3月定例会 代表質問/一般質問

昨日に引き続く代表質問。自民党・新生会、生活者ネット・社民の会でした。そして、それに引き続く、一般質問は折戸議員、藤條議員。

議長席にいると、議員席から答弁者側を見ている時にはなかったいろんなことを感じるわけです。特に、議員からの質問で答弁者が「誰」と特定されるようなわかりやすいものであればいいわけですが、「誰が答えればいいのか」あるいは「誰が答えるべきなのか」と’躊躇’が伴うような質問が飛んできた場合に漂う’独特で微妙な空気感’はすごい…いずれの部長さん、そして副市長までもが「できれば答えたくない」という背中でオーラを放っているという…。

肝心な市長は…と言えば、今日はわりと答弁席にお出ましいただく機会もあり、よかったなと思いますが、何となく多摩市議会での答弁については「再質問以降は部長が行う」という暗黙のルールがあるようで、質問者から「市長にお尋ねします」と言われても、(質問内容によりますが)スッと挙手をして、いつもながらの身のこなしで答弁に立つのは部長さんの場合が多い。市長は本当は答弁しようかなと思っているのではないか?だったら、堂々と手を挙げてくれれば指名するのに・・・市長の背中には「挙手することへの遠慮」を感じ、少し物寂しさを覚える議長席からの光景です。

ということで、各会派の代表のみなさんが、それぞれの立場を明らかにしながら行った代表質問で共通していたのは…その後の折戸議員の一般質問にも関連しますが、「多摩市役所」という組織が抱えている’疲弊感’というのか’疲労感’への指摘も含め、コンプライアンス意識の確立、あるいは職員のモチベーション向上にも関わる人材の育成や適材適所の人材配置のことだったように思います。いかにしてパフォーマンスの発揮できる組織にしていくか…ここに関しては市長はもちろんのこと、事務方のトップとして市長を補佐する副市長の役割もものすごく大きい。その点で、向井議員が代表質問で主張されたように「足腰強い組織」にしていくためにも市長の特別秘書官的な「政策監」ではなく、副市長を二人にすべき…という主張に私も同感。「どこまでの権限を持ち仕事ができるのか、仕事をするのか」が極めてあいまいにも見える「政策監」という職務はそこに配置されている優秀な人材を活かしきれない場合もあるのではないか?とすら思うこともあるため。

今日は、議長室の窓から見える風景と窓から差し込む光にも「春らしさ」を感じたわけですが、「嵐の前の静けさ」なのか…。明日から3月になりますね。議会は一般質問が続きます。他の市議会に比べて言えることですが、多摩市議会の議員さんたちは「非常にまじめ」ということです。もちろん他と比べてということですが、こんなに活発に一般質問が行われている市議会は意外と珍しいようです。全国市議会議長会の調査結果と比較からも言えることかなと思っています。…つまり、それだけ、行政も議会対応に追われるということかもしれませんが。

3月議会、始まりました!

今日から定例会が開会しました。初日なので、行政報告等など諸々…があり、市長の施政方針演説。それから各会派代表質問へと進み、改革みらい、日本共産党、公明党の3会派の代表が質問に立ちました。議長になると質問ができない残念さを味わうこと…少しは耐性が鍛えられたかと思いましたが、やはりまだまだ修行が足りないようです。行政側のあいまいな答弁にも「大人対応」できる議員の皆さんの力量がすばらしいのかもしれませんが、「もっと突っ込んでほしい」とか「答弁を引き出してほしい」とか…議長席からの心の叫びです…。

市長の施政方針は、4月の選挙を意識した内容になっておりますが、この4年間で「ほぼほぼ自分の掲げてきた公約が達成できた!」なんて評価がされていて、「えっ、そうなの?!」と思います。私にとっては最も肝心な「将来にツケを先送りしない」という点については、かなり先送りにされているような気がしていて、結局、市長は「自分自身4年の任期」のことしか目に入っていないのかなと考えていたのは思い過ごしだったのか?

