「まちピカ」楽しすぎた!

ふと目がとまった…「何?これ」…ということで、なんか、すてきな感じだったので、参加してきました。でも、宣伝されなさ過ぎた?…ポスターとか駅前で見ていない。私もホントにたまたま見つけたので。

主催が多摩市経済観光課…になっていましたが、経済観光課は企業連携の窓口的な役割?…職員さんたちが中心になりつつ、実際にはパルテノン大通りは「市道」ですから、道路交通課の職員さんたちが多数参加、もちろん「まち美化」に関わり環境政策課職員も参加、そして、企画課の職員さんも参加していたかな…図書館建設を進めている担当課長さんの顔もありました。定例で駅周辺の美化活動に取り組んでくださっている多摩センター地区連絡協議会のみなさまと合流した企画になっていたようです。

議会前のわりと忙しい時期でしたが、市民経済部長も都市づくり部長も参戦していて、職員さんたちと一緒に「まちピカ」してました。やっぱり、部長が率先する姿っていいですね!やっぱり部下任せにせずにね!「何事も経験してみないと」を共有できたのは本当に良かった。しかし、みんなでお掃除しちゃおう!でよかったにはよかったのですが、外に出た分、内勤考えればストップしていたりする?!多くの職員さんが参加していて、良いなあと思った反面…心配にもなりました。

 

今朝、「雨が降らなさそうだから、まちピカに行ってこようと思うんだけれど…」ということで、桜ヶ丘駅の街宣後、白田さんに話したところ「じゃあ、私も参加しよう。」ということに。さらに、たまたま折戸さんから届いたSNSにお返事をしたところ…「多摩センター駅まで用事があって…」と駅前にいらしたようなので、そこからの参戦!そして、私たちすっかり、童心に返ってしまいまして、貸出された園芸用スコップで泥、葉っぱのかきだし。お砂場遊びしている気分。

この図がすごい面白い。通りがかりの方…「何しているの」と思いますよね。何か落し物でもみんなで探しているみたい。でも、全然…落し物はありませんでした。お金、落ちてなくてよかった。

かきだした泥泥たち。昨日、たっぷり雨が降ってくれたのが吉。やわらかくなっていて、水を含んで重たかったかもしれませんが、ある意味、作業するにはちょうどいい。それにしても、めっちゃ優良な腐葉土ではないかと思われます。ミミズが元気にピンピンしていて…これ、持ち帰って、マンション近辺の土壌に混ぜたいと思いました。うちのマンションの道路アダプトの花壇では…側溝から泥を混ぜたりして、土壌改良を重ねてきたんですが、実は側溝に積もっているドロドロはすごくいい栄養分があるみたい。

 

こういう作業を始めると、徹底的にやらないと気が済まないタイプの人たち…時間内には終わらないって…という感じ。当初は1時間の予定が…途中で切り上げてお昼までかけて作業する羽目になってしまったとも言えますが、一旦作業を始めると「全然、終わりが見えなくなる」というくらいに…膨大な作業量。これは想定内だったのか?時間内では終わるわけなし。さらには、どこまでいったら「キリが良く切り上げられるのか」という…やってもやっても終わらない、作業には困らないという感じであって、「キリがいいところ…」って言われても…と苦笑いです。みんなで悪戦苦闘。木の根草の根とも格闘。

 

「なるほどね…」‥‥だから、ひび割れするんだなあとか、作業してみるとホントに実感できます。木の根っ子にあたるたびに、その生命力にいちいち思い知らされました。「ハードを維持管理する」ということに、また一歩、理解が深まった。また、いろいろなタイミングで工事車両などが道路に進入することもありますし、それだけが一因かな?と思われるような傷みもありました。あああああ、すごい壊れ具合…と思われるとこもあり、モダンな大理石は素敵なんですけれど、でもね…とか、いろいろ感ずることもありました。白田議員は「工事事業者の力量もあるなあ。」とつぶやいておられました。

側溝のふたも目詰まりしすぎていますから、丁寧に泥の除去作業‥‥ですが、しかし、これ、1枚終わらせるのにどれだけの時間がかかると思う…みたいなクイズつくっちゃいそう。笑えないけど、笑うしかないくらい‥‥こうした地味な作業をやらなければ、「まちピカ」にはたどり着けないわけですから。

