今年も子どもたちの美術展始まりました!

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今日から始まったパルテノン多摩での「第13回多摩市公立小・中学校連合図画工作・美術展」に足を運んできました。もしかすると見逃してしまうかもしれないと思ったので。各学校からの力作揃いですが、学校によっては出品、出展数の多い少ないがあるのかな?というバラツキも感じたのは気のせいでしょうか?そしてまた余計なひと言を付すとすれば、子どもたちの作品群を見ていると学校ごとの先生の指導力の違いが何となく見えてくる気がするのは気のせいでしょうか?

何はともあれ、子どもたちの伸び伸びした元気な作品を見ると、寒さも忘れますね。

私は子どもの表現する動物と、特に大好きなのは用紙サイズいっぱいに描かれている自画像など顔の絵。子どもが見たまま表現してくれる絵はすばらしい。図画工作のセンスの有無にかかわらず、我が子からプレゼントされた「ママの顔」には何とも言えない「わたし」が詰まっていて、いまでも宝物の一枚位なっていますから。

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実は・・・たまたま私が会場に到着した時間に、北諏訪小学校の3年生が鑑賞に来ていたのでびっくり。去年あたりから、こうして美術展に足を運ぶ時間を持っているようですね。毎年、学校を通じては各家庭に「連合美術展のチラシは配布されていても、毎年親子で足を運ぶかどうか・・・と言うのは、「我が子の作品が展示されているから見に行かなくちゃ!」という動機にも関わってくる気がします。ですので、こうして子どもたちが鑑賞する機会を授業の中で作ろうと時間をやりくりすることって素敵なことだなって思った昼下がりでした。ちなみに、どうしても・・・私は自分の卒業した北諏訪小学校びいきなところも多少ありますので、北諏訪小学校の子どもたちがこうして先生と一緒に鑑賞してくれいる姿にうれしさひとしお!でした。

今月末で「〆」となっているいくつかのものがあり、駆け込みにて原稿など執筆中です。夕刻から、市職員組合の旗開きに出席させていただきました。多摩市役所には流派?が異なって2つの組合があります。たぶん、それって珍しいことなんだと思われます。他市の事情はよくわかりませんが…。管理者側にしてみれば、2つの組合とそれぞれ交渉をしなければならないので、大変そうですね。

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地域包括支援センターとコミュニティエリア

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市役所は確定申告の時期になり、駐車場が満車状態です。定例の会派ミーティングで、諸々意見交換し、今日は4月から見直すことになっている「地域包括支援センターの担当区域見直し」のことについてヒアリングをしました。12月議会の健康福祉常任委員会で報告があり、その後、地域などに周知を図っているところ・・・のようですが、実は・・・地域によっては今回の見直しについてかなり意見が出されていて、関係者からも「今まで育ててきたつながり」という観点からも不安や心配の声が広がっていると伺っています。説明とともに意見を聞きながら、4月に向けた準備が進んでいくとのことですが、こうした「線引き」の話しと言うのは本当に難しいものですね。

地域包括支援センターの運営協議会などをはじめとして協議を進めてきたとはいえ、実際に、現場への説明をはじめてみると厳しく意見が出されているようです。

今回の見直しは、いわゆる多摩市のコミュニティエリアを基本として、そこに合わせた感じにするとのことです。地域包括支援センターの業務として、今後、ますます地域支援が必要になってくるとの視点からコミュニティエリア(コミュニティセンターを整備するためのエリアとも捉えることもできる)に合わせての配置と担当地区を再設定しようというもの。発想そのものを否定するわけでもなく、考え方についても一定は理解するものの、しかし、そもそも論のところで「コミュニティエリア」の線引きに違和感がありますね。私が住んでいる諏訪については、「諏訪・馬引沢」で一括り。「丁目」でも分けて考えたほうがいいのでは?とも思ったりもしてしまう。京王線小田急線の線路の南北でやっぱり違うような気がしてしまう。「諏訪・馬引沢」で違和感なく括れるところもありますが、エリア全体で括ろうとするとなんか違うな・・みたいな。その違和感は他の地域でも当てはまる違和感。結局、行政の線引きは行政の都合による線引きにしかなっていない・・・市民からも指摘されていることですが、今さらながら改めてそのことを認識。