いくら財源的には都市計画税が使えると言っても、そんなに有り余っているわけではないでしょうし、どんなに見直したとしても…結局、パルテノン多摩も「約80億円」という金額+αかかっていくようなので(大規模改修コストのみ。運営費は別。)、その投資に踏み込むことにもっと慎重になってもいいのではないか?…今のところ、私が見ていて「どんな使い方をするのか?」についての議論はまだまだ不足しているような気がしており、それは「これからワークショップでさらに深めていく」のかもしれませんが、何だかプラス、プラス、プラス、プラスになっているのではという印象が拭えなくて心配です。なおかつ、肝心なところで言えば、市長が「こうしたい!」という強い思いを発していないというか、遠慮がちなのかもしれませんが、「本気度合い」が伝わらないのが、残念ですね。もちろん、それは「図書館本館再整備」のことに対しても相通じて言えることなのですが、巨額の投資をすることに対する「懼れ」というのか、「でも、やっていく!」というような勢いを待ったっ感じないのですね。

何度も書いていることですが、「建設することはできても、その後の、維持管理、運営の方がもっともっと大変」…ということに対する市長の考えが見えてこない。運営手法一つとっても、財政的にも厳しければ、人手の面でも大変になってくることも含め、どこまで考慮されているんだろうか?と疑問です。

この図のごとくです。今、多摩市役所に志高くやる気を持って「さあ!やるぞ!」と仕事に取り組んでいる若い職員さんたち…彼彼女たちの将来にも思いを馳せるとき、「バブル時代を背景にイケイケどんどんと後先考えずに豪華絢爛に公共施設を増やしてきた我が市の歴史」への総括こそ必要ではないかなと思えてなりません。

「持続可能な市政運営」と言葉で語っているほどに、必要な取組みが進んでいないのではないか?という疑問に、市長自身がどう応えているのか?と感じます。「世代間負担」の必要性を主張するについて、否定するものではありませんが・・・しかし、これからの人口減少、そしてまた確実にいちどき(と言ってもその期間は決して短くない)に圧倒的多数の高齢者(それも後期高齢者)を支えていかなければならない時代がやってくるわけですから…。

市長は「今までの常識にとらわれない」で取組まねばならないとする考えを表明されていましたので、そのマインドがどのように行政の動きに反映されていくのかとも思います。場合によっては「立ち止まる勇気」を持たねばならないとも考えておられるようですが・・・。

ということで、健幸都市のことについてもいくつか思うこともあり、同じ会派の大野議員の代表質問でも指摘をしたのですが、「元気な人がこれからも元気に長生きをするため」の対策だけでなく、もっともっと、くらしの現場で困っている、救ってあげなければならない状況の皆さんに寄り添い手を差し伸べることができるような…「セーフティネット」に対する視点が行政に求められているような気がしていて…今、セーフティネットの網の目から転落してしまいそうな方々への救出作戦は実はとっても大切だと思っています。健幸まちづくり政策監が同じ思いで取組んでくれそうなので、そこは大いに期待!…あともう少し、多摩市で仕事をしてくれるようなのでありがたいですね。連れ合いに先立たれ、途方に暮れている独居世帯の方など、くらすための資金には問題がなくても、でもくらしには不安が立ち込めている…そんな場合もあるので。

市長にとって「いま、大切にしたいこと」について、もう少し、発言の中から感じられるといいのになって思っています。行政組織の長としての市長の役割もありますが、きっとそれ以上に、、政治家としての信念というか、市長の生き方がまず問われているというのか…再選をめざすとしている市長がもっと自分らしく、自分の言葉で自分の表現で議場で表現してこそ、議員にも市民にもそして職員にも「伝わる言葉」になるのではないかなあと感じる初日の本会議でした。

明日は、自民党・新生会、生活者ネット・社民の会の代表質問があり、その後、一般質問となります。

 

 

春への「想いを託す」。

昨日、乞田・ふれあい広場で「河津桜鑑賞会」があり、お招きをいただいたので足を運んでまいりました。昨年、植樹10周年記念の式典を行ったそうで、その際の「花見酒」が忘れられない?とのことで、今年も急遽・・・1週間前に開催が決まり、行われたとのことでした。4月に行われる「桜まつり」のプレというか、そこに向けたまさにキックオフになるのかもしれませんが、ちょっと寒すぎたかお花は五厘咲くらい。でも、濃いピンクのかわいいお花が開いており、つぼみはたくさんついておりました。

増田議員が挨拶。この地域ならでの人の集まりぐあい。地元の方はもちろんのこと消防団の皆さんも参加。市長、副市長か…職員さんたちも多数参加し、にぎやかでした!

