あとは最終日!9月も終わり、定例会も閉会へ。

’栗きんとん’…これは絶品。

今日は議会運営委員会があり、最終日の議事日程について確定させました。午前中に早々終了し、午後からは議長室にこもって、いろいろ事務作業など。途中、お昼くらいに副市長が議長室にいらしたので、諸々意見交換もしました。コミュニケーションを図ることは重要なので。「国政も大変なことになったなあ。」と…。「ええ。そうですね。」。その先に会話はつながりません。

議会運営については、いろいろ思うこともありますが、前々から気になっている議会のフェイスブックページについても来春から運用できるようにと準備を整えております。

ずいぶん時間がかかる。

とは言え、まずは事務局そのものの体制を整える必要もありますが、それ以前に、市役所で「システム」に関わる検討委員会のようなものがあり、そちらにも図る必要があるらしい。その手続きを経ようとするとどうしても日程的にはそのあたりを目途にする必要がある?少々時間がかかっても、種々の配慮を経たうえで安全運転で実施に向けて取り組みたいとする事務局の意向をとりあえず受け止め、推移を見守ることとしました。

そもそも…タブレット端末…を導入し、9月定例会では試行してみましたが、議員の活用度はいまいち。使い勝手がいまいちなのかもしれないし、そのあたりはアンケート調査をして声を拾う予定ですが、12月定例会に向けてはタブレット議会を本格実施していくので、その後に、議会の情報発信も少しずつ強化せねばと思っております。

議長の公務予定とか…あとは議会の予定なども、もっと見やすくそしてまたリアルタイムに発信されていく方がいいと思うんです。とりあえず、リアルタイムとは言いませんが、私は私で個人的にSNSなど活用したいとは思っておりますが。

というわけで、議会のサイトには「キッズページ」というのがありまして、それを公開できたというのですが・・・・「全然、キッズページになっていない。」というか、「キッズって何歳?」みたいな感じで、今日の会議でも質問がありました。私が思うには、公式ホームページのシステムというのか、デザインそのものがいまいちな感じで、だいぶ見慣れてきましたけれど、「美しい」とか「見やすくなった」とか「情報が探しやすくなった」とは思えないというか。発信力を高めるためのデザイン性もきっと大事ですね。自分のサイトをさておき指摘だけするのも心苦しいですが、「ホームページがわかりやすくなった」という声は聞こえてきません。

いずれにせよ、一つひとつの仕事をスピーディにこなしていくことは、とても大切なことであり、その方が「し忘れ」も少なくて、サクサク次に次にと進むこともできます。それに仕事をためておくと、整理するのがのちほどから大変になってしまうし…ということで、議会事務局にも私の頭の範囲の中で、「これ」と「これ」と「これ」みたいに…次々お仕事をお願いしているのですが、ちゃんと対応してくれるのはありがたいですね。まだ1カ月以上先の…「戦没者追悼式」の議長の言葉についても既に作成され、目を通したりしておりまして…ありがたい限り。そんな私も、各行事等で挨拶が予定されている場合には、過去の祝辞などを参考にしつつ、行事の成り立ちなども勉強しながら、挨拶作成などをしておりまして、実にいろいろな行事やイベントがあり、市民の方が活動し活躍されているのだなあ…と感心させられる日々。

明日は北諏訪小学校の運動会に顔を出してから、母校の文化祭へGO!帰りに調布のトリエに行ってみようかなと思ってみたり。夕方は運転者講習会をのぞいてみようかと思います。自分自身のために…受講すべし!

国会解散。小選挙区…変更で。

今日は代表者会議でした。多摩市議会は国や東京都に対する意見書を全会一致で可決するのがルールなので、各会派から持ち寄った「意見書案」について協議をしました。多分、代表者会議の意見書調整の時に所属している「政党」の色が各議員さんの主張にそれぞれ反映されるかなと思います。いつものように代表者会議は終了でした。

さて、国会が解散しました。多摩市にとっては今回の解散…そして総選挙…小選挙区の区割りが変更するために、ものすごい大変な騒ぎ?裏方を一手に引き受けなければならない選挙管理委員会は大変です。これまで多摩市は小選挙区「23区」だったのですが、一部が「21区」に編入されました。

代表者会議でもその旨、説明がありました。特に期日前投票でも、聖蹟桜ヶ丘、永山、多摩センターと3カ所に開設される駅前投票所については、スペース的な問題もあり、聖蹟桜ヶ丘と永山では両方の選挙区に応じ投票が可能ですが、多摩センター(は出張所)は「23選挙区」のみの投票となるようです。

開票作業についても、今まで必要だった人数が半分でいいというわけにいきません。開票には立会人など管理する人が必要となりますが、同じ会場で23区と21区の票が混じるなんてことだけは絶対に避ける必要があり、2カ所に分けて作業を実施するので、ここは今までの倍の人手を確保する必要があります。

衆院選挙の場合には小選挙区で個人を投票するのと、比例区で政党名で投票するのと、あとは裁判官の国民審査もあるので、開票作業の現場を見れば、その大変さ…わかります。間違いがあってはいけないので、選挙管理委員、選挙管理委員会の事務局職員もとても緊張するわけですが、今回は小選挙区が分かれるので、その緊張感たるや…と思います。