諏訪のエリアのことで言うと・・・担当が東部地域包括支援センターで私の近所にお住まいの方々は「どうやっていけばいいのかわからない」という場所にあるのですね。行くのもかなり困難だとおっしゃる方も多いです。もちろん万人に便利、都合よく・・・というわけにはいかないものの、今回、永山地域に中部地域包括支援センターが移転してくることを考えると、目と鼻の先とも言える場所にある中部包括支援センターを利用できないことに疑問の声も出てきそう。難しいですね。

まだまだ包括支援センターの認知度も低いということで、さらなる活躍が期待されるわけですが・・・・正直、高齢者もますます増える、包括支援センターの職員配置数も増やしていく方向とは言え、その業務もハードになるのは間違いなし。超高齢社会をいかに乗り越えるか、働き手の確保も含めた課題は深刻です。

 

膨らむ予算・・・

 

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1月も最終週となり、年明け行事もようやっとひと段落しつつありますが、今日の締め括りは新年会を兼ねた懇親会でした。塚田農場@永山の店員さんが 「永どん」を書いてくれました!うれしい。「永山から多摩市をより元気な町にするようにお手伝いします」っていう添えられたメッセージもありがたいです ね。私たちも頑張らなくっちゃね♪って気持ちになれます。

さて、来年度予算の概要について議員説明会がありました。最終的に数字が確定するのは来週以降で、「復活予算」として盛り込まれるものの内容も説明されました。一般会計予算は昨年度よりも膨らみ、最大だった平成8年に次ぐ規模になるとの説明もありました。老朽化した施設への対応は待ったなしで、今後ますます必要になり避けて通れなくなることを考えると、このまま行ったらどうなるのだろう?ってホント思います。

とにもかくにも今日の説明資料からも、パルテノン多摩、健康センター、総合福祉センター・・・といった施設の改修が見えてきて、小中学校の施設改修も予定通りに取組んでいくことにもなっており・・・そしてまた、旧西落合中学校にある図書館本館についても「新たな本館整備」という方向に動いていくことも明らかにされ・・・。

並行して公共施設全体をどうしていくかについても議論は進んでいるとはいえ、どこに着地点があるのか見えてこない中、全体の財政見通しがどうなっていくのかなと不安にすらなります。もちろん、行政だけにその責任を求めてはいけないでしょうし、議会がどんな役割と責任を果たすのかがより重たい・・・この思いを共有できる議員は少なくないはず。そしてまた、誰しもが「このままではいけない」と思っているはずなんですが。でも、一向に前に進んでいるようで進んでいない感が否めず、「責任逃れ」という言葉がふと頭をよぎることもあるのです。実際にも、厳しい言葉で批判されたり、ご意見もいただくからかもしれませんが、私たち議会は今、何をすべきなんでしょうね。問題解決の道筋を導いていくために求められる「議会力」を考えさせられた昼下がりでした。

風邪流行っていますね。市内小学校でもインフルエンザが流行り始めているとも聞いています。手洗いうがいとマスク着用は必須です。お気をつけて!

青空の向こう。

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今日の午前中はパルテノン多摩へ。多摩中央公園の噴水はきらきらと輝いてしながら、一面凍りになっている水面を少しずつ溶かしているようでした。広い青空の効用があって、結構・・・ちょっとした心のモヤモヤもはれるのでいいですね。かなり冷たく寒かったですが、今日もまた「こんな場所が多摩市にあるなんて素敵!」って歩きながら何度も何度も思ってしまいました。素敵な景色であっても見慣れてしまうと感覚が鈍ってくるというか、「これが、当たり前!」になってしまう。「慣れ」というのはとても怖いもの・・・これはいろいろな場面で私自身が「ハッ」とさせられることも多くて気をつけていることです。日々の生活でも「感謝を忘れてはいけない」と言われることがあると相通づることですね。

ちなみに・・・永山駅周辺エリアも住み心地は抜群で、みどり空間もあるし、快適!・・・生活感溢れて庶民的な場所で居心地の良さも決して多摩センター駅周辺に劣っていないと思いますが、でも、広々していて、おしゃれ感あって、やっぱり多摩市の「顔」は多摩センターになるんだろうなあって思います。