寒桜、早い時期に咲く桜の花の花言葉・・・「想いを託す」というのがあるそうですね。春が待ち遠しい・・・とそんな気持ちで楽しんだひと時でした。

明日から定例会がはじまります。いつもどおり、予定どおりです。会派の代表質問について、答弁調整をすると聞いたので私もちょっとだけ参加。これからの時代、「地域の自立」と「地域循環」がさらに問われ、まちづくりや地域づくりのキーワードになっていくと思うので、そのことを強調して質問してもらえるといいなあと思っています。

議会事務局では定例会の議事進行を含め、あとは年度末に向けた振返りなども行われているようです。用意周到、準備周到で…議長の議事進行次第書は既に一週間先の分まで完成しておりまして、「目を通しておいてください」と言われました。議会にタブレット端末が導入されたおかげで、情報共有するのが本当に便利になったなあと思います。タブレット端末になって、「議会との情報共有」についても「見える化」が進んでいるように思います。行政の各部門、各課がどのような意識で情報を議会と共有したいと考えているか?その姿勢が「見える化」されるという意味でも有効なツールと言えるのかもしれません。

いずれにせよ、明日からまた長丁場で定例会が始まるわけですが、「質問ができない」という立場に対するストレス耐性もずいぶん鍛えられたかもしれないと思う今日この頃です。

 

 

 

 

安ければ。安ほど…では…なくて。

農業功労者等の表彰式でいただいたお花。写真だと群青色と言うのか、微妙な色合いが写しだけないのですが、とても濃く深い色合いに「すごい色味だなあ。」と感心してしまいます。せっかくなので議会事務局に飾っています。「これ、いいなあ。」って思えることは一人でも多くの人にシェアしたいです。

いよいよ始まる第1回定例会に向けての議事進行など含め、日程を決めるなど議会運営委員会も終了。あとは、また当日に向けて、着々と心の準備をしようと思っています。会派の代表質問については答弁調整ができているのかどうか心配しておりますが、大丈夫かしら?

ご縁があり、日野市のごみ収集を受託している日野環境保全労働組合さんの定期大会に出席、その後の交流会にも参加して、近い席のみなさんとも意見交換をさせていただきました。同世代の組合員さん、日中はごみの回収、そして業後にはもう一つアルバイトなどをしている方が多いと伺いました。小さいお子さんが生まれたりして、パートナーが子育てに専念し、お仕事をされていない場合には「なかなか生活がキツイ。ダブルワークしないとまわらない。」というお話を伺い、そしてまた、労働組合の役員の皆さんが「後輩たちがちゃんと将来の生活設計ができるようにしていかないといけない。」とすごく高い使命感をお持ちになって活動しないと、会社側とも交渉していかないとと語っておられるのですね。行政からの仕事を受けるためには、それなりの「金額設定」にもする必要があり、会社側としても厳しいところだという一定の理解をしつつも、「労働条件の改善、賃金アップ」は活動の柱…「会社も発展してほしい、そして自分たちも少しでも良くなっていきたい。」という思いに触れ、何だか自分自身の置かれている環境に生温ささえ感じ、そしてまた、もっともっと自分たちのくらしの「質」とはなにか?を問うていかねばならないと思ったわけです。「自分だけが良ければいい」だけではないという観点で。

「安ければ安い方がいい」という発想とは、そろそろ一線画していかないと、くらしがボロボロになっていきそう。もう、なっているかもしれませんが。

週末にかけても、お隣町田市は選挙戦最終日があり、せっかくなのでお声をかけていただいた事務所さんには顔を出して、ホントに恥ずかしいくらいのちょこっとだけお手伝い。それから、「司法試験に合格した!」という仲間のお祝いに久しぶりに新宿に行き、都会の風に触れ、7年ぶりくらいの仲間との再会に話がものすごく弾んでうれしかったり…もっと、いろんなところに行きたいのだけれど、取捨選択に悩ましい今日この頃です。

2月があっという間に終わってしまい、平昌オリンピックも閉会なのですね…早いなあ。また冬に逆戻りとか言われる今日この頃ですが、何となく春に向けての兆しも感じております。私もだんだん気持ち的に元気になってくる季節でもあります♪3月が一番のお気に入りなので。桃の花を買って来ようと思います。

「想い」があって動く。

今日も町田市議選は森本せいや候補の支援へ。「あの向こうに1軒あるんだ。」ということで、選挙カーを路地裏すみずみまで走らせる活動スタイルには頭が下がります。選挙のスタイルは人それぞれで、様々なわけでして、これもまた業界人としては「学び」にもなり、森本スタイルは彼の議員活動のスタイルそのものであると感じるわけです。とにかく、ていねいに地域を回っていくこと、知り合いだけを頼りにするのではなく、一人ひとりとつながろうとする努力がものすごい!もちろん、路地裏まで選挙カーを走らせるための準備もきめ細かいですよ…支えるスタッフがいてこそできるわけですが。

