小正月あたり。

市内各地域でどんど焼きが実施されました。大々的に告知しないまでも、準備を進めてこられた方のことを思うと、何よりも天候だけが心配でしたが、何とかやりきれた地域が多かったようです。こうして火を扱う現場ですから、必ず、地域の消防団が見守り、最後まで対応をしてくださることもありがたいことですね。

私は今まで、最後の最後の最後のとこまで見届けることがなかったのですが、今回は最後にグランドをできる限り原状復帰させるところまで、人手不足を解消できるほどの働きはできませんでしたが、少しはグランド整備などをお手伝いしつつ、継承していくために担い手をつないでいくことの必要性をしみじみと感じたのでした。

諏訪児童館の館長、荒谷議員が「暑くなってきた…」と汗をかきながら、必死に作業をしている姿が印象的でした。正直、スコップの作業などなどはパワー不足過ぎて、手伝いとして当てにされても半人前しか働けないなと思いながら、眺めるばかりでして…。

今日は年明け…ようやく初めての永山駅での朝活動でした。月曜日はハッピーマンデーでお休みのことも多くて…ホント、しばらくぶりの永山駅でした。新年を意識した「白」のコート着ております。これで、一応、年明けからひととおり、「白」でご挨拶も完了したので、明日からまた「汚れの目立たない上着」に戻すかなーとか考え中です。そんなわけで、小正月も無事に終わりを迎えました。京王プラザホテル多摩が昨日で幕を下ろしたこと、多摩美術大学美術館も移設のニュースがリリースされ、心も沈んでいますが、多摩センターというまちを俯瞰してみると、四季折々のイベントに問われるプロデュース力など、改めて総括することも求められるように思っています。

パルテノン多摩の再開、夏には図書館の開館…「まち活性化の装置」…エリア全体をけん引する公共施設…兵庫県西宮市の「文教住宅都市宣言」を思い出したりしています。

歳を重ねられた方とお話をすると、頭脳明晰でどんなにかお達者の方であってもやはり「坂道が多い」ことのハードルを身にしみて感じるとおっしゃっておられ、「足の確保」というのか、公共交通、「移動」の問題は優先的に取り組んでいく必要を感じます。やっぱり、ネットでのお買い物も普及していますし、私にとっても当たり前ですが、「直接、商品を選ぶ」というか「買い物に出かける」というのは大事ですね。外出することで得られる刺激こそ、いろんな意味で活性化につながるのたど思います。

 

昨日は昨日で、「不登校に関する講演会」ということで東京家政大学の相馬誠一先生のお話しを伺い、参加者が多かったことに関心の高さを感じることができ、また、広島市にある「広島みらい創生高等学校」についても知ることができてよかったです。勉強ができるようになりたい、学びたいと思っているのに学校に足を運ぶことのできない子どもたちの葛藤を受け止め切れていない社会の在りようを何とかしていかないといけないと本当にそう思っていて、年を重ねたせいなのか、ますますその想いを強くしている今日この頃。多摩市でもそのための環境づくりに優先的に取り組んでいきたいけれど…そのための予算、市長はどう考えているのかしら…。自暴自棄にならず過ごしていけるように、どこかに何かに希望を感じられるように、「諦め」という言葉を無くせるようにと心底心底、思い願っています。願をかけても仕方がないので、そうなるように行動していかなければならないのですが。

私は政策の柱に「未来を担う子どもたちを最優先」と掲げているのですが、少子化だからこそますます力を入れていかなければいけないと感じているのです。

今日は「たまゆたか」の干し芋を噛みしめる。シンプルで素朴であることが大事だと教えてくれる味わい。