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2009年01月19日

進む議会改革?!・・・暗雲立ち込める。。。

 年明け第一回目の議会改革特別委員会でした。今日の議題は今週末からスタートする出前委員会第二弾のことについて。前回の出前委員会(昨年5月)の時にならって、それぞれ委員の役割分担を決定しました。


 というわけで、2009年議会改革いざスタート!・・・・と幸先のいいキックオフしたかったのですが、スタートしたと思ったら、つまづきました・・・・・。

 実は今日の委員会は午後に開会。それに先立つ午前中には来年度予算に関する内示前の全議員説明会なるものがありました。従来であれば議長、副議長から始まり、市長'与党’的会派から順番に「会派ごと説明」が開催される段取りで、そのような日程調整も行われていた途上でどこでどうなったのか先月末になり「会派ごと説明」ではなくて、「全議員説明会」に切り替わり、本日午前中の日程が確保されていたのでした。


 正直、私としては「全議員説明会」に切り替わったことそのものが、どういう発想の転換で、どこでどう議論がされたもので、そしてなぜ「会派ごと説明」ではなくなったのかがよくわからなかったのですが、とりあえず「そうなったんだ。」と受け止めて本日午前中の集まりに参加したのでした。実のところ私たち民主党TAMAは本日午前中が「会派説明」という約束になっていました。


 さて、市長から説明を受けた内示前の来年度予算の内容については「取扱注意」ということもあり、この場で言及することは控えたいと思いますが、事態はこの全議員説明会後に発生しました。議長は本日の全議員説明会について市議会初の取り組みであること、足元からの議会改革の一環であるとの挨拶をなさっていて、私も「なるほど。会派ごとに(こそこそ)説明をするのではなくて、全員が一堂に会してオープンな場所で意見交換などができるとすれば意義あること。」と理解をしていたので議長には共感をしたものです。

 ところが・・・・・・。ある議員から問題指摘。もう一つの事実が発覚したのです。なんと、自民党会派、公明党会派のみなさんはすでに本日の集まりに先立って、説明を受けていたとのこと。さらに、その説明で提供されていた資料内容と本日提供された資料内容には異なる点があるということ。その方からは「議会改革とかしておきながら、言っていることとやっていることが違うのではないか。」と。「非常に問題があり、このようなことは議会改革を進めようとしているところに水を差すものであり、さらに言えば信頼関係を著しく損ねるものである。」という主張でした。
 そこで、本日の議会改革特別委員会の場できちんと問題を明らかにしてほしいという要望が出されたのですが、結局のところ「全議員説明会」そのものの開催については会派代表者が集められて協議され、決定したことでもあるため私たちの特別委員会で討議することはなじまないと判断。そのかわり、代表者会議で事実関係を明らかにすることが必要だということで、「代表者会議の開催」を求めることとしました。


 ちなみに代表者会議は開催されることになったそう(今度の木曜日の午前中)。


 私としては議長挨拶を真に受けていましたし、本日の全議員説明会に先立って市長からの説明を受けていた事実があったことも知りもせず。「一体、どういうことなんだろう?」と思いましたが、この場でその疑問をぶつけることもなじまないわけで、まあ、あとは代表者会議に委ねるべきだろうと思いました。

 「議長も、議会改革特別委員会の委員長(は副議長)も自民党、公明党会派に所属しているわけで、この事実を捉えるのか、ぜひ一言を。」との意見もありましたが、結局その説明(弁明)の機会も代表者会議の場で・・・・・になるようなので、私としてもとりあえず、次回の代表者会議を傍聴してみたいと思います。


 「議会改革なんて、なんだよ。」・・・・とせっかくここまで進んできたにもかかわらず、一部議員の中から疑問視する声が上がってしまうことは必至。それを食い止めることはできず・・・といったような雰囲気にコメントしようもありません。正直というか一応、私・・・真面目に取り組んでいるつもりなので、なんだかとてもがっかりするような出来事。一挙にパワーダウンしてしまいそうな感じ。

 でも、そんなこと言ってもいられず、第二弾出前委員会に向けての準備や本特別委員会の目的である「議会基本条例制定をめざす」ということへの取り組みをさだに進めていかねばならないのですが・・・。

 頭が痛くなるような出来事発生に、週初めから気持ちトーンダウン。

投稿者 hisaka : 2009年01月19日

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