・って感じ。
2009年02月24日
「和」を尊ぶ議会運営。
議会運営委員会があり、明後日から始まる定例会の日程が確定しました。
今回は・・・・・自民党と公明党会派は一人の議員の一般質問の時間35分で「代表質問」をやるのだとか。そのために発言順を決めるのにひと悶着。実は、事前に議会運営委員会の委員長の‘粋な’?!はからいにより、自民党や公明党会派は「代表質問的に一般質問」を実施するので順番を先頭にしてみよう・・・・という対応で順番の仮決定をしていました。
先週の通告書の提出締切日から議会運営委員会を開催する時間もなかったので、仮決定していた順番のことは各会派の代表などと調整した結果のようでした。
ところが、今日の委員会で「実は、委員長の‘粋な’はからいに対する異議があるんですが・・・・」という趣旨の発言があったのでひと悶着。
一応、調整済みで今日は確定するだけであっさりと議事が進むのだと思っていたのに、異議申し立てというのはいまいちな状況。会派間で調整済みだと思っていたのに、会派内部で調整ができていなかったので後出しじゃんけん的に「やっぱり、おかしい。」というのでは、粋なはからいを済ませた委員長の顔に泥を塗るもの。
そう思ったので、あえて私も「『やっぱり、おかしい』と今頃言うのがおかしい。」と意見をしましたが、議会運営委員会は共産党会派の小林さんが委員長を務めていらっしゃるのですが、彼の人柄を考えれば、筋を曲げてどうこうしようとする人物ではないので何とか今日のところはおさまってよかったよかった・・・・・という感じ。
議会の運営というのは、議員それぞれが個々の主張を自分勝手に述べ合っていても進んでいかないので、馴合いという風には思いたくないですし、「なあなあで進んでいる」わけではないと信じたいわけですが、いずれにしても日本の良き伝統である「和を以て尊しとする」という文化が息づいている場でもあるんです。これが傍聴席からみると「議員仲良しクラブ」結成で、非常に不愉快にも見えるのかもしれませんが、主張するところは主張して、でも退くところは退いてというさじ加減が結構重要だったりするんです。その間合いが議員どうしの微妙な人間関係に密に絡んでくるので、私からしてみれば人生経験的にも豊かすぎる大人の先輩方の息づかいについては息をひそめてじっと伺うだけになる場合も。何と言ったって、私の両親に年齢が近い人の方が多いわけで、まるで「頑固」な両親に物を言っている気分になっている場面があったりする自分に気がつくことも。
私とぴったりと同世代というような議員さんがいないので、微妙な間合いと距離を持てる議員同士の人間関係をつくるのって難しいなあって思うこの頃。明後日から、いろいろありそう。3月は誕生日も来るので一番好きな時期なんですが、また、今年の誕生日も日程を確認したらハードに予算特別委員会中。今のうちにどこのケーキでお祝いするのか考えておかなくっちゃ!って感じ。私よりも「丸くてろうそくを立てるケーキ」を今から楽しみにしている我が家の姫君がいるので。
2009年01月31日
あっという間に時間が過ぎて。
晴れた日が続くと雨が恋しくなりますが、やっぱり雲の合間からの日差しを見ると気持ちが明るくなりますね。昨日は午前中から雨だったので自宅で作業をしていました。毎日があっという間に過ぎてしまうので、もう月末。来月号のニュースの原稿を書いたり、議会改革特別委員会で「議会基本条例」の素案づくりを行っているのでその準備をしました。午後からは民主党TAMAで選挙に向けた会議を。一つの選挙をつくっていく時に必要なことは一緒に選挙に取り組んでいく仲間との信頼関係だなとつくづく感じます。
さて、今日は午前中には議会改革特別委員会の条例案の起草をしているメンバーで集まって準備をしました。実際に条文づくりも含めて行っているのですが、条例全体の構成その他内容も含めて、一つ一つこれまでの議論の経過などを確認しながら、文に起こしていく作業はなかなか大変です。とにかく議論をする素材がなければ会議を一歩二歩と前進することができないので、「条例素案」をまずは先行して作成していますが、何しろ多摩市議会のメンバーは論客揃いなので、素案を示したその先の議論がどう展開されるのかが楽しみです。議論を重ねて、「よりよい」を追求していきたいものです。
振り返ってみると、新年明けてからあっというまに1か月が経過してしまい怖いくらい。時間がどんどん過ぎてしまって、「出前委員会の第2弾をどんなプログラムにしたらいいのかなあ」と考えている間にすでに先日3回の出前委員会も終わってしまったし・・・・・という感覚です。
さらに、今日は時間があっという間に過ぎていくことを感じたのはNPO法人シーズネットワークさんの映画の上映会にて。いろいろとあとの予定が立て込んでいたので、全部見終わる前に退室してしまったのですが、上映したドキュメンタリー作品の名前は「bloom」です。この作品の概要をご紹介します(HPからの引用です)。
子どもを産み育てた彼女たちにとって何が喜びであり、何が不安なのでしょうか。
生まれつき母である女性などいないのです。
十人の母がいれば、十人の思いがあります。
子供を産み育てることで彼女たちは何を感じ、何を失い、何を得るのでしょう。それぞれの喜び、それぞれのとまどい、それぞれの幸せ、それぞれの葛藤・・・。これらの経験が彼女たちにとって花開くような貴重なことであるに違いない・・・そんな思いを込めて「bloom」としました。
母となったばかりの女性のリアルな声を集めたドキュメンタリー映画「bloom」が、母親たちの現実に正面から向き合い、現代の母親を取り巻く環境を考えるきかっけを作り、この映画を見るすべての人が、子(=未来)育てを通して見えてくる人間の強さや弱さ、美しさ、未来への希望を感じてくれたら・・・と願っています。
子どもたちの未来のために
つづいていく社会の未来のために
今が、ターニングポイントかもしれません。
ということで、0歳児を持つ女性のにインタビューし、その声を綴っていく形式で場面が展開する作品。いろいろと考えさせられます。妊娠したことがわかった瞬間の気持ち、出産したときの気持ち・・・・そして今の気持ち・・・・・うれしいこと、楽しいことも多いけれど、不安や心配事もたくさんあるのが子育て。「同じ時間」は二度とやってこないし、子育てには「やり直し」ができないのでそう思うだけでプレッシャー感じたりもします。
私も・・・・とうとうわが子は今年で5歳を迎えます。これまたあっという間。こうしてわが子があっという間に小学校に入学するのかと思うと、ますます・・・・「教育環境」のことを考えてしまいます。教育にかかる費用のこと、親の経済格差が子どもの進学格差やスタートでのハンディになっていないかということなど気がかりなことが本当に多くなっています。わが子だけが良くても、社会は良くならない。すべての子どもたちがのびやかに育っていける環境がなければわが子にも幸せは来ないだろうなって思います。
それにしてもどうしてこんなに毎日過ぎゆくのが早いのでしょう。明日から2月です。今日の締めくくりはヴィータホールで行われた「第4回せいせきハートフルコンサート」。わが子はアカペラグループの「どんぐり」さんが気に入ったようでした。また、「どんぐり」さんのライブに行っちゃおうと思った母娘でした。
2009年01月21日
寒空の下。
今日は朝からとても寒く・・・・。議会改革特別委員会では予定通りに永山駅で遊説を行いました。・・・と私も参加する予定でしたが、諸事情により参加を見合わせてしまい、集まってくださった皆さんには感謝とともにお詫びの念。議長もはつらつと参加されていたとの話でした。議長という役職はさまざまなところへの顔出しなどやってみないとわからない激務だと聞いているので、早朝からおつきあいしてくださるのはありがたいことだと思うわけです。
ところで、今日は午前中に議会改革特別委員会の世話人3人。委員長と私(副委員長)と議会運営委員会の委員長での打ち合わせをしました。明日の午後も特別委員会が開催されるので、それに向けた準備です。「平場で議論しましょう。」というのが大原則ですが、そうは言っても何も無しでは議論も進まないことから、事前の打ち合わせは必須です。そうは言うものの、あまり打ち合わせをしすぎて臨機応変も融通もきかせられないレベルまで準備することはしておらず、ほとんどは当日の議論の行方に身をまかせつつ・・・・との状況で、事前の下打ち合わせ通りに委員会が進行したことって無きに等しかったりします。
明日は・・・・と言えば、前回の特別委員会で問題提起された先日の「全議員説明会」(詳細は1月19日の活動報告)の件で代表者会議が緊急招集されるそう・・・・・。でも、いわゆる正式なる代表者会議ではなくて、会派の代表者がただ単に集められただけの会になるそうなので、傍聴云々ができるものではないとの話。私が活動報告で代表者会議が行われると書いていたのを、ちゃんとチェックしてくれていた議会事務局長が「代表者が集まるだけで、代表者会議というわけではない。」と指摘してくださいました。
傍聴できないのはいささか残念。でも、代表者の密談(なんて書いたら、また議会事務局長からの一言がありそうですが)だけで、終わらせてしまうのは何ともすっきりしないけど。何せ、前回の会議では委員ではない議員が「委員外委員」として飛び込んできて(乗り込んできて?!)、突撃隊のごとく「問題あり!」と息巻いた発言をなさっていたので、それを考えると有耶無耶で煙に巻かれて一件落着というのがいいのかどうか。
とりあえず、明日の会派代表者の緊急招集の行方を見守ろうかなって思っています。寒空の下・・・せめて会議の場では前向きな議論、ホットなトークを繰り広げたいものです。
2008年12月10日
12月定例会 総務常任委員会
