子どもたちの穏やかな気持ちを取り戻せるように

今日も休会日です。朝は聖蹟桜ヶ丘駅の東口にていつものように活動してから、「多摩市のポテンシャル」について熱い思いをお持ちのみなさんとミーティングなどなどと続く一日でした。

そして、「子どもたちの穏やかな気持ちを取り戻してあげたい」と思うような学校などでの数々の出来事を耳にすると、市長メッセージで「接種に不安を感じている方、そもそも重症化しないと言われている小児に接種が必要なのかと疑問をお持ちの方もいると思います。慎重に対応いただいて結構です。改めて、ワクチン接種を受けたくても受けられない方、また接種そのものに不安を感じている方、さらに乳幼児はじめマスクの着用が難しい方もいらっしゃいます。差別や誹謗中傷のない社会を共に創っていきましょう。よろしくお願いいたします。」という言葉をもっともっと伝えていかないといけないなと感じるのでした。

私たち大人は「差別、誹謗中傷のない社会」を共に創っていけるように、今の現実、現状と向き合いながら、社会に対して、特に子どもたちが日常過ごす現場では、適切に働きかけをしていくことが求められるのだと思います。大人まで一緒になって「差別、区別」が助長されかねない状況をつくっているとしたら、本当に罪深いことだと思うのです。

ずっと続いているコロナ禍。エネルギーを持続して、継続できている子どもたちもいます。無邪気な姿を見ると、心が救われる思いです。でも、決して「穏やかな気持ち」ではないはずです。一日も早く、子どもたちが気持ちをざわざわさせないで暮らすことのできるようにしてあげたいと感じています。学校で飛び交う会話に心が痛くなったり、居場所のなさを感じる子どもたちが増えないように。おおらかな気持ちで子どもたちを受け止められるような環境が今こそ必要になっていることを感じています。

明日は東日本大震災からもうはや11年目ですね。一日一日を丁寧に重ねていくことの大切さ、そこにはいつも「自分一人の力で生きているわけではない」という周囲を取り巻くあらゆるものへの感謝の気持ちを忘れずに。議会は明日から予算特別委員会が始まります。