それにしても、パルテノン多摩大通り全体とかで考えると何時間、何人の人手が必要なの?!というレベル。

「ていねいにインフラを維持するとは?」…あるいは「手入れをするというのがどんなにか大変なことなのか」…そしてまた、やっぱりお掃除も日々日々の積み重ねだなあ…みたいなことが体感でき、「やっぱり。思った通りだった。」という気持ちが大きいのですけれど、「これからも、この場所をいい環境に維持したい。ここを大切に使い続けていくためにやるべき作業は何か?」などなどはっきりと見えた気がしました。おそらく職員の皆さんもそれぞれに感じたことがあるに違いないでしょう。貴重な体験になったのではないかしら?もちろん、私の経験値もアップ!

お行儀よく並べられた土嚢袋ですが(この中に泥がたくさんつまっている)、こんなものではないですよ!もっと、大量に…。それでも、今回、側溝掃除ができたというエリアはほんの一部にすぎません。

それにしても、こんなにも側溝が詰まっていたということは、つい最近のゲリラ雨の時など、どんな風に降雨は流れていったのか…。

こんな機会に合わせてと、パルテノン大通りなどに希望することをアンケート調査をしようということで、意見募集のボードも。これ、いいアイデアですし、いい取組みですね。

 

今日はとても天気に恵まれて、晴れ過ぎなかったし、雨も降らなかったし、曇り空の下で…ちょうどいい感じ。汗ダラダラにならずにすみました。そして、なんか、すごい楽しかった。目に留まった「チラシ」のごとく、なんか、すごくさわやかな感じで終えることもできて。もっともっとこれを大人数でやれれば楽しさが倍増しそうなのになあ。

 

みんなで、同じ作業をして、たわいなくおしゃべりもしながら…作業自体はラクチンと笑い飛ばすことができない感じも共有できて、余計に面白くなるというか。すごくコミュニケーションの場としても有効!ごみを拾うだけもいいけれど、これ、ごみを拾うよりも大変だから、余計にコミュニケーションが深まる(笑)…一か所にずっと留まって作業をする分、歩き回るごみ拾いよりも「密」になる(笑)…面白がって参加してくれる市民の輪が広がると、市役所がここから開かれていく気もしてしまう。市民の団体に呼び掛けるというより、一人、また一人…みたいな感じで参加者が増えてくるような図になっていくと、すごく楽しい。想像するだけで、楽しいから、たぶん、実際にそうなったら想像以上に楽しいと思う。

 

定例化してほしい。暑すぎる時期とかは外して、季節を選べばすごく楽しく参加できるイベントともいえる。そして、やり続けて、回数を重ねていけば、いつしか、パルテノン大通り一帯をまずは一巡、終わらせることができるはず!やりたい!「全体をやるぞー!」という掛け声をかけるにしても、なんか、おっかないくらい。気の遠くなる作業が待ち構えていそうですが、人数さえいれば…。ああ、市役所職員総動員か?!

 

大事なことを忘れないようにもう一つ記しておかなくっちゃ(備忘録がわり)…こうして高度に都市化した街では側溝掃除なども含めて「役所のお仕事」になっていく。致し方ないのかもしれないし、そのために市民が税金を納めていると言えば、そうなのかもしれない…でも、何となくモヤモヤ感が胸に残っているには残っている。こぎれいな街は感じがいいし、美観のいいところに身を置くと、気分も違う。そのために私たち市民も心がけできることってあるんだよなあぁぁぁぁぁ。

 

ちなみに、もう少ししたらかな?そのうち、駅前広場の階段のところには「地球温暖化防止」にまつわるハローキティキャラクターのペイントがお目見えするはずなのですが、薄汚れたキティちゃんになると台無し。なので、定期的に「キレイ」を維持する活動と行動が必要ですよね。高圧清浄機とかあったら、「キレイ」のために手伝いたい。毎週金曜日、多摩センター駅前で朝活やるときに「キレイ度」チェックできるし。