今日から多摩市議会では委員会が開催されます。今日は総務委員会で都市計画税率のことやらが審議されていると思います。気になることとしては、「学校跡地に老人ホームを!」という陳情の結果。採択はされなかったようですが、学校跡地をまちづくりのために、市民共通の資産として有効活用していくべきとの視点は議員のみならず、市全体としても認識されていることです。市長も「学校跡地問題」のことについては市の重点課題として位置づけているため、「特命担当」という課長職を設置して対応しようとしています。私は学校跡地の問題はどう動かそうとしても賛否両論が巻き起こる問題だと考えています。なので、その狭間で課題解決を進めていくのは簡単なことではありません。例えば老人施設などについては・・・・総論では賛成だとしても、自分が住んでいる場所のすぐ側で身近な隣接区域に誘致されるともなると反対の声が上がる・・・・なんて場合はよくある話です。
いずれにせよ、学校跡地の問題ではせっかくの土地・建物を市民ニーズに沿ったかたちで活用すべく進めていかねばならず、「遊休させておく」ことほどもったいないことはありません。
ということで、実は今日は都議会の傍聴をしてきました。たまたま都庁方面に用事があったので、ついでに見てきました。・・・・・ちょうど一般質問だったのですが、多摩の市議会と比べると「面白味なし」。そして、いわゆる親知事派かどうかで答弁の内容に極端な格差(多摩市はそこまでひどくない)。そもそも多摩市議会の一般質問は事前通告制ではありますが一問一答形式で行われるので、それなりの緊張感がありますが、都議会の場合は発言する議員が質問意図などを含んだ質問全文を読み上げたらそれでおしまい。あとは知事や局長が答弁して終わってしまうのです。答弁をもらってから、再質問をしていくところに各議員のセンスその他が見えてくるのに・・・・。答弁する側も予め準備された原稿を棒読みしているだけ。
話に聞くところでは、一般質問に至るまでの調整がものすごい大変で、そこに時間も労力もかかるそうですが。一定の答弁を引き出すための交渉をしているということなんでしょう。
しかし、それにしても・・・・・・。
一面しか見ていないので何ともいえませんが、その場その場で臨機応変に答弁に対応をしなければならない多摩市の部長のほうが大変ではないかと感じます。都レベルの局長さんともなれば、本当に「エライ!」んだろうなあ・・・と思いながら、石原都知事以下局長さん方がズラリと並んでいる方を隅々見てしまいました。
他の自治体の議会を傍聴すると勉強になります。できれば他の市議会の傍聴に行ければいいのだけれど。明日の市議会は厚生産業常任委員会です。
2008年12月09日
休会とは言え・・・・。
今日は降ってわいたような「休息日」にはならず、朝から打合せ続き。
そして、何よりも今回の定例会最大の懸案事項になっているのは豊ヶ丘・貝取地域の学校統廃合問題について。教育委員会ではようやっと・・・・結論が決定し、現在の北豊ヶ丘小学校の場所では「青陵北小学校」、南貝取小学校の場所では「青陵南小学校」を再来年(平成23年度)から開設していきたいとする条例提案に至ったこの段階に・・・・・地域の方から「待った!」がかかったも同然な陳情の提出。
この問題では審議会を設置するも結論がまとまらなかったり、地域間に亀裂が生じ、教育委員会にはもちろん、議会にも陳情が提出されたりと紆余曲折を辿ってきました。地域住民の方々が何よりも・・・・そして関係者がそれぞれの立場でみなが苦しみながら考え続けてきた問題です。ある意味で、ようやく結論を出す時期が来たことの重みをヒシヒシと感じていたところでした。にも関わらず・・・・そんな矢先に今回の陳情・・・・・私も戸惑わずにはいられません。これについては増田さんの一般質問でも問題点が指摘されていたわけですが、どこにすれ違いが生じてしまったのかを明らかにしつつ、一番肝心なことは「子どもたち」の存在を忘れないことだと思っています。
大人の事情や理屈に子どもたちが巻き込まれ、翻弄されているとすれば・・・・そんな罪なことはないと思うからです。少子化その他のことも含め、教育現場の抱える問題がますます深刻化する中で、どうすれば子どもたちにとって一番いい環境をつくることができるのかを優先に考えていきたいとの思いは山々・・・・・。
しかし、「地域説明会をしたのに」という教育委員会の主張はけんもほろろの如く。
増田さんの一般質問の後、陳情を提出した地域の方々と教育委員会との意見交換などもあったと伺うわけですが、どうも距離は近づかないままらしい。
今日は会派で朝からこの件も含めた話題で打合せ。教育委員会が出した結論を「教育論」で議会が覆せるわけでないことは確か。しかし、地域に対する説明責任の果たし方という点ではどうやら指摘しなければならない事項はありそうだとの見解では一致。議決する前段階で、何とかもうハードル越えるための猶予期間はないものかと思って探っているのですが・・・・。
しかし、教育委員会は何としてもこの定例会で議決をし、結論付けたいとの話。年明けからは就学通知」を発送することもあり、結論が先送りにされたままで宙ぶらりん状態になってしまうことに大変な危惧を抱いている模様です。確かに就学通知を受取る側の市民の立場から考えると、あまりにも迷惑極まりない話だと思いますし、できれば教育委員会の意向等も汲み取りたいところ。
そうは言っても。
本当に・・・・・。
「そうは言っても」
とこちらも行き詰まり感があるのですね。休会日悩み多き一日。文教常任委員会の来週月曜日までに会派の結論も出せるかどうかも微妙なあんばいになっています。
2008年11月18日
青空がまぶしい一日でした。
今日は朝一番で教育委員会に行ってヒアリング。今週末には一般質問の原稿を出さなければならないし、そのための準備です。多摩市は各学校に学校図書館司書を配置しているのですが、そのことに関連して現況やらを聞いてきました。多摩市独自の判断で配置をしている学校図書館司書ですが、その人件費の捻出に苦労があるとも聞いています。その役割の重要性がどう認識されているのか、今後の方向をどうしていきたいのかも含めて考え、対応をしていかねばなりません。学校図書館司書は正規職員ではないために、経費削減で安易なる人件費カットの対象にされやすい立場です。その役割と意義がきちんと説明できなければいけないと考えています。
ヒアリングをしてからすぐに・・・民主党TAMAの会議をしました。総選挙のことやら、来夏の都議会議員選挙に向けての取組みなど・・・・結局は選挙に向けた活動と並行して議会活動も進めていかなければなりません。なんだかんだと話をしていたら、午後も過ぎて夕方近くに。教育委員会の傍聴に行くことができませんでした。
というわけで、今日は帰宅をしてから一般質問をどうつくっていくのか考え中ですが、論点を絞り込むが結構難しいですね。特に、懸案事項になっている「中央図書館云々」をどうするのか?という件についてはいつになってもお茶を濁した状態で方針が確定しないまま・・・・第5次総合計画の策定にと向けていくつもりなのかしら?
それにしても今日は秋空満開で気持ちのいい昼下がりでした。明日から冷え込みが厳しくなるとか聞いていますが・・・・・・。明日は八王子市までヒアリングに行きます。先般参加したシンポジウムで聞いてきたこども議会のことについてさらに詳しく知りたいので。とても楽しみにしています。しかし、四六時中、多摩市の図書館に纏わる課題が頭の中から離れないのはよくないですね。歩いていてもふと気がつくと、頭の中味が図書館のことでいっぱいになっているので。これ一般質問が終わるまでずっとこの状態かも。
2008年11月10日
議会費削減の目標達成?!
「たまたま帳尻合ってよかったです。」
なんて、議会事務局がほっとした表情。
今日は議会運営委員会(議運)があって、積み残しにされてきたいくつかの課題を議論しました。と言っても、それほどハードな意見交換をしたわけではなく、午前中内にあっさりと委員会が終わりましたが。
多摩市議会の場合は会議出席の「費用弁償」の制度は既に廃止されているので、委員会の開催回数を重ねると言うことは、議員と議会事務局職員の仕事量が増えると言うことを意味するだけです。でも、他自治体・・・と言っても財政的にまだまだ余裕のある自治体では委員会などをちょこっと開催しただけでも「費用弁償」が発生する制度が残存し、議員報酬以外にも「出席するだけでもらえるお手当て」があります。もし、今日のような委員会の内容で「費用弁償」が発生するとしたら、多分・・・・市民は納得しないだろうなあと思います。「費用弁償のためにわざわざ委員会を開催しているとしか思えない!」と憤っていた市民の意見が思い出されます。
さて、冒頭の「帳尻合ってよかった」・・・というのは、前回の議運で話し合った来年度の議会費のことについてです。来年度はますます財政的な余力がなくなるとのことで「市全体の予算規模を6億円縮小せねばならない。」とのお達しのもと議会費予算の件の議論をしました。一体どこをどうやって削ればいいのかと頭を悩まして、議会事務局が知恵を絞って・・・・結局のところ削減できたのは「約130万円ほど」。議会費としては「約230万円削減」するのが目標値になっていたので、本来はあと100万円ほどの見直しが必要だったと言うわけですね。
でも、ちょうど先月末に改めて市長からのお達しが届き「予算規模の縮小が6億円から4億円になった。」と。なので、議会費はなんと?!「マイナス約130万円」にて削減目標をちょうどクリアできたとの話です。
「市財政が厳しい折、議会としても協力をしなければならない!」というのですが、結局は協力する=予算を削減しなければならない=例えばインターネット中継などの実現はますます遠のく・・・・との結果にしかならず。
私としては「帳尻合ってよかった」と言われて、かなり複雑な心境です。必要なところには予算を増額させてもいいと思っているのですが、削減だけを求められては新しいことを取組むなんてことはできません。やはり議会費は市長にとっては優先順位が低いと言う位置づけになるのかもしれませんね。
ちなみに・・・・例えば議会事務局がマイナス130万円のためにどんな見直しをしているかと言えば、議長室や会派控室のソファーカバーのクリーニングの回数を減らすとか、毎年議長公務で出席をしていた会議を取止めするとか・・・・・・あとは議運の話し合いでは来年度の視察旅費を実績に見合った計上にするとか(最大限長距離に視察に行った場合を想定して確保しているため)、全議員研修会を取止めるとかと言ったところ。見直す必要のないところまで見直し?!
