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2009年04月16日

「あっ・・・・そう。」

 私たち議員の任期もちょうど残すところ2年。多摩市議会は2年ごとに人事の改選をすることになっているので今日の午前中に行われた代表者会議で残りの任期に所属する委員会などの決定が行われました。とりあえず、常任委員会についてですが、私は「議員の専門性」を高め、議会総体の力を上げていくことを思うと、2年ごとに人選入れ替わることにも疑問だったりしますが、現行のならわしをすぐに変えることも難しいのが実情。なので前例踏襲で、従来どおりの会派ごとに「席取り」が行われました。

 民主党TAMAとして常任委員会で選んだのは総務、健康福祉、子ども教育の3常任委員会。席だけ確保しているのであとは会派内で誰がどこに所属するのかを決めることとなります。なので、もちろん私は迷わず文教常任委員会改め「子ども教育常任委員会」にしました。つい先だっての定例会で、常任委員会それぞれの担当事項を見直し、文教常任委員会には教育委員会に所属する分野、文化スポーツに所属する分野に、「子ども青少年部」に所属する分野が追加されました。私にとっては願ったりかなったりで「子ども分野」を今まで以上に全体的に捉えやすくなったこと間違いありません。

 なので、後半2年間の活動が楽しみです。ちなみに民主党TAMAは他の2名の議員も私と同様に引き続き現在所属の委員会にそのまま席を置くこととしました。


 ところで、人事と言えば・・・・議長、副議長ポストについてもどうなるのかが巷の多摩市議会通の間でも話題になっていますが、基本的には4年任期の議長たちのポストも2年ごとに交替することになっているならわしは変更せず。さらに、その選挙についても従来通りに行われる模様。ちなみに従来通りの選挙と言うのは「水面下でのやりとり」が当然に行われるような手法で、来月15日に臨時議会があり、そこで決定するわけですが、それまでの間に・・・・会派間や議員間で2つのポストに誰を?という点で熾烈なせめぎあいが行われるというわけです。
 まあ、多摩市の場合には議長、副議長(場合によっては議会選出の監査委員まで)は2年交替ということですが、自治体によっては1年交替になっているところもあります。ここは自治体ごとの勝手なルールによっているわけです。それにしても特段に理由があるわけではなく、2年経ったら「一身上の都合」により辞職をして次の人に席を譲る・・・・というやり方・・・・・・議長席の魅力・・・・・・・きっと神々しいポストなのでしょうね。それに見合った人物が座らなければならないはずですが・・・・・・・・・・。
 議会人事がどうなるのかの行方はこれからが勝負?!詳細など動きは改めて時期がしたらご報告します。

 最後に、私が「あっ、・・・・・・そう。」と思ったことを書きます。

 というのは、午後一で会派の代表者が集まって予算修正案に関連する内容の話を聞くとのことで、こちら代理出席をしました。すると、副市長からは修正が行われたことに伴う影響の説明が。単なる事実経過の説明と素直に受け止めればいいのかもしれませんが、「議会の修正に従った事務処理に余分に郵送費用がかかった。もう一度説明の資料等作り直す必要があり職員の業務が増加した。問い合わせ対応等が例年よりも多くて職員が残業を強いられている等など・・・・・」・・・・・なんだか修正した議会のせいでトンデモナイことになっていると言わんばかりな雰囲気に「一体、この場は何のために設定されたものなわけ?」「議長はどういう意図で私たちを集めたわけ?」とチンプンカンプン状態。


 もちろん質問らしい質問もなく30分ほどで終わったわけですが、議会の修正を粛々と受け止めて業務をこなす・・・・・そこには「しなくていい苦労」があることも否定はしません。とは言え、その苦労をさせているのは議会なの?!


 本当・・・・不可思議。

 
 「あっ・・・・・そう。」

 としか受け止めようもなし。会議召集の意図、真意を測りかねるってこういうことだよなあ・・・・・午後貴重な30分間は一体何のための時間だったのだろうか?わざわざ別の予定に時間調整をして、代理出席した私の時間は一体何だったの?

投稿者 hisaka : 2009年04月16日

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