しかし、ものすごい寒かったです…今日の選挙カーは。年代物の選挙カーを他の地域の方にお借りしているそうですが、窓を開けるレバーがとれてしまっているくらい年期が入っています。でも、車はちゃんと暖房が効いています。最近、私の運転する車はどうやら暖房が故障しているので、それに比べたら快適です。

それにしても、今日は町田市議会の「キャップ」なるものが披露されまして、途中から小雨がぱらつくと、突然に候補者は…「頭が冷える」とばかりに帽子着用。帽子のツバの裏側が「緑色」…こちらもまたものすごい年代物に感じたのですが…きちんと「町田市議会」のオリジナル刺繍付き。

午前中いっぱいでしたが、支援に入りまして、街中の様子を眺めながら、まだまだ開発待ちのような土地が多くあり、あるいは農地も残っている地域を気持ちよく選挙カーで通過しながら、「3期目当選」を祈りながらの応援でした。また、「毎日が投票日!」ということで、期日前投票の案内をしながら、「市政に関心を持って、政治に参加してほしい。投票所に足を運んでほしい。」と訴える候補者の思いが届けばいいなあと・・・曇り空のもとで強く念じたひとときでした。

その後はいつもながら、市議会へ。定例会前なので準備のために会派控室で打ち合わせをする議員の皆さんもちらほら増えてきました。私は市民の方が面会にいらっしゃったので対応し、あとは議会事務局との打合せなど。そして夕刻からは議長として、農業功労者表彰受賞等祝賀会に出席をさせていただきました。

農業功労者表彰を受賞されたのは落合の加藤成夫さん、多摩市市民表彰を受賞されたのは連光寺の萩原清治さん。加藤さんとお隣に座ることができまして、親しくお話しさせていただきました。多摩センター周辺、まちの移り変わりがとても気になるとおっしゃっていたのも印象的でしたが、それ以上に、「農業が大好きなんだ!」と笑顔いっぱいの一言はきっといつまでも私の心に残るなあと思いましたね。「ロートルだからゆっくりしたいなあと思っていたけれど、全然、休ませてくれなくて、忙しい!」…そんな日々を送られているようです。季節が来たら、ブルーベリーを摘みに行こうかな。

今、農業で活躍されているみなさんには多摩の原風景が記憶にあり、そしてニュータウン開発、まちが遂げてきた変貌ぶりを人生とともにご覧になってきた方々ばかり。家を守り、地域を守り、土地を守り…教えていただくことがとてもたくさんあり、一つひとつに驚きがあり、学びがあります。やっぱりここに対する「想い」がある。それも「強い想い」…「会社を辞めて、跡をついで、土地を守っていくのが長男の役目。そう思ってるから。」と…私を取り巻いている環境からも私には全く持ちえない感性ではありますが、その言葉に込められる強い意思とそれから意志も感じさせられますし、ニュータウン開発とともに歩んできたみなさんのお気持ちを少しは想像できるかな?こうした方々にも多摩市が守られていること、しみじみと感じつつ。

「いいまちにしていきたいな。」

って、すごくシンプルにそう思いました。そして、「孫たちのことも考えるし。」という言葉も聞き逃さずにメモ。そして、森本くんの選挙を通じて、あるいは農業者のみなさんとお会いして、「想い」があってモノ・ヒトが動いていくんだなあ…と改めて実感。何はともあれ、地道な活動がいつかは実を結びます!っていうのが私の信念なので。

 

☆フェイスブックページの方でシェアしましたが…これが、私たちが目を反らしてはいけない現実だと思ってます(「データえっせい」から)。今日は2月22日でニャンニャンニャンの日です♪

