平和紙芝居の体験。

議会だより編集会議で取材をしたこともある恵泉女学園大学の平和紙芝居研究会「KPKA」の顧問をされている多摩市教育委員の岩佐玲子先生と代表の学生さんがいらしてくださいました。編集会議のメンバーでもある本間議員がとても熱心で、ご縁をつないでくださり、次号の議会だよりでも「KPKA」のみなさんの活動紹介の記事も掲載する予定なのですが、「せっかくなので私たちも体験を…」というお声掛けがあり、今日につながったのです。たまたま、次号の編集会議に加わっていたのがラッキーだったとも思います。ちょうど、今日は次号発行に向けての最終確認の打ち合わせで、編集会議への参加は白田議員にバトンタッチ。ですので、今日は白田議員も一緒に編集会議にも参加しましたので、これまでの経過など熟知はされていない白田さんも突然の紙芝居参加。

紙芝居あるいは絵本の読み聞かせについても、男性の読み手に出会う機会は少なく、その意味でも私にとってはとても新鮮で、議会だより編集長の小林議員の語りもとてもよかった。

戦争のことを語るのはとても難しい。当事者の心情を想像するのがおこがましいというのか、想像しきれないと思えば程に、口を開くのが重たくなるというのか。「戦争は反対」という気持ちだけは揺るがなくとも、それが根ざしている自分自身の経験が薄っぺらいことも実感しているのですが。

今日改めて感じたことは「声に出す」ことの大切さ。自分の発する言葉にはやっぱり魂が宿っていくように感じたので。「言霊」とも言うのかもしれませんが、平和を願う気持ち、戦争をしないでほしいという気持ち、「殺さないで」という気持ちも含めて、ちゃんと自分の言葉を持ち、人に伝えることの必要性を体感したというか、その手ごたえみたいなものを掴めたような気がします。

岩佐先生も平和紙芝居に取り組むために「自分なりに学んだ」とおっしゃっていたのですが、私も平和を伝える…戦争反対という気持ちを伝えるためにも自分なりの学びを重ねていく必要があることもまた、同時に気が付いたこと。とてもよい時間をいただきました。ありがとうございました。

 

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