いっそのことソファーカバーとっちゃたらいいかも・・・・と思ってしまいましたが、ソファーカバーなんて年に何度もクリーニングをするものではないので、いかに微々たるところでしか見直しができていないか・・・・というよりか活動に支障が出ない範囲で考えたら、見直せる箇所が本当にチマチマしているとしか言いようがなく、ある意味で・・・・・何だか意欲まで削がれていくような情けなさが後味として残ります。
笑うに笑えない状況。
たぶん・・・・・議会だけではなくて、他の部署などでも同じ気持ちで仕事をしている職員が存在するはずで、例え・・・・自らが担当する業務が犠牲になったとしてももっと濃淡つけて大胆な予算配分や見直しがなされるほうがよほど気持ちが良くて、スッキリ感が残るのではないか?と思った次第。
議会事務局の職員はとてもよく仕事をしてくれるのですが、やはり「市職員」であることには変わりがなく、市長のお達しには従順な面もあり(って、長年市長部局で仕事をしてきた職員にしてみれば、しみついた慣習)。議会事務局長が「帳尻あってよかったです!」というのは決して議会の都合ではなくて、「市役所一職員としての素直な表現」だなと思ってしまった私。
本当は・・・・「これ以上削減したら議会活動に支障を来たす!」・・・・・と‘タタカウ’議会事務局であって欲しい!(あっ、これって議長の役割?!)
2008年10月22日
明日から視察に行きますが・・・・。
昨日と今日の一泊二日で総務・厚生産業・建設環境常任委員会が視察に出かけています。私の所属している文教常任委員会は明日から一泊二日での視察です。
今回の視察先は大阪府羽曳野市と岐阜県の多治見市です。羽曳野市では市民大学についてを多治見市では総合型地域スポーツクラブというのを見に行きます。私としては本当は別の場所を提案していましたが、そちらは何と・・・先方から視察の受入れをお断りされてしまったので・・・・断念というわけです。
視察するって目的があると思うのですね。もちろん百聞は一見に如かずなので、どんなことであっても現場に足を運んだら肥やしになる部分もあると思うので、最初から後ろ向きに考える必要はないのかもしれませんが、やはり市民皆さんにきちんと還元できるような視察行程、視察内容でありたいと思ったとき、今回の視察先をどのように自分なりに消化していけるのかが課題です。
いずれにせよ、見に行くからには!という気持ちはあるのですが・・・・。
ところで、解散総選挙の日程がいつになるのかわかりませんが既に私は臨戦体制が敷かれた中で活動をしています。なので、今週は月曜日の永山駅での遊説は中止で、今日の朝に変更して実施しました。ちょうど昨日になりますが、ようやく支部長に就任したくしぶち万里さんの公認が決定しましたので今朝は心機一転の遊説となりました。
「お金のある人しか安心して暮らせない国にはしたくない」
私が民主党に所属をして政権交代を目指す一番の理由だなって最近強く思います。今のままだと本当に弱肉強食になってしまうと思います。毎日スーパーに足を運んで買い物をしている生活者の感覚はスーパーの視察をしなければ理解できないものなのでしょうか?私は総理大臣がスーパーマーケットに視察に行ったという報道を見て、本当に驚きました。
毎日の食卓の食材を500円以内にしたいと考えて工夫している生活者の気持ち・・・・その中で食材の安全や安心を考えている生活者の気持ち・・・・・「生活者の視点」を共有できる人物が今の政治には必要だと感じます。高級料亭やらレストランなんていう場所が生活の一部になっているような方々には市井の人々の生活ってなかなか想像できないものなのかもしれません。
というわけで、民主党TAMA・・・・ちょっと大々的な市政報告会を開催しますのでさらに宣伝させてください♪国政報告も行われます。私と同じくかつて生活者ネットワークで活動していた大河原雅子さんがいらっしゃいます。もちろん、くしぶち万里さんも。
日時:10月24日金曜日 18時30分~
場所:パルテノン多摩第一会議室
どうぞ、お気軽にいらしてください。私は有意義に終えるだろう視察から多摩に帰ってきてすぐに報告会に合流する予定です♪
2008年10月16日
一体・・・選挙はいつ?
衆議院で補正予算が可決しました。総選挙に向けた臨戦体制になっていて、民主党TAMAでも既に事務所の開設準備やらが進んでいますが、やはり「資金がどこまで続くのか?」というのが頭の痛い裏事情。今日の報道では11月30日が投票日を想定しているとされていますが、12月定例会の開始直前と言うか前日じゃない!!!ということで、ぞっとしています。
今朝も多摩センター駅で街頭宣伝をして、夕方からは街宣車に乗車をしましたが・・・・すでに政治に対しては期待感を失ってしまった冷ややかな視線を多く感じてしまうのが情けない限り。「無関心」という手ごわい敵を相手にしていかねばなりません。午前中にお会いした方とも「選挙はいつになるのか?」との話題になりましたが、いつになるのかがわかれば、精神的なゆとりができそう。12月定例会に向けての準備にも頭を切り替えなくてはならないし。一般質問の作成など準備不足の俄仕立てではこなせないと思っているので、選挙活動の合間に議会準備をするのではなく、議会準備をする合間に選挙活動をしていると言う気持ちになれるように動きたいものです。
ところで、明日は「学力向上シンポジウム」というのがあります。市民に向けての情報発信などの場としても位置づけられているシンポジウムですが、平日に開催されていることもありますし、あまり知られた存在ではなくて残念。私はこのシンポジウムで各学校の先生方の姿などに触れることもできますし、いい企画だと思っていますが。明日も足を運ぶつもりです。
それから、来週になりますが・・・・24日金曜日の18時30分から民主党の市政報告会を開催します。場所はパルテノン多摩の第一会議室です。こちらの広報宣伝をさせてください。
◇民主党TAMA市政報告会
日時 2008年10月24日金曜日 18時30分開始
場所 パルテノン多摩 第一会議室
ゲスト くしぶち万里(民主党東京都第23区総支部長)
石毛えい子(前衆議院議員)
大河原まさ子(参議院議員)
定例会の前後には細々と市民の方との意見交換を開催してきましたが、これはちょっぴり?かなり選挙を意識しての報告会になっています。よろしかったらお越しください。
そんなこんなで上記のような活動もありつつ、来週は委員会やら視察やらと予定が続々・・・・・やっぱり、まずは市議会での活動を中心にしなくてはいけないはず!と気持ちを取り直し、体調も取り戻せたし、活動本格始動です。
2008年10月14日
気晴らし・・・・。
10月末にも国会解散で総選挙の勢いだった動きも鈍化していて日程先が読めなくなっています。そんな中で昨日は党代表代行の菅直人氏が聖蹟桜ヶ丘駅、多摩センター駅に来られ、街頭演説会を開催しました。私の中ではまだまだ気になる顔の発疹も、だいぶんおさまってきたので参加しましたが、市民の方々の民主党への期待感を感じると共に、菅さんファンというかその人気もまだまだ健在だと感じた昼下がりでした。
顔の発疹は‘リンデロン’というステロイド剤入りの軟膏が驚異的な威力を発揮したので、正直怖くなったくらいです。子どものアトピー治療薬としても使用してきたこともある(今も時々使用している)ステロイド剤の効き目を初めて実感させられました。健康体でいることって本当にありがたいことだということも同時にかみ締めたわけですが、ステロイド剤とつきあって生活をしなければならない方々の立場を少しだけ理解したような気がします。
ところで、今日はちょっとした気晴らしをした一日でした。以前から注目をしていた与勇輝さんの作品でしたが、河口湖にある常設展を見に行こうとお誘いをいただいたので日帰りで足を運びました。訪れた先は河口湖ミューズ館。天気はしとしとと雨模様、加えて連休明けで観光客がほとんどいなくてとても静かな佇まい・・・・とてもゆっくりと過ごすことができました。
与さんの人形はどの作品にも見ている人自身が自分の‘こころ’を照らすことができるところが魅力です。作品紹介のところでも「自然に動物的につくることを心がけている作者の作品には、あまりにっこりとした笑顔がありません。笑う顔は一瞬の表情。」と解説があるように、どちらかというと無表情に近い顔つきをしているかもしれません。でも、だからこそ見ている人の‘こころ’でさまざまに表情になるということなんでしょうね。「ずっと笑わせておくと疲れてしまうだろうし、無理に笑わせても媚を売っているようで好ましくない」という与さんの哲学ですが、「子どもたちっていつも笑顔でいることを求められるけれど、いつも笑顔でいることほど辛いことはないよね。」ってそんな話をどこかで聞いた記憶を思い出しました。
明日は議会改革に関する学習会で報告者をつとめることになっています。今のところ一番の望みは「肌の回復」ということで、インターネットでも「美肌」とか検索していたりする私ですが、そんなことから頭を切り替えて、ちゃんと多摩市議会の議会改革のおさらいをして明日に備えておかないと・・・という感じです。
2008年10月10日
3日ぶりの更新です。
昔で言うと今日は「体育の日」です。祝日がいろいろと移動するようになったので今日が「体育の日」であることがいつの時代か忘れ去られてしまいそう。他の祝日についても同様ですが。
さて、3日ぶりです。9月中旬から喉が痛くなり、だんだんと咳が悪化して・・・・自分でも「これはお医者に行かないと。」と数年ぶりに病院の扉を開いた私ですが・・・・。そこで処方された薬が合わなかったのか、それとも体調があまりにも悪すぎたのか・・・・原因が特定できていませんが、顔に発疹が広がってしまい外出できなくなってしまったのです。帽子を深々と着用しなければ恥ずかしくて外を歩けない・・・・(って恥ずかしいのを我慢すればいいわけですが)というわけで、家にずっと閉じこもった生活です。
ストレスも発疹の原因になると言われたので、仕事のことも考えないで・・・・・とパソコンをクローズしていたのですが、やはり傍らにパソコンがあると気になって仕方がなく・・・・それもまた逆にストレスになっているのではないかと思えます。ブログの更新は私の日常であることをつくづく実感しています。
「充電中ですね。」というわけでメールもいただいて、「そうか、充電か・・・・。」とこの状況に納得してみたのですが、やはり本当に充電をするのであれば「多摩市」を脱出して、文明の利器の電話・パソコンがまったく通じないところに身を置く必要があるなあとも感じています。
そんなこんなで今週の予定はすべてお断りして申し訳ない限りです。それにしても私の行動様式で、普段と違う点は、顔の発疹が気になってしょっちゅう鏡を見てしまうことで我ながら・・・・・「そんなにすぐに治らないよ。」と思うのと同時に鏡に映る顔を見ると「ちゃんと発疹が消えてくれるのだろうか・・・・。」と不安に陥っています。
今週末は多摩市内で「スペシャルスポーツスリーデー」というのが開催されます。公式HPのトップページでスペシャルゲストの写真が目に飛び込んで宣伝しています。個人的には写真掲載の仕方にセンスを疑ったりしますが、これは「オリンピックムーブメント共同推進事業」ということで東京都から各自治体に補助金を渡して開催‘させている’ものです。私は当初予算で質疑しようと思った事業の一つなんですが、「補助金が出てしまうから、やらねばならない」という性格の事業には本当に疑問です。「機運を高める」ために実施されるみたいです。連休を「多摩市内で楽しめる♪」というのはいいことだと思っていますが、これって今年限りの事業なのかな?