そんなわけで、何が言いたいかというと、そろそろ?いよいよ?パルテノン多摩の今後についても改修に一定の方向が示されそうなところで、しかし、肝心なパルテノン多摩の存在意義とか役割を再認識したり、再確認する時間的余裕、または議論の場はあるのかしら?ということ。ここ、注目していて、できたら一度足を運びたいのですが、ホームページを見ているだけでも勉強にもなるし、とっても楽しい(可児市文化創造センター)。パルテノン多摩がどうあるべきなのかを考えるヒントがたくさんつまっていると私は考えています。

そんなことで、多摩市は青空。しかし、日本列島を見れば、異常気象の気配ですね。晴れあがった空にしても「当たり前」なんて思ってはいけないなあと思った昼下がりでした。想像力をいつも広げておきたいですね。そんな心の余裕を忘れないように。ご自愛ください・・・。

週末のこと。とか。

 

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いつまでこの寒さが続くのかしら・・・と玄関扉を開けたくない気持ちになる毎日が続いていますね。ここ数日はとてもたくさんの方にお会いすることができて、それはそれでよかったのですが、その分、たくさんの宿題をいただいた感じがあります。

諏訪地域にある都市機構の賃貸住宅が耐震補強工事をしているのですが、一部・・・シートが外されました。工事内容については事前に把握していたものの、実際に立体的になって目に飛び込んできますと、「こんな風に工事ができるものなんだなあ」という感想なんですが、工事が完了して、ちゃんと入居者募集をしていただけることを願うばかり。1棟で44軒あるのですが、耐震問題が指摘されて以降、新規入居者募集を中止しており、「空き家」が増え続け、寂しいというか、治安を考えてもやや心配もありました。「内装も自由にできる」というような、都市機構の住宅でDIYがやれてしまう!・・・という話も伺ったことがありますが、何か特徴的なことを取り入れることでもあるのかなあ?・・・あったあった!(→TOKYO DIYスタイル

さて、金曜日には18歳選挙権やシチズンシップ教育推進に取り組まれている大久保正弘さんと再会し、偶然にも大久保さんの会社で仕事をしている中高時代の後輩にも会うことができ・・・・以前にも手に取ったことがありましたが「さいごのぞう」という大人向き絵本を見せていただきました。多摩市の図書館の蔵書検索をかけてみたら、「検索結果なし」でした。図書館ってどんな風に資料購入するのか?・・・ってまた思いました。小さな出版社による本は流通しにくいですね、、たぶん。でも大量には出回っていない本であっても、むしろ・・・だからこそ希少価値がある場合もありそう。もちろん内容にもよると思いますが、図書館がどんなふうに購入資料を選定していくのか、選定しているか・・・このあたり、常に課題ですね。図書館ってどんな役割を果たすのか、考える視点の一つだと思っています。

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連日、私にしては目いっぱいに近いくらい、あちこちに出かけていることもあり、ゆっくり頭のなかみが整理できずブログの更新が遅れておりますが・・・・だいたい、毎日やっていることはFACEBOOKページには載せているつもりなので、「議員活動ってどんな感じ?」のさわりくらいはこちらでもご覧いただけると幸いです。

巡回指導で子どもは飛躍的に向上できるか?

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「のんびり、ゆったり、ほっこり」…授業のめあてです。今日は聖ヶ丘小学校の「つばさ」…通級指導学級の見学に伺いました。ちなみに、同じ会派の遠藤ちひろ議員のはからいにて…便乗させてもらい、とてもいい機会をいただきました。

子どもたちの姿はカメラにおさめることはできませんので、写真は指導プログラム「ほっとカフェ」の後のおかたづけの様子。子どもたちは自分の心の状態と向き合って、そして、クールダウンと言うか「心が落ち着く」という自分を知って、体得するような内容ですね。「自分で緑茶を入れて、飲む」というプログラムです。

