「犠牲者をできるだけ出さないようにしながら、共存するしかない」

新型コロナウイルス感染はますます広がるばかりです。昨日、多摩市教育委員会からも新学期以降について方針が示されました。フェイスブックページのほうで、実際に教育委員会から各学校にどのような発信がなされているか、画像をアップしています。もちろん、多摩市の公式ホームページからも案内されていますが、発信文書をご覧いただくほうが、各学校レベルでの取組みに対する理解が深まるような気がしました。

「コロナに負けるな」という表現について、違和感があると発信されている方がおられ、私も頷けるものでした。確かに精神的には「負けない」というのか、そんな意味合いで使われているのだと思いますが、あらゆる手を尽くしたとしても、封じ込めることは不可能なんだと思います。そう思っていたところの、山本太郎教授のコメント。私の感覚にフィットするご発言と受け止めています。

さて、子どもたちは今、エネルギーを持て余しているようです。近所の公園に行って、高齢者の方に叱られたり、ガミガミと言われたりと…気持ちが曇ってしまうという経験もしているようです。何とか子どもたちの居場所も作ってあげたい。まさに、公共空間の譲り合いといったところかもしれませんが、子どもたちのエネルギーを発散できる場所を確保してあげたいと思うものです。どうしても人が集まってくる、あるいは集まりやすいというのか、使いやすい場所というか、そうした場には世代や年齢関係なく人が集まってくるわけです。平日日中は子どもたちは学校に行っていて、地域の広場や公園などに姿は見かけないわけですが、そんな日常の光景も様変わりしているとも言えます。「譲り合って」…これは公共空間の快適性を保持するためにも欠かせないこと。なかなかうまくいっていないような場合もあるのかな。

そんなことを教育長とお話をしました。そしてまた、「コロナ疲れ」とも言われているように、海外でも虐待やDVが増えていることが指摘されていますが、多摩市内でも実態を把握していく必要もあるのではないか?…とも思っています。山脇由貴子さんも指摘されている通りだと思っていますが、教育長はそのことも気にされていて、何らかの手立てができないのか…ともおっしゃっていました。SOSを受け止められる体制づくり進める必要がありますね。

 

それにしても「布マスク2枚を配布」の件。でも、国会議員の皆様も「布マスク」ではなく、やっぱり「使い捨てマスク」ですよね。「安心効果」以上の効果は発揮されないようですね。花粉症のみなさんはマスク大丈夫なのでしょうか。我が家もマスクの在庫数をカウントしながら、なるべく花粉症の娘にマスクをお取り置きせねばと譲り合いです。「使い捨てマスクでも洗える」と教えていただいたのですが、どうも洗って使用するのは…。

 

外出を自粛。でも、厚労省のホームページには「症状のない方にとって、屋外での活動や、人との接触が少ない活動をすること(例えば、散歩、ジョギング、買い物、美術鑑賞など)、手を伸ばして相手に届かない程度の距離をとって会話をすることなどは、感染のリスクが低い活動です。」とあり。屋外で気分転換をすることも大切な気がするので、多摩東公園まで歩いてきました。ウォーキングされている方、ランニングされている方、多かったです。

こうした状況にあっても、日夜を問わず、お仕事をされている方がいらっしゃいます。そして、病院では今もなお、新型コロナウイルスへの対応が行われています。医療現場をはじめとし、使命感を持って業務にあたられている方々に感謝の気持ちしかありません。私たちは一人ひとり、感染しないために、そして感染させないためにできることをしなければならない。どうかご協力お願いいたします。