一方、市民も…。もう少し、解散が先?あるいは任期満了までということであれば、小選挙区の変更についても時間をかけて告知し、周知することもできましたが、そんなわけにはいかず、もう来月10日前後には投票権が送られてくるわけで…。送られてきただけでは、立候補している人の顔ぶれが分かるわけではなく、実際に、「21区」に編入されてしまったことについて、「投票所」に行ってから・・・「あら?」と気が付くなんて場合もあるかもしれません。それだけはできるだけ避けないといけませんし、その意味では、私たち地域の議員も投票行動の喚起とともに周知するためにできることがあるかなとは思っています。

それにしても、ここ数日と言うよりも数時間で、めまぐるしく変わっていく政治の情勢についていけません。月曜日の夜、今まで国政では支援をしてきた櫛渕万里さんから「民進党離党する」という連絡がありました。ちょうど町田市で市民連合の会合があり、その場で皆さんに告げたとのことです。その時には「新しい政党へ」とする意向も示されていまして…。しかし、その後の民進党の動きとともに、「新しい政党」は「日本維新の会」とも選挙協力をすることが報道されています。どうなるんだろう…。何も知らされず、ただただ、マスコミ報道を見ているだけ。

決算審査終わる。

決算審査が終わりました。一般会計、特別会計共に「認定」というのが結果です。税金が正しく執行されているかどうか?…ということだけで言えば、既に監査委員の厳しいチェックも入っているので、会計処理的には適切に行われていると信頼信用できるでしょう。ただ、それに加えて、一年間の活動を評価する観点をプラスしていくのが議会の仕事かなと思います。

昨年度と言えば、パルテノン多摩の大規模改修に対する取組みが大きかったわけで、改めて、今日も一般会計の質疑を締めくくる「総括的質疑」でも改革みらいの大野さん、生活者ネット・社民の会の伊地智さんが関連する質疑をして終わりました。大野さんは、昨年度予算に対して議会が議決していた附帯決議に対する取組み内容などを確認。

答弁に立った部長、副市長、そして市長も…端的に言えば「反省するところもある」「不十分だったところもあるのだろう」ということで、いつになく議場で「反省」という言葉が多く飛び出しておりました。

すでに過去に戻ることはできず、巻き戻しはできないわけですが、しかし、大野さんは「市が考えていたように取組みが進んでいない理由」あるいは、上手くいっていない現状を振り返る時、「学んだことは何か?」「そこから得た教訓は何か?」をていねいにかつ落ち着いて質疑をしておりました。市民の声をいかに掴んでいくか、耳を貸していくのか…時間がかかりますし、そのための時間が必要です。

パルテノン多摩の大規模改修について言えば、ワークショップなどに参加した市民から「これは3年前にやっておくべきことだ」あるいは、「今ごろこんなことやって」という声も聞こえてきます。全うな市民感覚だと思っています。もともとパルテノン多摩の大規模改修については財源のめどがついていなかったにも関わらず、都市計画税が充当できるようになったため、急にこのプロジェクトが動き始めたわけで、そのこと自体を否定するわけではありませんが、表向きには「老朽化」を理由にし、一日でも早く改修しなければいけないと訴えている市長の頭には、それ以上に「ご自身の任期」に対する意識が強くあったのではないかと思います。そして、まるで、ご自身の任期から逆算されるかのように、大規模改修のスケジュールが確定され、そのスケジュールの中で取組もうとした…。

正直、そんな急いだスケジュールでは市民からていねいに意見を聞くことができないだろうこと、議員の多くは「物理的無理」を最初から指摘していました。なので、私たちは附帯決議にも「拙速に進め過ぎないように」と一言加えているのです。

 第6号議案 平成28年度多摩市一般会計予算に対する附帯決議
平成28年度多摩市一般会計予算に計上されている複合文化施設(パルテノン多摩)大規模改修事業の執行にあたっては、自治基本条例に掲げる市民参画と少子化・高齢化時代を見据えて将来世代に過度な負債を残さないという財政上の見地から、以下の事項を履行するよう強く求めるものである。

1 大規模改修にあたっては都市計画税等多様な財源を活用し、市債などの後年度負担が過大にならぬよう財政計画に留意すること。今後相次ぐ大規模修繕や公共施設整備を念頭に、当該改修予算の上限を強く意識し、多額になると想定される総事業費についても可能な限り削減の努力をすること。
2 平成28年度の当該予算はあくまでも基本計画・設計にかかわる費用である。よって、拙速に事業を進めることがないよう留意するとともに、多摩センター地域全体の更なる活性化につながるよう工夫し、市民への説明責任を果たすこと。
3 当施設は多摩市を代表する文化施設であることに鑑み、複合文化施設の基本計画・設計にあたっては、利用者のみならず広く市民及び議会との情報共有及び意見の反映に努めること。

改めて、読み返すと、議会は全会一致で’ものすごく当たり前’の内容で決議をしているなと思います。パルテノン多摩の老朽化が進んでいることは確かで、対応を急いだ方がいいことも間違いのない事実…でも、やはりこの附帯決議にある通り、「今後相次ぐ大規模修繕や公共施設の整備を念頭に」ということ含めても、議会はもちろんのこと市民に対し、理解してもらえるような努力が求められます。大規模改修し、そしてまた、改修によって施設のグレードが上がれば、その分、維持管理費用も上がるでしょう。そしてまた、もっと市民に利用してもらえるように、身近な施設として使われるためには利用料金を下げるべきという主張もあるわけで、そのこと含め、どう考えているか?など…改修に入る前の段階でもっともっと明らかにしておくべき点もあるでしょうね。

改修工事費用の点で行っても、全国の状況を見てみれば・・・・今は公共施設の新築や改修工事含めて入札不調を繰り返し、どんどん値が吊り上がって・・・想定していた費用以上の金額が必要となったために、計画そのものに見直しが迫られているという事例もあります。いろんな状況を見つつ、考えていくことが必要だなと思っています。

