新型コロナウイルス感染症への緊急対策…その3の内容。

まだ、自分では買いに行ったことがないプリンで、いつか自分でも買いに行きたいと思っているのが小川フェニックスのプリン。とてもうれしいことに、いつも頂きものなので、「特別においしい」と味わっていただくのですが、確かにおいしい。このプリンも、カラメルソース別添というのがありがたい。どれからいただくことにしようかと迷うなあ…。

今週は金曜日に臨時議会が開催される予定です。今日は午後から、それに先立つ議案説明が行われました。国や東京都が新型コロナウイルス感染症対策として実施する緊急措置に対応して提案される補正予算の審議が行われます。

市が「独自策」として実施するものは下記の通り。

●国の1人10万円の基準日(4月27日)以降に生まれた子どもに対する給付金の支給(来年1月末までに生まれた場合)
●PCR検査センターを10月以降の継続費用。あわせて、検査場所までの送迎費用
●新型コロナウイルス感染症感染者の濃厚接触者以外の方への新たな検査体制の構築
●店舗における感染症予防に関わる経費の補助(アルコール消毒液など)
●感染症対策を積極的に実施している店舗への安心マークを市で独自でもステッカー作成。
●消防団詰所の感染症対策備品の配布(非接触型体温計など)
●各公共施設でのパーテーション設置に関わる経費(やや見苦しビニールカーテンを変更する)
●避難所における感染症対策の敷材準備
●困窮する大学生への経済支援として、小中学校で臨時で雇用

という感じです。財源については国や東京都からの交付金を活用して実施していくものになります。あとからあとからで、国も東京都も大規模な予算出動が行われ、その必要性も決して理解できないわけではないとはいえ、しかしながら、将来への影響をどう見込んでいるのか…など、心配や不安を抱く国民、都民、市民は多いでしょうね。

それにしても、国の杜撰な予算執行の在り方には、開いた口が塞がらないというのか、こうしたことが氷山の一角かもしれないと思うと憤りを通り越して、もう、悲しくてやりきれない気持ちになっております。

さて、今回、上記とは別に、低所得で苦しい状況にひとり親世帯への支援についても国や東京都からの支援策が盛り込まれています。国からはひとり親世帯の子ども一人につき臨時で特別給付金が支給される、都からひとり親家庭への食品類の提供(子ども一人当たり1万円分)という内容。その事務手続きを行うのが多摩市ということですね。これについては、市の独自策でも既に児童育成手当受給世帯の子どもに対し、一人5万円の給付をすることにしていて、それはものすごい手厚い支援でしたが、その後、国や東京都の対応になり、その意味では二重にも三重にもと支援が重ねる結果に。それはそれで否定はしませんし、厳しい世帯への支援に積極的であることは望ましいこととも思いますが、しかし…こうして「ひとり親は大変だ!」の声が上がり、そのプレッシャーにより支援が進む一方、「低所得・ふたり親・子育て世帯」が取り残された状況にあることだけは認識しておくべきでしょうね。親の人数には関わりなく、低所得の世帯は大変。もちろん、低所得かどうかも関わりなく、子育て世帯は大変だという声も聞こえてくると思っていますが、「ひとり親は大変だ」と言っても、ひとり親で一定の収入がある人は支援は受けることができませんから、本質的に「ひとり親の大変さ」に理解がある支援が実行されているわけではないのです。支援策を講ずるにもどこかで線引きをするときには「所得」に着目するわけです。そうであるなら、私は「親の人数」ではないという視点で、改めて検討すべきだと思います。子育て中の低所得世帯は、ひとり親かふたり親かに限らず、大変であって、学校休校中についてはエンゲル係数が家計を圧迫する…という話しを耳にしています(低所得世帯でなくともエンゲル係数は上がりました)。

市としては、ひとり親世帯に対し、今回緊急実施した現金給付については、その効果を見極めていくという答弁があったので、その効果をどう見極めたのか、そして、検証したのかといったあたり、今後、フォローしていきたいですし、ひとり親に必要なことは当面では現金給付をすることが重要であっても、中長期的な視点では就労支援、雇用先の開拓などをしていかなければ、結局、現金給付をし続けることになりますし、「自立支援」に対する強化をしてほしいことを求めていきたいと思います。

また、6月議会ではかなり多くの議員から要望のあった通りで各小中学校1教室に1台の大型モニター設置のための費用も計上されました。子どもたち一人一台のタブレット端末が配備されるのは来年の4月になるのと同様に、大型モニターについても全国各地の学校が必要としている備品なので、先んじて予算を確保しても実際に手に入る時期はとしてはいつ頃になるのかなあ。

 

夕方から、楽しみにしていた久石譲さんのコンサートの全曲配信を堪能することができました。もし時間ができたら、クラリネットやってみたいなあ。