12月議会 一般質問2日目

10月の台風は収穫時期を目前に控えたリンゴ農家にも大打撃…。その被害を静かに物語るのが「もったいないリンゴ」です。でも、心を込めて育てているリンゴの味は変わらずです。見た目は確かに傷んでいてちょっぴり心配にもなりますが、おいしくおいしくいただくことができます。りんごは美容にも健康にもいい。朝食に欠かせない果物です。

さて、今日は定例会2日目。多摩市議会は初日から5日までは本会議、一般質問です。1日5人で、議長を除く25名全員が質問を行います。私は今回5日目の1番目。まだ、自分の出番は先だと思うと、気持ち的には余裕ありますが、しかし、明日くらいから、最後、もう一度、質問事項をまとめるためにスイッチ入れないと。

今日は、岩崎議員が子どもたちの育ちを切れ目なく支援していくための組織体制はどうあるべきか?ということで、「子ども」というキーワードで組織の再編成をしてはどうなのか?という視点から市の見解を質していましたが、市のほうは今のところ組織体制を改変するつもりもなさそう。現行のまま、子どもに関わっているそれぞれの部署の連携を強めていく方向ですね。相変わらず、わかるようでよくわからない…「有機的な連携」とやらを一層推進していくということなのでしょう。私も岩崎議員が指摘されていたことや、訴えていたことについては頷ける部分もあり、組織編成について「こども」を軸にした在り方に変えることができたらなあと思います。その一方で、組織のありようを見直せば済む問題で、そこが見直されればうまくいく…なんて単純なものでもないとも感じます。要するに「ひと」。どんなに理想的で、理想通りな組織体制にしたとしても、動かないものは動かないというのか…。きっと、「縦割り」になっている組織だったとしても、動かしようはあるのでは?とも思ったりするのです。

篠塚議員が多摩ニュータウン再生について、「多摩市がどうしたいのか?」が大事だとかなり強い口調で行政に迫っていましたが、かねてから問われていることですね。もっと声を大にして、市長に発破をかけてもらいたいところ。

同じ会派のしらた議員の質問は多岐にわたっていたのですが、パルテノン多摩の大規模改修をして、「今後少なくとも30年間は使うことが前提」ということ。30年後、どうなっているのかなーと思うと、自分が父親と同じ年齢72歳になっていることだけはわかります。なんか、遠い…遠すぎるけれど、その遠い遠い場所から「今」を考える…ものすごく責任が重たいこと。とりあえず、今、目の前にある課題だけをクリアして、それ以後、将来のことについては、またその後の人たち、将来その時になってからまた考えればいい…これでは責任がきっと果たせないのだろうと感じています。

市役所の建替えについても、「まずは、場所を決めていきたい」という状態で止まっていますが、どうなっているのやら…です。

今日は夕刻から手話講習会でした。中級になるとなかなかハードです。初級で学んでいた去年よりは、少しは進歩したと感じているのは自分だけ…。ついていくのが大変です。とにかく「使う」が大事。英会話の上達法とまるで同じなんですよね。使わなかったら忘れる…のごとく。手話通訳をされている方は、知らず知らず手が動いてしまう…ともおっしゃっておられます。まだまだそこまでの道のりは遠いというか、険しい。

そういえば、 鶴牧西公園に隣接している川井家が国の登録有形文化財になったと伺いました。早速、たまポンさんが取材をしてくださったようです。こうした地域密着のメディアの存在、ありがたいなと思うこと多々あり。ぜひ、ご愛顧ください!