障がい者ふれあいスポーツ大会/諏訪小ブラスバンド定期演奏会

今年で第23回目を迎えた障がい者ふれあいスポーツ大会でした。毎年、開会式には議会からは議長と健康福祉常任委員長が出席します。多くのボランティアのみなさんが参加され、盛況でした。もともと、障がい者のみなさんは身体を動かす機会が限られてしまい、運動不足になりがちだそう。ですので、こうした場を設け、楽しみながら、身体を動かそうというのが趣旨で始まった大会だと伺いました。この一年間、修了するための出席日数をクリアするために必死に通い続けた手話講習会で学んだ成果を活かし…手話で挨拶をさせていただきました。

ところで、最近秘かな「ボッチャ」ブーム。教育長が「ボッチャを普及させたい」と音頭取りをしていると伺っております。今日のスポーツ大会の休憩中の時間、都立桜の丘学園で指導にあたられている先生がいらっしゃりデモストレーションが行われたので、その解説を伺いながら、私も健康福祉常任委員会の遠藤めい子委員長と「ボッチャ」初体験。

レクリエーションとしては、「ボッチャ」セットさえあれば気軽に楽しめるスポーツ。とは言え、個人的には運動センスの中をさらに痛感させられる体験だったなと思っております。

午前中のパン食い競争などが楽しかったので、午後からも参加し、障がい者ふれあいスポーツ大会の閉会式まで参加したかったのですが、後ろ髪をひかれるようにして…毎年楽しみにしている諏訪小学校ブラスバンドの定期演奏会へ。

小学校六年生の引退セレモニーもあわせて行われる定期演奏会なのですが、子どもたちの成長ぶり、先生の一生懸命さが伝わり、いつも感激して…涙がうるっとなってしまう会でもあります。特別支援学級の子どももメンバーに加わっているのも素敵だなあと思うのでした。今は、音楽を専門としている先生が指導をされているわけではなく、「ブラスバンド好き」な先生がすばらしい指導力を発揮されているように思います。教員には人事異動がつきものですから…諏訪小学校の伝統でもあるブラスバンドを継続していく、あるいは発展させていくためには市教育委員会の理解も必要となります。ただ、必ずしも市教委の配慮が万全というわけではなさそうです。でも、子どもたちの熱意を支えるためにピアティーチャの先生も含め、学校全体で取組む活動になっているわけで、今回で定期演奏会も25回目となっています。楽器が老朽化している問題、修理代のこと、活動を継続させていくための課題は小さいとは言えません。とは言え、地域にとっても諏訪小ブラスバンドは大きな存在。地域がさらに応援するブラスバンドにしていきたいですね。

また、ゲスト出演した諏訪中のブラスバンド部のみなさんの演奏もすばらしく、やはり音色を聴きながら「中学生だなあ」と寒心してしまったわけですが、最後には諏訪小のメンバーと一緒に演奏をするというコラボにも胸が熱くなりました。

そんな昼下がりを過ごし、演奏会の会場である体育館を出れば、外はすっかり春の陽気。とてもいい時間を過ごせたなあと…穏やかな気持ちになれました。朝から出かけ、スポーツ大会からのお昼ごはん抜きの演奏会…ということでしたので、空腹が心配でしたが、何とか人様に迷惑になるような‘音’を発することはなく終了できたので胸をなでおろしたわけでした。

明日はひなまつり。春の火災予防運動の巡回広報その他…いろいろ公私入り交じりながら、また朝から夕方までの予定をこなす一日になりそうです。