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2008年12月09日

休会とは言え・・・・。

 今日は降ってわいたような「休息日」にはならず、朝から打合せ続き。

 そして、何よりも今回の定例会最大の懸案事項になっているのは豊ヶ丘・貝取地域の学校統廃合問題について。教育委員会ではようやっと・・・・結論が決定し、現在の北豊ヶ丘小学校の場所では「青陵北小学校」、南貝取小学校の場所では「青陵南小学校」を再来年(平成23年度)から開設していきたいとする条例提案に至ったこの段階に・・・・・地域の方から「待った!」がかかったも同然な陳情の提出。

 この問題では審議会を設置するも結論がまとまらなかったり、地域間に亀裂が生じ、教育委員会にはもちろん、議会にも陳情が提出されたりと紆余曲折を辿ってきました。地域住民の方々が何よりも・・・・そして関係者がそれぞれの立場でみなが苦しみながら考え続けてきた問題です。ある意味で、ようやく結論を出す時期が来たことの重みをヒシヒシと感じていたところでした。にも関わらず・・・・そんな矢先に今回の陳情・・・・・私も戸惑わずにはいられません。これについては増田さんの一般質問でも問題点が指摘されていたわけですが、どこにすれ違いが生じてしまったのかを明らかにしつつ、一番肝心なことは「子どもたち」の存在を忘れないことだと思っています。
 大人の事情や理屈に子どもたちが巻き込まれ、翻弄されているとすれば・・・・そんな罪なことはないと思うからです。少子化その他のことも含め、教育現場の抱える問題がますます深刻化する中で、どうすれば子どもたちにとって一番いい環境をつくることができるのかを優先に考えていきたいとの思いは山々・・・・・。


 しかし、「地域説明会をしたのに」という教育委員会の主張はけんもほろろの如く。


 増田さんの一般質問の後、陳情を提出した地域の方々と教育委員会との意見交換などもあったと伺うわけですが、どうも距離は近づかないままらしい。

 今日は会派で朝からこの件も含めた話題で打合せ。教育委員会が出した結論を「教育論」で議会が覆せるわけでないことは確か。しかし、地域に対する説明責任の果たし方という点ではどうやら指摘しなければならない事項はありそうだとの見解では一致。議決する前段階で、何とかもうハードル越えるための猶予期間はないものかと思って探っているのですが・・・・。
 しかし、教育委員会は何としてもこの定例会で議決をし、結論付けたいとの話。年明けからは就学通知」を発送することもあり、結論が先送りにされたままで宙ぶらりん状態になってしまうことに大変な危惧を抱いている模様です。確かに就学通知を受取る側の市民の立場から考えると、あまりにも迷惑極まりない話だと思いますし、できれば教育委員会の意向等も汲み取りたいところ。

 そうは言っても。

 

 本当に・・・・・。


 「そうは言っても」

 とこちらも行き詰まり感があるのですね。休会日悩み多き一日。文教常任委員会の来週月曜日までに会派の結論も出せるかどうかも微妙なあんばいになっています。

投稿者 hisaka : 2008年12月09日

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