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2008年07月31日

7月末日

 今日で7月も終わり。伝達だけで聞くところによると、防犯問題と犯罪被害者支援問題を一緒くたにして条例化を図ろうとしていた「安全安心まちづくり条例」でしたが、どうやら課題を別個のものとして取り扱うような流れになっているらしいです。後日説明を受ける予定ですが、「分けることの理屈づけ」について、どんな説明の変更があるのでしょう。
 
 市長は「理念条例ではなく実効性のある条例を」ということを主張する方なので、この条例を制定することの実効性をどこに見出しているのかとも思ったり。他の自治体の同じ類の条例に対する実効性の測定と評価をどのように下しているのでしょう。そして条例がない多摩市との違いをどのように分析し、「だから多摩市も条例制定が必要。」と結論づけているのでしょうか。具体的な条例審査は総務常任委員会になりますが、議論の行方、各議員の認識を理解し、条例に対する可否を判断していきたいと思います。


 明日から8月ですが、議会にはとっては定例会の1ヵ月前なのでお盆休みをゆっくり過ごすという風でもありません。私も一般質問の内容を考えないとと思っています。色々と情報を集めをしていますが、仕事で雁字搦めになっているというか、多摩市役所の職場の全体、総体の雰囲気の重苦しさを考えると新たな提案を受容するだけの余裕がなさそう・・・・逆に言えば、「何をやめるべきか」を提案してからでなければ前に進まない気もしてしまって・・・・。何だか私自身も思考停止してしまいそうになる・・・・でも、やらなければならないことは次々思いついてはいるのですが。(少々愚痴っぽい・・・。明日から8月なので切り替えます。)


 さて、ご案内です。多摩市平和イベント実行委員会のBlogもあわせてご覧ください。

― 「まず観ること、知ること。 なぜならそれは隠され続けたできごとだから。 パレスチナの地に湧く多重音声のうねり・証す声を聴くこと。 この理不尽になぜ世界は沈黙するのかと、絞り出される声がある。 ただしこれは、遠い中東の国だけの物語では断じてない。 日本の過去とも、今現在とも、世界とも繋がる古くて新しい史実劇だ。 人の知は地中に滲みて、いつか智恵の木々を育てる力になるはずだ」


「広河さんの仕事が類まれであることは今更言うまでもないが、
映画をみることで、ひそかにその活動を支持することができると思う。
広河さんは、建国者の夢に沸く側から、「ナクバ」の存在を知ってしまう。
1948年の衝撃的な事実を、人々の記憶を掘り起こして実相を浮かび上がらせています。
思いを馳せ、広河さんのとらえる人々の瞳、皺の深さを感じてほしい」


●上映会について
|多摩平和イベント実行委員会は、2005年から毎年8月に映画上映会を主催しています。
|今年は「パレスチナ1948-NAKBA」の上映とともに「1コマ」サポーターズの代表として
|映画の製作に関わられた森沢典子さんをお迎えし、お話を伺います。

|過去の上映作品
|「ひめゆり」(07年)、「あんにょんサヨナラ」(06年)、「Little Birds」(05年)

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□日時
 2008年8月9日(土)
 ①11:00~13:45(映画 → トーク)
 ②15:00~17:30(トーク → 映画)

 トークゲスト:森沢典子さん(「1コマ」サポーターズ)
  詳細 ⇒ http://www2.odn.ne.jp/midi/film.html

□会場
 ベルブホール(ベルブ永山5F/京王・小田急永山駅から徒歩5分)

□チケット
 大人:1000円 / 18歳以下:500円
 *前売券およびインターネット予約の価格
 *当日は席に余裕がある場合に会場にて200円増で販売

□前売券販売
 多摩センター福祉ショップきずな
 ベルブ永山3Fはらっぱ内あしたや
 聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F「風」

□インターネット予約
 インターネットで事前申込の場合、当日会場にて前売券価格で精算いたします
 こちらからどうぞ ⇒ http://taenoha.com/heiwa/nakba/nakba.html

□主催・問合せ
 多摩平和イベント実行委員会
 電話:090-1107-8264
  http://blog.goo.ne.jp/habe1

□後援
 多摩市教育委員会

投稿者 hisaka : 2008年07月31日

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