議会でもパルテノン多摩の大規模改修に対し、さらに集中して意見を取りまとめていかねばなりません。とりあえず、昨年度の決算審査は終了。阿部市長のことなので、「全会一致でみんなが手を上げてくれたんだよ」と胸をなでおろし、また「オールラウンドで支持を得ている」とおっしゃるのかなと思います。それがいいのか悪いのか…。市長に対し、「もっと緊張感を持って市政運営にあたってもらいたい」とする市民の声にももう少し敏感になってほしいかも。

さあ、9月定例会も終わりが見えてきました。決算審査の間、私は録音室で傍聴し、議会事務局の職員の皆さんとともに過ごしたわけですが、色んな事考え、とても真面目に、議会を支えてくれている仕事ぶりを目の当たりにして、ありがたいなと改めて感謝する日々でした。これは私にとっての収穫。

決算審査は4日目となり。

決算審査も4日目。明日が最終日です。今日は昼休みに「多摩市乳がん啓発の会SAKURA RIBBON」をたった一人でまずは立ち上げたという代表の小林さんがいらしてくださいました。私のママ友からの紹介でしたが、もちろん…すでに、乳がんではピンクリボンアドバイザーとして活動活躍中の池田けい子議員ともつながりをお持ち…ですので、お昼休みに池田議員にはご無理をお願いし、同席していただいて一緒にお話をいたしました。池田さん、午後からの会議にお腹がすいて「グー」とか言わなかったかしら?…私は、相変らず居座っている録音室にて委員会の様子を傍聴していますが、小腹がすいてすいて仕方がなかったのですが。

小林さんは多摩市の乳がん検診を受診したことで、がんが発見されたとのこと。早期発見することが大事だとおっしゃっていました。多摩市も検率を上げるべく、努力をしていないわけではありませんが、当事者の方からお話を伺うとやはり説得力が違います。小林さんは、患者どうしで気軽におしゃべりをする会などをつくり、それぞれの悩みを吐き出すような場が必要だと思ったのがきっかけで会をつくろうと思い立ったと言います。患者の会が多摩市にはないとおっしゃっていました。グリーンライブセンターでは「ガン哲学外来」もありますが、「女性」に特化したサークルにしたいと話しておられます。

多摩市議会には女性議員も多いので、こうした活動を支援できたらいいなあと思います。池田さんはピンクリボンアドバイザーとしてあちこち自治体の活動などにも参加されているそうなので、また情報を伺いながら、私たち議会ができることを考えていけたらなと思っています。小林さんの「SAKURA RIBBON」の活動は女性センターの活動登録団体になっていることから、今日は女性センターの職員さんも同伴下さったのは心強いですね。こうした市民の活動を行政も議会も…どんなことに取組めるのか「みんなで考えてみる。知恵を出してみる」と市民×行政×議会という三者で一緒に考えていくのが素敵だと思います。ちなみに来月は「ピンクリボン月間」です!

あ…私も検診に行かないといけない。特定健診もね…。

平日の弁当作り復活。持参している弁当に「緑色が目立ち過ぎる」と娘に言われたので、’とある日’と、’とある日’のお弁当を比べてみたところ、ホント、芸がないというか、どっちも同じだなと思って。「なるべく油を使わないで、野菜を多くし、15分以内でつくる」が弁当作りのポリシーです。

さて、今日は終了後にパルテノン多摩の大規模改修問題につき特別委員会が開催されました。そろそろ議論の方向性を決めていくこととなり、今日決まったことは「パルテノン多摩の建物内に、図書館本館機能を移転させることはしない。」ということです。パルテノン多摩の改修はパルテノン多摩の改修でその内容について検討していくこととなりました。個人的には「図書館本館機能」というのは一体どこからどこまで?何をさしているの?…と「図書館の本館機能って何?」…「言葉の表現」とそれぞれの「イメージ」が似て非なるものかもしれない?と思ったりしました。いわゆる「図書館で書棚がズラズラと並んでいるイメージにはしない」ということで一旦は私も捉えておくこととしました。

パルテノン多摩にも図書館にも利用者、ユーザーがいて、それぞれに「立派なもの」「いいもの」をつくってもらいたいと期待されているわけですが、その両者に応えるのは難しいというか、「できない」と言わざるを得ません。そもそも何が「立派」で何が「いいもの」であるのかについても議論がまだまだ熟しているとは言えないでしょう。「人口減少社会」になっていく現実は避けて通れない。なおかつ、人口構成が昔とは違うわけで「少子」である現実も見ておく必要がある。何でもかんでも悲観的になる必要はないとはいえ、冷静に現実を捉え、議論することが私たち議会にも求められているのでしょうね。

決算審査は3日目が過ぎ。

今日も(予算)決算特別委員会です。全体会の3日目です。議事係長に聞いたら、私の議席のところにある「7番岩永ひさか」のところを隠して「議長」となっているので、議場にいても大丈夫とのことでした。とは言え…議場にいるとついつい質疑をしたくなってしまったり、ついつい野次るという程でなくとも、何かしらボソッと言葉を発してしまいそうなので、議事係さんと一緒に録音室で傍聴する方がいいなと思っています。

