必ず接種することができます。

グリーンライブセンターもそろそろバラの季節だと思いますが、街中でもバラの垣根などきれいですね。新型コロナワクチン接種の予約については、心細くなり、どうしようかと途方に暮れておられる方も多いです。地域のサークルでも1名しか取れている人がいないし、家族(息子、娘さんが多い)にお願いしてインターネットが使える人は言いけれど、お願いできないと…ずっと電話をかけていて…かけてもかけてもつながらないし…と。週末も無事に予約ができたという方からの連絡もあり、まだできていなくて心細く、不安になっておられる方の連絡もあり対応をしていました。

今日は市議会でも災害対策連絡会が開催されましたが、「接種予約」に関する市民からの問い合わせに対応している議員は多く、相次いでその状況が披露されていました。

市長も会議の冒頭に出席し「何とかしなければならない。」ということで、ご自身の高齢のお母さまからも同様に不具合の指摘をされていることや、ワクチン担当部署に対して、何か対策を講じてほしいと指示しているとの説明がありました。

予約することができなくて、夕暮れを迎えてしまう…そして、不安になってしまう…そのことで却って身体を悪くする人もいるのではないかという議員からの意見には同感です。そして、何よりも、来週は19日水曜日になれば、65歳から74歳までの市民の接種希望者の予約も始まることとなり、おそらく75歳以上の方よりもITリテラシーをお持ちの方は割合としては多いと思われるので、ますます電話でしか予約する手段を持ちえない75歳以上の方が取り残される可能性がありますね。

この問題意識は全ての議員が危機感として持っており、何とか対応を進めていかないと、「75歳以上優先」が優先でなくなってしまうという矛盾した状況が生まれてしまうのです。

今日と明日は接種の予約は行わず、また水曜日から予約受付が再開。そしてまた、今週の水曜日から、集団接種も開始していきます。1回目接種された方には、その場で2回目接種の予約を確保するという流れになっています。希望者には確実にワクチン接種をしていただけるはずですが、しかし、自治体ごとのワクチンの割り当てがあり、そこを上手く采配していくことが必要です。今はまだワクチン供給の見込みについても不確定要素もあるため、1回目接種の方が期限内に2回目接種を逃さないような対応を確実に講じていかねばならないため、ある意味、多摩市らしく慎重な予約対応が行われているとも言えます。

市民の方には「必ず接種できる」ということ、また、集団接種ではなく「個別の医療機関」での接種についても対応できるように進んでいくことも説明しているのですが、「いつから」「どこでやってもらえるのか」まではまだ明らかにされておらず、私も回答できない状況を心苦しく思っています。

会議の報告では今日までに8520名の予約受付が完了していて、まだ約13000人の75歳以上の方の予約受付が終わっていないことがわかりましたが、予約受付完了の約9割がインターネットということで…。何とか電話回線を通じての予約を増やすことができないものかと思います。私の周りの方でも電話で予約ができた方はいません。来週19日水曜日以前、「75歳以上優先」で予約できるのはあと4日間で予約可能人数が3480人(12日と13日720人、15日1320人、16日720人)なので、約9000人くらい(もちろん接種を希望されない方がいるとしても)は65歳以上の接種希望者とも合流していくこととなります。「もう、ダメなのかしら」という気持ちが毎日のストレスとして蓄積してされている状況を身近で感じていますので、少しでもその不安を解消できるようにしていきたいものです。そのためにも必要なのが情報です。

 

デジタルデバイド…を再認識させられるとも言え、やはり、何でもかんでもインターネットが便利とアナログを置き換えてしまうことで取り残されてしまう方々の存在を身近に感じているところです。「過渡期」なのかもしれませんが、「誰も取り残さない」ことを掲げている限り、行き届いて対応していかねばならないですし、想像力を働かせながら、配慮の在り方を考えていかねばならないと思っているところです。

明日は臨時議会です。議員任期後半の役職などを決める本会議。気持ち新たなスタートラインにしていきたいものです。