議員の活動。町田市の場合。

他市で選挙を手伝って見えてくることがいくつかあり、おもしろいなと思うのは…町田市の場合、私がずっと応援している森本くんの場合と言う方が正確かもしれませんが…選挙カーに乗っている間、他候補にはまったくすれ違わないということです。そのくらい、町田市の市域面積が広いということを物語っているような気がします。なので、森本くんの活動はご自身がお住まいの地域に「限定」されていて、それ以外の地域にまで活動エリアを広げないというわけです。
多摩市の場合を考えると、政党に所属し、地域の区分けがしっかりとされ「活動エリア」が決められている場合は別にしても、いずれの議員もどちらかといえば活動エリアとしては「全域」を対象としている人が多いと思います。もちろん、自分の住んでいる地域を中心にしながら…ということはありますが、しかし選挙活動の際に「そこ」だけにこだわっている人は少なさそうな。多摩市で市議会議員の選挙をやる場合と比較して、こんなにも他候補に遭遇しないのが不思議で仕方がないのが町田市の選挙です。やはり市域面積の広さというのは選挙をするときの候補者のスタイルにも関り、さらにはそのことが議会における議員の活動にもつながってくるだろうなあと思うわけです。「地域地区代表」の色合い濃く議員も活動を進めているのだろうと感じます。多少なりとも多摩市議会でも「地域地区」を感じさせるような話題が提供される場合もありますが、どちらかというと「市政全体の課題」として話題提供成されることの方が多いですね。

多摩市議会に視察調査にいらっしゃる議会の皆さんとお話しをしていても、「町会・自治会」を基盤にして活動していると話されている方が多い自治体議会とそうではないところがあり、やはり政治文化というか、その自治体ごとの議会文化というのは地域ごとに全く異なり、歴史や風土に大きく影響を受けるなと感じますが、町田市の森本せいや候補の支援に入り、改めてそのこと実感しました。

今日は午後から、市長選市議補選の立候補予定者に対する説明会がありましたので出席してまいりました。決して、興味本位ということではなくいろいろ考えさせられることも多くあり、議会でも仲間を増やしていく必要性を感じていますので、市議補選に立候補したいと相談を受けた後輩と一緒に出席しました。来週月曜日から少しずつ宣伝活動などもしていく予定です。仮に立候補するとなれば…投票日が誕生日の3日前ということになりますが、「25歳」ですので、私が議員に初当選したときの年齢と同じ。地方議会は人材不足とも言われる中、若い世代が議会に挑戦したいと思ってくれるだけでありがたいですね。「志は高く、しかし活動は地道に」とコツコツと努力を積み重ねていくことが私が一緒に活動するときに何よりも大事にしたいことだなと思っています。

夕刻から久しぶりにハーモニークラブ(誰でも食堂をやっている「ハーモニーカフェ」の運営グループ)の定例ミーティングに出席。地域で子どもの居場所をどうやって作っていこうかとアイデアなどが出されました。アイデアがたくさん出されるってすごく楽しいことで、もちろん出されたものすべてが実行され、実践されるわけではありませんが、いろんなアイデアがあってこそ、議論が盛り上がり、さらに内容が深まっていくと考えています。

議会での議論もそうあってほしい…。行政は「決まった一つ」のアイデアを提案すること(決めるまでにはいろんな議論をしているはずですが)が多く、決まったことについてはよほどのことがない限り「変える」ことを良しとしないわけですが、しかし「モノ」「コト」によっては、少し異なったスタイルで議論を深めることができないものか?と思います。議員になった頃「古びた前例、しみついた慣習を変えてほしい」と言われたことを今でも思い出します。

市役所のロビーでは「家族になった猫たち」写真展が行われています。先だって、関戸公民館のギャラリーで開催された際に足を運べなかったので、私にとっては気軽に見ることができてありがたい。私には猫ちゃんのお世話までは手が回らないのですが。たくさんの猫ちゃんが助けられているんだなあと思ってしみじみと写真を拝見いたしました。

それにしても選挙活動というのは、いつも人手不足…と言いますか、明日も森本くんのところに支援に入る予定です…。町田市は小野路のあたりなど、町田市から多摩市境へ行く!というのもまた不思議な感じがします。普段、通行したことのない場所へ行くのもまた選挙を手伝うときの楽しみの一つですね。

時代に取り残されている感。

今日は伊予市議会の皆さんが「市議会インターネット中継」と「議会だより」についての調査にいらっしゃいました。たまたま「議会だより編集会議」のメンバーが打合せをする予定が入っていたので…これは好都合…ということで、伊予市議会の皆さんへの視察対応を編集会議の皆さんで行っていただいたという…良き機会に恵まれで感謝です。他市からいらっしゃる議員の皆さんと交流できることは、必ずプラスになると考えていて、私たち自身の活動などを客観的に捉えなおすひとときにもなるからです。