議事係と言う地味な地味な仕事と言うか作業の舞台裏も見ることができます。舞台裏風景も見慣れてきたというよりか、決算審査も3日目を迎えたところで、議事係の皆さんの操作も手慣れた感じになってきており、安心感も増してきました。議事係さんはここで機器の操作もしながら、しかしアナログで手書きの記録もつけたり、全体の進行状況(各会派が消費した発言時間の管理)なども手計算(計算機利用しますけれど)したり、あとは発言内容についても簡単なメモを作成しています。議事係で録音室にいると、自席ですべき書類作成などができないわけですし、会議が終了した後に、一日の振返りと翌日の準備をするため、どうしても残業になります。

議会事務局も「残業を増やさない」ことを目標に掲げて取り組んでいて、局長や次長も職員の健康管理面含めて、仕事全体のマネジメントをしています。タブレットを導入したり、パルテノン多摩大規模改修の特別委員会が行われていたり…あとは今年から速記者を廃止したために、その分、議事録確認の手間も少し増えている様子。「嫌だなあ・・・議会の仕事。」って職員さんたちが思うことなく、仕事ができていればいいなと願うばかりです。

録音室にいるのも見張っているわけではないのですが…そう思われているかな…とか少々気も使いつつ、音声で流れてくる質疑応答などを聴いて、「なるほどね」とかって時々会話も交わしながら、同席と言うか居させてもらっています。

今日は民生費から質疑が始まり、衛生費、労働費、農林業費から、商工費を経て、土木費までたどり着きました。各議員それぞれの興味関心に沿って質疑が行われています。私が日ごろ思っていること、感じていることを質疑で指摘し、意見を述べて下さる方もいらっしゃって、その時にはうれしいです。あえて・・・「ココ」ということを述べることはしませんが、いずれの議員の皆さんの指摘に「なるほどな」と思えるのです。

そしてまた、新しく課長さんになり、今回の決算特別委員会で初答弁されている方々の答弁がすごくわかりやすくて「いい!」と思います。それに、なぜか私、「女性課長」さんの答弁の方がすこぶる分かりやすいとも感じます。女性の課長さんの方が思いっきりがいいというか、歯切れがいいというか、「すっきり」聞ける答弁をしてくれるのがいいですね。

今日の会議は終了しても、市役所はまだまだ煌々と…。今日は月曜日ですが、議員の皆さん含めて、明日以降の質疑の調整なども行われているようでした。

 

昨日は葛飾区で行われた「東京都原爆犠牲者追悼のつどい」に行ってまいりました。行ってみないとどんな集いであるのかもわからないわけですが、東京都が主宰者であるため都知事代理、都議会議長、都議会各会派代表のみなさんは出席されていました。国会議員は公明党の竹谷とし子参議のみ。そしてまた、自治体関係者は葛飾区長さん、あとは葛飾区議会議長、豊島区議会議長、小平市議会議長、私のみ。あとは自治体によっては電報が届いており、入口のところに掲示されていました。でも都内すべての自治体というわけではないです。

電報を見比べるわけではありませんが、その自治体の長あるいは議長さんの姿勢がこんなにもはっきりと表れるものだなあとしみじみと感じました。思いの丈などが文面でしっかりと綴られているモノから、社交辞令的なモノまでホント千差万別様々。

阿部市長からもメッセージが届いておりまして、「非核平和都市宣言」のこと、小中学生を広島に派遣している事業のことなどが紹介されると共に、「非核平和都市宣言の精神を普及し、核兵器のない平和な世界を求める行動に積極的に取組んでいく」ことが表明されておりました。

参列されていた皆さんはやはり高齢化が進んでいました。被爆者からの直接のお話も伺うことができ、広島県己斐小学校に記念のモニュメントを設置した時のエピソード、毎年開催されているピースメモリアルの様子などの紹介もいただきました。「勇気をもって体験したことを話さないといけないと思う。」とおっしゃり、被爆したときの話をしてくださったのですが、「少女の記憶」が今でもきっと蘇るのだろうと想像すると胸が締め付けられます。爆心地から己斐に逃げていた人たちで、埋め尽くされた道路、多くの人がそこに折り重なるように倒れていたのに、すぐに通りは元通りになっており、屍がすべて学校の校庭に集められていたこと、そして、燃やされていたそうです。考えるだけでも怖い。

繰り返してはいけない。

ただ、ただ・・・そう思うだけです。本当に。「被爆者の活動も年々厳しくなってきている」と話しもされていました。年月を経て、活動に熱心に関わっておられた皆さんも命を全うされていく。「先人たちの思いを引き継いで」とお話をされていた方も既にもう80歳超えているのではないかなと思いました。

 

予定通りに国会は解散。新党結成をめぐっても、いろいろと蠢いているので…。国民のための政治が行われて欲しい…みながそう願っていると思います。翻って、私たち市議会も…市民のためにきちんと日々の活動を積み重ねていかねばなりませんね。

秋分の日の週末。

我が家のあさがおはまだまだ元気!満開です♪

 

決算特別委員会はいつもどおりに進んでいます。この時期、新人職員研修で議会の傍聴が行われます。今回から、所属部署に関連する内容の討議(?)が行われる際に合わせて傍聴することにしたと伺っています。議場に入るのも、何となく気がひけるので、昨日も私は一日…議事係の職員さんと一緒にこもりながら、議長の様子を眺めつつ、質疑応答を聞いておりました。

総務費に関連しては、同じ会派の遠藤めい子さんがパルテノン多摩の大規模改修に関連する内容につき、確認も含めた質疑を展開してくれましたが…他の会派の皆さんはあれだけ昨年度の予算審議の際にスッタモンダし、附帯決議までつけた事柄のわりには、誰一人質疑せず。この件では特別委員会が開催されていることへの配慮もあったのかもしれませんが、それでも昨年度を振り返り、最も重視すべき点であることにはかわりないので、もう少し、質疑しておいたほうがいいのでは?とも思いました。

