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2009年02月25日

寄附条例という打上げ花火。

 明日から定例会。今日は午前中に総合福祉センターまで出かけました。ちょうど総合福祉センターまつりのオープニングで和太鼓の演奏が聞こえていました。私は・・・と言えば、今日は一般質問の準備で民間委託の時期が4月から7月に変更する「ひまわり教室」のことについて通園児の保護者の方々からお話を伺いました。民間委託をすることは決定事項として受け入れざるを得なかった状況から今日に至るまでの思い、今後に対する不安など伺いました。民間委託を進める方向性は決してマイナスではないと考えてきた私としても、ここで新たな一歩を踏み出すところで転ばないようにフォローしていく責任があると考えているので、一般質問でいくつかの懸念事項に対する行政側の取り組み姿勢を確認する必要がありそう。

 ところで、今朝の朝日新聞の多摩版には久しぶりに大きめの多摩市関連の記事が掲載されていました。「寄附金条例」の制定という見出しでした。新聞報道によれば、どうやら「市民に寄附を積極的に呼びかけるため」が目的に制定されるもののよう。この打上げ花火ですが、どのくらい大きな音が響くんでしょう?まだ議会でも議論されていませんし、制定されるかどうかも今は確約できませんが、市長が3年前から職員とともにあたためてきた構想のようなので、議会でも大いに議論をしてみたいものです。これは総務常任委員会での議論になるので、加われなくって残念。委員会はぜひ傍聴しないとと思っているところです。


 多摩市は先日も書いたように、東京都内26市の中でも市民の寄附が最低ランクに位置しているのだとか。この条例制定でせめてブービー賞くらいには格上げになるのか?!よくわかりませんが、もともと多摩市が・・・というよりも日本社会そのものに「寄附文化」が根付いていないわけです。
 というわけで、こんな団体が誕生しています。日本の寄附文化を革新することをミッションにしているようですね。今後注目していきたいと思っています。日本ファンドレイジング協会


 明日の定例会初日は市長の施政方針演説があります。来年度、市長は任期最後の集大成の一年に入りますし、それこそ2010年の市長選挙を視野に入れているのかな~・・・・って感じ。 

投稿者 hisaka : 2009年02月25日

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