それにしても10月に入り、病院の雰囲気やら様子を伺い知ることができるのも滅多にない時間を得ている私です。年を重ねるということは、やはりどこかに不具合を抱えてしまうものなのでしょうね。「医者要らず」という風にはならないような気がするのです。そしてまた、自分にも当てはめて言えることですがやはり普段からの健康管理で「健康診断」など定期的に受診することも必要ですね。特に女性の場合には婦人科系の病気なども。この間、ある病院の窓口で「人間ドックを受けてみたい」と相談されていた年配の方がおられました。でも、受診料の高さに驚いていらっしゃり、「これじゃあ、普通の人は受けられないわね。」と仰っていました。「確かに。」
市民一人ひとりの健康を守るために自治体ができる最低限のことってどんなことなんだろう。考えさせられますね。お金のない人は医療も受けられないなんて状況になっていないと信じたいものですが、でも実はそうなっていない現状があるのも事実。そういう点で言えば、「乳幼児医療無料」は本当に助かる制度だと思っています。多摩市の場合には就学前までは所得制限がありませんが、ここは恵まれていると感じます。だけど、住んでいる場所によって事情は全く異なるわけで、これがスタンダードではないのです。それを「まちの特色」云々と位置づけて、少子化対策の一環で各自治体の工夫としている国のあり方に私は少々疑問を感じる面がなきにしもあらず。
いずれにせよ、週末を迎えているわけですが、「体が資本」を感じつつ・・・・顔の発疹については原因究明をしたいのですが、そう簡単に原因が突き止められるわけではないらしく、その治療方法も「やってみてどうか」という面もあり、半ば実験中・・・・って風な気にさせられている数日です。とにもかくにも帽子入らずで一日も早く外を歩きたいと願っています。
2008年10月06日
市政世論調査
定例会が終わった途端・・・選挙モードがどっと押し寄せています。それにしても解散総選挙は秒読み段階ではなくなったのか、なくなっていないのか?よくわからない状況です。当初は今月末にも投票日か?と言われていたので、短期集中型で選挙に臨めるのでいいなあと思っていたのですが、どうやら私の思い通りには行かないようで(って当たり前ですが)。
選挙モードになってしまうと、すっかりと市政から遠のいてしまう傾向もありますが、12月定例会もありますし、政治活動だけでなく議員活動もきちんとこなしていかねばと思っていますので、先般配布された第31回の市政世論調査結果に目を通してみました。
これは毎年・・・「多摩市は住みやすいですか?」と尋ねる調査です。おそらく調査結果についてはまた「たま広報」に掲載されると思っていますが、今年も「住みよい」と「どちらかといえば住みよい」とをあわせて89.0%という結果です。(標本数は3000人で住民基本台帳による層化副次無作為抽出。有効回答数は1704通で56.8%からの回答があり)
ですが、私は「住めば都」だと思っていますし、多摩市くらいの都市部だと生活に不便を感じることもそう多くはないので住みにくさを感じる人の割合はモトモト少ないだろうと予測もできると思っています。ただ、「住みにくい」と感じている人の理由として「騒音・振動」「交通の便」「買い物の便」「医療施設」としている人がいる点に留意したいものです。回答者の住居地域が特定されているとなれば、問題があるとして調査結果を受け止めることができるからです。単純集計結果のみだと明らかにはならない部分なので、結果の分析が詳細に出るのを待ってみたいと思います。
「住みにくさ」の理由で「ごみ処理」をあげている回答もありますが、これはやはり「有料化」(ごみ処理手数料導入)が要因なのでしょうか?それとも分別の面倒さなのでしょうか?それともダストボックスのようにいつでもごみを手元から消去できる気軽さがないということ?
いずれにせよ、概ねの市民の方は多摩市について「そこそこ満足」と総合評価をしていることになります。やはりその理由としては「緑の豊かさ」「空気がきれい」「日当たり・風通し」ということで、いわゆる住環境のよさが魅力。これも毎年同じ傾向ですね。緑の豊かさで言えば、それを維持するために多摩市は結構な税金を使っていると言うこともまた事実です。例えば公園管理の維持費もそうですし、緑地の確保なども含めて。
ところで、気になるのは毎年定番の質問・回答よりも毎年入れ替わりの質問・回答の結果等がどうやって今後の市政運営に生かされていくのかという点ですね。今年は「農業」、「多摩センター地区の活性化」、「交通対策」、「第五次総合計画」に質問項目を工夫しているようですが、その調査結果がどうなっているのか・・・・例えば昨年の場合だと「障害者理解促進」「多摩市自治基本条例」「多摩市議会の中継」と項目がありましたが、この調査結果はどのように反映されて次なる施策に生かされていくのか・・・・ってフォローするようなことをしているのでしょうか?
ちなみに、市議会の場合は昨年の調査結果を一定程度受け止めつつも、今年度は議会としての調査も行いました。昨年の調査結果では市議会の中継(インターネットなど)について見たいと「余り思わない」「全く思わない」という回答が6割を超えていたものの、今年の市議会による調査結果では市民の市議会中継への要望要請は「ある」という判断につながる結果が得られています。
市政世論調査はやらないよりはやった方がいいと思っていますが、しかし毎年やる必要があるのかといえば、それもまた必ずしも「そうだ」と言い切れない面もあり、何のために調査をして、その調査結果をどう生かしていくのか、そして今までどう生かしてきたのかをきちんと説明する時期に来ているような感じもします。毎年なぜやらねばならないのか?という点にもつながってくるのかもしれませんね。いつだったか、多摩市は毎年市政世論調査をやっている蓄積がとても貴重だとの説明を受けたことがあるのですが、確かに貴重かもしれませんが、「費用対効果」を勘案して判断すればどうなのか・・・・って点も新たに加えてみてもいいのでは?って思います。
今までの調査がどう市政運営に結びついてきたのかを少しフォローしてみなければいけませんね。以前、ある方から「いつまで、こんなクダラン調査をしているのか?!」とお叱りの声をいただいたことを思い出しました。
☆2007年、2006年の市政世論調査結果概要はこちらから(多摩市公式HP内)
それにしても長引く咳にはご注意です。インターネットを調べていたら、こんな記事を発見しました。風邪は万病のモト。
2008年08月30日
定例会前の緊張感?
いよいよ定例会も週明けから。昨日の活動報告はちょっとサボってしまいました・・・・というか、午前から一般質問の件で打合せをし、午後も引き続き関連して市民の方にお会いをして話を伺っていました。特に、「ひまわり教室」を民間委託していく方向で動いているのですが、相変らず?・・・・・その段取りが悪くてつまづき気味。なので、そのことについて再度ヒアリングをしました。
私は「官から民へ」という発想で全てを語り、行財政改革やスリム化を論じることは好きではありませんが、しかし頭ごなしに「民間委託をするのは良くない」「民間委託をするとサービスが低下をする」と決め付けてしまうことも全くよろしくないと思っているので、その視点から質問をしたいと考えています。ちょうど同じ日の私よりも発言順が前の議員さんが同じ問題を取り上げ「民間委託には反対」と表明をなさる予定(通告文を拝読すればわかる)ですた、私は今後について考える際、必ずしも「民間委託反対」とも言えない気がしています。現在の運営体制のような責任主体があいまいなままで行政が運営を続けていくことほど無責任なことはありません。・・・・まあ、民間委託されればその問題が解消されるのかといえば、そう言うわけではなく、ますます無責任体制、民間に丸投げ状態になってしまうことも危惧するものですが・・・・・。
とりあえずは「無理なく」そして「市民のために」そして何よりも「子どもたちのための」最良の選択をしていくべきと考えています。
というわけで、定例会前の緊張感というか、一般質問についてどうしようかこうしようかと思考錯誤中です。それにしても天候不安定ですね。今日は晴れ間が見えたので洗濯日和だと喜んだのも束の間でした。
明日はパルテノン多摩で開催中の「クラリネットフェスティバル2008 in 東京多摩」を覗いてみようかと思っています。ご案内をいただいたので。かなり盛大な催しのようです。「あの感動を再び・・・」とあるように2005年にも確か同フェスティバルが開催されて大盛況だったわけですが、海外からの来日予定の演奏者にトラブルがあった記憶が思い出されます。こういうフェスティバルがどんな風に地域に浸透していくのかなって思いますが・・・・市民に定着していくまではまだまだ時間がかかるでしょうね。
ただ・・・このイベント開催に合わせて「音楽と踊りによる 多摩センター夏祭り2008」も行われています。
実は・・・・って・・・・・別にそんな大層に前置きをする必要もないのかもしれませんが、「多摩センター」って「音楽の街」なんですよ。数年前に決まったコンセプトらしい(あっ、ではなくて、コンセプト「です」!)