質疑したところで、成果が乏しいというか、「答弁内容」が読めるというか、「どうせ・・・」という気持ちが議員側にあるということかもしれませんね。

議員にとっては、決算審査で質疑したことが翌年度予算につながるとか、あるいは、質疑をした結果を反映できるのではないか?などなど見込まれると、発言のし甲斐もあるわけで、その点からすると、どうせ押し問答になるに違いなく、質疑応答したところで生産性皆無…みたいな結果が見えるとすれば、やはり張合いもなく、質疑する気分が削がれるというか、萎えるというか…。

とは言え、決算審査は昨年度一年間の活動評価でもあり、活動状況のチェック&フォロー&…etc…しておくべきだと考えています。

祝長寿。秋分の日の今日は、まずは長寿を共に祝う会へ行ってまいりました。会場はパルテノン多摩。大階段に「祝長寿」と大きな文字…しかし、なんか、目立たない。金色とかだったらいいのに!…と思いましたけれど、趣味が悪いか…。

大ホールでは多摩太鼓さんの演奏から始まり、おわら節、ベリーダンスに、江戸芸かっぽれ…と市民のみなさんが元気に披露くださいました。入り口では地域で関戸の地域でサロン活動をされているみなさんが手づくりのティッシュケースをプレゼント!

なんと!1000個をチクチクとされたそうです。心のこもったケース。私もおひとつ分けていただきました。ありがとうございます。市民がラリーでは「おたっしゃ21」が開催されていて、地域の介護予防リーダーさんたちもスタッフとしてボランティア参加されていました。

そして、永山では…「ほっとハート」という催し。多摩市、調布市、府中市の障害福祉施設等が集まったイベント。地域でおなじみ、そしてまた市役所売店でもお世話になっている、どんぐりパン、グリーンピース工房、多摩草むらの会、れすと、風の家、マドレーヌと言えばグループTOMOさん…出展されていました。永山公民館へ行けば、買う買わない別として必ずと言っていいほど立ち寄る’あしたや’さんも。

先週の永山フェスティバルに続いてのイベント!永山地域はこじんまりしていて、とても居やすい場所です。一目見て気に入った小物入れ♡世界に一つのオリジナルです♪

そして、今日は多摩市総合防災訓練@東愛宕中学校。いつもも訓練と言えば訓練でしたが、毎年どこかしらバージョンアップしている気がします。今回から防災士の皆さんがロープワーク訓練で参加されていました!…一際…目立つのは池田けい子議員。防災士さんとして活躍中!

本番さながらの救助訓練には、こちらの背筋がぞーっと来るような感じで…。校舎のてっぺん、建物の際に立つことがそもそも恐ろしい。多摩消防署の皆さんがいつも建物の裏で練習しておられるわけですが…ホント怖い!

今日は、お昼すぎから、市立武道館では食糧物資調達分配訓練が行われていたのですが、そちらは見逃してしまい残念。総合防災訓練は第2部として避難所運営訓練が行われます。今回は2次避難所としてのコミュニティセンター(@愛宕かえで館)で行われています。こちらも他の用事もあったために、見学することができておりませんが、いずれにせよ…やっぱし(多摩の方言で「やっぱり」)訓練は大事。

子どもたちの居場所。

今日は決算審査は分科会で施策評価をめぐり質疑や意見交換が行われました。私は子ども教育分科会で参加というか傍聴というか…。隣席に橋本由美子議員がいて下さったので、時折、耳打ち?…しながら、記録係をしておりました。ちなみに、別の委員会室では健康福祉分科会が行われていました。

子ども教育分科会では「子どもたちの放課後」をテーマにし、それに関連し、「児童館、学童クラブ、放課後子ども教室」の各事業も評価をしました。それぞれの事業実施状況などについて、現場の見学や担当課へのヒアリングを重ね、今日の結果に結びついています。やはり、まずは「学童クラブ」については待機児童解消に向けた取組みが急務と言えます。もちろん、ここ数年、学童クラブの増設ラッシュ!…担当課も必死になっておりますが、なかなかニーズに追いついていない状況も見受けられます。それでも私たち議会はその奮闘ぶりを評価しています。働く保護者にとって学童クラブは必要不可欠。「今日は鍵を忘れていないかしら?」「ちゃんと自宅に戻れているだろうか?」などと考えていては、仕事どころではありません。低学年の場合は特に…。ですので学童クラブは安心して仕事に臨むためにも確保していくことが必要です。

さて、学童クラブ問題は「頑張れ!」という感じですが、私たち分科会で今回話題にし、改めてその重要性を確認できたのは「児童館」のこと。子どもたちを取り巻く環境、保護者の子育て環境も含めてですが…これからますます重要になると考えます。単なる子どもたちの遊びの指導をする場だけでなく、地域づくりなどを縁の下で支えてきた職員の存在や学校に足が向かない子どもたちをフォローし専門機関につなぐ役割など、かゆいところに手が届くような仕事、地域の現場ですので市民とも日々日々顔を突き合わせている職員さんたちが「ちょこっと」手助けしていることって多い…もう一度、その存在意義を共通認識し、配置する職員の確保、人材育成にも取り組んでほしいと総括しました。