私は今日は冒頭での歓迎挨拶を終えた後、突然、連絡を下さった大学生の伊藤和真さんをお迎えし、意見交換をさせていただきました。彼は自分でアプリを開発しているというのですが、若い世代と政治を身近にするためのツールとして「政治PoliPoli」(株式会社PoliPoli)をつくったというのです。お話しを聞いてみますと、ご自身の興味関心から…最初は「俳句のアプリ」をつくったと話をされており…何だか、もう私にはついていけない世界だと思ったわけでして、なんとまあ「化石」に近づいているというか、「古い」と一線を引かれてしまう立ち位置を感じたわけでした。「今は、アプリとか誰でも簡単に作れるんですよ。」なんて言われても、「へ・・・あっ・・・そう・・・」みたいな感じですね。新しいビジネスモデルをつくりたいと語り、そしてまた、「評価経済モデル」のこともお話し下さり、「ああ、若いっていいなあ!」なんて思い、私も勉強し直さねばいけないと痛感させられました。自分を高めたり、成長させたり…何だか若者に触発されてしまった…。

しかし、それ以上に、時代に取り残されているような気もしました。市議会でフェイスブック導入に向けて動きを作っているのですが、「市全体の情報システム」との関連が何だか一つのネックになっているらしい。先週金曜日に庁内に設置されている「情報システム委員会」(だったか?正式名称度忘れ)にはかったところ、市全体のシステムを管理しているのは「副市長」であり、私たち議会側で作成した導入のガイドラインでは管理者が「議長」になっていることについて懸念が示されたと伺いました。まあ、いろいろな場面での慎重に慎重を期してというのもわからないわけではありませんが、「違和感」を感じずにはいられません。次回に予定されている「情報システム委員会」は5月なので、そこでもう一度、検討を依頼する…的なことが事務局から報告されたので、正直…「何それ?とんでもなく遅すぎる」と思った次第です。せめて4月から、あるいは3月からでも試行したいと願っておりますので、ぜひ、善処してもらいたいですね。議会側の取組みをわざとらしく遅らせようなんてことはないと思っていますが、今、突然に始まった話ではなく、水面下での調整は以前から進めている話でもあり、気持ちよくスケジュール通りに進めていくための段取りってできるはずですよね。しかも、副市長しか管理者になれないとすれば、そのことを予め、私たちの事務局にも伝えておくべき話ですし、それに基づいて、「こうすればいい」と助言をくれることが優秀な行政マンとしてのあるべき姿ではないのか?とも思うわけです。

他市の議員が「行政の職員は議会や議員の足を引っ張ることばかりを考えている」と言っていたことを久しぶりに思い出しました。その時、「私はそういうことはあまり感じたことがない」と答えたわけですが、もしかすると、私がボーっとして気が付かなかっただけですかね?いずれにせよ、いまどき「フェイスブックは若者世代は使わない。ラインすら使わない。」と…今日も伊藤くんからの話しにも出ていたのですが、「だから、やらない」といのではなく、まずはSNSを使った情報発信に市議会としてもトライしてみる価値はあるように考えています。ということで、この件、事務局長にもネジを巻いて、副市長?との調整を頑張ってもらいましょう!

さて、気を取り直す。

先週末、青陵中学校の研究発表会に足を運び、懐かしい出会いに心がわくわくし、顔見知りの子どもたちが授業を受けている姿を見ることがで、何と言うか「議長室にこもっていてはいけない」と感じたわけで、「活動スタイル」のことをいろいろ考えさせられたわけです。定例会前になると一般質問を作成する(あるいは3月議会だと代表質問の場合もあり)ことも、「次の提案」をするためにいろいろ活動するのはとても楽しかったのに、最近はその楽しみからずいぶん隔離されている…。

青陵中学校の研究発表会は「主体的に考え、対話的に学びを深める授業の工夫改善」をテーマにした取組みだったわけですが、たった1時限の授業内で「学びを深め」ということを完結させていくって、ものすごくテンポよく進め、課題提示からグループに分かれた討論と発表と振返りまでの一連の作業をやっていくというのは・・・教える側のスキルはもちろんのこと、クラスの生徒たち全体のスキルアップが求められることだなと感じましたね。特に、グループ討議が15分くらいしかない場合、子どもたちがよっぽど時間制限を意識しなければ、「深めた討議」ができるまでには至らない。

2年間の研究成果については、生徒たちへのアンケート結果からも「手応えを得られた」とあったわけですが、その「手応え」が子どもたちの成長にどう結びついていくのか?おそらくは「前よりも学びは深まった」という回答をした生徒が増えた減ったということではない「結果」が見えてくると、先生たちの研究心がさらに向上していくのでは?とも思ったわけです。