子どもたちは授業見学の私たちにも「お茶を『どうぞ』」と出してくれる心くばりと心遣いもしてくれて、私たち一同も「ほっこり」で一杯になりました。

今日は1年生、2年生総勢5名のクラス。5名とも診断名も明らかになっている子どもたち。各々の状況を勘案しながらのクラス編成で、全体としてはとても落ち着いた中での授業展開でした。ちなみに先生たちは総勢4名。子どもたちの細かな動きにも目が行き届き、一人ひとりに必要な声かけが適切に行われている気がしました。「それ、いいね。」「そんなことに気がついたなんて素敵だね。」・・・もちろん、少し落ち着けなかったり、集団を乱す場合にはそのことに子ども自身が気が付けるような促し方。決して「それはダメ。」というような否定語は使用せず、「こうしたほうがいいよ。」「こっちがいいね。」というようなアプローチ。先生たちもかなり日常の中でスキルを積み重ねているなと感じました。

特別に支援が必要な子どもたちにとって、社会性を身に着けていくことは必須。集団の生活に自分自身がどう向き合っていくか、そのスキルを身に着けることが通級指導学級でも優先されていたような気がします。もちろん学習と言う点では、得意不得意が顕著に表れる子どもたちでもあり、個別指導なども行われていますが、いわゆる勉強的な学習以上にソーシャルスキルを身につけることを重視した指導が展開されています。多摩市は特別支援教育については他市に先駆けて取り組んできた歴史もあり、他市以上にスキルを積み重ね、支援内容もたぶん充実しているはずです。私は専門家ではないので、そのあたりについて安易なる評価はできませんが、周辺他市の方からの評価は高いんです。

でも・・・次年度以降どうなるか心配。東京都は通級指導学級については、「巡回指導方式」への変更を掲げていて、都の方針にかなり従順にしかも速やかに対応する多摩市教育委員会は躊躇することなく、都方針の実現にまい進中。これに関しては、私も疑義を抱く点もあり、議会質問でも取り上げていますが、遅かれ早かれで全都的に「巡回指導方式」への転換、切り替えになっていくので、先んじてやり、まあまあ課題も見えてきたところで、新たなる手法を編み出したり、展開していくこともそうそう悪いことではないのかも。

とは言え、今後の展開についてどうなるかわからず、周辺他市も慎重な姿勢になっており、様子見のところがあるにも関らず、あまりにも意気込み高く、積極的な多摩市教委の勢いに対し、違和感を覚えていないかと言えば嘘。現在、昨年に確定した特別支援教育推進計画について教職員への説明会を実施しているようですが、同席させてもらえないのか?と尋ねてみたところ、「うううううううううううん、ちょっと検討します。」というのがお答え。さてどうなるやら。市教委がどんな意気込みで計画推進しようとしているか、やはり肌感覚で知り得たいというのは行政にとっては迷惑な話でしかないのかしら?

いずれにせよ、「巡回指導方式」に変わるので、最大限のパフォーマンスを発揮していく必要がある。

聖ヶ丘小学校の福岡校長はかつて東愛宕小学校の副校長先生時代からも存じ上げていて、女性の先生であるという点からも尊敬しているのですが・・・・「いろいろなことはあっても、都教委の方針ですから、それに基づいて、しっかり取り組んでいきたい!」っておっしゃっていて心強い。

今度の4月から、第一弾として「巡回指導方式」に変更する「聖ヶ丘小学校を中心とするエリア」には北諏訪小学校と諏訪小学校が入っていることもあり、私としても今後の展開を注視することはもちろん、子どもたちが戸惑ったり、現場が混乱したりすることがなきよう見守っていかねばと考えています。

それにしても、子どもたちの表現はとってもユニーク。「入れたてお茶」でほっこりなった気持ちを・・・「武士って幸せ者だなあ」という感想に変えて発する子もいたりして、「個性って楽しい!」って思えた一瞬でもありました。発達にちょっとデコボコがあって、特別な支援が必要な子どもたちのポテンシャル・・・感じさせられました。

 

しかしながら、巡回指導方式になり、個々への対応がさらに強化されていくという謳い文句にはなっているものの、今日見学した授業のような「集団指導」の場面をどんなふうにつくっていけるのか?はまだまだ未知の領域。子どもたちの社会性なるものが、別教室での取り出しによる個別指導だけで育まれていくのかどうか?は私個人的にはやや疑問。

とにもかくにも子どもたちの成長をさらに押し上げていくような「通級指導学級」の仕組み変更であってほしいものです。そんなことで今日は朝から見学やらの盛り沢山な一日。午後からもちょっとした陳情をいただいたり・・・途中で深呼吸できる時間はあったので良かった♪

明日は金曜日。一応、週末。でも、土日もいっぱいいっぱい予定がつまっているので、意識して上質なる休息を取り入れたいなあ。寒さがますます厳しくなる頃合い。どうぞご自愛ください!