そして、「放課後子ども教室」については、現状に照らして考える時、継続して発展させることへの難しさを指摘し、持続可能で保護者ニーズにも応えられる体制(週5日開催を望む声もある)にしていくためにはどうすべきか?も含め、人的確保、財政措置も含めて考えてほしいとまとめました。

子どもたちの放課後環境を改めて見てみると、市の取組みも出来る限りのことはやろうと努力していると評価できます。ただ、今、子どもたちに必要なこと。それを「子どもたちの居場所」という言葉に置き換える時、「場所」だけの問題だけでなく、心もよりどころにもなる「人」の存在が大きい。ここにも目を向ける必要があると考えています。

 

そんなことで、夏休み中はお休みしていたので久しぶりのハーモニーカフェ@諏訪小学校でした!今日は「みんなdeつくるスペシャルカレー」がメニュー。地域のボランティアさん、小学校のママたちも子どもたちと一緒に調理をしたカレー!写真を撮るのを忘れてしまいましたが、絶品♡でした!

そして、これまた今回からの新しい取組みで、和太鼓の演奏も!「雅武者」のみなさまがいらしてくださいました。最初演奏が始まった時は、ちょっとしらけ気味を装っていた子どもたちでしたが、奏者のみなさんたちの絶妙なリードもあり、子どもたちも和太鼓に触れるひととき…。その時だけは持参していたゲームから離れて、とても楽しそうに叩く姿。見ていてうれしかったです。大人からバチを渡されるときの恥ずかしそうな顔、ハニカミながらも太鼓をゆっくり叩いて、でも最後には思いっきり叩くようになれた子ども…子どもたちの表情の奥にいろんな感情があるような気がしました。

そして、ハーモニーカフェを支えるメンバーでもある荒谷議員も。すごくうれしそうな笑顔過ぎて!ご一緒されていた息子さん以上に喜んでいた気がしまして。

今日はひょんなところでの知り合いがハーモニーカフェの見学に足を運んだ下さり、「盛況でびっくりした!」とおっしゃっていました。そして「学校でこんな風にできることにビックリした」とも。

 

そう。

 

学校でできるのは校長先生、副校長先生をはじめとした先生たちの理解があるから。今日は調理室もお借りするわけなので。こばと第一保育園の園長先生と学校との信頼関係もあり、こうした場を継続できるのかもしれません。こばと第一保育園から小学校へ上がり、そしてまた、小場と第一保育園を経営する法人による学童クラブに通っている子どもたち…「育ちの連続性」ですね。子どもたちは園長先生に会い、園長先生から声をかけてもらってうれしそう。そしてまた保育園で親子を見守ってきたからこそわかることもたくさんある。ハーモニーカフェにいる数時間はとてもあったかいです。私も少しずつ子どもたちと顔見知りになれるのもうれしい。

 

家でもなくて、学校でもなくて…子どもたちにとってのサードプレイスはどこ?…今日の分科会では「サードプレイス」という言葉が一体何なのかよくわからない…とするご意見もありましたが、私は地域の中に大人にも子どもにもサードプレイスがあったらいいのになと思います♪

「施策評価」と格闘中・・・決算審査分科会。

唐木田コミセンに「多摩の方言」が紹介されていて…これが、とても面白い。同じ会派の増田議員はやっぱり、「やっぱり」を「やっぱし」とおっしゃっていたのかと…確認したわけで。今度、地元の方とお話するときにもちょっと意識してみようかと思った次第です。

さて、議会では昨日から決算審査が始まっていて、今日は分科会です。総務分科会、生活環境分科会が行われ、それぞれが選んだ施策に対する評価をするため意見交換を進めていました。分科会が評価をする施策についてはこちら(PDF)。常任委員会が分科会になっただけの話しなので、委員会ごとに決めているテーマに関連した施策を選んでいる感じです。今日の本番(?)を迎える前に、いずれも委員会が独自で調査活動などを重ねているため、それぞれに深まった議論が行われているようです。

ちなみに、私は戦力外ですが、今日は明日の子ども教育分科会に先立ち、事前準備も兼ねた勉強会や意見交換を実施したところには参戦。明日は事務的なこと以外一言も発しないつもりなので、それに備えて意見を述べてまいりました…。しかし、施策評価をするって「どうやって施策を評価できるのか?」を考えるところから始まり、その意識合わせが…まずもって、かなり難しい。各分科会、あるいは各議員、各会派…それぞれに格闘している感じです。

ところで・・・。こうした議会での施策評価に向けて、市民の方からも(一応)意見募集をしておりますが、結果的には市民から届くご意見は「0」・・・というのが何とも悲しい。とは言え、そんなに熱心に意見募集をしているわけでもないので、当たり前の結果とも思っていて、もう少し工夫ができるといいけどなと考え中。議会に限らずですが、行政も同様(まだ行政の方が頑張っていると言える)でパブリックコメントを実施したとしても集まる意見はホントに少ない。だから「やめてしまえ!」とはならないわけですが、そもそもパブリックコメントが実施されていることをご存じない市民の方の方が多い。それは要するに「関心がない」ということにもなるかもしれませんが、一方では「任せられている」ということにもなりますね。行政に…というよりか、「議会に」という意味で。

 

そう思うと、’やっぱし’(多摩弁)、議会の役割が重大だなと思うのです。市民の立場あるいは意見を代弁する機能があり、私たち議会の責任の重さを感じます。

 