2008年08月15日
アクアブルーに行ってみました。
休暇を取得して(?)、アクアブルーへ。総合福祉センターへは用事があれば足を運ぶので、アクアブルーの外観は見たことがあるし、実際にアクアブルーの様子は見たことがありますが、実際に・・・水着を着用して利用者になるというのには勇気がいるものです。
たぶん、私と同じように水着着用でアクアブルーの利用者になってしまった議員さんって少ないと思います。
暑い夏・・・・といえば、子どもにとっては海やプール。
でも、私は紫外線の恐怖があるので海や屋外プールは勘弁して欲しいというところ。それからアトピーの子どもにも紫外線はあまりよくないのと、プールの水と言えば塩素入りなところも避けたほうがよいそうなのですが・・・・・アクアブルーはなぜか、この2つの条件をクリアしているのですね。屋内プールで紫外線のことは気にならない。プールの水についても数年前から塩素入りではなくなりました。新たな設備の導入を長年にわたり迫っていた議員の議会での主張を思い出します。
現在のアクアブルーのお水については・・・市民の方で施設のほうに問合せをしてくださった報告もいただいていますので、ご紹介します。
◆減菌処理の方法は、 1.塩素は使用していない。 2.2~3年前までは、次亜塩素酸ナトリウムを使用して減菌。 3.現在はMIOX(マイオックス)を導入。塩と水を電気分解して作った溶剤を使用。以上のようなわけで、アクアブルーに導入されているのはMIOXという設備になるのですが、「お肌にやさしい水?」になるのかしら。◆上記内容を教えていただいた方
アクアブルー多摩職員の男性の方です。◆調査
次亜塩素酸ナトリウムとは、一般的なプールで使用されているようです。
強アルカリですが、飲料水の除菌にも使われているようです。
名前のとおり、塩素臭は強い。MIOXとは、
http://www.global-link-inc.jp/miox.html
多摩市も納入先として紹介がされています。MIOXは塩(塩化ナトリウム)と水で何を生成するのか?
http://www.asahieg.co.jp/shohin-8.html
次亜塩素酸塩、二酸化塩素、過酸化水素水、他、複数の混合オキシダントが生成。
二酸化塩素に除菌(減菌)効果有り。二酸化塩素とは、
http://www.pasteurize.co.jp/cgi-bin/pasteu/siteup.cgi?category=3&page=1
塩素臭は比較的少なくて、塩素単体ではないが塩素化合物は有り。
(なので、少しは塩素のようなニオイがある。)
今日の利用の場合には2時間500円ということでした。私の小学生時代は多摩川沿いにあった市民プールに通い詰めていた時期もありましたが、その利用料金から比べたらかなりお高い感じもしますが、設備の内容を考えると十分安くて、それなりに楽しめるというのが感想でした。駐車場などはものすごい混みようでしたが、多摩ナンバー以外の車両も少なくありませんでしたので市外からの利用もありそうですね。私のように「日焼け嫌い」のママにはぴったりな場所と言えるでしょう。家族連れが多く、流れるプールなどは芋洗い状態の混雑模様でしたが、幼児プールは比較的のんびりと楽しめました。入場者数としては今が一番のかきいれどきという感じかもしれませんね。定期的な利用者はこの時期は避けるのではないかと思います。
ところで、今年から指定管理者による管理になっているので、以前からの違いってどこかにあるのかなあと思って考えたりしましたが、以前を知らないので比較のしようもなく・・・。今日は初めて一利用者になった感想としては・・・・公共施設のプールとしては満足度高く利用できるということ。子どもは大喜びでしたし。民間レジャー施設を利用すること思えば、施設面その他不満が全くないとは言えないのかもしれませんが、少なくとも7、8月は利用時間の制限があるといえ、一回の利用が500円というのはかなりのお買い得だと思うのですね。
ただ一方で、仕事柄・・・・・?この施設を多摩市がずっと税金で維持をし続けるということを考えるなら、レジャー施設としての利用以外の部分・・・・例えば健康づくりなどの面でもっと有効活用されていくことが求められていくのでしょうね。もちろん、今でも健康増進、健康保持という点で積極活用している市民も少なくないのかもしれませんが、まだまだアクアブルーそのものの施設としての評価は高いとはいえないのが現状です。
2008年07月31日
7月末日
今日で7月も終わり。伝達だけで聞くところによると、防犯問題と犯罪被害者支援問題を一緒くたにして条例化を図ろうとしていた「安全安心まちづくり条例」でしたが、どうやら課題を別個のものとして取り扱うような流れになっているらしいです。後日説明を受ける予定ですが、「分けることの理屈づけ」について、どんな説明の変更があるのでしょう。
市長は「理念条例ではなく実効性のある条例を」ということを主張する方なので、この条例を制定することの実効性をどこに見出しているのかとも思ったり。他の自治体の同じ類の条例に対する実効性の測定と評価をどのように下しているのでしょう。そして条例がない多摩市との違いをどのように分析し、「だから多摩市も条例制定が必要。」と結論づけているのでしょうか。具体的な条例審査は総務常任委員会になりますが、議論の行方、各議員の認識を理解し、条例に対する可否を判断していきたいと思います。
明日から8月ですが、議会にはとっては定例会の1ヵ月前なのでお盆休みをゆっくり過ごすという風でもありません。私も一般質問の内容を考えないとと思っています。色々と情報を集めをしていますが、仕事で雁字搦めになっているというか、多摩市役所の職場の全体、総体の雰囲気の重苦しさを考えると新たな提案を受容するだけの余裕がなさそう・・・・逆に言えば、「何をやめるべきか」を提案してからでなければ前に進まない気もしてしまって・・・・。何だか私自身も思考停止してしまいそうになる・・・・でも、やらなければならないことは次々思いついてはいるのですが。(少々愚痴っぽい・・・。明日から8月なので切り替えます。)
さて、ご案内です。多摩市平和イベント実行委員会のBlogもあわせてご覧ください。
― 「まず観ること、知ること。 なぜならそれは隠され続けたできごとだから。 パレスチナの地に湧く多重音声のうねり・証す声を聴くこと。 この理不尽になぜ世界は沈黙するのかと、絞り出される声がある。 ただしこれは、遠い中東の国だけの物語では断じてない。 日本の過去とも、今現在とも、世界とも繋がる古くて新しい史実劇だ。 人の知は地中に滲みて、いつか智恵の木々を育てる力になるはずだ」―
「広河さんの仕事が類まれであることは今更言うまでもないが、
映画をみることで、ひそかにその活動を支持することができると思う。
広河さんは、建国者の夢に沸く側から、「ナクバ」の存在を知ってしまう。
1948年の衝撃的な事実を、人々の記憶を掘り起こして実相を浮かび上がらせています。
思いを馳せ、広河さんのとらえる人々の瞳、皺の深さを感じてほしい」
●上映会について
|多摩平和イベント実行委員会は、2005年から毎年8月に映画上映会を主催しています。
|今年は「パレスチナ1948-NAKBA」の上映とともに「1コマ」サポーターズの代表として
|映画の製作に関わられた森沢典子さんをお迎えし、お話を伺います。
|
|過去の上映作品
|「ひめゆり」(07年)、「あんにょんサヨナラ」(06年)、「Little Birds」(05年)*******
□日時
2008年8月9日(土)
①11:00~13:45(映画 → トーク)
②15:00~17:30(トーク → 映画)トークゲスト:森沢典子さん(「1コマ」サポーターズ)
詳細 ⇒ http://www2.odn.ne.jp/midi/film.html□会場
ベルブホール(ベルブ永山5F/京王・小田急永山駅から徒歩5分)□チケット
大人:1000円 / 18歳以下:500円
*前売券およびインターネット予約の価格
*当日は席に余裕がある場合に会場にて200円増で販売□前売券販売
多摩センター福祉ショップきずな
ベルブ永山3Fはらっぱ内あしたや
聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F「風」□インターネット予約
インターネットで事前申込の場合、当日会場にて前売券価格で精算いたします
こちらからどうぞ ⇒ http://taenoha.com/heiwa/nakba/nakba.html□主催・問合せ
多摩平和イベント実行委員会
電話:090-1107-8264
http://blog.goo.ne.jp/habe1□後援
多摩市教育委員会
2008年07月08日
梅雨明けは・・・いつ?