 

 

 

想定外と言えるか?諏訪地区学童クラブ問題

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会派のミーティング、市民の方とお会いしたりして・・・・夕刻から、北諏訪小学童クラブへ。来年度学童クラブ入所にあたっての保護者への説明会でした。

「待機児問題」は保育所でも・・・そして、学童クラブでも。働く保護者が増えているわけで、ニーズも当然に高まります。学童クラブの増設、充実に向けても多摩市はかなり力を入れて取り組んでいると思います。そしてまた、学童クラブについては学校内設置の方針を掲げていて、順次整備している途上でもあります。

ということで今回の問題・・・・。実は、来年度の北諏訪小学校学童クラブへの入所希望者は100名。定員は69名で、希望がかなわない人は31名。この31名の方の入所先に深刻な問題が。

なぜなら、北諏訪小学童クラブを第一希望にしていた多くの保護者は、その次、第二希望として諏訪児童館2階にある諏訪学童クラブを上げている人が多数。

ところが、諏訪学童クラブ(こちらも定員69名)には諏訪小学校からの第一希望者が61名もいて、北諏訪小学童クラブに入所できず第二希望にしていた児童を8名しか受け入れられない計算となります。実は、学童クラブの入所についても、その必要性が指数化されています。とは言え、指数化するのは入所希望者が定員を上回った場合。基本的には定員内で入所できる場合には第一希望が優先されるというのがルールです。

以上のことから、北諏訪小学童クラブに入所できず、諏訪学童クラブにも入所できなかった場合には第3希望となるわけで・・・・諏訪南学童クラブや永山地域にある学童クラブに通うことになってしまうのです。ルール通りのことなので、今さらどうすることもできず、希望がかなわなかった保護者の不安が高まっているというわけです。・・・・そもそも諏訪学童クラブも諏訪南学童クラブも北諏訪小学校の学区外で、とても遠い。行き帰りの安全確保等心配するのは当然のことですね。娘の時代にはどうだったかと言えば、やはり3年生の時には諏訪学童クラブが大規模改修工事に入っていたので、状況的には少し異なりますが、北諏訪小学童クラブに入れなかった3年生、2年生の多くは諏訪南、もしくは永山学童クラブに通わざるをえなかったことを思い出します。その時にも今回と同様に、行き帰りの安全確保には心配の声もあり、学童クラブどうしで連携をしながら、安全見守り体制に工夫をしていたような気がします。

ですので、まずは安全見守り体制への工夫は必須。特に、長期休業期間中などについては大変ですね。多摩センターなどの地域でも子どもが30分以上歩いて学童クラブに通っている話を聞いたことがあり、保護者の方々がかなり苦労をされている声も聞いていますが、学校から学童クラブへの道のりはまあ我慢できても、学童クラブから自宅の距離が小さい1年生にとっては遠すぎるというのは耳にする話です。

今日の保護者への緊急説明会でも安全確保に対する要望があり、これに関しては必ず万全の体制を敷いていかねばならないと考えています。

 

そして・・・もう一つ。実は、緊急説明会では来年度ではなく、その次再来年度のニーズ見込みへの言及もあり、今度の4月をはるかに超える北諏訪小学童クラブには120名ほどが希望するだろうとのこと。今回は100名だったのに、プラス20名と言う見込み!・・・さあ、ここをどうしますか?ということになります。 担当者としては学校内への学童クラブの移転方針を理由とし、まずは校地内に学童クラブがない諏訪小学校の中に学童クラブの設置をまずは考えていきたいとの話でしたが、仮にそうなったとして・・・・諏訪学童クラブへのニーズが一定程度抑えられ、北諏訪小学童クラブへの入所ができなかった児童たちを受け入れることのできる体制になるでしょうか?