それに関連して。

毎年、「広聴」担当が1年間のまとめを冊子にしているものがありますが、年間で「市民の声」をどのくらい受け付けているかと言えば、平成19年の頃は約1600件で、昨年は約600件というのが実績です。半分以下になっている理由とか分析できるのかできないのか?分析するにしても難しいだろうなと思っていますが、担当課長さんに問い合わせてみたところ、今は担当部署に直接電話が入ることも多いので、その分減っているのかもしれない…とすることもおっしゃっていました。また、「問合せ」なくても解決できるくらいに、ある意味、市民が自ら情報を得ることができているのかもしれません。「レイアウトが悪い」「見づらい」「探しにくい」…などと言われることもありますが、多摩市のホームページ内の情報量もてんこ盛りで、充実しているということかもしれません。議会もちゃんと情報発信していかないといけないなあ…未だにフェイスブックページを開設できないことにすごく残念さを感じていますが、まあ、いろいろ難しいんですかね?…定例会などが始まって忙しくなると議会事務局にお願いしていたこともいつのまにか…タナザラシになる場合もある…と聞いているので、フォローしておこう♪

 

閑話休題。

残念ながら台風に見舞われた永山フェスティバルでしたが、「20周年」でした!…ですので、記念の缶バッヂ購入。これをつけていると「何のキャラ?」と尋ねていただけて、「永山のキャラクターです♪」と言えるのがうれしいんです。多摩市以外の人にも「永山」を宣伝できるので♪議長になってからは「永山」に肩入れしてはいけないと思って気を付けていますが、’やっぱし’(多摩弁)、私にとっての地元キャラは「永どん」です。多摩市内にはとても有名なキャラクターが結集?していますが、永山にこだわる’永どん’も応援してくださいね♡

2016年度決算審査始まりました!

予算決算特別委員会(多摩市の場合は決算と予算の連動を図るために、6月に予算決算特別委員会を設置して、委員長は決算審査の結果を予算につなげるためのフォローをすることになってます)が始まりました。

議長はメンバーではないので、議場にいることもできないらしいことに気がつき、議場に入ることも憚られ…結果、「そうだ!そういえば、録音室ではどのような操作をしているのだろう?」と議員になってから一度も臨場感を味わったことにない録音室へ。議事係の職員さんが本会議場でどんな作業、仕事をしているのかは正直よくわかっていないことに気がついたので、潜入?…ご一緒させていただきました。

昔はアナログだったとのことで、今はその時はどんな風だったのか知る由もありません。とは言え、一般質問の時には各議員、今日のように決算や予算質疑の時には各会派の発言持ち時間の管理をし、そしてまた、今はインターネット中継も行っていて、そのためのカメラ操作、あるいはインターネット中継では発言者にテロップが入るので、その操作等などが行われているわけです。そして、一応、機器がどうなっているのか?くらいは見たことがあっても、本番での操作など議員は当然ながら議場にいるわけで、見る機会は持てません。

傍聴席にいるのも変だし、かと言って議長室で音声を聞いたり、インターネット中継を見ているというのもなあ…と思って、ずっと朝から考えた挙句…自宅から市役所に行く運転中に思いついた名案!

おかげで、今日は一日、議場で決算審査の様子を傍聴し、さらには事務局職員がデジタルとは言え、かなりアナログな感じの操作をしていることを知ることができ、緊張感もあり、そしてまた、録音室は閉鎖空間なので、議長の様子をマジックミラー越しに見ている…不思議な感じもありました。音声は聞こえているので、議場がざわついたり、あとは執行部の後ろ側にあるために、市長や部長の様子を後方から見ることができ、その動きがとてもよくわかるという…。

そして、「パソコン画面がフリーズすると困るんですよね」と話をしていたら…それがドンピシャで当たってしまうという。「うわ、まずい。固まった。」と操作する職員さんの一言…そして、画面上で発言管理をしている時計の動きが固まり、録音室に音声が聞こえなくなり…タイムラグ発生して、議場内でのマイク音声もダウン…。

そして画面が真っ暗になり、勝手にまた再起動し始めるという…。こういう時に、もっと機敏に最初からどんな減少であったか動画を撮影すべきなのに、一瞬の焦りに…その瞬間を取り損ね、その後は一応動画を撮影してみたけれど、あまり意味がなかったか…。

とは言え、画面が真っ暗になって直後のタイミングで、議場では委員長が「暫時休憩」を言い渡したので、写真撮影の時間が記録されており、「休憩に入った時刻」を辿ることができた…ので少しは私の働きも役に立ったかな?と。議事係は暫時休憩に入った時刻、再開時刻など、ほんの数秒であっても、その時刻を正確に記録しています。よくよく考えてみれば、年間の議会活動の記録では「何時間何分」会議を行っていたかが報告されるので、実は議会を支えてくれる議事係の職員さんたちがやってくれているわけですね。

でも、改めて、録音室でご一緒させていただいて、「そうか、なるほど。」と理解できました。そして、録音室にいて、録音室から議場を見ながら、気が付いたことを議場内にいる議事係に伝達するための手段…これがないために時々不便なこともわかりました。録音室から一旦出て、議場内に行って、必要事項をやりとりしなければならないので、例えば、画面がフリーズした場合も「ちょっと伝えてこなきゃ!」ということで、一人が慌てて、録音室を飛び出して、議場へ…という感じ。録音室から議会事務局室までは内線電話が設置してありましたが。

そんなことで、今日は録音室で質疑応答とやりとりを聞いておりました。あとは気が付いたことと言えば、録音室は答弁者控室に接しているので、その中の空気感も何となく感じるともできるかな。

これは録画するための機器。いったい何がどうなっているのかわからない設備。ちなみに、停電があった場合には対応できる装備はあるそうです。

 

