桜残って…入学式。

 

本日は市内中学校の入学式でした。諏訪中学校へ伺いました。荒谷議員、橋本議員、向井議員とご一緒…さらには、今日は阿部市長も同席されるという当たり年でもありました。市長は、市内10校を順番に出席されているのです。そしてまためぐりあわせとしては・・・私がたまたま議長でもあるため・・・「市長も議長もいるなんて…」と周りの皆さんがおっしゃってくださったわけですが、何ともこうしたときに「議長」という肩書きに重たさを感じるわけです。私にとっては毎年変わらずで、地域の一議員として出席をしているからです。

新入生、そしてまた去年から1つ学年が上がった2年生、3年生にも小さい時からを知っている子どもたちも多く、みんなそれぞれに大きくなったなあと感激する式でもありました。

そして、桜がまだまだ残っている入学式もここ数年では意外と珍しいかもしれない…。道路に舞い落ちている花びらのピンク色と、まだまだ咲いているお花とのコントラストと晴れた空、入学式にはぴったりの一日でした。

入学式に合わせてのアート。特別支援学級の生徒の皆さんが作成したもののようです。方向を違えると、浮き上がってくる絵が違っているというわけですね。こういう作品、素敵だなあと思うのですが、動物の絵がなかなか癒し系な感じで、とても気に入りました。ハリネズミがかわいいですね。

それにしても、今日は朝から冷たすぎました。風の冷たさというのか、かなりの冷え込みにはまいりました・・・。今朝は桜ヶ丘東口で荒谷議員、本間議員と一緒に活動をしていたわけですが、冬に逆戻りを感じずにはいられませんでした。そしてまた、朝に身体がずいぶんと冷えすぎて、貼るホッカイロの枚数を増やさねばならないとも思ったのでした。

今日は東京都消防庁第9方面本部長さんが交代されたとのことでご挨拶にいらっしゃり、副議長と対応をしました。議長、副議長、やっぱり何かといろいろ用事が入りますし、対応しなければなりません。その合間を縫いながら、お声かけをいただいたりしますので、対応をしたり、あとは・・・自分のニュースをポスティングしたり。

何だかんだやっているとあっという間に一日が終わるのでした。睡眠をきちんととっておかないと、次の日…朝から元気になれないですからね。さらに早寝早起きしないと。

 

桜が残る入学式。

 

雨降りで始まった週明けでした。多摩市内小学校が一斉に入学式でした。私は諏訪小学校へ。荒谷たかみ議員とご一緒でした。諏訪小学校は諏訪2丁目の建替えで、人口が増え、そしてまた若い世代も増え、子どもたちが増え…今年度の1年生は3クラスでのスタートです。

保育園が新規に建設されるにあたり「子どもの声がうるさい」という苦情にさらされる地域もあるようですが、しかし、やっぱり、子どもたちのにぎやかな声、屈託のない笑顔を日常的に目にすることができる地域は幸せなのではないかと思うのです。光を感じるというのか、明るさを感じます。

まだまだ大きすぎるランドセルが本当にかわいらしい。後ろ姿を見ているだけで、こちらもにんまりしてしまうというのか、笑顔になれるのがいいなあって思うのでした。

 

1年生の教室の外廊下には素敵な飾付けで新入生が出迎えられ、自分の小学校1年生だった時の記憶はもう全く思い出せないくらいになっているわけですが、私は小学校になる1年前に札幌市に引越しをし、1年間だけ幼稚園に通っていたものの、それほど仲の良いお友達がいなかったのでとてもドキドキしていたことだけは覚えています。この時期の3月生まれというのは、まだまだ…ほぼ1年遅いというのがハンディだったりするわけで、4月生まれのお友達は同じ学年にも関らず、すごくしっかりしていたような気がします。あと、覚えていることと言えば、まだまだ4月の札幌市はヒンヤリしていて、周りの子どもはみんなタイツを着用していたにもかかわらず、私だけハイソックスを履いていて、全体の集合写真で一人だけ膝小僧を出していたというのもまた思い出すと笑ってしまうことかもしれません。

いずれにせよ、あまりにも遠い昔のこと過ぎて記憶は彼方ですが、今も昔も変わらないのは、1年生を出迎える2年生が鍵盤ハーモニカの合奏をしたり、歌を歌う…ということかもしれません。

さて、入学式を終え、それからいつもどおりに議長室へ行き、雑務…。昨日のせいせき桜まつりの実行委員会でもある桜ヶ丘商店会連合会の方がわざわざお礼のあいさつにとお見えになりました。恐縮してしまいます。でも、そうしたお心づかい、ありがたく、そしてまた、自分自身も直接足を運ぶことや礼を尽くすということをもっと心に刻んでいかねばならないということを学ばされるものです。

新年度ということもあり、来客も多く…私が議長室にいるときには、部屋の扉を開けていますので、ちょこっと覗いてくださり、ご挨拶下さる方もおられ、何ともうれしい限りです。ありがとうございます。

そんなわけで、夕刻は少し早めに上がらせてもらい、次の日曜日から始まる選挙に向けた諸準備を…。いろいろあるんです。でも、たくさんの方に助けていただいていて、おかげさまで何とか準備も整いそうかな。ただし、選挙期間中も公務はありますし、やはり公務優先で、選挙があるからと言って言い訳はせず、これまでどおりのスタンスで、しっかりと務めあげねばと心しております。

しかし、今日は寒すぎました。冬のコートを引っ張り出したい!どうぞみなさまもご自愛ください。

さくら満開!