洗濯物がいまいち渇きの悪い季節です。雨が降らなければ降らないで水不足やら、土や草のことが心配になるのですが、じめじめ感からは早く脱したいなあと思う今日この頃。毎日のように気象庁のページを見ています。東京の梅雨明けも例年よりも早まるのでしょうか。
今日は朝からずっと会議、打合せをして一日が終わりました。議会が閉会してしまうと、各議員はそれぞれ個人の活動が忙しくなるので、同じ党や会派に所属をしていても毎日顔を合わせることはありません。ですので、日常的な情報交換その他も含めて打合せをするだけでかなり時間がかかるのですね。民主党TAMAの活動としては市議選でとりまとめたマニフェストの見直しという一大作業が当面の課題になっています。
それ以外に今日一番の議題になったのは「保育料の見直し」ということ。保育料の見直しについては先月末に「市民説明会」も3回ほど開催されています。しかし、参加者数については「・・・・・」。私が参加をしたベルブ永山の会場でも参加者が6~7名でそのうち議員が3名という状況でした。週末土日の休日に当事者が説明会に参加をするのは難しいだろうと思っていましたが、その予想通りでした。
保育料の見直しについては、保護者負担率を引き上げする方向で話が進んできました。とりあえず使用料等審議会の答申を踏まえていますし、審議会には子育て世代の当事者も含まれているのである意味で市民参加の手続きは形式的にも整っていないわけではありませんが・・・・。
「本当に今、保育料を引き上げすることは必要?」という点から議論をしました。
多摩市の重点施策になっている「子育て・子育ち」という観点に照らし合わせ、子育て世代に魅力あるまちづくりを進めていくという観点からどのように判断することが妥当なのでしょうか。まだ結論を出すまでには時間をかけることにしましたが、「なるほど、多摩市は子育てしやすい!」と当事者が実感でき、合点がいくようにしたいものです。市議会には既に「保育料を値上げしないで!」という陳情も提出されていて、厚生産業常任委員会でも慎重審議が続いています。委員会は来週もこれに関する勉強会を開催すると言うことです。今のところの予定では9月定例会にこの件に関する条例が提案されることにもなっているので、民主党TAMAとしてももう少し議論を深めていかねばいけないと思っています。
「保育園の子どもは保育園に通っていない子どもに比べてお金がかかりすぎて、手厚すぎる」
ということが市議会の中でも意見されることがありますが、どうしてそういう捉え方になるのかなあと心寂しくなりますね。「必要なところに税金を使っていくのは当然のこと」。これからは人手不足で女性の労働力だって必要とされる時代です。ますます保育園は無視できない存在になると思うんですが・・・・。
明日は「議論する議会をつくる」という三多摩・議会改革フォーラムが開催される(主催はNPO法人多摩住民自治研究所 地方議会研究会)のですが、そこで議会改革特別委員会の安藤委員長が報告をすることになっています。多摩市議会からの参加者も多そうかな?私も参加する予定です。
2008年07月04日
ワークライフバランスとか。
暑い一日でした。こういう日は思考停止状態になってしまう私です。
午前中は以前から「一度、顔を出してみて欲しい」とお誘いをいただいていた子育てセミナーに顔を出してみました。同世代くらいで子どもがまだ3歳未満という母親たちが10名ほど集まっていました。講師から話を伺った後、参加者の発言があったのですが、「子育てに余裕が持てない自分がいたので、お仕事をやめたら、子どもの笑顔が増えた気がする。」と話をしていた方がいらっしゃいました。その方が次にお仕事に復帰したいと考えたときの支援体制があるのだろうか・・・・と思いながら伺いました。
最近は「キャリアダウン」とか「スローキャリア」ということもチラホラと言われていますが、まだまだ「目指せ!キャリアアップ」みたいなウンチクを纏めたようなノウハウ本など目に付きますね。言葉の表現の受け止め方かもしれませんが、育児をしている女性から「キャリアアップ・・・・ということにプレッシャーを感じる。」という相談を受けたことがあります。
「仕事も子育ても中途半端な気がする・・・・。」こんな気持ちを味わうのは男性よりも女性でしょうね。
ワークライフバランス」を国民運動にしようとしていますが、この「カエル」のシンボルマークはどこまで定着するのでしょうか?
そもそも、これを提唱している内閣府でお仕事をされている方々はちゃんと「ワークライフバランス」できているのでしょうか?それに例えば、その模範を示すことが期待されているような国会議員の方々とかは「ワークライフバランス」を実践していけるのでしょうか?
そして、何よりも大事なことは私たちの身近に「モデル」がいるかどうか・・・ということで、よく政府の広告宣伝に「有名芸能人」の力を借りることもありますが、それなりにステキなポスターやチラシができたとしても私たちからすると「別世界で活動する人々」なわけで、親近感わきにくいと感じます。今回はとりあえずシンボルマークを「カエル」にしてPRを進めるようですが、私はこちらの調査結果のほうが興味深いですね。多摩市役所のワークライフバランスプログラムは機能しているのかしら?(多摩市長は女性なので「ワークライフバランス」ということにも理解が深いと思っていますが)。いずれにしても、市長とか副市長とか・・・・旗振り役がちゃんと実践家にならないと進んでいかないでしょうね・・・・。
って議員も?!
公私の切り分けが難しい仕事で「ワークライフバランス」を実践するのは簡単ではないと言うことだけは確かです。
2008年05月28日
市長と行政委員会との関係。
多摩市には市長のほか執行機関として教育委員会、監査委員、選挙管理委員会、農業委員会、固定資産評価審査委員会があって、そこは半ば市長から距離を置いてというか・・・・「客観的」「中立的」な立場で一翼を担っている機関が存在しています。
教育委員会はイメージしやすいですし、あとは選挙管理委員会や監査委員も何となくイメージがわくと思います。でも、農業委員会や固定資産評価審査委員会はあまり馴染みのないものかもしれませんね。しかし、それにしても上記委員会の存在があまりにも薄すぎてホームページから情報を探すのには本当に一苦労します。
私は先ほど、教育委員会の議事録を確認しようと思ったのですが、どうやったら教育委員会にたどりつけるのかと思いました。多摩市のホームページは多摩市長のホームページではないので、もう少し全体見渡してそれなりのバランスで情報へのアクセスを向上させてもらいたいです。ちなみに「市の取組み・予算」のところから行政委員会の分類があり、教育委員会その他のページにジャンプすることが可能です。私としては教育行政については、市民の関心も高いところだと考えていますし、前回3月定例会の私の質問に対して市長は教育委員会については、それなりの重要性を認めているとの発言をしていたことからも、せめて・・・・何とかならなものかと思います。
せっかく教育委員会は情報公開に応えるべく多額の投資をして議事録公開しているのに、これでは「公開されているのかどうかもわからない状態」になっているのではないかと思います。教育委員会の議事録ページを探しあてるのも謎解きな気分でした(ちょっと大げさ?!)。
いずれにしてもホームページについては見やすいレイアウトなど検討が進められてリニューアルしたはずなのですが、評判がよくなったのかと思いきや、「以前の旧ホームページでは掲載されていた情報がいつのまにか削除されているようだ。」とか「わかりにくくなった」という声も聞こえてくるのですが、そのことを私も改めて実感したばかりです。
そういえば、昨日になりますか・・・・議員ポストには新たなニュースペーパーが投入されていました。その名も「多摩市教育委員会だより」第一号です。年に4回発行されるとのこと。これまでの「すきっぷ」という情報誌(これを知っている市民はどのくらいいるのだろうか?)をリニューアルしたようですので‘新たな’というよりは衣替えしたということなのかもしれませんが、「すきっぷ」という名前よりもダイレクトでわかりやすい名称に換わったことはよかったと思います。教育委員会の内容が全然見えてこないという声に応えた格好なのかも。
それにしても、以上のような市の発行物は数えたこともありませんがかなり多数あるように思います。いろんな部署、いろんな担当者がその都度必要に応じて作成していると思うのですが、それがどんな種類でどのくらいの部数ずつ発行されているのかとか・・・誰が管理しているのかしら?・・・・・なんて考えて、多摩市教育委員会だより第一号を見ていて気がついたことがあります。改めて感じたことなのですが、やはり今後はどの情報誌にも「本誌に対するご意見やご感想またはその他ご意見をお寄せください。」という文言を入れるべきでしょう。発行物を作成するときのガイドラインみたいなものってあるのかどうか定かではありませんが、発行物をコミュニケーションのきっかけにし、双方向にしていくために上記趣旨の一言が入っているかどうかによってものすごく変わってくるように思います。議会だよりでもこれからは必ず入れたい一言だったりします。
話は横道逸れたのですが、市長と行政委員会との関係を考えてみるとやっぱり市長が行政委員会をガッツリ束ねているわけで、私が今回の一般質問で教育現場を市長はどう捉えているのかについて答弁を求めることは「おかしくない」と思ってしまいます。議会事務局長からその後どうなったのかの報告を待ちたいと思います。結局、私の質問には市長が答えてくれることになったのでしょうか?
