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2008年04月01日

新年度明け。

 昨日とはガラリ一変の晴天に恵まれた一日。年度始めに気持ちも晴れやかな日和になりました。市役所は今日もまた忙しそうでしたが、私たち市議会は「ほーっ」と一息・・・。そのあたりが一般社会とは少し事情が違うような感じです。

 私も今週は少しゆったりした日々が過ごせそうで人に出会うとか、図書館に行くとか・・・・積み残しになっていることを片付けるとか・・・したいと思っています。


 というわけで、今日は多摩市のまちづくりやNPO活動のことについてお話を伺うことができ、NPO活動が有償にせよ無償にせよボランティアの領域に留まるのではなく、やはりビジネスモデルとして発展していけるような支援の必要性を改めて感じたわけです。今、NPOセンターのあり方を再考するための市民会議が開催されていますが、そこでも議論してもらいたい課題の一つですね。ビジネスモデルになっていくための支援体制が求められると思いますが、そうなってくると旧東永山小学校跡地にある創業支援施設「ビジネススクエア」のことが頭に浮かびます。要するに、多摩市はいろいろと理屈をつけて拠点施設をつくっているわけですが、それぞれの内容に多少の差異があったとしても整理統合できる中味のような気がしてなりません。
 
 まあ・・・・外から見れば簡単に思いますが、行政内部の理屈からは整理統合をするなんてとんでもない!となることは確かです。NPOセンターはくらしと文化部の市民活動支援部門で組織改正により本日から「ビジネススクエア」は市民経済部の経済観光部門に所属することになったわけですから、ますます縦割り行政の壁は強固になったに違いありません。なにしろ、今まで同じくらしと文化部に所属をしていてもセクト化されていたわけですから、ますます壁は高く分厚くなったことだけはわかります。なので、よほどのことがない限り・・・施設どうしは行政の理屈による「役割分担」によりバラバラに活動をすることになるのでしょうね。
 
 今日から市役所の組織が変わりますが、組織改正の目的はより効率的な運営・・・と目指しているわけで「組織のスリム化」、つまりは組織見直し、統廃合などが行われたわけです。その発想で少し眼を転じてもらえばいいなと思っています。市民活動情報センターと創業支援施設は現市長作。でも、次々増やす必要があったのかどうか検証しなおすことも必要だと考えています。


 今年度もまだまだ市政の課題は山積みです。

投稿者 hisaka : 2008年04月01日

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