本日は総括質疑から、歳入までの質疑が終了。明日明後日は、各分科会で施策評価シートを作成するための審査や意見交換が行われるので、歳出総務費からの質疑については明々後日からとなります。私は分科会にもメンバーとして加われないのですが、それも残念なのでパソコン係の記録係に徹することで加えていただくことになりました。発言はできません…。質疑ができないという、とても残念な感じですが、「録音室を知る」ことができたのはちょっとよかった…。他の議員さんにも見ていただきたいのですが、それはなかなか難しい。でも、予算決算特別委員長は副委員長と議事進行を交替してもらう時には見ていただけるかな?…とお誘いしてみました。議事係さんたちがどんな業務をしているかを知ることで、議会運営に関して考える視点が少しは広がり深まった気がします。そして議会運営を支えてくれる職員の役割、存在の大きさも感じますね。録音室に関わる職員さんはなるべく若手の方がいいだろうなあ・・・ということも。

 

夕刻から青少年問題協議会の諏訪地区委員会へ。地域の情報交換。いろんな人が関わっているんだなあと何だかしみじみ感じました。いろんなことが「当たり前」に行われているわけではないことを感じると、やっぱり「感謝」だなと思った次第です。

Trio concert@からきだ菖蒲館

3連休祝日最後の一日。いろいろ使い方を考えて…唐木田にあるコミュニティセンター「からきだ菖蒲館」のコンサートに足を運んでまいりました。来月行われる毎年恒例の「菖蒲館まつり」に先立つプレ企画の位置づけでした。

コミニュティセンターがどんな活動をしているか、諏訪地域には存在しない活動なので(コミセンがないから)、お祭りを見学したり、あるいはこうした企画に時々参加をしながら、市民の方々の奮闘ぶりを知っておきたいな…という動機もありますが、今日のコンサートは「パルテノン多摩音楽家派遣事業」として実施されたものであったので、余計に興味津々でもありました。

今日は祝日でしたので、カフェや図書館、児童館もお休みでした。ですのでロビーを会場にしての贅沢なコンサート。オーボエとファゴットとピアノ。私はバロック音楽が好きなので、ファゴットと聞くと、バッハとかヘンデルを思い浮かべます。どんな曲目が演奏されるのか楽しみでしたが、期待を裏切らない…一番最初の曲は「カンタータ147番」から…の「主よ人の望みの喜びを」!…これは小学校5年生の時にピアノの発表会で弾いたお気に入りの曲でした(今は、あの時のようにうまくは弾けない)。

コンサートは演奏家からそれぞれオーボエ、ファゴットの楽器紹介、説明もあり、やっぱり木管楽器が素敵♪と思いました。ファゴットは「薪の束」と言われるそうですね。豆知識も教えていただいたりして、とても楽しいひと時でした。

私はラヴェル作「亡き王女のためのパヴァーヌ」もすごく大好きな曲。ちょっとしんみりしてしまうのですが、私は田部京子さんのピアノのCDで何度の何度もリピートするお気に入り過ぎる曲。これもオーボエとファゴットで演奏していただいて、感激。この曲を聴くと私は心が落ち着きます。多分、私、バロック音楽=オルガン、教会にいるような気分になって、気持ちが穏やかになるのが自分にとっては心地よいのかも。

アンコールは「ニューシネマパラダイス」からのメドレー。あまりにも懐かしくなり、アマゾンプライムで映画を見なくっちゃ!という気分になりましたので、これから見ようと思います。

ちなみに、本日のコンサートについては音楽家の招致をバックアップしたのはパルテノン多摩(財団)。地域にも音楽家はいますし、そのつながりも活かしつつコミセンの活動は展開されていますが、パルテノン多摩との連携でできるコンサートもいいですね。パルテノン多摩からの支援があるからできた、あるいはパルテノン多摩の支援があってできるコンサートの内容になっているのかな?…と勝手解釈をし、そしてまた、こうした地域への支援こそパルテノン多摩に求められる大事な役割ではないかと考えたりもしました。

 

それにしても素敵なワンコイン(500円)コンサート。朝から会場づくりなど椅子の設置などはコミニュティセンター運営協議会の文化部会とボランティアの皆さんで。飲み物とお菓子も80円で…。全部ボランティア(もちろん無償)で手づくり。「地域のために」…と思いを注いで、いろんな企画を考えて、カタチにしていくって…言うは易し。「自分自身も楽しめているから」と関わっておられる皆さんが異口同音でおっしゃることなのですが、そうは言ってもやっぱりサラッと自然体でこうした活動に関わって下さるなんて…誰しもができることではないと私は思っています。唐木田のコミセンに限らず、そしてコミセン活動に限らず、地域活動に一生懸命な皆さんがいてこそ語れるのが「市民協働」。ありがたいことと思います。もちろん、地域にはいろいろな課題もあり、人と人との関係で成り立っていくことなのでいろいろな難しいこともありますが、…でも、真っ先には感謝ですね。ワンコインコンサートで得られた収益をコツコツ重ね、コミニュティセンターの備品購入代などにしているそうです。市から各コミニュティセンターへの財政支援も増額は考えにくく、そのことがわかっているからこそ、活動資金も含め、どう確保していくか、できるかにも知恵や工夫を働かせる…そんなご苦労も垣間見た気がします。お世話になりました。

 

さあ、明日から決算審査がスタート。議長は予算決算特別委員会のメンバーにはなれない。戦力外通告を受けた感じで…ものすごく一人疎外感を味わっております。「ああ、質疑したい!」…。