諏訪学童クラブはブリリア多摩ニュータウン内に立地していることを考えると、例え、諏訪小学校の中に新たな学童クラブが設置されたとしてもブリリア多摩ニュータウンに住む子ども、保護者の利便性と言う観点で言えば、そうそうニーズ調整でうまく行くとも思えないのです。入所希望を募る段階で工夫をし、エリア内での調整が図れるようにしたいとする担当者の意向ですが・・・・。

とにもかくにも今後は、諏訪エリア全体では2つくらい学童クラブを増設しなければならないくらいの計算ということ。ちなみに現行では、北諏訪小学童クラブ、諏訪学童クラブ、諏訪南学童クラブ全体で受け入れることのできる人数207名の定員内でとりあえず希望者の受入れができる計算になっているそうですが、しかし、人数だけでは包み込めても、「希望する場所」の点で、課題があることは確か。学校の位置をどうするか、それに伴って学童クラブの配置をどうするか・・・とかって考えているようで考えられていないというか、なかなか配置についてはうまく行かないですね。

私が北諏訪小学校に通っていた昔々は、ブリリア多摩ニュータウンのある諏訪2丁目も学区が同じだったので、諏訪学童クラブは北諏訪小学区内にある学童クラブと言う位置づけでしたから・・・・。

 

それにしても、今回の入所希望のミスマッチと言うか、これは「想定外」の事態と言えるかどうか。子どもにとってみれば、小学校1年生の時に入所した学童クラブに2年生も、3年生も継続して通えて、場所が変わらないほうが望ましいわけなので、諏訪学童クラブへのニーズ見込みをどう立てておくのか?については事前にもう少し想像の羽を伸ばせたのではないかなあ?と個人的には思いますし、緊急保護者会に同席した荒谷さん、橋本さん(諏訪に住んでいる議員)も同じ思いだったようですね。橋本さんの時代には、子どもが入りきれない・・・となれば、入所定員を臨機応変に運用定員という感じで拡充して、98名の子どもたちが諏訪学童クラブに通っていた時代もあったというので驚き!今は、運用定員なんて対応はできないので、カッチリルール通りにしなければならないのですが、とかく、今回入所希望がかなわなかった保護者と子どもへの不安をまずは解消できることを優先して、対応を図ってほしいって思います。

 

あとは、今後、いずれにせよ学童クラブへのニーズは増えると思うので、それに対する対応も。もちろん諏訪地域だけではないですが。今後、ますます「働かざる者食うべかざる」みたいな社会になっていき、保護者はみんな仕事をしているのが当たり前の時代になっていくでしょうから・・・・。厳しい社会環境です。

議会は何ができる?どう動ける?

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私はたぶん、ものすごく「きつねうどん」が好きです。なぜかと言うと、毎日食べても飽きないと思うからです。昨日と今日みたいな寒い日にはいつに増しておいしさを感じるのが不思議です。

今日は公式行事ではないものの、ほぼ全員に近いくらいの議員さんは「ごみ行政」の視察へ。各議員の政務活動費を少しずつ出し合って、バスを1台チャーターし、日の出町にあるごみの最終処分場=二ツ塚処分場に。私も一緒に行くはずが、後から、もう一つ・・・本日は重要な話し合いが開催されることになってしまったので、キャンセル。重要な話し合い=この間ずっと取り組んできた桜ヶ丘児童館問題について地元の方々と行政を交えての懇談会でした。懇談会では今後の方向性等を含め、地元の意向をどう汲み取っていくかについて協議などが進みました。が、まだまだ具体的なところまで描ききることはできておりません。今後も、子育て支援のできる場所として存続させていく方向では一致はしているので、それに向けて一つずつ丁寧に条件を整えていかねば。

もともと、市議会で「桜ヶ丘児童館存続」を求める陳情が提出され、その後採択されたことを受けての現在なので、議会としてもどう関わりを持つべきなのか、持てるのか・・・何か結論があって話し合いを進めているというよりは、一緒に知恵を絞るという格好で進んでいる事案です。この件に限らず・・・とも言えますが、「議会は何ができる?どう動ける?」・・・議員個人として以上に問われていることを一段と強く、そしてまた重く感じているところです。私たちは市民の願いや想いを受け止めることは当然のことですが、ある意味、「行政でできる範囲」についても財政的、人的資源という面からも考えていくことが必要。市民と行政との間を取り持つというわけではありませんが、やはり、最善最良の方策を見出すために果たすべき役割を見失わないようにしたいものです。

