新しい会派。新しいスタート。

本日付で新しい任期となりました。新たな市議会の構成メンバーとなり、新たな体制を発足させるための手続きが進んでいきます。議長などを選出する臨時議会は5月16日火曜日に行われます。

今日は会派設置届を提出してきました。昨日までは「フェアな市政」で活動してきたので、本日付で新しい会派をつくることにしました…と言っても、メンバーは一人…私のみです。「夢まち会議」という名称にしました。当選後、いろいろ考えてみて、最初から「一人がいいかな」と思っていたので、そこに落ち着いた感じです。

議長や副議長他、議会が選出する一部事務組合の議員などの役職を希望する場合には会派のサイズを大きくした方がお鉢が回ってきますが、特に強く希望するものでもなければ、多摩市議会の中で「一人会派」が不利益を被ることは少ない印象です。代表者会議や議会運営委員会など、3人以上の「交渉会派」ではないので、オブザーバーとして出席することになりますが、意見が全く言えないとか封じ込められるようなことはないのが多摩市議会の良さでもあり、その良さがこれからも維持されていくはず…と思いながら、「一人」でやることに決めました。

 以下、新たな多摩市議会の新たな会派構成です(人数順・50音順に)

公明党 あらたに隆見 池田けい子 三階道雄 本間としえ 渡辺しんじ
日本共産党 池田桂 上杉ただし 大くま真一 小林憲一 橋本由美子
あすたま・維新 おにづかこずえ 遠藤ちひろ 藤條たかゆき 中島律子
自民党 いいじま文彦 石山ひろあき きりき優 松田だいすけ
ネット・社民の会 いぢち恭子 岩崎みなこ 岸田めぐみ
青空りっけん しらた満
志政会 藤原マサノリ
多摩の風 折戸小夜子
多摩みらいの会 しのづか元
夢まち会議 岩永ひさか

一人会派が「5人」というのも、ここ近年では珍しく多いのです。議員として期数が長く、議長経験のある人、都議会議員の経験者がみな「一人会派」という…なんとも言えない会派構成ともいえるかも。議会運営などに関しては先にも書いた通り、あくまでもオブザーバーとしての出席になるので、今後、民主的な市議会の運営がどう実践されていくのか、実践されるのかを自分でも改めて実感することができるかもしれません。それもまた良しです。市民のためによりよく議会力を発揮できる市議会をつくること‥‥これはそれぞれの会派と言うよりは、一人ひとりの市議会議員が等しくその責任を負っていること。議会活動や議員活動でエネルギーを注ぐべきところを見誤らないように、自分自身も心がけていきたいと思います。

「国民のレベル以上の政治家は生まれない」

今日、久しぶりに会った友人の会話に出てきた言葉。半数以上の有権者が投票に行っていないという事実がやっぱり重たいと思う。今日からまた再スタートを。ほぼ今までとやっていくこと、そのベースは変わることが無いのですが、そのこと自体が問題なのかもしれない…ということも含め、これからの活動を考えていきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。