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2008年12月10日

12月定例会 総務常任委員会

 今日から多摩市議会では委員会が開催されます。今日は総務委員会で都市計画税率のことやらが審議されていると思います。気になることとしては、「学校跡地に老人ホームを!」という陳情の結果。採択はされなかったようですが、学校跡地をまちづくりのために、市民共通の資産として有効活用していくべきとの視点は議員のみならず、市全体としても認識されていることです。市長も「学校跡地問題」のことについては市の重点課題として位置づけているため、「特命担当」という課長職を設置して対応しようとしています。私は学校跡地の問題はどう動かそうとしても賛否両論が巻き起こる問題だと考えています。なので、その狭間で課題解決を進めていくのは簡単なことではありません。例えば老人施設などについては・・・・総論では賛成だとしても、自分が住んでいる場所のすぐ側で身近な隣接区域に誘致されるともなると反対の声が上がる・・・・なんて場合はよくある話です。
 いずれにせよ、学校跡地の問題ではせっかくの土地・建物を市民ニーズに沿ったかたちで活用すべく進めていかねばならず、「遊休させておく」ことほどもったいないことはありません。


 ということで、実は今日は都議会の傍聴をしてきました。たまたま都庁方面に用事があったので、ついでに見てきました。・・・・・ちょうど一般質問だったのですが、多摩の市議会と比べると「面白味なし」。そして、いわゆる親知事派かどうかで答弁の内容に極端な格差(多摩市はそこまでひどくない)。そもそも多摩市議会の一般質問は事前通告制ではありますが一問一答形式で行われるので、それなりの緊張感がありますが、都議会の場合は発言する議員が質問意図などを含んだ質問全文を読み上げたらそれでおしまい。あとは知事や局長が答弁して終わってしまうのです。答弁をもらってから、再質問をしていくところに各議員のセンスその他が見えてくるのに・・・・。答弁する側も予め準備された原稿を棒読みしているだけ。


 話に聞くところでは、一般質問に至るまでの調整がものすごい大変で、そこに時間も労力もかかるそうですが。一定の答弁を引き出すための交渉をしているということなんでしょう。


 しかし、それにしても・・・・・・。


 一面しか見ていないので何ともいえませんが、その場その場で臨機応変に答弁に対応をしなければならない多摩市の部長のほうが大変ではないかと感じます。都レベルの局長さんともなれば、本当に「エライ!」んだろうなあ・・・と思いながら、石原都知事以下局長さん方がズラリと並んでいる方を隅々見てしまいました。


 他の自治体の議会を傍聴すると勉強になります。できれば他の市議会の傍聴に行ければいいのだけれど。明日の市議会は厚生産業常任委員会です。

投稿者 hisaka : 2008年12月10日

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