エアコンではなく。光冷暖。

橋本にあるLCA国際学園に行ってまいりました。目的は「光冷暖」です。エアコンに代わる選択肢として、知人から紹介されたもの。体験会があるというので参加してきました。実際に、LCA国際学園では体育館、各教室に設置してあり、その効果を感じることができるというわけです。学校では、最近はますます温暖化になり、子どもたちが発するエネルギー、子どもたちが窓の開閉を頻繁にすることが多い…ということなどで、光冷暖だけで不十分で、とうとうエアコンも設置することになったとおっしゃっていましたが、昨日の場合…私には寒すぎるくらいに涼しいというか、室内が冷え冷えになっていて、十分すぎるという感想を持ちました。

これは体育館です。光冷暖専用のセラミックが成分として使用されている壁材などが使われていることにより、効果が発揮されていくようです。

これは図書館。ちょっと広めのスペースには2カ所。パーテーションみたいな感じでも配置することができるので、邪魔にならないなーという感じ。ちなみに、お部屋を冷やしているパネルには水滴がついていて、湿度も上手く管理でき(かびない)、とても快適な空間になっていました。70㎡のマンションだと1カ所にパネルを設置するだけで十分、全部屋で押し入れの中までその効果が発揮されていくということです。

実際に、学校の廊下もとても涼やかでした。

 

エアコンのように風が吹かない。じんわりと冷やす感じですね。遠赤外線ヒーターみたいなイメージ。

これは室外機。エアコンの室外機とは違って、エコだと説明を伺いました。どのくらいエコなのか?もう少し詳細が聞けるといいなあと思いましたが。

福岡県にある会社が開発をしているものなのですが、徐々に広まりつつあるようで…。とある町の中学校にも設置工事が終わったところと伺いましたし、病院などへの導入の進んでいるそうです。説明会では、「健康にやさしい」「快適」ということが何度も強調されていたように、私もそのことは体感できた気がします。

環境大臣からも表彰をされていると伺ったのですが、電気代という意味ではその使い方によってはエアコンと同じくらいという話もありましたが、1つの室外機で複数パネルに対応しているようですし、エコという観点で考えても、とても優れモノであるような気はしました。新しい建物を建築する場合には、エアコンと光冷暖と費用も含めて、どっちがよいかを検討するのは有効かもしれません。もちろん建物改修の際にも検討はできるでしょう。

新たな省エネ機器として、ちょっと注目していきたいと思います!