12月議会 今日の本会議は粛々と。

今日は補正予算の審議と契約議決(金額が大きいもの)、それから明後日から始まる委員会に付託される条例の提案が行われました。補正予算など、いくつか質疑が出されましたが、最終的には本日の議決案件はすべて全会一致で可決しました。

高校時代の友人に注文していたクリスマスリース。めっちゃクリスマス!…のデザインにしてしまうと、この時期にしか飾れないのも残念なので、年間を通しても飾ることができそうなデザインをオーダーしました。グリーンが基調で…とお願いをしていたのですが、とても素敵な完成品。これは、「生花」の作品なので、近づくと「森の薫り」がします。そして、手元に届いた時には、まだ「息」をしているということで、少し湿った感じ…。数日経過をしたら、乾燥して、すごく軽くなったのにも驚きですが、漂う香りも少しずつ変化している気がします。

玄関を開けるたびにすごくうれしくなる。

もともと赤いリースがあったので、隣同士にならべると、すごくクリスマス感。コロナ禍で迎えるクリスマスも「新しい様式」になっていくことでしょう。

昨日、共産党の橋本さんの一般質問では教育活動の一環で行われている小中学校の移動教室や修学旅行にも触れられ、今日の補正予算でもそれに関連する質疑、やり取りが行われていました。「子どもたちがワクワクしたり、思い出になるようなこと」…確かに、その視点はとても大切であると思っていて、行事がことごとく中止になってしまい、楽しみしていた子どもたちの気持ちを思うと、「かわいそう」という気持ちにならないわけでもありません。ただ、一方で、それに代わる知恵をどこまで出し合えるのかを問える状況や環境にあることを前向きに受け止めていく必要がありますね。

「今まではこうだった」

と言って、意気消沈したり、ため息をついている場合ではないなあと。うちの娘を見ていても、行事は無くなり、保護者の参観もできず、学校との接点…面談すらオンラインでの実施であって、今までの常識から当てはめると「これでいいのか」と思ったりもするのですが、しかし、こうした状況であればこそ、学校それぞれの工夫が問われ、そこは教育委員会の指示を待つまでのことなく…学校長が経営の中で「学校、子ども、先生、保護者、地域をつなぐ」ために何をやるのか…ではないかなと思うのです。これまで学校は「家庭や地域との連携」を語ってきたわけですから、そうであるなら、この状況をどうやったら乗り越えられるのか、本当は保護者とも話し合いをしたらよいのにって思います。そのためにオンラインを活用できたりするといい。その意味では…学校間の差がはっきりと見えてくる気もします(これは多摩市内に限らずの話)。そしてまた、目を転じれば、もちろん、各市ごとにも違いが生じていますので、そこには教育委員会「力」も問われてくるかもしれません。

コロナ禍で学校が閉鎖的…これでは本当に困ります。対面でなくとも工夫はできる。そのためにオンラインを活用しようという流れになっている。授業だけではなくて、保護者との対話こそ重視してほしいなあ…。市の教育委員会についてもライブ中継してほしいな。

うちの場合は、高校生なので…この状況を受け止めながら「でも、毎日が楽しく充実しているし」と言っております。ただ、この状況だとホント…入学する前に楽しみにしていた行事は中止になってしまって、残念そうではありますが。「ただ、これもまた思い出」と割り切っているようです。大人が子どもたちを慮る以上に、子どもたちは子どもたちで「今」を自分なりに歩いているのかなって思うとき、柔軟ではなく、変化に弱いのはむしろ大人。「変化の激しい社会を生きなければいけない子どもたちを育てていく」前に意識改革が求められそうですね。

明日は休会になりました。私はあとは来週の委員会があるので、そこに向けて準備を。陳情審査についても内容をもう一度、見返したり、振り返りをしておこうと思っています。明日はぐっと冷え込みそうなので、どうぞお身体にはご自愛ください。