うれしいこともあれば、悲しいこともあって。

選挙も終わり、気持ちも落ち着けて、次に向かわないとねえ…と思っているところ。日々、うれしいこともあれば、悲しいこともあったりで、喜怒哀楽、悲喜こもごもさまざまありますが、結局、全て自分自身で受け止めて、どう消化するのかが問われるなあと感じる今日この頃です。

SDGs…いまや、流行り言葉であって、とにかくSDGsバッジをつけている方が目につく…通勤されている新入社員風のみなさんの襟元に自然と目が行きます。流行というのはやっぱり「流行」であるので、「流行り」ではないところの本質的な価値をしっかり意識して取組みを進めなければ意味がないなと思っています。そのためには自分自身も平易なわかりやすい言葉で語れるようにしなければならないなあと思っていますが、ちょっと良さそうな本を見つけました。

「食べること、住まうこと。わたしたちの毎日がサスティナブルな未来をつくる。」という本の帯も魅力的。「心地よく、楽しく、続けられる自分なりのアクションを見つけよう。」

まさに、私が思っていることとぴったりのこと。私たちの暮らしの中に、とてもささやかなところに「今と未来をつなぐ」ためにできることがたくさんあり、「暮らしのなかのSDGs」なんだと思います。イラストもかわいらしく、手に取りたくなる一冊。

 

市長が今年度の施政方針演説で触れてくださった「SDGsウエディングケーキモデル」のことも載っているし、もう一つの考え方、「5つのPで考えよう」ということも載っているし。私たちの毎日のこと、暮らしの中で考えたらよいこと等、ヒントがたくさん書いてありますのでおススメです。

今日は来月発行の議会だよりの編集会議があり、そのあとも諸々…障がいのあるみなさんの暮らしをよりよくしていくためにどうしたらいいのかとか、そのための情報発信の在り方なども考える機会もいただきました。グローバルに物事を考えることの必要性と大切さ…でもやっぱり、私たちの身近なところの重要さを身にしみて感じるなあと思います。選挙期間の間も、時々、お声をかけていただいて、お困りごとや気になっていること等もいくつか宿題をいただきました。少しずつ取組みを進めていかねばと思います。

ニュータウンにはない風景かなあって思います。選挙カーであちこちに行くと、同じ多摩市であっても本当に目にする景色が違う。自分の知っている範囲など、多摩市の中の一部のことでしかないことを痛感させられるものです。そういう意味で、多様なバックグランドを持つ議員が集まる市議会でもっとワイワイガヤガヤ議論するようなことがあってもいいなあと思ったりもします。

コロナ禍で改めて自分自身の暮らしを見直すとき、やはり「食」のことが一番気になります。「食べる」が身体に直結していくのですから、当然のことですね。「いただきます」という言葉をもっと大切にできなければいけないのではないかと感じながら、食卓を囲むことから始まるのかもしれないな…なんて感じています。

大事なことを見失わないように。

忙しさの中で、ついつい置き去りにしてしまったり、おざなりにしてしまうことありそうですね。子どもに指摘されて、自分も反省することも多いですね。それにしても、選挙が終わり、結果も含めて、何だか本当に「ホッとしている」自分がいるのですが、周りを見回すと、選挙で忙しくしている自分だけが世の中に取り残されてしまった気分になるのは不思議な感覚です。市民の皆さんの暮らしはいつもどおり、普段どおりに進んでいるんだな…ということもまた実感させられる感じです。選挙結果云々とは全く関係ないところに、市民の皆さんの暮らしがあるような感覚さえ覚えてしまう‥‥見方を変えれば、「それで良し」ですね。