市内は満開で、ゆっくりとお花見をしたい…という気分はさておきの議長公務の一日でした。多摩センターさくら祭りの開会セレモニーでは、春の光が降りそそぎ、ポカポカを超える暖かさというのか暑さになり、むしろ陽ざしに日焼けを心配しながら、ご挨拶をさせていただきました。乞田川のせせらぎと満開の桜、そしてまた時折風が吹いたら、舞い落ちる花びらと…。多摩センターのさくら祭りの主催者は多摩センター商店会のみなさんですが、どちらかと言えば、古くから多摩に所縁のある方々で、‘地元愛’というのか、とにかくも地域を良くしたい、盛り上げたいという気持ちで取組んでおられることが伝わってくるのです。ただ、商店会の活動も会員になっているみなさんそれぞれが本業でお忙しいということもあり、イベントをまわしていくことも大変だという話しも伺ったことあります。こうしたお祭りにも最初から最後までお付き合いすることが出来ず、せっかくお招きをいただいたのに…と思うわけですが、どこかでまたお手伝いしたいなあという気持ちになりますね。頑張っておられる皆さんの心意気に触れると、一緒に活動したい、応援をしたい気持ちが自然とわいてきます。

ところで、多摩センターのさくら祭りではオープニングの太鼓がすばらしく、聴き入ってしまいました。幼稚園くらいの子どもがちゃんとリズムを刻み、太鼓を打つ姿がかわいらしかったです。

乞田川に浮かぶ花びらがまた、いいのですね。味わい深い感じです…それにしてもお花見日和でしたので、乞田川沿いを歩きたいなあと思いましたが、そうこうしていられず…せいせき桜まつりへ。まずは、お目当ては「浪江焼きそば!」だったのですが、既に長蛇の列…。

ですので、開会セレモニーが終わってから…残っていますように…と願いつつ、とりあえずはその場を去りましたが、やはり200食はあっという間に完売してしまったようです。来年はもう少し、食数を増やしてもらいたいなあ。食べて飲んで、東北を応援すること…それほど大きな胃袋は持ち合わせていませんが、それもまた私のできることかもしれないなあ。

九頭龍公園でも満開の桜の木のもとでレジャーシートを広げた家族がたくさん!

 

そして、開会セレモニーでご挨拶をさせていただいたのちに、恒例の交通安全のパレードに参加。ハローキティちゃんも参加して、とても華やかで賑やかでした。

 

私も市長や商店会連合会の平会長、社会福祉協議会の伊藤会長をはじめとするみなさんと一緒、見事な桜のアーケードのもとで歩かせていただきました。その後は、観蔵院の会場に足を運んだり、九頭龍公園会場に戻り、「お茶っこサロン」にご挨拶に行ったりして…ちょっとプライベートに戻るひととき。

と言っても、娘のボーイスカウトの保護者会。「あなたは、私のことは忘れているのではないか?」という辛辣な一言を遠慮なく言い放つようになった成長ぶりを歓迎し・・・?とりあえず出席してきました。そうはいっても、次の公務がありましたので、途中までで退席したわけですが。

そして、ブラスフェスタ多摩2019にお招きをいただいていましたので、ありがたく鑑賞させていただきました。突然に、「挨拶をお願いします。」と言われてしまい…焦りました。というのも、昨年はお招きをいただくも、伺うことが出来なかった記憶ですし、これまで一度も足を運んだことのないコンサートだったからです。自分がよくわからないままに挨拶だけをするというのはとても苦手なんですよね…私。実際に経験したことないことを、あたかも経験したことあるように話すなんてこと、とてもとても私にはできないことなんです。一番苦手。心無い挨拶というのか、うわべだけの挨拶は人には伝わらないような気がしてなりません。そんなわけで、私は挨拶をするときにはある程度…事前知識を頭に入れることにしているんです。そしてまた、私が失礼なことをするというのは「私が」ではなくて、「多摩市議会議長」がですので、そこにはやっぱり、多摩市議会として恥ずかしくないようにせねばと、それこそ、見た目以上に私はいつも緊張をしています。

ですので、私…ものすごく慌てました。大丈夫かな…私とか思いながら、冒頭で挨拶をさせていただいたのですが、なんと私…思わず、「ようこそパルテノン多摩へ!」ということを言ってしまいました。こんなこと言うつもりなかったのに…(笑)

ちょうど朝日新聞の朝刊に、ブラスフェスタ多摩のことが掲載されていましたが、ここで、稚拙な文章でつづるのは申し訳なさすぎますが、すばらしいコンサートでした。そしてまた、パルテノン多摩に定着してきたコンサートをこれからも継続させていかねばならないと強く感じました。私たち多摩市の文化政策を語るのであれば、まずは何を見て、何を感じて、そしてまた何を考えるのかが大事であることも改めて認識させられたひとときでもありました。

コンサートが終わってから、控室にご挨拶に伺いました。わざわざ大阪からいらしてくださってブラスフェスタの合同バンドの指揮をとってくださった丸谷昭夫先生です。先生は片倉高校の演奏の際にも指揮をとっておられたのですが、譜面台にはプログラムがのっていただけ…「あら?楽譜は?」と思ったので、そのことをお伝えしますと…「そんなところ見ていたの?」と驚かれました。でも、驚きますよね。指揮者のみなさんの譜面台…楽譜がのっているのが普通ですよね。そんなわけで、丸谷先生と数分だけのご挨拶をさせていただいたのですが、とてもありがたくうれしい出会いになりました。「また多摩市で再会したい!」と思います。そのためにはブラスフェスタ多摩が継続されなければなりませんから。

これで私の日曜日が終了…ということです。平成最後…なんてことを言い過ぎているかもしれませんが、平成最後の日本の春…今年は…考えてもみれば長く桜を楽しめてよかったなあ。