やっぱり会議は対面で。

週末にぐっと冷え込んで、玄関から外に踏み出すのも勇気がいる感じでしたね。半年以上ぶりに開催された社会福祉協議会の「馬引沢・諏訪地域福祉委員会」に出席。メンバーの方がほぼ出そろった中での会議でした。会議室に入る前の検温、手指消毒をし、ソーシャルディスタンスにも配慮した形での会合でしたが、やっぱり、みなさんの元気なお顔を直接拝見できるっていいなあと思いました。今年度初の会合でもあり、参加している地域の自治会や管理組合から出席されている方は交代もされているので「コロナ禍で(ついつい気持ちが落ち込んだりするけれど)発見した良かったこと」についても一言付け加えながら…の自己紹介もあったのですが、わりと高齢の方は「家から外出しないように控えていて、いいことはないな」とおっしゃる一方で、「家族そろって食卓を囲むことができて、いいなあと思えた」というエピソードなども伺うことができて、気持ちほっこりするひとときでした。「お化粧をしなくて良くなった」という声には私も同感。私も余計に皮膚を覆うように肌にファンデーションを塗ることをやめてしまいました。すごく楽。

久しぶりの会議では社協の方から、地域の実情ということで住民の顔部でを知る意味で、特に人口構成の最新状況の紹介がありました。地域別というか、まさに町名地番で地区別の構成でした。高齢化率で言えば、10%に満たない馬引沢2丁目エリアがあり、50%を超える諏訪5丁目のエリアがあり…地区ごとにそれぞれ課題が違い、必要な支援策の優先順位が異なってくることにもなります。とはいえ、いずれの地域や地区にも課題があり、その課題を解決するところには、住民がいるとして…今の課題と言えば、その「住民」の顔が見えにくくなっているということでしょう。地域福祉委員会で抱える一つの課題であり、「地域の担い手」をどうしていくかはまあ、言ってみれば「住民との協働」を抱える行政の課題でもあり。

会議には企画政策部から職員さんも出席し、今年度、市で取り組む「(仮称)地域委員会構想」の説明があり、「諏訪中学校区エリア」として、「馬引沢・諏訪地域福祉委員会」がモデル地区として選ばれたようで、地域福祉委員会の中で何か議論をして「協力しよう」と決めたわけではなく…「協力させられる」というか、半強制的に「モデル地区になりましたので、よろしくお願いします」的な感じで知らない間に「モデル地区」になっていたことが知らされた感じでした。

新型コロナウイルス感染症のこともあり、スタートの出遅れもあったことも否めないとは言え、地域の受け止めとしては「ぽかん」というのか、突然「モデル地区」になっていて、「悪いことをしようとしているわけではないと思うけれど、なんだかよくわからない」という印象になってしまった気もして…残念さが残ったのですが、まあ、ここからのスタートということで私も会に参加しつつ、動きを見ていきたいと思います。

地域福祉委員会に出席した後にはベルブホールで行われた「5Gとギガスクールの学習会」に参加。ネット・社民の会の皆さんが企画主催してくださったのですが、私もちょっとだけ裏方で協力。通信スピードを速くして便利にしていく…語られているメリットばかりではなく、そこにどんなリスクがあるのか、指摘されているのかについても同時に私たちは理解しておきたいと思います。しかし、講師の先生が「ソフトバンクの5Gアンテナは市内に2カ所ほど設置されている」と説明を下さったのには驚き。先月の市議会の中でも「5G」のことは話題なっていたのですが、「市内にはまだ5Gのアンテナ設置はありません」ということが答弁されていたような気が…?調べてみないといけません。学習会には市の担当課長さんも出席され、議員や市民とともに学ぶ機会を得られたことは有意義だった気がします。まだまだ知識不足ですし、難しくって頭に入らない…のですけれど、しっかり現状捉えていけるようにしておかねばと思います。海外の事例も大いに参考になります。

そういえば、昨日までだった豊ヶ丘の「八角堂」のランタンはすてきでした。運動不足解消にと徒歩で行って帰ってきました。夜道は少し怖かったですけれど。

あわせて豊ヶ丘や貝取の商店街にも飾りつけ。私が応援している地元のみかまりちゃんがアイデア出しをしたようですね。みかまりちゃんにも偶然にお目にかかることができたので、感激。懐かしいガチャガチャの入れ物をつかった飾りつけ。夜になると明かりがついて、かわいらしい。夕暮れ時と帰り道にアーケードを楽しみながら歩きました。

 

そして、今日は…急遽日程調整が行われて、関東地区競艇主催地議会の臨時総会でしたので三市収益事業組合議会として副議長と出席。会場が桐生市…ということで、事務局長の運転にて桐生市まで行ってきました。こうした会合も書面会議が続いていて、なかなか集まって開催することがなく、自粛状態が続いていましたが、「感染対策に気を付けながら、対面で会議をすることも必要ではないか」という会長(今は、六市競艇事業組合議長の福安とおる八王子市議)がおっしゃってくださったことで実現しました。書面会議でも済むと言えば済むとかもしれませんが、臨時総会の内容以上に…やっぱり、「対面」の良さがあることを妙に実感して納得させられるひとときでもありました。往復の所要時間が…電車で行くほうがもっと時間がかかるので、車で移動できたのは助かりましたが、結構、遠かったです。

個人的には…地域でも対面の会議があり、公民館のホールで学習会があり、そしてまた、公務で遠方で会議があり…と「対面」が復活しつつあることになんだか「ホッ」とする気持ちにもなりました。豊ヶ丘の八角堂でも、「密になる」などと言われることなく…みんながマスクはしていても…笑顔で会話を交わしながら、ワイワイガヤガヤしている雰囲気もあって、それを見ているだけでも幸せな気持ちでした。

10月も残すところあと10日になるのですね。毎日があっという間に過ぎていきます。やり残していることのほうが多そう。12月議会に向けて一般質問の準備もしていかないとなあ。何をテーマにしようか…。