2008年05月23日
「お金のある人だけ。」
今日は建設環境常任委員会で参考人をお招きした意見交換会が行われました。ニュータウンの都市計画を中心に専門家の方からの話があったのですが、その席で議員は「このような専門的な話を聞くのが初めてだったのでためになった。有意義だった。」と口々に感想を述べていたのが印象的でした。確かに「市議会として」となった場合には全議員もしくは委員会なら全員がともに席を同じくし、学習を積む場所と言うのは機会が少ないと思います。みんなが学習の機会も共有化し、意見交換できる土壌をつくることが非常に大事だなと思いました。
しかし、ニュータウンの歴史など今日の話については例えば多摩ニュータウン学会などの研究会でも話し合われている内容だったりもするので、議員個々人として情報を収集する活動をどう展開できるのかも一つ課題になっているのかもしれません。
さて、午後からは急ぎ足でベルブ永山へ。「介護保険の学習会パートⅡ」ということでしたが、参加をしてみました。前回の模様はわからないのですが、今回は事例を通じて介護保険サービスをどうやって活用することができるのか、市民自身がサービスを知り、自分自身の望む生活スタイルのためにどうやってサービスを組み合わせ利用することができるのか・・・それを考える場でした。参加をしているのはご自身が介護に関わっている経験者もあれば、これから介護保険を利用するかもしれない場合に備えてサービスを知っておきたいと言う市民らなどですが、やはり気になるのは「お金の話」。今日の学習会では、最終的にはサービス利用に当たっては介護度に応じて利用限度額がありますが、そこを意識しつつサービスをどのように組み合わせて使うことができるのか、利用したときにどんな生活が想定されるのかを含めて考えました。
「こんなにお金がかかるのね。」「これでは、若い人たちも大変よね。」というようなため息交じりの声がひそひそと聞こえてきました。介護保険は手元で負担するのは1割。しかし、その1割でさえも年金生活者にとっては重い負担としてのしかかる場合もある・・・・「お金がないと生きていけないわね。」というようなささやきもありました。
そう・・・・・・・「お金がある人だけ」。
最近、市民の方とお話をするとそんな心配の声が聞こえてきます。「現役時代に多くの貯蓄があれば話は別だけれど・・・・・。」と。
そんな声を聞くたびに政治はその声にどう対応できるのか、解決策をどうやって見出すことができるのかと思います。さらに市議会議員の仕事に引き寄せて考えるなら、地方自治体ではどうやって対処すればいいのかと。地方自治体の舵取りもなかなか難しい、その中で地方政治の一翼を担う市議会の役割をとう考えていけばいいのでしょうね。出前委員会から一週間たち・・・・反芻しているのですが、その突破口を開くことの難しさを感じます。政党会派の位置づけやら、議員個々人の活動スタイルやら、議会としての説明責任や議会としての問題解決手段の確立とか・・・・課題が山積で埋もれてしまっている感じ。
一般質問の通告書の締切を控えて追われています・・・・・。
2008年04月08日
さくら散らす雨。
今日の雨はひどかったですね。春の嵐の中で市内中学校は入学式。私は諏訪中学校の入学式でピカピカの制服を着た新入生の姿をまぶしく拝見させてもらいました。北諏訪小学校からは卒業生101名のうち70名が諏訪中に進学。私立中学校や学校選択で他地域の中学校に進学した生徒が30人ほどいることになります。諏訪中学校は119名の新入生だったので、3クラス。ちょうど学校の適正規模にはぴったりですね。昨日、開校式があったのは統合新設校になって新たなスタートをきる青陵中学校。学校の適正規模云々の話については議論もあるところですが、多摩市教育委員会としては子どもたちにとって最良適切な教育環境のためには「学校の一定規模」が必要と説明をしてきたわけで、その説明が着実に評価に結びつくようにと願うものです。
ところで、市内の有名企業が展開する会員制の幼児向け講座が中国で本格展開するそうです。2010年度までに会員を30万人にすることを目標にしているとか。我が家にも乳幼児向け講座のダイレクトメールがしょっちゅう届くのですが、先般は「あなたのお住まいの地域(多摩市)では3人に1人が利用しています。」とのことが通知されたので驚愕しました。何となく我が家は一歩・・・出遅れた感を味わいそうになりますね。でも、私の場合は「2人は利用していないのね。」と解釈しているのですが、このような宣伝のされ方は親心をくすぐる巧みなやり方だなと思いました。
早期教育というか幼児教育というか・・・・学校に入学する前の段階で子どもたちが身につけておかなければならないことのスタンダードが一体どこにあるのだろう?なんて考えさせられます。
今日は「雨降って地固める」という一日。明日は議会改革特別委員会の分科会(討議グループ)が開催されますし、来月の市民への「出前委員会」に向けてもいろいろと事前の準備を検討しなければ。さくらが一気に散り落とされるこの雨を怖いなあと思いながら、過ごした一日でした。
2008年04月06日
さくら色と青空。
今日は多摩市内あちこちで「桜」のイベントが行われたようですね。私は今日は仕事を忘れて、都立桜ヶ丘公園で保育園つながりの親子でお花見を楽しみました。さくら色の光を浴びて、健康的な一日でした♪
それにしても、朝早くに場所取りをしたのですが、花見客のマナーの悪さには腹立たしいやら情けないやら・・・・・。どうしてバーベキューの跡があるのでしょう。公園管理をされている方がごみ拾いをしていたのですが、「今年はお花見のお客さんのマナーがとってもよかったのに・・・・・。」とため息混じりにおっしゃっていたのが印象的でした。
もうひとつ、印象に残ったことは・・・いわゆる「指定袋」持参できちんとごみのお片づけをしていた人がいたことでした。市外の「指定袋」にごみを丁寧に分別していた方もいらっしゃいました。「ごみは持ち帰る」は当たり前とルールを守っている人は多いんです。
ところで、昨日は民主党大学東京の講義があり、北川正恭さんの話を伺いました。
市民が行政に参加する、参画する・・・・なんて発想はとても傲慢で、行政の「市民化」が大事だと主張されていました。今、議会改革を進めようとしていますが、「議会への市民参加」を考えるときにも同様の視点が求められそうです。私は議会改革特別委員会の副委員長を仰せつかっているのですが、今月から特別委員会が2つの分科会に分かれて活動することになり、「議会への市民参加」を重点的に検討する分科会(公開グループ)をとりまとめ役になっているのです(・・・・荷は軽くない)。ですので、北川さんの指摘したポイントを頭の片隅ではなく留めておきたいと思います。
ちなみに・・・・4月1日からの多摩市の公式ホームページの全面リニューアルに伴って、各部各課で情報を(比較的)リアルタイムで更新できるようになりました。多摩市議会のホームページも一見、独立形式となり、市議会の日程も随時更新されています。市議会もわりと日程が入っていると思います。
ここ3日間は青空が続き、いい日和でした。金曜日のBlog更新はお休みしてしまいましたが、その日は今後発行する予定になっている会派ニュースに必要な写真を撮影しました。今年度予算で話題になった多摩センター駅北口に市長が「どうしてもどうしても設置したかったペデストリアンデッキ」の現場も再度見学。東京都が一刻も早く処分したいという土地を眺めました。多摩センター駅北側の丘の上から、駅周辺が一望できました。
やっぱり、「ペデストリアンデッキが北側の活性化の呼び水になる」という説明はどうも理解しがたいものがありますね。先に土地が売却され、活用される様子が見えてからスタートしても遅くはないと思いました。
明日は小学校の入学式、翌日は中学校の入学式が控えています。「さくら色と青空」はどうやら今日までのようですが(残念)、気持ちは晴れやかにいきたいものです。
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広報・宣伝★市議会出前委員会開催します!★
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2008年04月03日
忙しくない4月?
4月が始まって、何だかゆったりしているのです。よくよく考えてみると昨年は選挙前だったし、その前も市長選挙の前、さらにその前は都議選の前・・・・・なので、いつも3月が終わったら、議会以外の忙しさがどっと押し寄せていたんだなあと思い出しています。
今日、ホームページにはお詫び文が掲載されていましたが、私も「ごみ袋が売り切れなんだけれど。」とお問い合わせをいただいていたのですが、私以上に市には問い合わせが殺到していたでしょうね。我が家は何とか1週間に1回20ℓで間に合わせようと、袋はかなりのギュウギュウ詰め状態になっています。持ち上げると袋が裂けてしまいそう。抱えてダストボックスまで持っていかないと・・・なんて思っているところです。自分に当てはめても今までにはない努力。指定ごみ袋制の効果を実感しています。あとは分別をリズミカルに・・・ここは‘慣れ’の問題かも。
ところで、3日ぶりに市議会の控室に行ったのですが、もちろん「がらーーーーーーーん。」としていました。議員ポスト(議員個々人用のポストが設置されている。)に「市民団体等との協働事業推進マニュアル」が届いていました。これは2002年に策定された「NPO協働事業推進マニュアル」の改訂版で職員向けのマニュアルとのこと。だからなのか、庁内に組織された多摩NPO協働推進会議(4月から「多摩市市民団体等との協働推進会議」に変更した模様)で改訂版に向けた検討を重ねてきたようですね。私としてはこのマニュアルをさらにバージョンアップさせるために、市民も入れて一緒にマニュアルづくりを進めてはどうかと意見してきた記憶がありますが、改訂版に至るまでの経過に市民の意見はどのように反映されてきたのでしょう。ちょっと道筋が見えてこない。あくまでも「市役所内部のもの」なので、あえて大々的に?市民意見を聞くことはしなかったのかもしれませんが。改定前のマニュアルと比較検討をしてみなければと思います。
そう・・・6月の定例会に向けた準備も始めないといけないですし、そんなにのんびりとしてられないですね。
今日も桜のアーチの下をくぐる機会がありましたが、市内の桜は満開。週末のお花見までぎりぎり間に合いそうかな。できれば、週明けの入学式まで。
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広報・宣伝★市議会出前委員会開催します!★
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2008年04月01日
新年度明け。
