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2009年10月07日

立場が違えば。

 ここ3日間連続して同じ内容に言及するわけですが、またまたサンリオピューロランドの件では議会事務局長からお電話をいただいてしまいました。

 企業イメージのダウンにもつながりかねないとの多大なるご心配があるようですが、もし仮にもそうであれば・・・・企業さんの方から私の方にクレームなり何なりいただくことになりますし、その時にはもちろん誠実に対応したいと考えています。局長からいただいたご指導に基づき、昨日のブログではきちんと訂正をさせてもらったと考えているのですが、あれは局長の意図とは全く反するようで「上塗りしているだけだ」などとさらなるご注意をいただいたのでした。
 私自身は微妙なところなのかもしれませんが、決して企業イメージを傷つけるようなことはしていないと考えています。「まちの活性化に力を貸してもらいたい。そのために行政をあげて協力をするので、ぜひわが街に来ていただけませんか!」なんてお声がかかること・・・・素晴らしいことですよね。それに、そのことで迷う・・・というのは、どこかに迷わせる材料があったということなはず。「いえいえ、多摩市!」と即答できなかったのはどうして?!と私は思います。そうすぐに返事ができなかった企業側を責めますか?・・・・私は、違うような気がします。「もっといい条件の場所」があれば、誰しもそちらに目移りするのは当然のこと。どんなことがあっても淘汰されない市役所とは違い、企業であれば「よりよい」を求めていって不思議はありません。
 

 多摩市で存在し続けることの意味や意義があればこそ・・・。

 企業側にとって「多摩市ブランド」って?ということをまさに考えさせられる話題の一つですよね。


 局長からいただいたご心配も理解できないわけではありませんが、私は決して企業側を批判したり、貶めたりするために書いているわけではなく、むしろ多摩センターの活性化やまちづくりという視点で考えた時の多摩市の取り組み姿勢に重きおいています。なので、局長と私とは立場と考えが違うので「これ以上・・・お話をしたところで歩み寄れない」という双方の理解のもと・・・ちょっとしたブログ騒動はこれにて終了ということです。

 立場が違うと物の見方が違う・・・そういう点でも今回の一件は「役所的発想」×「岩永ひさかの発想」の差異を如実に示しているものです。私としては事後報告であり、途中経過をあれこれと書き綴って混乱させているわけでもなく、結果オーライになったことに胸をなでおろし、そして市民の方に‘私が’伝えていきたいことにブログを活用しているだけの話です。


 ところで、学校給食センターに対する意見募集の件。公式ホームページ上で「多摩市長及び副市長の政治倫理条例【概要】(案)」と並んで、トップページより市民意見募集が告知されています♪
 速やかなる対応。ありがたいことです。しかも、意見募集の期間についても10月末までに延長されていました。常に市民の立場から考えた情報告知が必要ですね。さまざまに行政情報をインターネット上で配信せねばならず、その集約整理は大変そうですが、少なくとも「市民意見募集」という限りにおいては、「意見ください!」という姿勢を全面的に押し出さねば意味がありませんから。

投稿者 hisaka : 2009年10月07日

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