そして、個人的に思うことは、こうして中学校の時に「対話型の授業」に親しむことができた子どもたちがその先の高校進学でどうなっていくか?が最も気になるわけですね。多摩市の場合、小中学校を通してESD(持続発展教育)に取組んでいますが、子どもたちのそれぞれの進学先でどう生きているのだろう?…活かされているのだろう…?ということがむしろ知りたい。

研究発表については2年間の成果が語られ、先生たちが丁寧に取り組んでいることも伝わってきましたが、研究成果の共有を含め、多摩市教育委員会としては今後どうしていくんだろう?と感じることも毎度のことでした。

いよいよ町田市長、市議会議員選挙がはじまりました。町田市で選挙!…と言えば、政党のご縁で「森本せいや」くんを担当してきましたので、今回も応援に入る予定です。土曜日は事務所びらきでした。この間の大きな変化と言えば、森本くんの事務所への交通手段が「バス」から「自分の車」に変わっていること!つい4年前を考えても運転するなんてことは考えられなかったのですが…どうでもいいことなんですが、「ちょっと以前と違う」というか「自分の成長?」(運転免許を取っただけでそうなるのかは疑問だが)をしみじみと感じた瞬間でもありました。議長室に籠っていますと「井の中の蛙」がますます促進されそうですので、選挙の応援に数日数時間だけでも入るつもりです。

実は、週末にかけて、ずっと起床すると「瞼が目脂でひっついて」いたわけで、おかしいなと思っていましたが、ついに「瞼が浮腫み」始めたわけです。これはまずい…とサボらずに眼科に行ってきました。「ものもらいの前兆」と言われ、2種の目薬を処方してもらいましたら、すごい効き目を発揮しております。夜になり、瞼の腫れもずいぶんと引いてきましたので明日は大丈夫でしょう!

東京都市議会議長会の定例会でした。お隣は町田市は…選挙中にもかかわらず、吉田つとむ議長がいつもと変わらぬ様子で出席されていて、「WAO!」と思いました。吉田議長は「市長選だけは出たことがなくて、それ以外の選挙は全部立候補した経験がある」という異色の経歴の持ち主…かなり個性的な方。「変わっている」との評判通りの人物とも言えますが、私はユニークで面白く、そして楽しい方だなあと思います。両親と同い年の方と肩は並んでいませんが、こうした場所でご一緒させていただくことがありがたいことですね。こんな機会に恵まれて、経験ができることは、決して「自分の力」ではなく、同じ会派のメンバーや多摩市議会の他の議員さんや、そして私を市議会に送ってくださった市民の皆さんがいてこそ…って思うのです。

そんなわけで、夜中になって、2種類の目薬について効果を実感し、反面…「目薬怖い」ということも実感し、明日から気を取り直して…また頑張ります!

全国市議会議長会評議員会

今日はとても議長公務らしい業務でした。全国市議会議長会評議会。今年度のお役目です。次はそろそろ稲城市さんにバトンタッチかなあ…と思っているのですけれど。おなじみの「都市センターホテル」まで局長と一緒に外出してまいりまして、「地方行財政の課題」をテーマに総務省の事務次官の方にお話を伺い、それから役員会のみなさんからの報告、次年度の事業費などの提案、承認など行われました。地方六団体と言われて、いわゆる「圧力団体」のひとつでありまして・・・。

ただいま、目下最大の課題ではないと思うのですが、「地方議員の厚生年金への加入」に対し、「ぜひ各市議会からも意見書を提出してほしい」というお願いがされたのですが、多摩市議会は正直・・・意見書を可決することはできないでしょう。地方議会の存在意義というよりか、地方自治の重要性、そこにある政治システムとして二元代表制をもっと機能させていくためには、地方議員の働き方はもっと変わっていき、変わらざるを得ないと思っていて、多摩市議会の場合には、「専業」でなければ務まらないくらい正直忙しさを増しているのが現状です。議員が「副業」・・・のように思われていた時代とは様変わりしていると考えていますが、でも、この実態を市民の皆さんに理解してもらうためには一定の時間がかかりますし、やっぱり「多摩市議会」だけの問題ではなく、全国津々浦々地方自治体の議会が市民、国民から評価をされない限り、待遇改善への理解は進んでいかないように思います。

多摩市議会の政務活動費は月に2万6千円で、「1円から領収書」で、使い道についてもものすごく縛りをつけていますし、不正するなんてことはありえないわけですが、昨今の全国的な地方議員にまつわる芳しくない評判や話題は、残念ながら「同類」という見られ方につながっているのが現実。「うちの市議会ではそんなことありませんよ。」と説明するにせよ、説明すればするほどに言い訳がましい響きを増してしまうという・・・。