あっという間に一月も後半になりますね。来週には来年度予算原案の説明もありますし、議会もいよいよ3月の定例会、予算委員会に向けて本格始動の時期に入ります。八王子市市長選挙のPRで制作されたという映像♪・・・18歳選挙権のこともありますし、多摩市でもどんな工夫ができるか考えていかないとな。

今年はさらに期待できる多摩青年会議所へ

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過去を辿れば、たった1度しか伺ったことのない多摩青年会議所の新春賀詞交歓会へ。なぜなら、同じ会派の遠藤ちひろさんが今年度の理事長、そしてまた、松田大輔さんが専務理事として活動されているからです。他地域の青年会議所では知り合いの議員さんもかなりの活躍をされていて、若かりし頃は入会を勧められたこともありますが、そんな私も今年は30代最後の1年になりましたので、もう勧誘されることはないので穏やかな気持ちで13年ぶりに出席させていただきました。他市地域で顔見知りの議員さんちらほら出席されていて、久しぶりにお会いすることもできてよかった。

遠藤ちひろ理事長からはとても立派な所信表明があり、松田さんは裏方として忙しそうになさっておりました。こうして議員2名が青年会議所に参加しているというのもまた、新しい感じがしました。そしてまた、今年度のスローガンは「多摩青年会議所は地域社会を動かすインキュベーションセンターになる」を掲げていますので、活動に大いに期待したいと思います。同僚議員しかも同世代が頑張っている姿と言うのはうれしいものです♪

さて、天気予報がばっちりと当たりまして、今日は徒歩にて移動。当分、車の運転ができなさそうなので、ウオーキングを楽しみたいと思います。久しぶりに乞田川。雪解け水がものすごい勢いで流れておりました。いつもはとっても穏やかなのに、ゴーゴー水の音がしていました。

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午後から雲間から光がさし、景色としては素敵だったわけですが、夜になり冷え込んで、明日朝は凍るところが増えそうで・・・心配だなと思いながら、お声をかけていただいた会合に足を運んだりしつつ・・・今日も一日終えた感じです。休肝日が欲しい。

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団結・・・今こそ!

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いつもお招きをいただいている京王自動車桜ヶ丘支部、そしてまた自治労多摩の旗開きに足を運び・・・お会いした方からいろいろ意見を伺って。個人的なことも含めて・・・諸々あるので、詳細を書くことはできませんので悪しからず。でも、新年のこの場限りしかお会い方も多く、とは言え、ここで一年に一度お会いできることがありがたく・・・「また、一年頑張ってね。」と励ましていただいて、日ごろの不義理を申し訳ない気持ちも入り交じりながら。

そして、何と言っても・・・・自治労多摩旗開きには総勢10名ほどの議員が超党派にて参集。「多摩市の未来を考え、そして行動していく。」・・・みんな、そこにある思いは一緒「いいまちづくりをしていきたい!」・・・。ここに共通点があり、一致点があると思えばこそ!ある意味、非常に開かれた組合組織になっているのは多摩市ならではのようですね。一般的には特定政党の議員さんとかもしくは特定議員(その労働組合が応援している議員のみ)しか招待されない場合も多いらしく、他市の議員には驚愕されました。

「団結して、頑張ろう!」

いろんな思いをこぶしに込めて「ガンバロー」とコールをするのは、万歳三唱をして締めくくる新年会などと同じかなと思いつつ、この季節ならではの会合から学んでいます。「今こそ団結すべきではないか!」・・・って言われます。

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それにしても・・・旗開きだの、新年会だの・・・と私は桜ヶ丘にある京王クラブが会場になっていたので、3日間連続で通いつめました。入り口から受付を過ぎたところに「一陽来復」と飾られているのですが、とても好きで勇気を持たないと!努力しなくっちゃ!って思えるいい言葉ですね。

「努力すれば、きっと報われる」

やっぱり、これを信じて日々をコツコツ過ごしていかないとね・・・と思っています。「当事者主権」という言葉を思い出しつつ・・・もう一回、読み直してみます。

 

しかし、明日朝は雪が積もっているのだろうか・・・心配すぎる。