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2008年07月04日

ワークライフバランスとか。

 暑い一日でした。こういう日は思考停止状態になってしまう私です。

 午前中は以前から「一度、顔を出してみて欲しい」とお誘いをいただいていた子育てセミナーに顔を出してみました。同世代くらいで子どもがまだ3歳未満という母親たちが10名ほど集まっていました。講師から話を伺った後、参加者の発言があったのですが、「子育てに余裕が持てない自分がいたので、お仕事をやめたら、子どもの笑顔が増えた気がする。」と話をしていた方がいらっしゃいました。その方が次にお仕事に復帰したいと考えたときの支援体制があるのだろうか・・・・と思いながら伺いました。
 最近は「キャリアダウン」とか「スローキャリア」ということもチラホラと言われていますが、まだまだ「目指せ!キャリアアップ」みたいなウンチクを纏めたようなノウハウ本など目に付きますね。言葉の表現の受け止め方かもしれませんが、育児をしている女性から「キャリアアップ・・・・ということにプレッシャーを感じる。」という相談を受けたことがあります。

 「仕事も子育ても中途半端な気がする・・・・。」こんな気持ちを味わうのは男性よりも女性でしょうね。
ワークライフバランス」を国民運動にしようとしていますが、この「カエル」のシンボルマークはどこまで定着するのでしょうか?
 そもそも、これを提唱している内閣府でお仕事をされている方々はちゃんと「ワークライフバランス」できているのでしょうか?それに例えば、その模範を示すことが期待されているような国会議員の方々とかは「ワークライフバランス」を実践していけるのでしょうか?
 そして、何よりも大事なことは私たちの身近に「モデル」がいるかどうか・・・ということで、よく政府の広告宣伝に「有名芸能人」の力を借りることもありますが、それなりにステキなポスターやチラシができたとしても私たちからすると「別世界で活動する人々」なわけで、親近感わきにくいと感じます。今回はとりあえずシンボルマークを「カエル」にしてPRを進めるようですが、私はこちらの調査結果のほうが興味深いですね。多摩市役所のワークライフバランスプログラムは機能しているのかしら?(多摩市長は女性なので「ワークライフバランス」ということにも理解が深いと思っていますが)。いずれにしても、市長とか副市長とか・・・・旗振り役がちゃんと実践家にならないと進んでいかないでしょうね・・・・。


 って議員も?!


 公私の切り分けが難しい仕事で「ワークライフバランス」を実践するのは簡単ではないと言うことだけは確かです。

投稿者 hisaka : 2008年07月04日

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