なかなか難しいなと思っています・・・ということで、総務省の事務次官の方は次年度の地方財政計画をはじめとする内容で説明を下さったわけですが、最後のところでものすごく強調していたのは「マイナンバー」のことでして、もっともっと普及させなければいけないと焦りというのか?「マイナンバーの利活用」について力を込めた啓発促進の訴えをされていたのがこれまた印象的でした。

逗子市議会の菊池議長の代理で、副議長の長島有里ちゃん。仲良しのママ議員さんでもあります。3月に逗子市は改選を迎えるのですが、有里ちゃんも無所属になったので…。

こんな風に2連ののぼり(公選法OK!)を作成して、がんばってます!私もゆりちゃんとの2連ののぼりを作成しようと思っております!今日は夕方から久しぶりにハーモニーカフェ@こばと第一保育園でした。写真を撮り忘れてしまったのですが、いつもながら、ちょうどいい人数で盛況でした!みんなで美味しくご飯を食べるっていいなあと思います。

誰にとっても絶対に地域には居場所があるよ!…というような地域づくりしたいなあと思います。困ったときには寄っといで~・・・と駆け込み寺になれるようなところ。つくりたいなあ~。

3月議会前の議案説明。

昨日、3月議会前の提出予定議案について正副議長に対する説明があり、今日は全議員に向けての説明会でした。この説明会から、本会議に議案上程されるまでの間、何かあれば直前に提出しない場合のことも想定されるので「提出議案」ではなく、「提出’予定’議案」となっているところにポイント。

でも、事前に説明が行われ、そこでいろいろ意見が相次いだとしても、結果、「予定どおり」のことの方が多く、それは正副議長に対する説明の場でも同じこと。事前に説明を受け、そこで意見したからと言って、別に何が変わるわけでもないな~と思うと、「聴きおく程度」にしかならないんですよね。

最近、ますますその傾向が強くなっているような気がして、全議員説明会も質疑もなく終了しております。質疑がないということに対する受け止めは人それぞれで、いろんな印象を持つのではないかな~と思うわけです。個人的には今日の説明の中でもいくつか気になる点があるにはありますが、それはまたの機会にブログにでも書こうかと思っております。

 

そういえば、今日はバレンタインデーで、顔なじみの「キッチンぴっこら」さんが「永どんクッキー」をお持ちくださいました。かわいい。ありがとうございます。私はお昼ごはんを「しっかり食べる」人ではないので、なかなかお弁当を注文することはできておらず、最近は「玄米」を食べることにしているため、「おにぎり」注文もする機会がないのですが…とても頑張っている地域のお店なので応援してください!

夕刻に、渋谷区の鈴木けんぽう区議会議員がインターン生2名…かわいらしい女子とともに来訪くださいました。けんぽうさんは多摩市の安里健幸まちづくり政策監の1つ先輩なんですよね…ということで、「健幸まちづくり」についてヒアリングされたようでして、「多摩市はいろいろ面白いことやっているね」と感想をいただきました。そうですね…「やらされ感」がなく、職員さんたちが自らも楽しく業務遂行できているといいなあって思います。仕事を進めていくとき、仕事の意義がきちんと共有されており、そこに関わる職員のみなさんの主体性が発揮されたり、あるいは意欲が結集されることが大事だと思っていますが、「ただやっているだけ」に留まっているとすれば残念なこと。内部にいるとそんな空気感も時に感じることがあったりで…ってこれに限らず。

渋谷区とは置かれた環境も全く異なるわけでして、「まち」の面白さから言っても、ずいぶんと違ってくるだろうなあ。ある意味「生活感」たっぷりな多摩市ですので、その違いなど含め、またどこかで意見交換してみたいものです。

永山駅で待機すると言えば、モスバーガーですね。ここは23時まで空いているのでホント助かります。娘の習い事からの帰宅待ち…ここで「読書」というのを最近覚えました。私の脳みそでは全く追いつかないくらい深い洞察力、そしてまた、思考力で世の中と向き合っている人たちがいて、すごいなあって感心してしまいます。井の中の蛙になっていないかを絶えず振返っておく必要がありますね。変化を嫌えば嫌うほど、何も生み出せなくなってしまう。そして、後退していく。身近なところでそのことを感じずにはいられない今日この頃。

「誰のために」「何のために」を忘れると生き方というのか、個人の人生においてもそのクオリティが下がりそうですね。