昨日とはガラリ一変の晴天に恵まれた一日。年度始めに気持ちも晴れやかな日和になりました。市役所は今日もまた忙しそうでしたが、私たち市議会は「ほーっ」と一息・・・。そのあたりが一般社会とは少し事情が違うような感じです。
私も今週は少しゆったりした日々が過ごせそうで人に出会うとか、図書館に行くとか・・・・積み残しになっていることを片付けるとか・・・したいと思っています。
というわけで、今日は多摩市のまちづくりやNPO活動のことについてお話を伺うことができ、NPO活動が有償にせよ無償にせよボランティアの領域に留まるのではなく、やはりビジネスモデルとして発展していけるような支援の必要性を改めて感じたわけです。今、NPOセンターのあり方を再考するための市民会議が開催されていますが、そこでも議論してもらいたい課題の一つですね。ビジネスモデルになっていくための支援体制が求められると思いますが、そうなってくると旧東永山小学校跡地にある創業支援施設「ビジネススクエア」のことが頭に浮かびます。要するに、多摩市はいろいろと理屈をつけて拠点施設をつくっているわけですが、それぞれの内容に多少の差異があったとしても整理統合できる中味のような気がしてなりません。
まあ・・・・外から見れば簡単に思いますが、行政内部の理屈からは整理統合をするなんてとんでもない!となることは確かです。NPOセンターはくらしと文化部の市民活動支援部門で組織改正により本日から「ビジネススクエア」は市民経済部の経済観光部門に所属することになったわけですから、ますます縦割り行政の壁は強固になったに違いありません。なにしろ、今まで同じくらしと文化部に所属をしていてもセクト化されていたわけですから、ますます壁は高く分厚くなったことだけはわかります。なので、よほどのことがない限り・・・施設どうしは行政の理屈による「役割分担」によりバラバラに活動をすることになるのでしょうね。
今日から市役所の組織が変わりますが、組織改正の目的はより効率的な運営・・・と目指しているわけで「組織のスリム化」、つまりは組織見直し、統廃合などが行われたわけです。その発想で少し眼を転じてもらえばいいなと思っています。市民活動情報センターと創業支援施設は現市長作。でも、次々増やす必要があったのかどうか検証しなおすことも必要だと考えています。
今年度もまだまだ市政の課題は山積みです。
2008年03月06日
3月定例会 休会
明日から予算特別委員会。今日は明日以降のための準備日として一日休会でした。議会だけでなく職員も大変な思いで3月議会に臨んでいると思います。予算書(案)の配布は議案の配布と同じで定例会の一週間前(というか予算も議案なので)。その後、議員は数日のうちにざっと予算書に目を通し、審議するために必要な資料類を請求。それを受けて、行政側は1週間ぐらいで資料を準備して、議員に配布されるのが昨日のこと。休日返上で資料作成をしている職員もいるとか。議員は昨日にようやく配布された資料に今日一日でまたざっと目を通し、予算審議に向けて準備をするというわけです。
資料が届くまでに時間がかかりすぎている・・・という意見もありますが、まあ、そこは仕方がないことと思います。むしろ、時間が限られている中で、「自転車操業」のように審議が進んでいくことのほうが問題ではないかと私は感じてしまいます。おそらく、いつの時代も今と同様に進んできたんだろうと理解しています。
さて、明日からの予算特別委員会ですが、全体的な方向性を尋ねる「総括的質疑」から始まって、歳入、歳出の順番で質疑が進みます。予算特別委員会は来週の13日までになります。持ち時間は議員一人30分の会派プール制なので民主党TAMAの場合は90分です。その時間で十分に質疑しきるかといえば正直‘否’。それは私たちの会派のみならず、それぞれ議員が「発言時間30分」について‘不十分’を感じていると思います。そこで、ここは議会改革の課題でも優先すべきところだと感じています。先に書いた資料請求のあり方なども合わせ改善できる点は大いにあるでしょうね。そもそも資料を請求しなくても事前に情報が手に入れられる状態をつくることも必要だと思います。毎年毎年求められる資料については、予め公表しておくなど・・・何らかの対応策はありそうです。予算の問題については、内容を吟味して議会として修正案を作成するなどなど、もう少しやりようがあるのではないか・・・・と思いますし。一年間の税金の使い道を決定する予算審議は何よりも大事な場ではないかと考えています。個人的には議員の一般質問よりも重要だと感じるのですが。
ところで、市長は施政方針で来年度を「私は、平成20年度を『私たちのまちの夢の実現に向け、市民とともに歩む年度』と位置づけ」としています。今年までは「一つには、子育て・教育に対するきめ細やかな途切れのない支援、二つ目には、一人ひとりの健康づくりに取り組むための全庁あげての健康まちづくり、食育計画の策定、三つ目には、明日の活力あるまちづくりを見据えた企業誘致奨励措置制度による企業立地の促進、四つ目には、まったなしのごみ減量への取組み、将来に亘って緑豊かな環境づくりのための緑地の確保・保全などを進め、「私たちのまちの夢」を形にしてまいりました。」ということなんですが、私は「私たちのまちの夢の実現」というのがよくわからないのです。施政方針のしめくくりでも「将来にツケを回すことなく、誰もが希望をもって安心して住み続けることができる多摩市を目指し、市民本位のまちづくりを進め、私たちのまちの夢の実現に向け、市民の皆さんとともに謙虚に、誠実に、信念をもって歩んでいく所存です。」となっていますが・・・・。
「私たちのまちの夢」って?・・・・予算の審議の中で明らかにされていくのでしょうか?
「私たちのまちの夢」ではなく、市長が多摩市をどうしていきたいのか・・・という「夢」の部分をもっと率直に語るほうがわかりやすいと思っていますが、「多摩市の強みは市民の皆さんの力です。これまでの市民協働の取り組みと蓄積された市民の力、地域の力を生かし、市民、団体、事業者、行政など多様な主体が、対等な立場で役割を分担しながら、ともに知恵を出し合い、汗をかき、課題解決に取り組む「新たな支え合いの仕組み」を着実に構築してまいります。 」という市長の考え方を踏まえれば、自らの「夢」を積極的に語るのは馴染まないと決めているのかもしれません。でも、千差万別に描かれている市民の「夢」をとりまとめ体現しているのが市長だとすれば、私は遠慮することも、臆することもなく市長には自らが主体的に描く「夢」を述べてもらいたいものです。
思うままに縷々書いてきましたが、明日からの予算特別委員会・・・・消化不良にならないように取組みます。
2008年01月18日
型にはまらない。
今日はPPT主催の特別講演会に参加しました。特別も特別・・・・講演のテーマは「四国遍路道から見る『生きること』『死ぬこと』」。講演を下さったのは四国八十八ヶ所霊場、五十八番札所・仙遊寺の住職で小山田憲正さんでした。
講演の内容については参加をした人がそれぞれに受け止めていくものだと考えていますが、もともと寺家の生まれではない小山田住職の経験談や生き方には感銘を受け、そして共感する部分がとても多い。格式や伝統などを重んじて、意外に保守的な世界だとも想像できる僧侶‘業界’には珍しい生き方をなさっているのだと思います。
私としては小山田住職が発起人になっている取り組みを紹介したいと思います。「四国へんろ道文化」世界遺産化の会。私は四国に行ったのは日帰り視察の香川県のみで、四国の玄関口に立ち寄った程度。遍路道を歩いたこともないので大したこと言える立場ではありませんが、多くの人が四国遍路を歩き、そこには多くの人間ドラマがあるのでしょうね。そのことが「四国へんろ道‘文化’」に変わっていくと言えるのかもしれません。例えばそこには歴史的な建造物があったり、残しておきたい風景や自然があったり・・・・もちろん文化財的にも価値あるものが多く残存しているのかもしれません。でも、それ以上の価値が「四国へんろ道文化」に見出すことができる・・・・小山田住職の話を聞きながら思ったことでした。
これは「四国へんろ道文化」世界遺産化の会のホームページからの引用です。小山田住職の言葉です。
へんろとは、辺土を巡る人々のこと。日本各地に残る霊場を巡る人には、へんろとは言わず、参拝人、巡礼者と一般的な呼び方をされますが、ここ四国においては、「おへんろさん」と呼ぶ習わしです。そこには巡拝の人に対するいたわりが感じられます。今ここに四国霊場八十八ヶ所巡拝の文化とへんろ道を世界遺産に登録する運動を起こすことは、私たちの自然に対する思いであり、人のこころに対する願いであります。
久しぶりに心が清められるようなひとときでした。「いい時間だったなあ」と振り返るわけですが・・・・・やれ新春の集いだの新年会だのと・・・・・すぐさま日常に引き戻されたというのは言うまでもありませんが。
2007年12月31日
今年最後の一日。
先週末からブログの更新ができずに本日を迎えてしまいました。一年を今日一日で振り返ろうとするのはやっぱり難しく・・・・というか、ほとんど不可能に近いですね。
今年は「選挙year」とも言われたように自分自身の3回目の選挙も含めて、一年の半分以上は「選挙活動」で終わりました。やっと夏を過ぎてから、落ち着きを取り戻しましたが、それでも政局の動きは激しくて「解散総選挙」がいつになるのやらハラハラして今日に至っています。何とかお正月はゆっくり過ごせそうでホッとしています。
実は年明けに、久々に会った方に「ずいぶん議員の顔つきになってきた。」(かなり意味深な言葉)と言われて私はショックだったのですね。そのことを随分と引きずりながら選挙活動をし続けました。単なる冗談の一言にすぎないのかもしれませんが、私にとっては深刻でした。一年を振り返って真っ先に思い出した印象深い言葉=「議員の顔つき」です。そんなことをいちいち気にしている時点で甘いのかもしれませんが・・・・・。
選挙三昧で終わった一年の成果。選挙続きだったからこそ「『自分の活動』は何のためにあるのか?」という気持ちに日々向き合えたことはよかったのかもしれません。自分自身の活動がいつのまにか「選挙に当選するため」という目標だけに変質してはいないだろうか?・・・・・本人気がつかないうちに、いつしか本来の目的や目標を見失ってはいないだろうか?・・・・・そのことに日々自問自答することができた一年でもありました。
冒頭でも書いたように、一年間の出来事を今日一日で振り返るのは無茶なこと。なのでブログを更新し続けることは私にとっても意義あることだとしみじみと思う今日この頃です。私自身の記録にもなっているブログをご覧いただいている皆さまに心から感謝申し上げます。どうぞよいお年をお過ごしくださいませ。来年も皆さま一人ひとりにささやかな幸せや喜びがたくさん訪れますように。